5月28日(木)、東京・興義館でリアルジャパンプロレス総監・初代タイガーマスクが記者会見を行い、6・17後楽園ホール大会の全対戦カードを発表した。
(取材・撮影・構成・:村上謙三久)

■初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
●リアルジャパンプロレス 6月17日(水)『STRONG STORM』の大会詳細とチケット申込はコチラ!

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 蝶野正洋との対戦が内定していたタイガーマスクだが、形式は6人タッグマッチに決定。長州力&ウルティモ・ドラゴンと豪華トリオを結成し、蝶野&ザ・グレート・サスケ&関本大介と対戦するという豪華なメインイベントとなった。

「非常にブ厚いタッグになりました。リアルジャパンだけの問題ではなく、プロレス界全体をどうやって盛り上げていけるのか? それを考えなければいけない重要な時期に来ています。プロレス界全体のために、覚悟して試合に臨みたい」

 意気込みを語るタイガーマスクの決意は固い。会見の席では、何度も“アントニオ猪木”という名前を出し、改めてストロングスタイル復興を訴えた。

 その中で重要な位置を占めるのは、第3試合で行われるアレクサンダー大塚vs澤宗紀のレジェンドチャンピオンシップだ。タイガーマスクは「猪木会長と共に、ストロングスタイルをもう一度盛り上げよう、プロレスを復活させようと目指している中で、非常に重要な試合になる。ストロングスタイルの復興が懸かっていると思います」とこの試合の意味を説明。バトラーツ出身者同士のタイトルマッチになるが、「この試合には何も心配してない。初代タイガーマスクが推薦しているわけですから。期待するどころじゃなくて、間違いなくやってくれる試合です」と大きな期待を示した。

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 選手2人も会見に同席したが、タイガーマスクの発言を受けて、王者・アレクサンダー大塚も決意を新たにしている。「正直、自分の中では絶対に負けられない対決です。佐山先生の評価に応えられる素晴らしい内容で、お客さんも楽しませた上で勝って、自分の元にベルトを戻したいと思います」と宣言。挑戦者・澤が「全盛期のバトラーツのメンバー1人1人と戦っていくのが僕のプロレスのテーマ。ウチには“やり過ぎぐらいがちょうどいい”という家訓があるので、その言葉通りに波風を立てていきたい」と意気込んでも、「波風を立てるだけじゃなく、ベルトを獲ってやるという気持ちをリング上で見せてもらいたいですね。それを正面から受け止めて、打ち返したいと思います」と王者らしい強気な発言が飛び出した。

 それどころか「結構器用貧乏だと自分のことを思っているんですけど、それを上回るかの如く、澤は何でも簡単にそこそここなしてしまう選手だと思うので。そういう意味では、自分以上に器用貧乏だと思います」と挑発。本人曰く“正装”だというコスチューム姿で会見に出席していた澤も「僕はいろんな意味で貧乏。いつもギリギリの戦いをしたいと思っていますし、毎回引退試合のつもりで、ノーフューチャーの戦いを心がけています」と言い返し、早くもお互いの気持ちがぶつけ合った。

 なお、同大会のセミファイナルでは、既報通り、これまではリアルジャパンの正規軍として活動してきたスーパー・タイガーが鈴木みのるとタッグを組み、石川雄規&長井満也と対戦する。

 愛弟子の造反に対してタイガーマスクは至って冷静。「鈴木みのるがどういう形で言っているのか知らないけども、スーパー・タイガーを引っ張り上げて、プロレスの神髄を教えてくれるんだったら、非常に素晴らしいこと。とにかく素質が凄い選手なんで、なんとか開花してもらいたいと思うし、鈴木もそう考えているんじゃないですか」とエールを贈る余裕を見せた。

 第2試合では、折原昌夫率いるリアル・ダークと、正規軍の重鎮グラン浜田、初参戦となる稔、復帰を果たすサミー・リーJr.の混成トリオが激突。第1試合では若手2人がスーパー・ライダーに挑むチャレンジマッチが組まれるなど、バラエティ豊かなカードが出揃った。『STRONG STORM』という大会名が示す通り、ストロングスタイルの復興を告げる大嵐が当日のマットで巻き起こりそうだ。


リアルジャパンプロレス第17弾興行『STRONG STORM』
6月17日(日)東京・後楽園ホール開場17:30開始18:30

■全対戦カード
▼第1試合30分1本勝負
仮面シューター・スーパーライダー(RJPW)、ケンドー・ナカザキ(RJPW)
vs
間下隼人(RJPW)、斎藤彰文(RJPW)

▼第2試合『リアルダークvsRJPW軍』30分1本勝負
折原昌夫(リアルダーク/メビウス)、タイガー・シャーク(リアルダーク/RJPW)、ブラック・シャドー(リアルダーク/フリー)
vs
グラン浜田(フリー)、稔(フリー/初出場)、サミー・リーJr.(RJPW)

▼第3試合『レジェンドチャンピオンシップ』60分1本勝負
アレクサンダー大塚(第3代王者/AODC)
vs
澤宗紀(格闘探偵団バトラーツ)

▼セミファイナル30分1本勝負
鈴木みのる(パンクラスMISSION)、スーパー・タイガー(RJPW)
vs
石川雄規(バトラーツ)、長井満也(ドラディション)
▼メインイベント60分1本勝負

初代タイガーマスク(RJPW)、長州力(リキプロ)、ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
vs
蝶野正洋(新日本プロレス)、ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)、関本大介(大日本プロレス/初出場)

≫会見全文コメントはコチラ


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【鈴木みのる&スーパー・タイガー 記者会見全文コメント】
(取材・文:村上 謙三久)

★開催日時:5月19日(火)16時00分
★開催場所:興義館
★出席者 :鈴木みのる(パンクラスMISSION)、スーパー・タイガー(RJPW)

●リアルジャパンプロレス 6月17日(水)『STRONG STORM』の大会詳細とチケット申込はコチラ!


■鈴木みのる
「まあ、どうでもいい…正直言ってどうでもいいカードなんだけど、こんなのは。長井と石川、言うなれば“Uの残骸”、もしくは“瓦礫”。あ! “残飯”だ、“残飯”。重箱の隅にちょっと残っちゃった食い残しの2人相手に、試合をしなきゃいけないと。しょうがないから、さい箸で隅を突っついて、ほじくり出してやろうかなと。その程度かな。このXって凄い気になるでしょ? ヤバイよ。この話を先にもらって、誰でもいいや、どうでもいいやと思ってて。別に1人でも重箱の隅ぐらい突っつけるから良かったんだけど、先日、ちょっと面白いヤツが俺の練習しているところに来て、“ぜひ一緒にやらせてほしい”と。“今まで持ってきたものをすべて捨ててもいいから、鈴木みのるのプロレスを側で見たい”と。そこで一緒に練習もして、ケチョンケチョンにやっつけてやったけど、非常に面白いオモチャをまた見付けちゃったかなということで、ソイツと組むことにしました。呼んだ方がいい? どうぞ、X!
※ここでX(スーパー・タイガー)が登場。

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 コイツが言ったんだからね。覚悟というか、そういうものは見せてもらった。決意も見せてもらった。それでいて、別にそういうのを背負う気もないし、こんな吹けば飛ぶようなクソみたいな団体に義理も恩もねえし、どうでもいいんだけど。ただ、ふと今回のこと、その先のことを想像した時に、“あれ、もしかしたら、物凄く面白いオモチャなんじゃないかな”と思っちゃったんだよね。とりあえずXをはめちゃおうかなって。改めて紹介した方がいい? Xです!(と、スーパー・タイガーを紹介。スーパー・タイガー着席)」


■質疑応答
――改めて鈴木選手と一緒にやっていこうと思った理由は?
●スーパー・タイガー「今までの自分自身に足りないものというか、リアルジャパンの中でだけじゃなく、自分自身のあり方に一番必要なのは、鈴木みのる、それだけかなと思って。これが一番僕の中で欲しいものじゃないかって。ただそれだけです」
●鈴木「欲しいとか言うなよ、気持ち悪い(笑)」

――後ろめたさはない?
●スーパー・タイガー「この中にいる自分自身をもっと全面に出すためには、そういうしがらみだなんだというのは吐き捨てでも、前に出たいという。その気持ちの部分を鈴木さんに伝えて。個人として前に出て行けるような。ただそれだけですね」

――リアルジャパン全部を敵に回してもいいと?
●スーパー・タイガー「敵とかそういう問題じゃなくて、自分自身が前に出たいというだけで。ただ前に出るために邪魔になるものは蹴散らしいく。それだけです」
●鈴木「敵ってことだよ(笑)」

090617_realjapan_10.jpg――初代タイガーマスク選手にはこのことを話した?
●スーパー・タイガー「話もなにも…」
●鈴木「面倒臭いことを聞くなよ、お前。話もなにもねえよ。俺がいいって言ったらいいんだよ。ここのヤツらがそれが嫌だったら、別に俺出ねえもん。当日、それで看板を掲げればいいんだよ。“鈴木みのるに負けっ放しの団体です。鈴木みのるがいないと何もできません”って看板掲げればいいじゃん? そろそろ本気で向かってきてもらおうかな、佐山聡に。なあ、面白いオモチャだろ? 先に言っておくけど、別に可愛がってこいつを持ち上げることもないし、別に俺があいつらに差し出す生け贄になれとも思わないし。使えるんだったら使うし、使えねえんだったら、リングに上がる前に俺が潰して終わるしね。何がしたい、あれがしたいっていうのは、俺には関係ないからな。どんなものが欲しいというのも俺には関係ない。全然関係ねぇけど、6月17日は俺の誕生日なんだよ。俺の誕生日にこんなところ出てやるのに、この初代タイガーマスクと蝶野なんかにトリなんて締めさせねえからな。コイツらは俺の試合の後の場内整備でもしてくれればいいから」

――初代タイガーマスクを相手にしても敵としか見なさない?
●スーパー・タイガー「対戦するのであれば」
●鈴木「ダメレスラーなんだからいきなりハードルを上げるなよ。徐々に1個ずつ。じゃないとオモチャとして成立しないだろう?」

――鈴木選手はこんな風に厳しい感じだが、それも当然覚悟の上?
●スーパー・タイガー「それも覚悟の上です」
●鈴木「とりあえず特訓から入った方がいいな。まずサイパンで(笑)。日焼けの特訓して。あとはどこ行こうか? 全部ここ(リアルジャパン)に払わせるよ。結局、スーパー・タイガーってお前らがもてはやした佐山の二面性のうちの1つだろ? 華の部分は黄色いマスクで、毒の部分が紫のマスクなんだろ? ここの連中はその毒の部分を期待してこいつに被らせたんだろうけど、毒が足りないよ、やっぱり。だから、俺の毒の前にコイツが先に潰れるか、コイツが更なる毒を内から出すか。まあ、正直言って、コイツをどうこうして、上に何をしようとか、俺が道しるべを示そうとか、そういうつもりはまったくないし、そんなことをしても面白くないから。俺なりのオモチャの使い方を。言うなれば、大人のオモチャだな。書けねぇって顔するなよ(笑)。書けねぇなら俺のオモチャだよ」

リアルジャパンプロレス第17弾興行『STRONG STOME』
6月17日(日)東京・後楽園ホール開場17:30開始18:30

■決定対戦カード
▼30分1本勝負
鈴木みのる(パンクラスMISSION)、スーパー・タイガー(RJPW)
vs
石川雄規(バトラーツ)、長井満也(ドラディション)

■既報対戦カード
▼シングルマッチorタッグマッチ
初代タイガーマスク(RJPW)
vs
蝶野正洋(新日本プロレス)
▼レジェンドチャンピオンシップ60分1本勝負
アレクサンダー大塚(第3代王者/AODC)
vs
交渉中(交渉中)

■参戦決定選手
折原昌夫(リアルダーク/メビウス)、タイガー・シャーク(リアルダーク/RJPW)、ブラック・シャドー(リアルダーク/フリー)、スーパー・ライダー(RJPW)、グラン浜田(フリー)、ケンドー・ナカザキ(RJPW)、間下隼人(RJPW)、斎藤彰文(RJPW)

■チケット VIP席12,000円、RS席8000円、A席6000円、B席5000円

■チケット発売所:
e+ イープラス http://eplus.jp/tiger/ (パソコン&携帯)ほか

■問 KIAI PROJECT03−3833−3662

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【リアルジャパンに衝撃!初代タイガーマスクの愛弟子スーパー・タイガーが、怨敵・鈴木みのると緊急合体!】
(取材・文:村上 謙三久)

★開催日時:5月19日(火)16時00分
★開催場所:興義館
★出席者 :鈴木みのる(パンクラスMISSION)、スーパー・タイガー(RJPW)


●リアルジャパンプロレス 6月17日(水)『STRONG STORM』の大会詳細とチケット申込はコチラ!


 5月19日、東京・興義館でリアルジャパンプロレスが記者会見を行い、6・17後楽園ホール大会の追加対戦カードを発表した。

 すでに初代タイガーマスクと蝶野正洋の対戦が決定しているが(形式・カードは未定)、今回発表となったのは鈴木みのる&Xvs石川雄規&長井満也のタッグマッチだ。

 会見には鈴木が出席。リアルジャパンのフロントに毒づき、会見場にいた若手選手を「邪魔だ」と引かせると、まずは対戦相手の石川と長井についてコメント。

090617_realjapan_11.jpg「こんなのは正直言ってどうでもいいカード。長井と石川は言うなればUの残骸、もしくは瓦礫。いや、残飯だな、残飯。重箱の隅にちょっと残った食い残しのような2人を相手に試合をしなきゃいけない。しょうがないから、さい箸で隅を突っついて、ほじくり出してやろうかな」

 2人は眼中にないと言わんばかりの鈴木は、さらにパートナー“X”についても言及。

「先日、俺の練習しているところに来て、“今まで持ってきたものをすべて捨ててもいいから、鈴木みのるのプロレスを側で見たい”と言ってきたヤツがいて。面白いオモチャを見付けちゃったかなということで、ソイツと組むことにしました」

 そこで、鈴木が呼び込んだのは、なんとスーパー・タイガー。初代タイガーマスクの弟子であり、リアルジャパンの未来を担う中心選手と目されていただけに、記者団からも驚きの声が上がった。

090617_realjapan_10.jpg「自分自身のあり方を考えた時に、一番必要なのは“鈴木みのる”じゃないかと思って。一番僕の中で欲しいものじゃないかと。後ろめたさ? 自分自身をもっと前面に出すためには、そういうしがらみを捨てでも、前に出たい。そのために邪魔となるものは蹴散らしていく。それだけです」

 スーパー・タイガーの口から発せられた言葉から強い決意が伝わってくる。なかなか結果が出ず苦しんできただけに、これまでとは違った方向からプロレスに取り組もうというのだろう。たとえリアルジャパン全体、そして師匠を敵に回しても、新しい戦いに挑もうとしているようだ。鈴木もその覚悟を感じ取ったという。
「先に言っておくけど、別に俺はコイツを可愛がって持ち上げようなんて思わないし、俺があいつらに差し出す生け贄になれとおも思わない。使えるんだったら使うし、使えないんだったらリングに上がる前に俺が潰して終わらせるしね」

 さらに、鈴木の舌鋒は鋭さを増すばかりだ。
「当日、看板を掲げればいいんだよ。“鈴木みのるに負けっ放しの団体です。鈴木みのるがいないと、何もできません”って。そろそろ佐山には本気で向かってきてもらおうかな。全然関係ねぇけど、大会が行われる6月17日は俺の誕生日なんだよ。それなのに、初代タイガーマスクと蝶野なんかにトリなんて締めさせねえからな。俺の試合後、場内整備でもしてくれればいいから」

 当然、パートナーを務めることになったスーパー・タイガーへも厳しい言葉を投げかけた。「結局、スーパー・タイガーはお前らマスコミがもてはやした佐山の二面性のうちの1つだろ? 華の部分は黄色いマスクで、毒の部分が紫のマスクなんだろ? ここの連中は毒の部分をコイツに期待して、この紫のマスクを被らせたんだろうけど、全然毒が足りないよ。タッグを組んで、俺の毒の前に潰れるか? それとも、コイツが更なる毒を内から出すか? まあ、俺はコイツをどうこうしようなんてないし、オモチャとして俺なりの使い方をしてやるよ」

 この決断は自分自身やリアルジャパン自体を変えようという意識の表れなのだろうが、想像だにしなかった事態に、スタッフたちも声を失い、うろたえるばかり。タイガー・シャークも正規軍を離脱して、折原昌夫らとリアル・ダークを結成しており、スーパー・タイガーと鈴木が合体したことで、リアルジャパン本隊がさらに弱体化するのは明らか。初代タイガーマスクの反応も気になるところだ。



リアルジャパンプロレス『STRONG STORM』
6月17日(日)東京・後楽園ホール開場17:30開始18:30
■決定対戦カード
▼30分1本勝負
鈴木みのる(パンクラスMISSION)、スーパー・タイガー(RJPW)
vs
石川雄規(バトラーツ)、長井満也(ドラディション)

■既報対戦カード
▼シングルマッチorタッグマッチ
初代タイガーマスク(RJPW)
vs
蝶野正洋(新日本プロレス)
▼レジェンドチャンピオンシップ60分1本勝負
アレクサンダー大塚(第3代王者/AODC)
vs
交渉中(交渉中)

■他参戦決定選手
折原昌夫(リアルダーク/メビウス)、タイガー・シャーク(リアルダーク/RJPW)、ブラック・シャドー(リアルダーク/フリー)、スーパー・ライダー(RJPW)、グラン浜田(フリー)、ケンドー・ナカザキ(RJPW)、間下隼人(RJPW)、斎藤彰文(RJPW)

■チケット VIP席12,000円、RS席8000円、A席6000円、B席5000円

■チケット発売所:e+ イープラス http://eplus.jp/tiger/ (パソコン&携帯)ほか

■問 KIAI PROJECT03−3833−3662

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