8・29は「新日本なのに新日本ではない異空間リング」なのだ!

8・26新日本プロレス「〜喜びも悲しみも3カウント〜」興行が、いよいよ迫ってきたぞ。この大会、見たいものが2つある。ひとつは長州、天龍、蝶野のタッグチームと真壁らGBH軍の激突。いつも威張って暴れている真壁らが、普段なら頭が上がらない3人相手にどう闘うのか、マジ見ものだ。特に怖い長州と天龍を相手にどうするのだろう。もうひとつは初代タイガーと弟子のタイガーマスク組vs邪道、外道組の一戦。初代タイガーはパワーが武器だけに軽量の邪道、外道は技をまともに浴びてしまったらひとたまりもない。邪道外道の駆け引きが見もの。私的には「“脱”楽しいプロレス」が見られれば嬉しい限りだ。さらにG1優勝者の後藤洋央紀も中邑、棚橋と対戦が決定。まことに贅沢な大会となった。

■大会名:新日本プロレス『レッドシューズ海野レフェリー20周年特別興行 〜喜びも悲しみも3カウント〜』
■日 時:8/26(火)19時00分試合
■会 場:後楽園ホール

★大会詳細とチケット申込はコチラ!


選手に信頼されているから実現した海野レフェリー20周年大会!

 プロレスというのは人間関係が実に難しい。だから面白いカードを組みたいと思っても、団体の壁があったり、複雑に絡み合った人間の壁があったりして雲散霧消してしまうことが多いのだ。

 さまざまな障害を取り払って、そういうカードを実現しまえるのは、よほどの権力を持った人物か、よほど信頼されているかどちらかだろう。

たとえば、あれほど新日本を嫌っていたジャイアント馬場が1990年に新日本に選手を貸したことがあった。あれは坂口征二という信頼する人間が新日本の社長になったからだった。

レッドシューズ海野レフェリーがレフェリー生活20周年を記念して8月26日に「〜喜びも悲しみも3カウント〜」という題目の新日本プロレス興行(後楽園ホール)を行なう。日本プロレス史上、レフェリーが興行を行なうのは珍しい。

普通なら選手から反発されるところだが、そうならなかったのは、それだけ海野レフェリーに敵がなく、選手から慕われている証拠だろう。

 全カードが発表されているが、これもそうそうたるメンバーを集めていて人柄の良さが伺えそうだ。


鬼の長州と天龍に真壁がどう向かい合う!?

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 天龍源一郎、長州 力、蝶野正洋vs真壁刀義、矢野通、本間朋晃。
 いまのファンは知らない人が多いかもしれないが天龍と長州は1980年代に馬場・猪木体制に反発して「俺たちの時代」のうねりをつくったことがある。その長州と天龍が蝶野と組んで、いま新日本で「俺たちの時代」を作ろうとしている真壁らGBH組を相手にするのだから、そう考えるとなかなか意味深いカードだ。

長州と天龍の鬼のような怖さは昔もいまも変わらないから、単純に面白そう。普段、暴れっぷりのいいGBHが2人の鬼相手にどこまで暴れることができるか、見ものだ。長州と天龍、マジ怖いからねえ。ということでさすがの蝶野も、この2人と組むとあっては、いつもの圧倒的な存在感がどうなるか。

真壁らGBH…。特に真壁はG1クライマックスで準優勝となって、勢いづいている時だ。しかし、試合前にこんなことを言うのも何だが、そんな真壁もきっと2人のド迫力に圧倒され、タジタジになってしまうのではないか。真壁にどやされそうだが、想像するだけでも痛快だ。


邪道外道に興味津々の初代タイガーマスク

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 今大会で興味があるのは“初代”タイガーマスク(リアルジャパン)が弟子のタイガーマスクと組んで邪道、外道組と対戦するメインだ。
ご存知のようにタイガーマスクは初代タイガー(佐山聡)のシューティング時代の弟子。それだけに弟子らしく初代タイガーを全面フォローしながら闘いたいところだろう。

 ところが今回、初代タイガーの邪道、外道への意気込みがやたら凄いらしい。
タイガーマスクが言う。
「試合をすることになったので邪道外道がどんなタイプなのかを佐山先生に伝えようとしたのですが、その前に結構知っておられて今回のカードには興味津々でしたよ」

 プロレスラーとして世界的に認められ、さらに円熟味を増してきた邪道、外道も憧れていた初代タイガーとの対戦はきっと夢のようだろうが、初代タイガーが自分たちのことをよく知っていたということを伝え聞いているはずだから、認めてもらいたい一心でどんどん向かっていくことが予想できる。

 初代タイガーは約20年前に新日本を退団して以来、初めての参戦。それだけでも話題と言えば話題なのだが、そういう話題よりもあまり最近のプロレスラーに興味を示さない初代タイガーが邪道、外道に興味があったことのほうがひっかかる。ちなみに初代タイガーは会見で「邪道外道? まったく知らない」とあえて無視をよそおっていたが、それが新日本の先輩レスラーとしてのプライドなら、なおウキウキするというものだ。


既成の「楽しいプロレス」よりも…

 初代タイガーはダイエットをしているというが、いくらウエイトを落しても105sは下ることがない。そんな初代タイガーが繰り出すソバットやパイルドライバー、ダイビングヘッドバッドなどをジュニアの邪道、外道に出したらひとたまりもないだろう。ちなみに公式には外道は86s、邪道は99s。

 初代タイガーの技を食らわないためにはひっきりなしに動きまわるしかない。邪道、外道がいかに動くか、その辺のところを見てみたい。
だが、ひねくれものの私は初代タイガーが持ち前のパワーで邪道外道の動きをぴたりと止めて、捻り潰してしまうところも見てみたい気もする。いま、楽しいプロレスが多くなっているだけに、いつか圧倒的な強さを誇るプロレスを感じたいものだと思ってきた。

 そんなのはプロレスじゃないと言われようが、強いものは強いんだというプロレスは絶対的に必要じゃないかと思うのだ。

 お客さんを楽しませようとして、無理やり既成のプロレスにする必要はない。初代タイガーの武器はパワーなんだから、そのパワーを邪道外道に遠慮なく浴びせて欲しいと思う。「リアルジャパンのリングだったらやるけどね」と初代タイガーに言われそうだが、なんとかひとつお願いしたいものだ。

 邪道、外道の立場に立つと、そんなのは、たまんない。だから、そのパワーをまともに受けずに、逆に初代タイガーの技をすかして空回りさせる作戦に出るだろう。それはそれでめちゃくちゃ面白いじゃないか。
 いずれにせよ、この2試合は新日本プロレスのリングでありながら新日本ではない異空間の試合になるのではないかと思う。

 さて、私的に興味のある試合を2つ紹介したが、ここへきて、なんとG1優勝者の後藤洋央紀が内藤哲也と組んで中邑真輔、棚橋弘至組と対戦(ダブルメインイベント)することが発表された。じわじわと中邑、棚橋に迫ってきていた後藤がG1優勝によってついに2人をとらえたわけだが、こんなに早く対戦が実現するとは思いもよらなかった! 言うまでもなく新日本の将来を占う激しい試合になるはず。実に贅沢な大会となった。

 レッドシューズ海野も、こういう黄金カードができて感極まっており「何とか感謝を形にしたく、当日の全試合を裁かせていただこうと決心いたしました」とコメントしている。

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初代タイガーマスクが25年ぶりに新日本マットに電撃参戦!

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(情報提供:新日本プロレス)

 6月30日夕刻、新日本プロレス本社・大会議室にてレッドシューズ海野レフェリーが記者会見を開き、「レッドシューズ海野レフェリー20周年記念興行」(8月26日後楽園ホール)の特別参戦選手を発表した。

★『レッドシューズ海野レフェリー20周年特別興行〜喜びも悲しみも3カウント〜』8月26日(火)東京・後楽園ホールの詳細とチケット申し込みはコチラ!

 この会見には、公私に渡って親交が深いというタイガーマスク(以下:4代目タイガー)選手が同席。まずは参戦の経緯について語った。

=海野レフェリーのコメント=
「4代目タイガーマスク選手と、自分の興行について雑談をしている中で出た良い話があったので、それを自分なりに動いてみまして。名前が挙がったのは新日本、そして自分にゆかりのある初代タイガーマスク(以下:初代タイガー)選手に参加して頂こうと思い、打診しました。先日のリアルジャパンプロレス(6月19日後楽園ホール)で2人が闘って、(タッグを)組んでいこうという意思確認のもと、その時に自分がお願いして気持ちよく新日本のリングに上がって頂けると。自分もメチャクチャ興奮しています」

=4代目タイガー選手のコメント=
「(海野レフェリーとの)雑談の中で、たまたま自分がリアルジャパンに出るという事もあったので、じゃあ話だけしてみましょうかと。で、試合の何日か前に先生とお会いして話をしたら、快く『あぁ、いいよ』と言って頂いて。すぐ海野さんに話をして、一緒に挨拶に行きまして。逆に先生も楽しみに試合ができると。僕自身も新日本に先生が上がるという事でファンのような気持ちに戻っちゃうんですけど、楽しみにしています」

 ここで、海野レフェリーに呼び込まれるかたちで初代タイガー選手が登場。新日本プロレス退団後、94年にはエキシビションマッチに、97年にはタイガーキングのリングネームで出場しているが、タイガーマスクとしての新日本マット参戦は実に25年ぶりとなる。


=初代タイガー選手のコメント=
「この度は私の直接の弟子であります、(4代目)タイガーマスクから、『今度はタッグ(を組んで)で闘いたい』という事を言われて、そのまま素直に『やろう』と答えました。それを新日本でという事で、よく考えますと新日本でやるという事がこんなに大きな事になるというのを、あまり考えていませんでした。かなりのプレッシャーの中での試合、新日本のファンの目は厳しいでしょうから。そして、4代目タイガーと組むという事で、厳しい試合になるなと覚悟しておりまして。その中において、私がどういう風な立場、どういう風な技、体力で入っていけるのか? 反対に楽しみになっております。私は新日本から出て(デビューして)、プロレスラーとしてのプライドを頂いた。プロレスにおける全ての基本的なものは、新日本から(得たものが)出ていると思います。(4代目)タイガーは非常に優れた選手で、あの頃の新日本の意志を継いでくれている。組む事は僕も自信がありますし、試合自体皆さんに満足して頂ける、あの当時の事を思い浮かべてプロレスとはこうなんだというのを復権させてくれる人間と思っています。新日本プロレスの思い出、弟子タイガーマスクへの思い入れ、当時に恥じない試合を展開していきたい」

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■以下、記者団との質疑応答の模様 

--先日、リアルジャパン後楽園大会で闘った時の4代目タイガー選手の印象は?

初代タイガー「噂に聞いている以上のものだなと思いました。お客さんもそう思って頂いたでしょうし、自分に対しては遠慮してくれているのも凄く分かりました。動きの中では間違いないなと。思想的に言っても、プロレスに対する確固たるものを掴んでいる事を知ってますから。これは良かったなと、非常に喜んでいました」

--タッグを組む事については?

初代タイガー「1番いいんじゃないですかね。僕に気を使ってくれて(笑)」

--新日本で闘ってみたい選手は?
初代タイガー「僕は情勢が分からないので。タイガーがおのずと(対戦相手を)連れてくるのを信用しています。そこで頑張っていきたい」

--初代タイガー選手とのタッグで闘ってみたい選手は?

4代目タイガー「今の新日本の選手だったら全員面白いと思いますよね。ただプロレスは本来、ベビーフェイス対ヒールというのが分かり易いんじゃないかなと。逆に相手どうこう言うよりも、先生が上がってもらえる事に関してお客さんが喜んでくれると思いますから。先生と闘ってみたい(選手)というのは、ほとんどだと思うんですよね。それ(対戦カード)は海野さんが頭をしぼって考えてくれると思います。凄い相手を連れて来るかもしれないし」

海野「僕の中では、今のレスラーって先生を見て憧れた選手がいっぱいいると思うんですよ。1度肌を合わせたいという選手に名乗りを挙げて頂いて、その中から決めていきたい。いちプロレスファンとして、いちレフェリーとして、いち業界人として、凄い感動と興奮とこれ程の事が実現するんだという喜びで、先生には感謝の気持ちでいっぱいです。今この場に、先生がライオンマークの前にいるだけで僕は興奮しているので、この余韻にちょっと浸りながら、対戦カードはまた後々考えたいと思います」

■レッドシューズ海野レフェリー20周年特別興行〜喜びも悲しみも3カウント〜
8月26日(火)東京・後楽園ホール
19:00試合開始

=特別参戦選手=
天龍源一郎(フリー)
初代タイガーマスク(リアルジャパンプロレス)

★『レッドシューズ海野レフェリー20周年特別興行〜喜びも悲しみも3カウント〜』8月26日(火)東京・後楽園ホールの詳細とチケット申し込みはコチラ!

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“黒のカリスマ”蝶野正洋プロデュースの新イベント「PREMIUM」 5/5(月・祝) 後楽園ホールで開催!

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「PREMIUM」とは?

2007年G1CLIMAXにて蝶野正洋の呼びかけにより電撃結成されたレジェンド。
「新日本の歴史を作って来た5人だ」との蝶野の呼びかけにより集まった伝説のレスラー達、
蝶野正洋・長州力・獣神サンダーライガー・越中詩郎・SSマシン・AKIRA

長州「いくら若い選手にハッパをかけても難しい。全盛期も落ち込んでるときも経験している
俺たち5人が動かしていかないといけない」
    
蝶野「眠ってしまってるファンを呼び戻す、これまでは若い選手達に対して1歩引いてたが
今こそ現状を打破したい、自分達が築いてきたファンを一気に集めてもう一度
プロレスという道を作りたい。これは自分達にしかできない」


レジェンド結成当時の2人のコメントは業界の復興、知名度を生かしたメジャー感の再構築を
役割として匂わしている、プロレスの持つ可能性はまだまだこんなもんじゃないという強い思い。

プレミアム、それは連立か淘汰か・・・    気持ちと技術あるもので最後まで戦おうじゃないか

プレミアム…特別な価値のある集合体
madly
猛烈に, 死にもの狂いで, 激しく
madness
狂乱, 激怒
maelstrom
動乱, 激動
main
主要な, もっとも重要な, 主な, 中心的な
majesty
王者の威厳, 威風堂々たる風格

蝶野正洋プロデュース
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5.5 聖地・後楽園ホールにて 新たな伝説が幕を開ける・・・

080331_premium02.jpg'84年4月、新日本プロレス入門。同年10月5日、越谷市体育館 における武藤敬司戦でデビュー。'87年3月のYL杯に優勝し、同年 6月に海外遠征へ出発。'89年10月に帰国し、'90年4月、武藤と組 み第12代 IWGP タッグ王座に就く。'91年8月、第1回G1クライ マックスに優勝して大躍進を遂げる。'92年8月にはG1の2連覇を 達成し、第75代NWA世界ヘビー級王者となる。'94年8月G1の 3度目の優勝を機に武闘派に転身し、'95年2月に天山、H斎藤と狼 群団を結成。'96年12月にNWO軍入りを果たしNWOジャパンを 設立。'98年8月、第22代 IWGP ヘビー級王座に輝く。'99年4・10東京ドームで大仁田厚と電流爆破デスマッチで対決。同年 5月にはD・フライ、AKIRAらとT2000を結成。

2000年1・4東京ドームでは武藤との”黒の頂上決戦”に勝利を収め、同年2月には天山、小島らを吸収し、黒い軍団を統一。全日プロ9・2武道館で全日初参戦を果たし渕との一騎打ちに快勝。

‘01年2・18両国を最後に戦線を離れたが、4・9大阪ドームで復帰。BATTとの抗争に突入し、7・20札幌ドームでは、武藤との頂上対決に勝利を収めた。G・シルバ&G・シンの大巨人コンビをスカウト。12月のG1タッグリーグ戦ではシルバと組み、黒の仕掛け人としての暗躍ぶりをアピール。‘02年1月天山との蝶天コンビ復活を宣言。2・1札幌でA猪木から新日プロの現場責任者に任命される。3・24尼崎では天山と組みIWGPタッグ王座4度目の君臨(第43代)を果たす。8月のG1CLIMAXでは8年ぶり4度目の優勝を成し遂げた。‘03年プロレスリングノア1・10武道館でノア初参戦、三沢との夢のタッグを実現した。5・2東京ドームではノア小橋の持つGHC王座に挑戦し、死闘を展開。7・21月寒では高山の持つIWGPヘビー級に挑戦した。同月26日のハワイ遠征において初代王者ロパーカを破りHCW認定ヘビー級王座を奪取。8・28大阪大会金網デスマッチで高山のIWGPヘビー級王座に再挑戦するも敗退。‘04年2月に現場監督に辞任。

‘05年武闘派に再転身し、ブラックニュージャパンを結成。同年G1 CLIMAXで通算5度目の優勝となる偉業を成し遂げ、10・8東京ドームではIWGP史上初となる3WAY戦で藤田、レスナーと激闘を繰り広げた。‘06年1・4東京ドームでは天山広吉と大森&越中組の挑戦を退け現IWGP王座初防衛に成功。同年2月には中西&ジャイアント・バーナード、3月には永田裕志&山本尚史に勝利。しかし天山とのタッグを解消したことで、タッグ王座は剥奪処分となる。現在は、長州、越中らと共に結成したレジェンドのメンバーとして活動する。


「PREMIUM」 GM(ジェネラルマネージャー) 蝶野 正洋


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