初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス 記者会見詳報(2009.11.13)

091210_realjapan_02.jpg

レジェンドトリオがプロレス復興へ決起

12月10日に東京・後楽園ホールで開催されるリアルジャパンプロレス「REVIVAL」のメーンイベントで、初代タイガーマスク、藤波辰爾(ドラディション)、長州力(リキプロ)のレジェンドトリオが揃い踏みを果たし、高山善廣(高山堂)、長井満也(ドラディション)、関本大介(大日本プロレス)組と対戦することが決定。13日、東京・文京区の掣圏真陰流総本部・興義館で記者会見が行われた。

ドラディションマットでは今年に入ってからすでに何度も実現しているレジェンドトリオだが、リアルジャパンでは初の試み。しかし、2人と組むことで「自分が水を得た魚のように動き回れるのが分かった」という初代タイガーは「ストロングスタイルの復活、ナチュラルなプロレスの復活を平成のファンに見せられる。ここにプロレスの原点があった」と、旗揚げ以来のテーマである「プロレスの復興」の実現を確信した。

リアルジャパンには2度目の参戦となる藤波も「3人揃えば自然と頭も気持ちも切り替わる。相手も3人ともタイプが違うし、ワクワクしている」と、ホームリングとは違う新鮮な戦いに期待充分。また。ドラディションの地方巡業でファンの生の声を聞き、「こういう反響を大事にしていきたい」と決意を新たにした長州は、初代タイガーの「もっとデカイところでやりたい」という発言に「東京ドームか?」と即座に呼応。今回、プロレスの聖地への初進出を果たすことを足がかりに、さらなるビッグマッチ開催を目標に掲げた。
また、この試合のもう1つの大きなテーマとなるのが“帝王”高山との対戦だ。藤波は今回が初対決となるが、長州はかつてUインターとの対抗戦時代以来、実に十数年ぶり。そして、初代タイガーは前回9.11後楽園大会で一騎打ちで対戦し、高山のエベレストジャーマンスープレックスでピンフォール負けを喫している。

今大会を前に全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦」でも高山と一戦交える長州は「あれだけの身長があってあれだけ動ける。オレも壊されないように頑張る」と帝王の実力を強く警戒。一方、リベンジに燃える初代タイガーは「せっかくタッグで味方が強いので、キックでもパンチでも何でも思い切りぶちこんでからタッチしたい。とにかく仕返ししないと」と、“やり逃げ”を匂わせる大胆予告。「2人と組めば高山も苦戦するだろうし、ナチュラルですごい試合ができると思う」と、レジェンドパワーで高山を封じ込めることを宣言した。

なお、同大会の第1試合では間下隼人VS斎藤彰文のシングルマッチも決定。追加カードは後日発表される。

091210_realjapan_03.jpg

初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
■大会名: 『REVIVAL』
■日 時:2009年12月10日(木)開場/17時30分 試合開始/18時30分 
■会  場:後楽園ホール
■席種・料金:VIP席(特典付):12,000円/RS席:8.000円 /A席:6.000円 /B席:5.000円
■主 催 :有限会社リアルジャパン、リアルジャパンプロレス、掣圏真陰流本部 興義館
■協 賛 :レッドリボン推進実行委員会、潟Tクセス-ライン、鞄本ダイエットアカデミー協会、かまだ家、潟gータルリフォームサービス、モリタ屋、アオバ企画梶A自由が丘クリニック、
アルファオート梶Aチェアウォーカー快適情報誌WaWaWa、他。
■協 力 :財団法人エイズ予防財団http://www.jfap.or.jp/、株式会社ビッグバーニング、
武道通信、e+(イープラス)、ゴトウカイロプラクティック院、スーパータイガージム、RubberSoul、
闘道館
■お問合せ : KIAI PROJECT リアルジャパン事務局 03(3833)3662

【対戦決定カード】
<メインイベント 6人タッグマッチ>
初代タイガーマスク(RJPW)
藤波辰爾(ドラディション)
長州 力(リキプロ)
vs
高山善廣(高山堂)
長井満也(ドラディション)
関本大介(大日本プロレス)

<第一試合 シングルマッチ >
間下隼人(RJPW)vs斎藤彰文(RJPW)

【他参戦決定選手】
鈴木みのる(パンクラスMISSION)
スーパー・タイガー(RJPW)
石川雄規(バトラーツ)
アレサンダー大塚(第3代レジェンドチャンピオン/AODC)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門メキシコ)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
折原昌夫(メビウス)
タイガー・シャーク(RJPW)
ブラック・シャドー(フリー)
スーパー・ライダー(RJPW)
グラン浜田(フリー)
和田城功(リキプロ)
ケンドー・ナカザキ(RJPW)ほか。

★大会詳細とチケット申込はコチラ!

091210_realjapan_01.jpg
090911_realjapan_07.jpg

【アレクサンダー大塚&小路晃会見】
090911_realjapan_08.jpg■小路晃
「このたび、参戦させていただくことになりまして、大変ありがたく思ってます。初参戦から選手権試合を組んでいただいて。ビッグマッチを最初から組んでいただいて、本当に感謝しています。ありがとうございます。アレクさんはPRIDE時代からずっと知っている選手で、シアトルでも一緒に合宿をしたこともあります。凄くポテンシャルが高くて、僕は格闘技もプロレスもどっちもアレクさんの戦いが大好きで。僕はずっとこの1年間、ハッスルのリングで戦ってきたんですけど、アレクさんとだったらPRIDEの時のような熱い熱い戦いができるんじゃないかと思って、お話をいただいても二つ返事でお応えしました。今から本当に楽しみにしています。よろしくお願いいたします」

090911_realjapan_09.jpg■アレクサンダー大塚
「大会のたびのタイトルマッチで…。まあ、大会のたびと言っても3ヵ月に1回ぐらいなんで、全然自分の中では問題ないんですけど、正直、ベルトと言ってもこれまでタイトルマッチの対戦相手がいつもその場凌ぎ的なもののような気がしてならないんで。今回も小路選手ということで、もちろんPRIDE時代から凄く素晴らしい選手ということは分かっていますが、実際プロレスと格闘技は似て非なるものですから。どちらが大変かというものではないですけど、僕自身、十数年かけてやっとこのタイトルを持たせてもらったんで。現状、PRIDEからハッスルに舞台が変わってますけど、自分たちが戦っているプロレスとは似て非なるものの部分もありますから。まあ、好意的なコメントをもらいましたけど、一個人としては小路選手のことを好きですが、プロレスラーとしてこの試合は甘くないということをしっかりと叩きつけて思い知らせたいです」

■小路晃(大塚のコメントを受けて)
「もちろんその通りだと思うし、僕も1年やってきて、本当に甘いものじゃないって思ってますから。僕は格闘技よりも厳しいなと何度も感じてますし。だけど、僕も1年間ハッスルの中で、天龍選手や越中選手たちと戦って、熱いものを自分の体で感じ取ってきたんで。その気持ちも含めて、アレクさんにぶつけたいと思っています」

■質疑応答
――小路選手がベルトに挑戦するのは初めて?
小路「格闘技時代にキング・オブ・ザ・ケージという団体のスーパーファイトでタイトルマッチをやったことがあります。それ以外はないですね」
――ベルトを目の前にして、物欲みたいなものが出てくる?
小路「やっぱりこのデザインのベルトというのは小さい頃からよく見てたので、凄く気合いが入ってきますね」
――一緒にシアトルで練習したことがあると言っていたが、それは何年前?
小路「4、5年前じゃないですか。まだPRIDEがある時期です。ちょうどシアトルのジムで一緒になって練習をしていました」
――リアルジャパンプロレスの印象は?
小路「アレクさんも言われたように、ハッスルとは似て非なるような部分はあると思い見ますので、いつも以上に気を引き締めていきたいと思います」
――ベルトを獲ったらその先に見据えているものは?
小路「まだ一番一番を大切にしてますんで」
――アレク選手は小路選手の最近のプロレスの試合を見たことはある?
アレク「まったく見たことがないです。PRIDEだけのイメージしかないですね」
――小路選手にとってプロレスラーとしてのアレク選手の印象はどんなもの?
小路「凄くアグレッシブで、ジャイアントスイングという大技がありますんで、あれを喰らわないようにしないといけないって思ってます」
――アレク選手は先ほど付け焼き刃というコメントがあったが、マッチメイクに不満がある?
アレク「平井さんはいつも真面目な顔してやってますけど、全然このベルトのことを考えてくれているのかなって。価値を高めてくださいという割りには…。今日は佐山さんがいないんで、ちょっと言わせてもらっった部分もありますし。小路選手もいろいろ僕のこと言ってくれてましたけど、本当に果たしてどこまでやる気がというか、熱がこもっているのか。アレクさんのことは好きでとか言ってましたけど、話が戻りますけど、細かいですが、シアトルの話。4、5年前って言ってましたけど、たぶん好きな割りには記憶が薄れていると思うんですよ。7、8年前のことです。そういう部分がちょっと…。本当にプロレスを愛しているのかな?と思いますし。絶対渡さないですよ。ブチ倒します」

■小路晃(カコミ)
「ホントに今までにない戦い…ハッスルにはなかった戦いだと思うんですよね。アレクさんは尊敬が入ってきたんで。自分にもそれが凄く伝わってきたんで、少しずつ火が付いてきましたね。楽しみです。周りを見ると、凄い有名なレジェンドの人たちばっかりなんで、熱に飲み込まれないように、新しい風を吹かせたいと思います」
――継続的に参戦したいという気持ちはある?
「今回この戦いを見てもらってからですね」
――アレク選手への対策として、新しい技や特別に鍛えている部分は?
「やっぱり自分がPRIDE時代に培った技と、今プロレスで練習してきた技をミックスさせて攻撃したいと思います。どっちかに偏ると良くないと思うので、どっちも出していきたいと思います」
――戦い方はハッスルとは違ってくる?
「そうですね。同じではないと思います」
――よりPRIDEという部分をプラスして?
「はい。それに近い戦いをしたいと思ってます」
――言葉を選ぶのであれば、“より攻撃的に”という感じ?
「そうですね。より戦闘的になると思います」
――PRIDE時代に得意としていた技は?
「やっぱり十字だったり、関節技が。あとは投げ技も得意でした」
――いつかは初代タイガーマスク選手とやってみたいという気持ちは?
「いや、本当にやってみたいですね。最終目標としたいぐらいやってみたいです。この業界に入る一番のキッカケになった方なんで、肌を合わせてみたいです。小学校の時に見てて、ああやってリングで戦いたいと思ったのは、佐山さんを見てなんで。それからずっと目指してきたので。佐山さんとは掣圏道の試合が北海道であった時に、私の弟子を一度出させていただいたことがあって、その時に初めてご挨拶をさせていただきました」
――ハッスルを代表してという気持ちもある?
「それはあります。ハッスルの中でここに出させていただくのは自分だけなので、やっぱりハッスルを代表してという気持ちはあります」

■アレクサンダー大塚選手(カコミ)
――小路選手はPRIDEで培ったものとハッスルで培ったものをミックスして出していきたいと話していた。ハッスルでの試合を見たことがないということだが、全体的な戦いのイメージは掴めない?
「どうなんですかね? まあ、どこまでの気持ちなのか。本気は本気なんでしょうけど、伝わってこないんですよ。正直、リアルジャパン1回目の参戦で、いきなりタイトルマッチを組んでもらっていて。僕自身も過去にそんなことはなかったし、光栄だとか言っている言葉と気持ちが裏腹のような…。その辺が全然伝わってこなくて、余計に腹立たしいというか。チャンピオンとして、タイトルの挑戦を受ける相手としては、ちょっとむかつきますね」
――小路選手というと、格闘技界でも名前があって、ベルトの価値を高めるという意味では、知名度的には申し分ない相手だと思うが?
「まあ、お客さんとかマスコミの方にそう思ってもらえるんだったらそれは幸いですけど、最初の期待が少しでも大きい分、内容はとなった時にそこが問題なんで。こういう業界にいるんで、もちろん前評判も大切ですけど、それ以上に実際チケット代を払って、会場に来てくれたお客さんを満足させられるかどうかが大切なんで。それが自分の戦いだと思っているんで、自分の思っている戦いについてこられるのかどうかというのも。僕の予想を上回るものを期待しますよ」
――マッチメイク的に不満があるようだが、小路戦を乗り越えた後に、こういう相手と戦いたい、こういう戦いをしていきたいという思いはある?
「佐山先生がいつも僕に期待してくださったり、“もう大丈夫です”というお言葉をかけてくれるのは凄く嬉しいんですけど、プレッシャーがかかるような相手、佐山さんから火を付けられるような相手とか、自分自身がそう思える相手ともやりたいですね。自分自身が身を粉にしてこのベルトを守っていかないと価値が上がらないでしょうから」
――10年以上プロレスをやってきた人間として叩き込みたいもの、見せたい違いは?
「でも、正直そこはもし僕が逆の立場としたら、それはそれで皆さんの期待を裏切るような自分のパフォーマンスやスキルを見せて、それを実際に試合で出したいと思うんで、逆に小路選手にはそれを期待しますね。そうであってほしい」
――ただ、今の感じとしては本気で取り組もうとしているようには感じられない?
「うーん、なんか猫を被っているんだか、なんだか分からないですけど。素のままなのか。自分で言うのもなんですけど、僕も大人しいというか。でも、普段平然と穏和にしてても、やっぱり気持ちの部分って通じるというか、感じられるものってあるじゃないですか。変な話、初対面でも生理的に合わないというものを感じるように、そういう気持ちの部分って伝わると思うんですけど、そこが来ないんで。まあ、リング上に立った時、それを感じさせてもらいたいですね」

090911_realjapan_10.jpg


【リアル・ダーク会見】
090911_realjapan_13.jpg■折原昌夫
「今回の大会で、グラン浜田選手、ウルティモ・ドラゴン選手、そして稔選手。この強敵3人を相手にまずは勝ちを獲って…。リアル・ダークはこの試合において負けることは許されないんで、どんな手を使っても今回は勝ちます。プロレスですから、どんな手段を使っても勝ちます。その理由の1つは、今回この3人に勝って、今年最後の12月のリアルジャパン、この大会において、レジェンド・チャンピオンシップ…今回どちらが王者になるか分かりませんが、その王座にこのチームから誰かをチャレンジさせます。まず今回の大会に勝利を得て、12月最後の後楽園で、白いベルトにこのチームから誰かを挑戦させます。それを会社に飲んでもらいますから。そのためにも今回の大会はどんな手段を使っても勝ちを取りにいきます。簡単に言うとそれだけですね。この浜田、ウルティモ、稔に勝てば文句ないんじゃないですか? こちら側にチャレンジする権利が与えられてもいいんじゃないですかね。俺がベルトを持っている時もそうだったけど、いつになっても会社が用意する敵を相手にしてても、お客さんはつまらないよ。だから、俺らが変えてやる。俺らが面白くしていく。もともとそういう意味合いでこのチームは作られたし、ジュニアの動きを出してるから」

090911_realjapan_15.jpg■ブラック・シャドー
「今回のカードでプロレス業界の中で名だたる選手と6人タッグで戦うことになったんですけども、僕らが勝つのは動かないですね。なぜなら強いから。このチームは強いから、絶対に負けることはないです。それで勝って、今はちょっと白いベルトというのもあるんですけど、あんまり輝きがないような気がするんで、このタッグのベルトと合わせていろんな動きを作って、面白くしていきたいと思います」

090911_realjapan_14.jpg■タイガー・シャーク
「俺個人の話になるんだけど、この前、IGFの有明コロシアム大会に出場させていただいて、ウルティモ・ドラゴンと対戦させてもらったんだけど、見事に3カウントいかれてしまいました。もう1回やりてえなと思ったらこういうチャンスが来たんで、俺的には会社には感謝したいなと。だけど、今度は負ける気がしないんでね。今度はチーム戦なんで、あんな即席チームには、いくら有名選手を揃えてきてもこのチームは負けないと思う。絶対に勝つ。で、白いベルトには興味がないけど、このチームに持ってこれるんだったらいただきたいなと。それだけ」

■折原昌夫(2人のコメントを受けて)
「2人とも白いベルトにはまったく興味ないみたいですけど、もちろん僕もそのベルトに対してはどうのこうのじゃないんですよね。ただ、リアル・ダークは今年中にリアルジャパンにある黄金を…お宝を全部手元に置いて、それで来年に向けて出発したいですね。回数は少ないんですけど、リアルジャパンの大会の中で、リアル・ダークの動きを出し始めたけど、まだ会社側になにも伝わってないというのが僕も感じられます。ファンの人たちは少しは僕らの動きを分かってくれてると思うんですけど、会社をなびかせたいという気持ちですね。今年中に会社にあるお宝を全部手に入れて、それでリアル・ダークが来年に勢いをつけたいと。そう思ってます。別に白いベルトをこちらが奪取できたとしても、いつ防衛戦を開くとかは僕らが決めますから。そうなったらベルトは会社のものじゃないですからね。何が何でも今回の大会においては勝ちを得て、12月最後の大会にこの2人、どちらかをチャレンジさせますよ。俺ら3人のチームは考えが1つですから。それに向かって走っているので、負ける気がしないですね。向こうの3人はそれぞれが目立ちたいだろうし、それぞれが何についてファイトしているかたぶん分かってないと思うんで。そんなチームには負ける気がしないです」


■質疑応答
――つけいる隙は十分にある?
折原「相手の3人は1人1人が力を持ってますから。それを認めてますし、だからこそ今回勝てば、会社をなびかせられるんじゃないかと、要求が通るんじゃないかと思ってます」
――勝った場合、誰がベルトに挑戦するかどうやって決める?
折原「ジャンケンですね。そんな白いベルトなんて価値ないでしょう。とりあえずリアル・ダークは今年中にここにあるお宝を全部手にしたいだけなんで。そのベルトに価値を出していくのは、そこから俺たちがやる行動なんだから、どっちが巻いたっていいでしょう。俺は巻かないけど」
――現在のレジェンドチャンピオンシップの置かれている状況や現王者のアレクサンダー大塚選手についての印象は?
折原「戦い方においてはここの団体らしい戦い方なんじゃないですか? 派手じゃなく、しっかりとした基本だけで試合を進めていくというのは。ただ、僕らのところにベルトが来たら、そのベルトの色は変わっていきますよね。今現在、満足はいってないですよ。ベルトが光ってないと思います。もっと楽しく、リアリティの溢れるベルトにしたいですね。なんかフィギュアがベルトを巻いているようなもんだね、今の印象は」
――平井代表。こういう要求があったが、リアルジャパンプロレスとしての見解は?
平井「今、初めておっしゃったことなんで、勝ったらベルトに挑戦できるか否かというのは、この場で僕の判断でお答えすることはできませんので、今は小山にいる先生の方に後ほど電話をかけたいと思います。9月の試合がどうなるかによって、その上で検討させていただきたいと思います」
――タッグのベルトを作ってある程度時間が経ったが、団体に認定させるという目標についてはどう考えている?
折原「今回の大会においてもそれは一つのテーマだと思います。目標はこのベルトをどうのこうのするじゃなくなってますけど、どこに行っても彼らはこのベルトを持ってますから。彼たちが行動していく中で、このベルトが認定されることに近づいていくと思ってます。今回の勝利に関しても、また1歩近づくことになると思っています。早めに会社には分かってもらいたいですね。やる気のある選手は俺たちなんだということを。面白くさせるのは会社じゃなくて、プロレスラー本人。そういう人間がここに3人集まったと言うことを、早めに会社には分かってもらいたいです。鈍いんでね、この会社は。だから、とりあえずはお宝を全部手に入れて、会社に分からそうと。タッグのベルトに関しては、そういう行動をしていく上で、否応なく佐山悟が認定しなきゃ行けなくなる動きに来年はなると思います。自信もありますよ」

090911_realjapan_12.jpg

★大会詳細とチケット申込はコチラ!

≫記者会見の様子はコチラ
090911_realjapan_07.jpg

 3日、東京・興義館でリアルジャパンプロレスが記者会見を行い、9・11後楽園ホール大会の追加カードとして、アレクサンダー大塚vs小路晃のレジェンドチャンピオンシップ選手権試合を発表。アレクと小路は会見に出席し、試合に向けての心境を語った。

 スーパー・タイガーと澤宗紀を相手にタイトルを守りきり、今回が3度目の防衛戦となるアレク。次なる挑戦者は奇しくもPRIDEで同時期に活躍した小路に決定した。ハッスルのリングで活動してきた小路にとっては初の他団体出場となる。

090911_realjapan_08.jpg「アレクさんはPRIDE時代、一緒にシアトルで合宿をしたこともある選手。プロレスでも総合でもそのファイトスタイルは大好きで、熱い戦いができるんじゃないかと思い、二つ返事でOKしました。今から楽しみです」

 いきなりのタイトル挑戦が決定した小路は前向きなコメントを連発。「僕も1年間、ハッスルのリングで天龍選手や越中選手と戦って熱いものを自分の体で感じ取ってきたんで、それをぶつけたいと思います」と真っ向勝負を予告した。

090911_realjapan_09.jpg しかし、対する王者アレクは醒めた表情を隠せないでいた。その理由は2つあるという。

 まず、1つはリアルジャパンが課すタイトルマッチがその場凌ぎに感じられていること。「大会のたびにタイトルマッチでも自分の中では問題ないんですけど、正直、対戦相手がその場凌ぎのような気がしてならない」と語ったアレクは、さらにこのベルトのあり方についても言及した。

「ベルトの価値を高めて欲しいと言う割りには、このベルトのことを考えてくれているのかなって。佐山先生がいつも僕に期待してくださるのは凄く嬉しいんですけど、もっとプレッシャーがかかるような相手、自分が燃えられる相手とやりたいですね。自分自身が身を粉にしてこのベルトを守っていかないと価値も上がらないでしょうから」
 そして、もう1つの理由は、今回の対戦相手である小路の言葉から熱い気持ちが伝わってこなかったことだ。

 小路は「このデザインのベルトは小さい頃からずっと見ていたので、目の前にすると凄く気合いが入ります」「周りを見ると、有名なレジェンドの人たちばかり。その熱に飲み込まれないようにして、新しい風を吹かせたいと思います」「初代タイガーマスクと戦うのが最終目標。この業界に入るキッカケになった方なので」など自身初となるタイトル戴冠に向けて熱く意気込みを語っていたが、アレクは「本気は本気なんでしょうけど、伝わってこないんですよ。光栄だなんて言っている言葉と気持ちが裏腹になっているんじゃないかって。余計に腹立たしいですよね」と冷ややか。初参戦で簡単にタイトルへ挑戦させてしまう団体側にも不満を感じているようだった。

 とはいえ、PRIDEのトップ戦線で長年活躍し、ハッスルのリングでも注目を集めるようになった小路は危険な相手であることに間違いはない。アレクは「PRIDEからハッスルに戦う舞台を移してますけど、自分たちが戦っているプロレスとは似て非なるもの。プロレスラーとして甘くないということをしっかりと思い知らせたい」と強気な姿勢を崩さなかったが、ハッスルのリングを背負っている小路を相手にどんな戦いを見せてくれるのだろうか?

090911_realjapan_10.jpg


 また、同日に折原昌夫、タイガー・シャーク、ブラック・シャドーのユニット、リアル・ダークも会見を開催。アレクと小路の手によって争われるレジェンドチャンピオンシップ選手権への挑戦を表明した。

 今大会ではグラン浜田&ウルティモ・ドラゴン&稔という強敵トリオと対戦するが、折原は「彼らに負けることは許されない。どんな手を使ってでも今回は勝って、12月の大会ではシャークとシャドーのどちらかをベルトに挑戦させたい」と宣言。強敵を撃破することで、タイトル挑戦を団体に認めさせたい考えだ。

 リアルジャパンマットを面白くするために生まれたリアル・ダークだけに、現在のベルトが置かれてる状況に満足していない様子。折原は「会社が用意する敵を相手にしてもお客さんはつまらない。ベルトが光ってないと思います。僕らのところにベルトが来たら、その色は変わっていきますから」とアピールした。

090911_realjapan_11.jpg

 シャドーが「僕らの勝ちは動かない。なぜならこのチームは強いから。絶対に負けないです」とぶち上げれば、シャークも「いくら有名な選手を揃えてきても、あんな即席チームには負けない」と豪語。リアル・ダークの面々は絶対的な自信を持って強敵トリオとの対戦に挑む。
「今年中にリアルジャパンにあるお宝全てを手元に揃える」と予告した折原は、自分たちの独断で設立したタッグ王座『R・D・W・C』(リアル・ダーク・レスリング・チャンピオンシップ)についても「今回勝利することで、ベルトを認定させることに近づいていくと思っています」と認可させることに自信を見せた。

「会社にはやる気のある選手は俺たちなんだと、俺たちが面白くしていくんだということを分からせたいね。この会社は鈍いんで」と豪語した折原たちの意識は高い。タイトル戦のあり方を説いたアレク、ベルトに狙いを定めたリアル・ダーク、そしてハッスルというストロングスタイルとは真逆の団体から乗り込んでくる小路…。様々な選手の思惑が複雑に絡まり合いながら、静かにレジェンドチャンピオンシップを巡る戦いの火ぶたが切って落とされようとしている。

090911_realjapan_12.jpg

 なお、同大会で高山善廣とのシングルマッチが決定している初代タイガーマスクは、現在、小山で合宿中。徹底した食事制限に加え、起伏の激しい山道でのランニングや妥協を許さないサンドバック打ちで自身をいじめ抜き、体重も落ちて順調に調整が進んでいるという。現役三冠王者との決戦まであと1週間――。

『BREAK OUT』
9月11日(金)東京・後楽園ホール 開場17:30開始18:30
■全対戦カード
▼第1試合20分1本勝負
和田城功(リキプロ)、矢野啓太(バトラーツ)
vs
斎藤彰文(RJPW)、間下隼人(RJPW)
▼第2試合30分1本勝負
石川雄規(バトラーツ)
vs
佐藤光留(パンクラスMISSION)
▼第3試合30分1本勝負
折原昌夫(メビウス)、タイガー・シャーク(RJPW)、ブラック・シャドー(フリー)
vs
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門メキシコ)、稔(フリー)、グラン浜田(フリー)
▼第4試合『レジェンドチャンピオンシップ選手権試合』30分1本勝負
アレクサンダー大塚(第3代レジェンドチャンピオン/AODC)
vs
小路晃(挑戦者/ハッスル)
※3度目の防衛戦
▼第5試合30分1本勝負
鈴木みのる(パンクラスMISSION)、スーパー・タイガー(RJPW)
vs
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)、長井満也(ドラディション)
▼第6試合30分1本勝負
初代タイガーマスク(RJPW)
vs
高山善廣(高山堂)

★大会詳細とチケット申込はコチラ!

≫全文コメントはコチラ


090911_realjapan_16.jpg