初代タイガーvs四代目タイガーが一騎討ち!太陽ケアも参戦決定/11.7相模原大会直前の各選手も意気込みを語る!
リアルジャパン12・9後楽園大会&11・7相模原大会記者会見

リアルジャパンプロレスが掣圏真陰流総本部『興義館』にて5日、記者会見を開き、12月9日(木)後楽園ホール大会における初代タイガーマスクvs四代目タイガーマスクの一騎討ちを発表した。

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約180日越しの師弟対決が、遂に実現する。この対戦カードは6月17日・後楽園ホール大会に行われる予定だったが、直前に四代目が頚椎を損傷。初代タイガーは、代打出場となった“暗闇の虎”ブラックタイガーを一蹴し、無念の涙を呑んだ四代目タイガーに勝利を捧げた。12月9日は、リアルジャパンの2010年を締め括る最終興行。寅年のラストを飾るに相応しい、スペシャルなマッチメイクとなった。

会見に出席した初代タイガーは「残された現役生活は僅かになってきた。最近、ちょっと体調が悪かったが、しっかりとした試合をやっていきたい。60分1本勝負になるか、  無制限1本勝負になるか分からないが、60分なら60分、無制限なら無制限を戦い抜くくらいのコンディションを取り戻す」と力強く意気込むと、お約束となった“ダイエット宣言”。当日までに104キロから95キロに落とすとブチ上げた。

「今回はシングル戦ということで、命を懸けて身体を絞る。カステラとか、あんまんとか、洋風のケーキとか、それらを控えたい」と冗談交じえつつも、世界ジュニア王座に挑戦した武藤敬司ばりに、「減量を失敗したらチケット払い戻し」「公開計量」といったプランにも興味を示すなど、いつも以上に気合いを漲らせた。

これまで両者は幾度がリングで対峙し、また同じコーナーに立ってきたが、当然ながら “師弟関係”にあった感は否めない。しかし、初代タイガーは、四代目タイガーのことを「弟子云々ではなく、超一流の選手」と絶賛。プロレスの未来を託すことのできる選手であることを認めつつ、「この試合は、本当に必死に戦わないといけない。“世代交代”という意味合いもあるかもしれないが、それよりも“プロレスのために”ということを念頭に置いた試合になる。今後のプロレス界のためにも恥ずかしい試合はできない。プロレスに残るような、そして他の弟子たちにも“これが本物のプロレスなんだよ”という見本にしなければならない」と、超一流同士による真のストロングスタイルを見せつける構えだ。

今回の会見では不在だった四代目タイガーも、後日改めて公の場でコメントを発表するとのこと。偉大すぎる師匠との激突を目前に控えた虎戦士は、いったいどのような言葉を発するのか、そちらも注目したい。

また、同大会には、全日本プロレスの太陽ケアが初参戦を果たす。本人たっての希望とのことで、関係者を通じてリアルジャパンに連絡があり、初代タイガーもこれを快諾。ジャイアント馬場の遺伝子を持つ王道戦士が、ストロングスタイルの権化たるリアルジャパンのリングに立つこととなった。対戦カードは今のところ未定。全日本プロレスのタイトルを総ナメにしたケアを迎え撃つ刺客は誰になるのか。猛者揃いのリアルジャパンだけに、虎対決に匹敵する楽しみなカードになりそうだ。

会見では、目前に迫った11月7日・相模原大会に出場する選手たちも出席。メインは初代タイガー&長州力&アレクサンダー大塚vs藤波辰爾&天龍源一郎&折原昌夫の豪華カード。初代タイガーは「12月の後楽園ホールの起爆剤になるのが、この相模原大会だ!」と、
目前に迫る相模原大会をリアルジャパンにとっての重要大会と位置づけている。9月8日・後楽園ホール大会で、激しい足攻めで病院送りにした天龍源一郎もリアルジャパンマットに連続参戦だ。長州&アレクという強力なパートナーが脇を固めるものの、「相当厳しい試合になるし、舐めてはいけない」と天龍の逆襲に気を引き締めた。

第4試合に登場するスーパー・タイガーは、念願叶って実現した石川雄規とのシングルマッチに向け「俄然、やる気が漲っている。メインを喰うぐらいの勢いで、石川社長と熱い試合をやりたい」と、意気込み十分。スーパー・タイガーにとって石川の存在は、初代タイガー、鈴木みのるとはまた別の“恩師”。己の成長と感謝の気持ちを拳に込め、正面からブツけるつもりだ。

スーパー・タイガー同様、望み通りの対戦カードに漕ぎ着けたタイガー・シャークは、ブラック・シャドーと組み、泉州力&間下隼人と激突する。
昨年7月の相模原大会で、泉州の試合を観戦し、感じ入る“何か”があったというシャークだが、「戦ってみて俺の勘違いだと感じたら、一方的に潰すだけ」と、希望していた割には、至ってクール。その鋭い舌鋒は、隣に座るパートナーのブラック・シャドーに向かった。
「今回はパートナーがいないから組んだだけ。正直、ブラック・シャドーの実力について疑問がある。果たしてどれだけやれるのか、それが問題だな!」と、だいぶ上から目線にコメント。リアル・ダークを一早く脱退し、一時はIJ選手権も手にしているシャークだけに、シングルプレイヤーとしての自信が満ち溢れている。

9月8日の後楽園ホール大会でリアル・ダークと距離を置いたブラック・シャドーと結託したものの、シャークのスタンスはあくまで一匹狼。元々タッグを組んでいた両者だが、会見中、一度も目を合わせることはなかった。

シャークの高圧的な態度に、ブラック・シャドーは、「ガラクタみたいなベルトを巻いたくらいで調子に乗るなよ。お前こそ俺の足を引っ張るんじゃねえぞ!」と、静かに威圧。パートナーの発言には不快感を露わにしたものの、対戦相手については納得している模様で、「泉州力が誰なのか、どんなスタイルなのかは分からないが、自分は間下に期待したい。これからリアルジャパンを担う選手だし、このカードは間下がどれだけ頑張れるかに掛かっている!」と団体のホープに期待を寄せた。

ヒールらしからぬ清々しい激励に、間下は「ブラック・シャドーから熱いコールを受けたので、泉州さんの力を借りず、自分だけで2人に向かっていきたいと思います。頑張るだけです」と、初々しく決意を表明。10月29日に後楽園ホールで旗揚げされた『武道 掣圏』でも気迫溢れるファイトで勝利を収めた若武者が、高くそびえる壁に挑む。

大会の幕を開ける第1試合は、スーパー・ライダーvs齋藤彰文。大先輩の胸を借りる齋藤は、「こういったチャンスが巡ってくるとは正直思わなかったので、必ず勝利を掴み取り、上に行きたいと思います」と野望を覗かせた。古豪から金星を上げ、同期のライバル間下に差を付けることが出来るか。

以上の対戦カードの他にも、セミファイナルに王者・長井満也vs関本大介の『レジェンド選手権試合』、第2試合にグラン浜田vsケンドー・ナカザキのシングルマッチが組まれるなど、初代タイガーが「すべてがメインイベント」と胸を張る相模原大会。「1つ1つの試合が大切で、“自分はその中の1つなんだ”という意識があれば、必ず良い試合になるし、きっと素晴らしい大会になるでしょう」と、大会の成功に太鼓判を押した。本当にこの相模原大会は見逃せない興行となった!


リアルジャパンプロレス特別興行
『STRONG PROOF〜強さの証明〜in SAGAMIHARA』
11月7日(日)神奈川・相模原市体育館 開場17:00開始17:30
■全対戦カード
▼第1試合30分1本勝負
スーパー・ライダー
vs
齋藤彰文
▼第2試合30分1本勝負
グラン浜田
vs
ケンドー・ナカザキ
▼第3試合30分1本勝負
タイガー・シャーク、ブラック・シャドー
vs
泉州力、間下隼人
▼第4試合スペシャルシングルマッチ
石川雄規
vs
スーパー・ライダー
▼第5試合『レジェンド選手権試合』60分1本勝負
長井満也(王者)
vs
関本大介(挑戦者)
▼第6試合60分1本勝負
初代タイガーマスク、長州力、アレクサンダー大塚
vs
藤波辰爾、天龍源一郎、折原昌夫

■チケット VIP席10,000円(特典付・最前列?3列目)、RS席8000円(4列目〜6列目)、A席6000円(7列目〜8列目)、B席4000円(9列目〜10列目)
※VIP席購入者特典(初代タイガーマスク生写真&大会記念ポスター)
■当日券チケット販売情報:相模原市体育館前にて、当日10時00分より発売!
■主催 NPO特定非営利活動法人・博愛プロジェクト/リアルジャパンプロレス
■協賛: 焼鳥 明日(ぬくい)一門グループ、コロナビール、ブルーベリー、株式会社シンエイ、中央政経通信社、株式会社ワールドゲート、坂井歯科医院、アオバ企画株式会社
■協力:NPO法人いのちを守る人道支援ネットワーク、NPO法人西湘(せいしょう)、   本郷歌謡学院、そば処中陣、有限会社28(ツーエイト)技研、e+(イープラス)、スーパー・タイガージム、株式会社RubberSoulほか

■問 NPO特定非営利活動法人・博愛プロジェクト042−815−1891




初代タイガーマスクリアルジャパンプロレス
年内最終興行『EXTREME』
12月9日(木)東京・後楽園ホール開場17:30開始18:30

■決定対戦カード
▼スペシャルシングルマッチ
初代タイガーマスク
vs
タイガーマスク
■出場予定選手 太陽ケア(初参戦)、藤波辰爾、長州力、天龍源一郎、鈴木みのる、長井満也、ウルティモ・ドラゴン、スーパー・ライダー、スーパー・タイガー、折原昌夫、ブラックタイガー、ザ・グレート・サスケ、グラン浜田、石川雄規、アレクサンダー大塚、タイガー・シャーク、ブラック・シャドー、ケンドー・ナカザキ、間下隼人、齋藤彰文
■チケット VIP席12,000円(特典付)、RS席8000円、A席6000円、B席4000円
※来場者全員に初代タイガーマスク本大会特製ポートレートをプレゼント
■チケット発売所 イープラスほか。
■協賛 株式会社ワールドゲート、戦国花道、丸八殖産(株)、かまだ家、(株)トータルリフォームサービス、モリタ屋、アオバ企画(株)、自由が丘クリニック、(有)闘魂ワールド、アルフォート(株)、チェアウォーカー快適情報誌WaWaWa、トミーヒルズ(株)、坂井歯科医院、すし処きよ菊
■協力 株式会社オフィス・アイ、タイガーマスクリターンズプロジェクト、武道通信、ゴトウカイロプラクティック院、イープラス、NPO法人博愛プロジェクト、スーパータイガージム、(株)RubberSoul
■問 KIAI PROJECTリアルジャパン事務局03−3833−3662
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黄金カードいっぱいの相模原決戦!
は絶対に見逃せないぞ!
(構成・文:安田拡了)
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初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス特別興行
『STRONG PROOF〜強さの証明〜in SAGAMIHARA』
■日時:2010年11月07日(日)
開場/17時00分 試合開始/17時30分
■会場:相模原市体育館(神奈川県相模原市役所前)
■席種・料金:
VIP席[特典付]:10,000円/RS席:8.000円 /A席:6.000円 /B席:4.000円
●VIP席購入者特典(当日会場にて引換):
★特典1)初代タイガーマスク生写真、★特典2)大会記念ポスター


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後楽園とレベルが同じ相模原大会――。
どの団体もメイン会場以外の興行になるとカード内容が暗黙のうちに落とされる
場合がある。
差別化をしなければ、メイン会場の権威が失墜するからだ。しかし、リアルジャパンは違った。
そんなタブーなんか必要ないとばかりに、 11月7日(日)の相模原大会はメイン会
場である後楽園ホールと同レベルの豪華カードが並ぶ!なんとメインは初代タイ
ガーマスク&長州力&アレクサンダー大塚vs藤波辰爾&天龍源一郎&折原昌夫と
いう黄金カードを持ってきた! しかも、他の試合はシングル戦が目白押し!


<メインイベント(第6試合) 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
初代タイガーマスク(RJPW)&長州力(リキプロ)&アレクサンダー大塚(AODC)
vs
藤波辰爾(ドラディション)&天龍源一郎(天龍PROJECT)&折原昌夫(メビウス)

「師・天龍のためだったら、死ぬ覚悟の折原雅夫が、暴れまくる!?」

相模原大会は臓器移植活動によって小さな子供の命を助けているNPO法人・博愛プロジェクトと
プロレスの復興を目指すリアルジャパンの共同主催で行なわれる大会で「博愛ま
つり」の夜の部としておこなわれる。
昼の部にはプロレスラーとの交流、そして臓器移植の講演も行なわれるが、こういう博愛プロジェクトの活動に
リアルジャパンが深く共鳴して、メイン会場の後楽園ホールと同様なレベルのカードを相模原に持ってきた。
メインはレジェンド組に実力派といわれるアレクサンダー大塚と折原昌夫が合体して争うため、
いっそう重層感が増したものになった。
前回の試合(9・8後楽園)では初代タイガーが試合開始間もなく、天龍の足を徹底的に攻撃。
試合後も集中して、最終的に病院送りにしてしまった。当然ながら、天龍は怒髪天を衝く思いだ。悔しい!
今回、天龍は悔しさを爆発させるように、盟友藤波と愛弟子である折原昌夫をタッグパートナーにしてきた。
これはまさしく、初代タイガーに反撃を食らわすための強力カード。ことに折原は天龍にプロレスを教わり、
天龍を神として敬慕しているほど。大げさでもなんでもなく、
師・天龍のためなら死んでもいいと思っているトンパチだ。
メインはその意味で折原の動きが注目される。おそらく折原は天龍の壁になり、
そして鉄砲玉となって初代タイガーを狙ってくるはずだ。
となると初代タイガーを守るための壁になるレスラーが必要になってくる。
初代タイガーは長州力と組むが、ここに折原の天敵でもあるアレクサンダー大塚を布陣に加えた。
折原の攻撃は予想される。その折原の攻めを阻み、逆に打ち負かすのが大塚の役目というわけだ。
さらに言えば、大塚は前回、長井にレジェンドベルトを獲られたばかり。
その憂さ晴らしにはもってこいだろう。
両軍、大御所たちが入り乱れての激しい大戦になる!


<セミファイナル(第5試合) レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
長井満也(ドラディション)vs関本大介(大日本プロレス)

「不言実行の男・関本がレジェンド王座挑戦!」

さてセミファイナルはレジェンド選手権。
 前回、大塚からレジェンドベルトを奪った長井満也の初防衛戦だ。
その挑戦者に選ばれたのは関本大介(大日本)だった。
関本はリアルジャパンに参戦して以来、初代タイガーに肉体派プロレスを認められてきた。
ほとんど無駄口を言わないので仲間内では「完全無欠のプロレスラー」と評する
ところを「完全無口なプロレスラー」と言われ、不言実行の男としても知られて
いる。認めてくれた初代タイガーに報いるためにも期待に応える試合をやってく
れることだろう。
ただし、レジェンド王者になったばかりの長井満也は外国人にも通用する大柄な肉体を持ち、
シュートボクシング、リングス、そしてプロレスとオールマイティーに格闘技界
を生きてきた男。当然ながらサブミッションテクニックを当たり前のように武器
にしている熟練選手だ。頑丈な肉体は持っているが小柄な関本が王者・長井を相
手にどのように闘うか。入念な作戦を要するところだ。


<第4試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
石川雄規(バトラーツ)vsスーパー・タイガー(RJPW)

「集大成に、情念燃えるスーパー・タイガー!」

 第四試合はなんとスーパー・タイガーが指名し、石川雄規と対戦することになった。
石川への恩に報いる試合と言っていいだろう。
もともと、スーパー・タイガーは打撃を中心にした総合格闘技系の出身。プロレスをまったく知らなかった。
だからプロレスをやるとなった時、初代タイガーはバトラーツの石川雄規に「こいつを仕込んでくれ」と頼んだ。
石川はプロレスの神様カール・ゴッチを師として学び、アントニオ猪木を心の師として慕い、
さらには藤原喜明を師としてモミクチャにしごかれて育ったプロレスラーだ。
情念のプロレスラーと形容されるが、それはこの経歴から見てもわかるように、
プロレスへの熱い思いが技、表情、姿にじみ出てくるからである。
初代タイガーは、そんな石川にSタイガーを預けた。おかげでSタイガーの試合は
試合数が少ないにもかかわらず、みるみると成長してきた。
その後、石川の先輩でゴッチ、猪木、藤原を師としている鈴木みのるがタッグ・パートナーになった。
ここで精神面を徹底的に鈴木にしごかれ、反骨精神が鍛えられた。
考えてみるとSタイガーは、凄いプロレスのルーツを吸収してきたことになる。
しかし、そのルーツが自分のものになっているかどうか…。つまり、それを確める試合が、この試合なのだ。
 Sタイガーは言う。
「最初に面倒をみていただいた石川さんと試合が出来るのであれば、
12月、そして来年に向けて自分自身の立ち位置が見えてくる。
いまの自分が石川さんにどう映るのか。ぶつけていきたい」
 燃えるSタイガーの情念が、恩ある石川の情念とぶつかりあう。厚みのあるプロレスになりそうだ。


<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
タイガー・シャーク(RJPW)&ブラック・シャドー(RJPW)

「タイガー・シャーク、修羅の道の序章!」

第三試合はタイガー・シャーク&ブラック・シャドーvs泉州力&間下隼人。タイガー・ジャークは、
前IJ第15代王者で前回、佐藤光留を破って5度目の防衛に成功。6度目の防衛線
でベルトは落としたが、他のベルト挑戦に意欲を見せたばかり。
このシャークが泉州力とシングルをやりたいと要望した。なぜ、泉州力なのか、と
素朴に思う人もいるだろうが以前、
シャークは石川と泉州のバシバシのシングル戦を見た。その時の泉州に惹きつけ
られるものがあったのだというのだ。
石川との試合はガンガン殴りあい、蹴りあい、極めあう試合が多い。
精神的に強くならなければつとまらない。
おそらくシャークは泉州に精神力の強さを見て、やってみたいと衝動的にかられたのだろう。
また、このカードには別の対立構造があるので、これも頭の隅に入れておいてもらいたい。
初代タイガーマスクの下でやってきたシャーク。そして長州力に憧れて長州の真
似をしてきた泉州。この2人はそれぞれ初代タイガーと長州の目の前で闘うのだ
から、これはもうケンカプロレスだ。
また9・8後楽園で折原と袂を分かったブラック・シャドーがシャークと手を組んだ。
シャークはタッグチームとしての強さも見せつけてくることだろう。もちろん次
の狙いは黒いベルトだ。
ケンカこそがプロレス。王者の強さを見せつけたいシャークはいよいよ修羅の道に入る!

<第2試合シングルマッチ 30分1本勝負>
グラン浜田(フリー)vsケンドー・ナカザキ(RJPW)

「還暦間近。G浜田の健闘を祈る!」

第二試合はグラン浜田vsケンドー・ナカザキのシングル対決がついに実現!
これまでグラン浜田はナカザキと6人タッグマッチで対戦してきた。
しかし、そのたびにナカザキの執拗な反則攻撃に手を焼いてきた。
「もう、タッグはたくさんだ!今夜こそ、憎たらしいナカザキを粉砕だ!」
この試合は浜田がベテランの意地とテクニックを見せつけてナカザキ狩りに集中
する。11月27日で還暦を迎える浜田。健闘を祈る!

<第1試合シングルマッチ 30分1本勝負>
スーパー・ライダー(RJPW)vs齋藤彰文(RJPW)

「“リアルジャパンスタイルを最も知り尽くす男”ライダーが本大会の扉を開ける!」

第一試合はスーパー・ライダーvs斎藤彰文。斎藤は、そろそろ新弟子とは言われたくない。
それを察して、スーパー・ライダーが胸を貸す。
スーパー・ライダーは今年6月の大会では間下に胸を貸し、間下はフィッシャー
マンズ・スープレックスで敗れている。間下とライバル関係にある斎藤の「間下
先輩だけには負けたくない。ライダーをなんとかして…」。斎藤の踏ん張りが目
に見えるようだ。

『LEGEND THE PRO−WRESTLING』
■日時 2011年1月10日(月)開場11:15開始12:00
■会場 東京・後楽園ホール
■主催 LEGEND THE PRO−WRESTLING実行委員会

■決定対戦カード
▼シングルマッチ
藤波辰爾(ドラディション)
vs
長州力(リキプロ)
■出場選手 初代タイガーマスク(リアルジャパンプロレス)


■藤波辰爾(冒頭挨拶)
「こんにちは、藤波です。今日はお忙しいところをお集まりいただき、本当にありがとうございます。突然の会見でさぞビックリされたと思いますけど、今日お呼びした主旨を説明させていただきます。
自分は今、ドラディションという団体を立ち上げてます。タイガーマスクもリアルジャパン、長州選手もロックアップをやっています。ずっと個人で活躍してきて、今はこの3人で日本全国をプロレスの興行で回ることもありますが、そこで自分が常々感じるのは、我々は一番プロレスが良い時代に育ててもらったのかな、と。そういう部分で、これから我々は何ができるのか? せっかくこの3人が揃って活動していく中で、なにかひとつ活動するための母体を作ろうじゃないかと。
これは団体ではありません。我々3人で活動する中で、『レジェンド・ザ・プロレスリング』という名前が生まれました。もちろん3人が揃うわけですから、大会ありきです。興行からいろんなものが生まれていけばいいなと思います。すでにできあがっているわけじゃありません。これからいろんな形で、“これもできるね”“あれもできるね”“これもやってみたいね”とか、そういう話が生まれてくると思います。それぞれが30年以上このプロレスにお世話になってて、今度は我々がこのプロレスを通じて、各方面を元気づけたりとか、活躍の場があるんじゃないかと。いろんな可能性を考えて、こういう活動をすることになりました。
 大会ですが、来年の1月10日(月)に、東京の後楽園ホールで、昼間の12:00からとなります。これを我々にとって大会のスタートにしようという。全カードが出たわけではありません。これからいろんな形でカードが決まると思います」

■長州力
「どれぐらいぶりですかね、藤波さんとのシングルマッチは。僕自身は大変光栄で、異存は全くないですね。趣旨は藤波さんが今述べたとおり。藤波さんと僕は性格的にも考え方的にも、違った部分があるんですけど、藤波さんが述べた主旨の部分に関しては、我々がこの何十年か遠回りしながらも、また出会って、1つの道になっていくのかなという感じでいます。
藤波さんとは去年から、タイガーマスクを含めて3人で大会に出場したりしたんですけど、やっぱりあくまで自分の気持ちの中では、どうしても物足りないというか。でも、この大会に関して、藤波さんやタイガーと話し合いをして、これから1つの道をまた3人で歩めるのかなという部分では、自分も何ができるかわからないですけど、自分が描いたような形で歩いていけるかなという部分があります。
今回、藤波さんが腰を上げていただき、後楽園で新春のシングルマッチができることを光栄に思ってますし、気持ちを切り替えてね。今年もあと2ヵ月ちょっとですけど、それに向けて進んでいこうかなと。また1つ目標ができて、結構気合いを入れていかないとダメですね。ポシャるようなことはできないし。結構気合いを入れていきます。そこのところだけです、はい」


■初代タイガーマスク
「本日はお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。レジェンドという名前は我々が付けたわけではなく、自然発生的に外の方から、“レジェンドという名前にしたら?”という形で付けさせていただいた次第です。
3人で地方を回ったりとかして、その歓迎ぶりというんでしょうか、熱狂的な渦というんでしょうか、町をあげての歓迎で。それだけのネームバリューというんでしょうか。全盛期のあの環境と同じようなお客さんの声援があって。そして、昭和を思い出すわけではなく、平成の若い人たちも熱狂していただいて。町おこしのような、町ぐるみの試合というのを体験させていただいてます。
何回か3人で食事をしながら、“なにかチャリティーとかボランティアでできることは無いのかな?”という話をさせていただきました。自分たちもプロレス生活が最後の方に近いので、ボランティアなどで困っている人たちを助けてあげたいと。この3人のネームバリューのエネルギーを使うことができないのかなという話し合いになりまして、今回の形になってきました。
そこで、一番最初の試合を1月10日にしようという話になりまして、“そこは藤波さんと長州さんの1対1しかないですよ”という形で、快く引き受けていただきました。この試合ももちろんチャリティーで、いろんな方面に貢献したいと思いますし、プロレス界を活性するためにもいいと思います。本当に自然に3人がこういう意見が一致して、自然とこの話になったんです。今から試合を見るのにワクワクしていて、1ファンとしてこの試合を見守りたいと思ってます。できましたら、当日この試合を見守るために、余裕のある体勢でこれを見たいと思います。僕がレフェリーをやってもいいかなと思うぐらいで、最高の試合をやってくれると思います。
長州さんもまったく現役と変わらない動きをして、地方のファンもビックリしてますし、藤波さんもこの前の佐渡で現役時代よりも物凄い動きをするのを見せてもらいました。今一番いい動きをする2人が戦うことに、僕は本当に期待してワクワクしています。この3人が集まると、やはりネームバリューという部分では、一般の人たちから凄く多くの注目を浴びさせていただいてます。これで何かボランティアができれば、最高の幸せだと思います。力になっていただき、活性化させていただければ、幸せに思います」


■藤波辰爾(長州戦に向けて)
「とにかく自分にとっては、待ちに待ったというよりも、いつかいつかという感じで、ドラディションの中で昨年タッグで戦ったんですけど、とにかく“1回やろうよ”と長州選手からの呼びかけもあって。なかなか自分の腰が上がらなかったんですけど、今回こういう形のものを打ち上げるからには、それなりの覚悟がいりますんで。自分で可能な限りのことをやってコンディションを整えて、もう1回この戦いに賭けてみようかなという風に、今はそういう気持ちでおります。
あと、タイガーマスクの方から話があったように、この3人で地方をずっと回ってましたけど、昭和、昭和と言って昔をただ懐かしむだけじゃなくて、もう1回、今のプロレスに目を向けるキッカケに我々がなればいいなと。先日は佐渡島、それから10月24日に九州の行橋に行くんですが、ここも町ぐるみで活気づくような趣旨の大会なんですけど、たまたまそういう中で、僕も行橋に行ってPRをしてきたんですね。その町が昭和の元号の発祥の地だというのを聞いて。吉田増蔵さんという方が“昭和”の元号を考えたんですけど、その方が行橋にいて。行橋で“昭和プロレス復興委員会”というものが起ち上がったんですね。そういったように、プロレスが町を活気づけるひとつのキッカケにさせてもらえばなと。町ぐるみで動いていますんで。先ほども言ったように、我々がプロレスからいただいたパワーを、今度は我々がいろんな形で少しでも各方面に協力、または役立つことができたらと思いますんで。そういう部分で、ご協力の方をよろしくお願いします」




■質疑応答
――3人以外にどのような選手の参加を予定していますか?
藤波「ここ数日3人で打ち合わせをしている中で、まず僕らの戦いがお互いに“やろう”というところから始まって。そうなれば、これから他の選手の人選やカードも決まってくるだろうし。一番大事なのは、横にいるタイガーマスクのカードがまだ決まっていないこと。なるべく早い機会にカードを決めたいなと。いろんな形で参加してくる選手がいるでしょうし、こちらからぜひとも参加してほしい選手も当然出てくるでしょうし。カードはなるべく早めに出したいと思います」
――3人が揃う興行はドラディションやリアルジャパンでもありましたが、このレジェンドならではの具体的な特色は?
長州「自分なりの受け取り方なんですけど、新日本でも蝶野絡みでレジェンドをやったことはあるんですが、どうしてもうまく行かなかった。ポシャったという部分がありますよね。今回も、またレジェンドという形なんですけど、この意味が僕も大変気になって、3人で話したんですね。でも、もう我々3人にとって呼び名はこれしかないような気がして。新たに今回、そういう部分の中で、しっかりとした気持ちを持っていこうという部分の中でロゴマークが、これも大変協力していただき、面白いものに。最後はこのロゴマークが、新日本で長年使っているライオンのように、もっと価値観を付けていければなという。僕自身はこのレジェンドのロゴマーク、これを大事にしながら、この価値観と意味と、そういうものを大変重要視しながらやっていきたい。最後までレジェンドの道を3人で歩いていきたいなと思っていますね」
――興行は定期的に開催していくんでしょうか?
藤波「今、3人がそれぞれが活動していく団体を持ってるので、今ここで、例えば月に1回とか、2ヵ月に1回とか、いろいろな期日を決めてしまうと、自分たちの行動範囲の中でどこかで無理が来るというのはあると思います。とにかく、あまり期間を空けずに、自分たちのタイミングがあった時、そういう状況になった時、この大会をやろうという。大会の日時に関してはそういう形で、自由にできるようにしています。それと、ただ大会だけが我々の主旨ではなくて、リングを使わずにいろんな活動ができるというのも広がっていくと思います」
――興行以外のプロジェクトでは、どのような構想がありますか?
藤波「これも先ほど言ったように、ここに全てができあがって皆さんにお知らせできるものがあればいいんですけど、これから我々が動く中で、これもできる、あれもできるといろんな形で可能性が出てくると思うんですね。その中で、いろんなものを付け加えて行ければいいかなと思います。先にいろんなものを被せてしまうと、あまりにも広がりがなくなっちゃうんで。ただ、先ほども言ったように、リングを持っていかずに、いろいろなところに行けるなと。例えば福祉のお手伝いであったりとか、チャリティーイベントを企画したりとか、いろいろな形でリングを使わずに我々が行って、皆さんに楽しんでもらえる活動ができるのかなと今は思います」
――活動自体は全国的に?
藤波「はい、そうですね」
――『レジェンド・ザ・プロレスリング』という名前だが、参戦するのはいわゆる同世代の選手が中心でしょうか? それとも若い選手たちも出場するんでしょうか?
長州「選手から声をかけていただければ。上がりたいというか、大会に出てみたいという選手がいれば。誰も彼もというわけにはいかないと思いますけど。そして今、厳しい中で、団体からあぶれた選手たちや、本当に好きで一生懸命やっている選手もいます。そういう選手がこれをキッカケに参戦してくれると嬉しいですね。今回の興行、今からまた藤波さんと話していきますけど、こっち側から見て、“この選手はあげた方がいいんじゃないか”という部分で、我々的も選手を作り直していける。だから、タイガー絡みでも何でも、いろんな選手がぶつかるという、そういうものを作ってやらせたいなと思っているんで」
――先ほどタイガーマスク選手の話で、「メインは藤波vs長州しかない」というのがあっりましたが、それはタイガー選手がお二人に提案したですか?
タイガー「話し合いをしてる時に、“これしかないでしょう”と言ったら、長州さんが藤波さんの方を見て…」
長州「僕の意向は強いですね。この大会が現実的に動く前の話ですけど、僕の意向は藤波さんに言いました。別にメインじゃなくても、シングルでやりましょうということは藤波さんに伝えました」
――その意見を聞いた時、藤波選手はどういう心境だったんですか?
藤波「まあ、いつかはという。ドラディションの大会にも2人にあがってもらったんだけど、その中で長州さんの方から“いつかそういう時期が来れば”というのは振られてましたんでね。自分の中では、自分の心の中にあるまだ閉まっておきたいカードというか。自分がやりたいカードほど、なかなかそこに踏み切れないというものなんですね。体調なりいろいろなことも当然ありますし。とにかくそういう部分の中で、長州戦では自分にも新しいものが生まれるというのかな。来年1月、年始めという部分でもありますんで、自分自身のことは切り替えてという。自分の勝負にしてもいいのかなとか。そういうのがありましたね。自分も二つ返事で受けたということです」
――タイガーマスク選手が現時点で戦ってみたい選手は?
タイガー「既存の大会で3人が揃って出ていますけど、“今回の大会とはどう違うんですか?”というご質問があったように、既存の大会では既存の団体に合わせるような、興行を考えたものをしてますよね。人脈とかそういうものの中で戦っていくんで、自分たちのいいようにやってますけど、今大会は3人で、本当に協力し合って、このプロレスというものを活性化していこうということですので、もっと広いネットワークができてくるわけですね。リアルジャパンとか、ドラディションとか、リキプロだけで戦っている選手だけのものではなくて、もっと広い範囲で人選ができたら。今まで戦ったことのないような人たちとも戦ってみたいなと。それが特色ですからね。魂が違うし、より一歩プロレスの活性化に向けて、何かできるんではないかというカードに、藤波さんと長州さんにお願いしようかなと思います。戦う相手はお任せします」