プロレス界には絶対に触れてはいけないものがある。それはアントニオ猪木の「永久電池」と、初代タイガーマスクこと佐山聡の逆鱗だ。しかし、そのタブーにあえ て触れたレスラーが現れた現・三冠王者の鈴木みのるである。(取材・構成・文:中村カタブツ君)

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■大会名: 初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス 
     『リアルストロングスタイル頂上決戦!』
■日 時:2006年12月12日(火) 開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会 場:後楽園ホール
■大会内容:“伝説” 初代タイガーマスクが設立した「プロレス&格闘技(武道)」のフュージョンベース【リアルジャパンプロレス】の第7弾大会。佐山サトルの格闘技集大成“市街地型実戦武道”『第9回掣圏真陰流トーナメント』も同時開催。
■主  催:リアルジャパンプロレス、掣圏真陰流本部「興義館」

 

 今年6月、リアル・ジャパン・プロレスの後楽園大会に初参戦した鈴木は、タッグマッチで初代タイガーと激突したのだが、その際、虎のマスクを剥ぎ取 り、タイガーが「潰すぞ!」と試合後のマイクで叫ぶほど激怒させしまう。ところが、鈴木はそれに懲りることなく9月の大会でもタイガーを急襲。今度は試 合入場時のタイガーを後ろから襲い、左ヒザ靱帯を損傷させて試合をブチ壊すという前代未聞の暴挙に出る。この出来事でタイガーは完全にキレてしまい、 「鈴木の急所に蹴りを1000発叩き込んでやる!」と激高。その怒りは頂点に達してしまった。

 とはいえ、こういった事件は、プロレスではよくありがちな風景。激怒だ、暴挙だと言っても、エンターテインメントの世界での出来事だと思いがちではあろう。と ころが、タイガーにはそれは通用しないのだ。
ファンにはわかりにくいかもしれないが、身近で接するマスコミは、いわゆる“エンターテインメント”を最も初代タイガーが嫌うことをイヤというほど実感している。ゆえに、これらの行為を目撃して肝を冷やしたのは、客席以上にプロレス記者たちだったのである

 そんな中で、発表されたのが初代タイガーマスクvs鈴木みのるの一戦なのだ。だからこそ、12月5日、両者が揃って出席した会見には多くのマスコミが 詰めかけ、異様な緊迫感が会見前から漂うことになったわけであった

 ところが、鈴木みのるが凄いのは、そういった空気を十分に感じながら、相変わらずふてぶてしい態度を崩そうとしないところだ。それだけではない。記者 から、試合への意気込みについて聞かれると──。

 「意気込み? ねえよ、そんなの。テキトー。テキトーで丁度いいだろ。随分とオジサンみたいだからな」と、聞いてるこっちの胃が痛くなる、小馬鹿にし た態度のまま。ところがタイガーはそんな挑発を軽く受け流し、「近年まれに見るベストな体調に仕上がって自分でもビックリしているぐらい調子がいいで す。勝敗は一瞬で決まると思います。リング上のイメージもできています」と意外なほど冷静だ。すると鈴木は「試合のイメージ? お坊さんと霊柩車を呼ん どいたほうが手間が省けるだろう。リングで起きたことは事故だから、死んでも文句ねえだろ!」と挑発をやめようとはしない。しかしタイガーは、鈴木が罵 詈雑言を浴びせれば浴びせるほど冷静さが増し、「こういった発言は余裕のなさの顕れ。血ヘドを吐いて倒れるのは彼ですから」と不気味な笑みを浮かべるばかりだから、逆に怖い。そして、「ここで取っ組み合いして茶番みたいなことをやりたくないんで。久々に燃えさせてくれた彼に感謝したいです」と、静かな 闘志を燃え上がらせながら、会見を締めくくったのである。

 この静かさがこそがタイガーの本気の証明。その自信の源は本人が語ったように近年にないベストコンディションを取り戻したことでもあるようで、タイ ガーに近しい関係者は「いまのタイガーは毎日3時間以上、ロングのダウンコートを着た状態で道場で練習してます。その表情は鬼気迫るものがあって、練習 中は絶対に声がかけられないほどなんです」という。「特にハイキックは重さが増してまして、もう一つ、目についたのはヒザ蹴りでした。ミットを持った練 習生が道場の床にはいつくばるのを何度も見てます」というほど、抜群の体調となっている。

 その一方、鈴木みのるも、現在全日本プロレスの至宝、三冠ベルトを腰に巻く現役王者。もともとは総合格闘技団体パンクラスでキング・オブ・パンクラシ ストにもなった実力者であり、タイガーの動きにも十分に対応できる本物だ。

 格闘技的な戦いも、プロレス的な戦いも、どちらもできる両者。そんな二人が因縁まで持って戦う、12月12日のリアル・ジャパン・プロレス後楽園ホー ル大会は、かつてないほど危険な匂いがただよう、今年を締めくくるに相応しい大一番となることは間違いないのである。

  また、今大会のもう一つの目玉はセミファイナルで組まれた折原昌夫&小野武志vs池田大輔&イナズマジュンジ戦だ。折原&小野と言えば、かつてトンパ チマシンガンズというユニットを組んで、プロレス界を席巻した二人。その二人が再びタッグを組んで、バトラーツ時代数々の名勝負を生んだ池田、イナズマ ジュンジと対戦するのはファンには嬉しい話だろう。バチバチに蹴り合う彼らの戦いは、メインを食うかもしれない、激しいものになる可能性も高いので、こ ちらも注目してほしい。

 12/5(火)都内掣圏真陰流本部道場「興義館」において、12/12(火)
リアルジャパンプロレス「リアルストロング頂上決戦!」のメインイイベントで対決する初代タイガーマスクと鈴木みのるが合同記者会見を行った。

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リアルジャパン6・7大会で初参戦した鈴木はタッグで初代タイガーと対戦。試合後、恐れ多くも初代タイガーのマスク剥ぎを敢行。9・20大会では、折原昌夫を血祭りにあげると、メイン登場時にコーナーポストに上がった初代タイガーを急襲。左膝靭帯損傷の重症を負わせるという暴挙を犯した。そして、遂に両者がシングルマッチで因縁決着を迎えることとなった。対戦発表後、初めて公のコメントを出す鈴木のコメントが注目されたが・・・。

 会見では、鈴木みのるは“世界一性格の悪い男”の異名どおりに、
伝説の初代タイガーマスク・佐山サトルを相手にしても、悪態をつくのは
いつもどおり。「こんな記者会見、早く終わってくんねえかな。隣にいるだけでイラ立つんだよ」といきなりコメントしたものだから会見場は緊張ムード一杯。司会から意気込みを聞かれると「意気込みなんてねえよ。テキトー。テキトーでちょうどいいだろう。(初代タイガーは)ずいぶんとオジサンみたいだからな。」と意地悪い笑みを浮かべた。

 対して、初代タイガーは、「近年まれに見るベストな体調に仕上がっており自分でもビックリするくらいです。勝敗は一瞬で決まると思います。リング状のイメージも既に出来ています。」とコメント。大人の対応を見せた。

 しかしなおも鈴木みのるは挑発を続ける。「タイガーマスクを見に来たお客が「鈴木みのるが面白かった!」って言ってもらえれば。ついでにお坊さんと霊柩車も呼んどいた方が手間が省けるだろ。何が起きてもリング上のことだから、文句言えねぇだろ。」しかし、初代タイガーマスクは冷静に返答。「こんな挑発行為に出るのは余裕の無さの現われ。焦っているのだと思います。彼が血ヘドを吐いて倒れている確信があります。この前は、1000発蹴ると言いましたが、1000発もいりません、1発で終ります。彼のことを憎らしいと思っているファンもスカッとすると思います。ここで取っ組み合いの茶番を演じてもしょうがない。久々に燃えさせてくれる彼に感謝したいですね。」と冷静さは変わらなかった。

 あまりに緊張した空気に長い会見は危険と察した関係者が「では写真撮影に。」との声で立ち上がった2人は、カメラに構えず、ニラミ合い。リアルジャパンの新弟子達が二人を分けようと入ろうとするが、ふりほどかれ、つかみ合い寸前の視察戦は5分にも及んだ。その後初代タイガーマスクが退席。

 鈴木は帰り際に「初代タイガーマスク?特別なものは感じないな。オレにやられて血ヘド吐く一レスラーとしか感じねえよ」と言い残して去った。会見場はなんともいえぬ、戸惑いと緊張感でしばらく多い尽くされた。試合の日が待ち遠しいが、あまりに危険な雰囲気が怖い!

 

【対戦決定カード(10/10付)】

初代タイガーマスク 

 

     vs 

                    鈴木みのる(現・三冠ヘビー級選手権者/パンクラスMISSION)

 

       

★チケットのお申込はコチラ!

    先行受付:e+(イープラス)にて受付 http://eplus.jp/tiger/ (パソコン&携帯)

 【先行受付期間】10月12日(木)正午〜18日(水)18:00  

■一斉発売日:10月22日(日)午前10時〜   

 

大会概要

■大会名: 初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス

            『リアルストロングスタイル頂上決戦!』

“伝説”初代タイガーマスクが設立した「プロレス&格闘技(武道)」のフュージョンベース【リアルジャパンプロレス】の第7弾大会。佐山サトルの格闘技集大成“市街地型実戦武道”『第9回掣圏真陰流トーナメント』も同時開催。

 

 日  時:2006年12月12日(火) 

開場/17時30分 試合開始/18時30分

会  場:後楽園ホール

■席種・料金: RS席:8.000円 /A席:6.000円 /B席:5.000円

           

■主  催:リアルジャパンプロレス、掣圏真陰流本部「興義館」

■協  賛:レッドリボン推進実行委員会、鰍「くた、轄b 曜会グループ、潟宴Cクライフ、かまだ家、チェアウォーカー快適情報誌WaWaWa、アルファオート梶Aデルモンパラダイス、日通トレード梶AFDIエージェンシー、他。

■協  力:財団法人エイズ予防財団http://www.jfap.or.jp/、武道通信、         スーパータイガージム、KIAI PROJECT