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この熱気を感じよ!

つまらない選手は絶対に用意しない!
―そう豪語するだけあって今回の6・17後楽園ホール大会も蝶野、長州らが出場し、実に凄い顔合わせとなった。そればかりか折原が勝手に新ベルトを作って、新しいリアルジャパンを作り出そうと躍起だ。6・17後楽園ホール大会名は「STRONG STORM」。その大会名にふさわしく地の底からシューッと噴き出してくるような熱い息吹が伝わってくるようだ!


初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『STRONG STORM』 6/17(水) 後楽園ホール

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◆蝶野に小躍りする少年の心を感じたい

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初代タイガーマスク(RJPW)長州力(リキプロ)ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)vs蝶野正洋(新日本)ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)関本大介(大日本)。まず、6団体の代表あるいはエースが顔を揃えてタッグマッチをやるなんて普通だったらありえない。レスラーというのは、面白いカードじゃなかったらやらない人種。だから、この6人は揃いもそろって、このタッグマッチに興味があるということだろう。

「興味あるかって? 当たり前じゃないですか。初代タイガーマスクが出てきた衝撃というのは、それをみた人たちの頭から消えるわけがない」というのは“黒のカリスマ”蝶野正洋だ。

「だって、初代タイガーとやれるんですよ。この年になっても大先輩の初代タイガーから学びたいものはいくらでもありますよ」蝶野の興奮は久しぶりだ。

 蝶野が入団した頃、私はぶらりと新日本の道場を訪ねたことがある。ガラ〜ンとした合宿所に橋本真也が漫画を読みながら寝そべっていて、蝶野は台所にいたような気がする。とにかく、クーデターによって先輩たちがみんないなくなってしまい、道場と合宿所はまったく緊張感がなかったことが強烈な記憶として残っている。こちらも拍子抜けしたが、蝶野たちのほうが当事者だから、もっと拍子抜けしていたことだろう。

 本来なら新日本の道場で憧れの初代タイガーにもみくちゃにされて練習できると思っていたのに、心にぽっかりと風穴が空いたような感じだったのだ。

 少年の頃に抱いた憧れというのは、自分が大物になったとしても憧れのままである。新日本入団以来、25年の月日を経て初代タイガーと対戦する蝶野。

「ソバットは受けたくない。しかし、受けてもみたい」という。その気持ち、凄い分かる。

「昭和のプロレスラーって、ブレ幅が大きい。長州さんだって右に振れていたのが、逆に遊び心のほうも出てくる。遊ばれないようにしないといけないですね」(蝶野)

 プロレスにはいろんな見方で観戦できる楽しみがある。私は蝶野に小躍りするような少年の心を感じながら見ようと思う。なんか蝶野のウキウキ感が伝染しそうだ。

 また、初代タイガーが、そのストロングな戦いにホレ抜いている大日本の関本に期待している。リアルジャパンに上がったら、一層にストロングな大変身を遂げてもらいたい。


◆鈴木の呪いが増幅!
 
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セミファイナルの第四試合は、呪われているように寒気がする。

鈴木みのるのせいである。相手は石川雄規と長井満也のタッグチームで、鈴木はこの二人に呪いの呪文のように「Uの残骸」だの「残飯」だのとけしかけた。

けしかけられた石川、長井だが鈴木はUWFの先輩だけに何も言えない。だから、呪いの鬱屈だけが体中に充満していくのだ。まったく腹わたが煮えくり返ることだろう。

しかし、石川、長井とも無言のうちに「この悶々としたものを払いのけるにはリングで葬りさるしかない」と決めているのだから、その意味では明確なガンガンのプロレスをやってくれることだろう。

と、思っていたら…長井はともかく石川にとって、思いもかけない展開になった。というのは、ずっとマンツーマンでプロレスを教えてきた“愛弟子”スーパー・タイガーが、あろうことか鈴木のパートナーを志願したからである。

鈴木潰しに一気に向かおうとしていた石川の心がかき乱されたのは言うまでもない。

スーパー・タイガーよ、どうして鈴木のパートナーを志願したんだ。それはないだろ!

タイガーは真面目だけに、もっともっと自分自身の心を強くしたく、彼なりに覚悟の上で鈴木の毒を吸収したかったのだろうが。

そんなスーパー・タイガーを見抜いた鈴木が言った。

「こいつには毒が足りねえよ。正直言って、こいつをどうこうするつもりはない。そんなことをしたって面白くないから、俺なりのオモチャ。大人のオモチャだな」

当日の6月17日は鈴木の誕生日。リングでは鈴木なりのハッピバースデーのパーティーを考えているらしい。もちろん、パーティーというのは暴れ方のことだ。

さあ、タイガーの志願で鈴木の呪いも強烈になったようだ。心乱れる石川。長井の絶妙なアシストで乗り越えてほしい。鈴木の呪いをぶっこわせ。


◆この試合を猪木にぶつける!?

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第三試合はレジェンド・チャンピオンシップだ。王者のアレクサンダー大塚はバトラーツの澤宗紀の挑戦を受ける。大塚のバトラーツ時代には澤はまだ入門していなかったので、大塚は澤のニュー・バトラーツ精神を真っ向から受けることになるが、キャリア的にはずい分格下になる。

澤は「波風を立てる!」と意気込んでいるように負けて当たり前だから、プレッシャーなどはない。どんどん大塚を攻め立ててくることだろう。

そんな澤に対して、王者として風格が出てきた大塚。もたついてはいられない。

「絶対に負けられない。負けられないし、素晴らしい内容で勝ってみせる」と自分に言い聞かせるようなコメントをした。

えっ、と驚かせてくれたのが初代タイガーの発言だった。

「これからのプロレス界にとって一番何が必要なのか。こういう試合が必要じゃないですか、というのを猪木さんにぶつけてみたい大会にしたい。その意味で、この試合はぶつけられる試合になると思います」

そう言われては、一層の力が入るというものだ。大塚が「澤は自分よりも器用貧乏な男。そこそこやれてしまう」とわざと挑発すれば、ぐさりと心をえぐられた澤も「いろんな意味で僕は貧乏。ぎりぎりの戦いをしていきたい。毎回毎回引退のつもりで」と切り返す。

澤が器用を打ち消して、がむしゃらであればあるほど大塚も熱くスリリングなプロレスを展開しやすい。面白くなってきた。

初代タイガー発言で新旧バトラーツの激突に火が点いた!


◆勝手に作った新ベルトの思惑

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第二試合は折原昌夫の率いるリアル・ダークに、さんざん痛めつけられてきたグラン浜田が初参戦の稔、復帰を果たすサミー・リーJrと混成トリオを組んで激突。

しかし、会見で折原はとんでもないものを披露した。勝手に「リアル・ダーク・レスリング・チャンピオンシップ(R・D・W・C)」なるタッグベルトを2本持参。

「これから彼ら2人(シャークとシャドー)にベルトを巻いてもらって、強敵をどんどん当てていきます」 と言うではないか! 

通常、ベルトというのは団体の許可があって作られる。それを誰の許可なく勝手に作ってきてしまったのだから非常事態というしかない。

折原の考え方は初代タイガーの提唱するストロングスタイルを前面に打ち出していくものとは若干、違う。

天龍源一郎の教えを受けているだけにストロングはストロングでも強さだけではないものを打ち出していきたいという気持ちが強いのだ。ベルトを巻いて暴れまわって最終的に初代タイガーに公式なベルトとして認めてもらいたいという。

だが「R・D・W・C」ベルトと言っても悪の紋章のようなもの。いったい、誰が憧れ、欲しがるというのか。それがまず疑問だ。

ともかくベルトの価値というのは巻いているレスラーでどんどん高まっていくもの。リアル・ダークの暴れっぷり次第だろう。

「いまのプロレス界は会社が作ったものの中で選手が動いている。そんなのはプロレスじゃない。俺が知っているタイガーマスクや天龍源一郎の世代は、選手が動いて勝手に物事を作り、それを会社がうまくまとめていた。俺はそれをやる。それをしなかったら面白くならない。会社のためではなく、ファンのためにファイトしていくよ」(折原)

確かに1980年代のプロレスは選手がエネルギッシュに相手に挑みかかり、会社は面白がってマッチメークをしてプロレス全盛時代を築いてきた。折原はその動きに戻したいと思っているのだ。

勝手に作った新ベルト。その価値を高める第一段階。今回の相手は価値を高めるにはいきなり十分すぎる強豪となった!


◆前座の気迫は先輩の厳しい攻めから

新弟子の間下隼人、斎藤彰文がタッグを組んで大先輩のスーパー・ライダー、ケンドー・ナカザキの胸を借りることになった。

この試合について、とやかく言うことはない。間下と斎藤はがむしゃらに向かっていくだけでいい。前座試合というのは苦しい修行の場だ。スーパー・ライダーとナカザキも厳しい攻めをすればするほど、新弟子というのは成長する。間下、斎藤が技を出したところで蹴散らされることだろう。そこではじめてプロレスとは技ではなくて気迫だということが思い知らされるのだ。

間下、斎藤よりも、スーパー・ライダー、ナカザキの攻め方に注目したい。どれだけ厳しい攻めをすることができるかで、この試合の迫力が変わってくるからだ。間下、斎藤の新弟子に気迫が見えなければ、スーパー・ライガーとナカザキをブーイングすべし!

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【全文コメント】ドリームマッチ!初代タイガーマスク&長州力&ウルティモ・ドラゴンvs蝶野正洋&ザ・グレート・サスケ&関本大介

初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『STRONG STORM』 6/17(水) 後楽園ホール

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【各選手コメント】
■初代タイガーマスク
「本日はお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。きたる6月17日のリアルジャパンプロレスですが、なんと、あの長州さんが参戦してくれるということになりまして、大変な試合になってしまったなと思っております。蝶野選手が戦いを望んできて、どういう戦いになるかと自分では不安な部分もありましたけど、長州さんが応援してくれるということで、大きな船に乗ったようなつもりで、思いきりファイトをしていきたいと思います。ちょっとは服がちっちゃくなりましたけど、体調はバッチリですので、やってみたいと思います」

■長州力
「久しぶりにウルティモ・ドラゴンやサスケ…まあ、関本はLOCK UPなんかにも出たことあるけど、凄くいい選手で。ある部分では楽しみというか。でも、僕のスタンスはほとんど変わらないんで。とにかく頑張って、自分らしい試合をやっていこうと思います」

■ウルティモ・ドラゴン
「皆さんご無沙汰しております。最初に断っておきますけど、私はインフルエンザに感染しておりませんので、ご安心ください。今回、こういう形で初代タイガーマスクと、そして私の横にいらっしゃいます長州さんと組みます。長州さんとタッグを組ませていただくのは初めてですけど、14日のドラディション大阪大会では対戦すると。佐山さんもそうですが、僕は子供の頃から憧れてた大先輩ですから。もちろん試合では勝ちに行きますけど、いつものことなんですが、リング上でこういう素晴らしいタッグを楽しみたいなと」

■グレート・サスケ
「前にリアルジャパンさんに出させていただいたのは、アレクサンダー大塚とのタイトル戦だと思います。そこで私は敗れてしまいまして、前回のリアルジャパンさんの大会は欠場したわけですけど、今回は“出場のチャンスをください”と私から猛アピールしまして、今回の出場の運びとなったわけです。チャンスをいただいたことに感謝すると共に、初代タイガーマスク、そしてウルティモ・ドラゴン師匠とリアルジャパンのリングで対戦できることを嬉しく思っています。また、長州さんとも初めてリング上で相対するということで、緊張しております。私のパートナーは関本さん、そして今日は会見にいらっしゃらないんですが、蝶野さんと初のトリオ結成ということで、私は自分で言っちゃいますが、“こちらのトリオも夢のトリオだぞ”と。この辺を皆さんに強くアピールしていきたいと思います。よろしくお願いします」

■関本大介
「初参戦で、しかもこういうカード。自分は非常に緊張していますけど、緊張して恐縮していたら意味がないと思うんで、当日は弾けようと思います」

■初代タイガーマスク(各選手の発言を受けて)
「やはりサスケさんが言ったように、あちらも夢のトリオだと。こういう試合ができて本当に幸せですし、ファンのニーズに応えることができたかなと。そういう嬉しさと、自分もちゃんと引き締めていきたいと思います」

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【質疑応答】
――この試合で見せたいもの、テーマとして訴えたいものはある?
ウルティモ「夢の6人タッグということで、それぞれにバラバラの個性がありますんで、自分が自分の力を出せば、このチームが勝つと思うんで。後ろには長州さんもタイガーマスクさんもいらっしゃいますんで、自分がとにかく動いて、最後に繋げたいなと思ってます」
長州「みんな今現在マスクマンだったり、一世風靡している選手ばかりなので。その中で、相手側には蝶野がいるし。タッグでは反対になりますけど、とにかくその中で、自分が浮かないように。さっきも言ったけど、自分のスタンスは変わらないんで、浮かないように。まあ、面白いカードではあるし、お客さんの期待を裏切らないような試合をするつもりではいます。とにかく頑張ります。そういうことです」
サスケ「やはり私の出来ることと言ったら空中技ですから、飛んで飛んで飛びまくると。こちら側のチームの鉄砲玉になるという思いです」
関本「自分がこの中で最年少で、キャリアも一番浅いので、サスケさんが行く前に、自分が鉄砲玉になって、特攻していきたいと思います」
――初代タイガーマスク選手。先ほど服が小さくなったと話していたが、減量に成功した?
タイガー「減量に成功したというか、腹筋を強くしたというか。瞬時にして筋肉が跳ねるようになったということだと思います」
――新しい技は?
タイガー「ボタン外しとか、新しい技を考えています」
――普段からストロングスタイルの復興を訴えているが、このカードにどんな思いが込められている?
タイガー「いつも言うことですけど、リアルジャパンがどうのこうのというのは一切考えてません。プロレスの復興に対して、自信があるようなカードと自信のあるファイトを皆さんに提供していきたい。いい時のプロレスというのを本当に思い起こして、こういう戦い方があるんだということを、自分の体が動く限りファンに伝えていきたいと。こういう意志で、まあ、毎回そうですけど、今回はカードを組ませていただきました」
――相手チームの中で狙っていきたい相手、ガッチリ手を合わせてみたい相手は?
ウルティモ「私はズバリ、サスケですね。これからしばらくの間は、サスケと戦うことが自分のテーマでもあると思いますし、ここで1発ちょっと出鼻をくじいてやろうかなと思います」
長州「僕は何回も言っている通り、こういうカードですから、とにかく浮かないように。スタンスは変わらないけど。ただそれだけです」
サスケ「私も師匠であるウルティモ・ドラゴンただ1人というところですね。言われるまでもなく、私の方こそウルティモ・ドラゴン越え、師匠越えというのを狙ってますんで。なんとか6人タッグという、ある意味、どさくさ紛れで、ウルティモ・ドラゴンからピンフォールを奪いたいと思っております」
関本「自分は目標とするプロレスラー、長州さんを狙っていきたいと思います」
――ウルティモ選手。例のインフルエンザでドラゴマニアが延期になったが、メキシコで試合はしてきた?
ウルティモ「試合はしてこなかったです。だから、日曜日のドラディションで大阪、次の東京ではリアルジャパンの後楽園大会が復帰戦というか。別にケガして休んでいたわけじゃないですけど、インフルエンザ騒動後の初めての試合ですね」
――ウルティモ選手が一番最後に試合をしたのは、いつのこと?
ウルティモ「すいません。覚えていません」


090617_realjapan_27.jpg■ウルティモ・ドラゴン(カコミ)
――来日はいつ?
「ホントにさっきです。今日ですよ」
――空港は大丈夫だった?
「大丈夫ですよ」
――ドラゴマニアは延期?
「延期です。8月にやります。もう少しで詳しい日程が出るんじゃないかな」
――メキシコでプロレスの興行は普通にやっている?
「やってます。やってますけど、メキシコシティの一部だけですね。あと地方はほとんど壊滅状態ですね、メキシコの国内も。私の方から触れるのはどうかなと思いますけど、インフルエンザの件があったので、地方の独立系のプロモーターはほとんど壊滅状態ですよ」
――やっているのは大手のプロモーションだけ?
「本当に大きいところだけですね。実はオーストラリア遠征が決まっていたんですけど、それもキャンセルになってしまって。ドラゴマニア後にも海外遠征があったんですけど、それも中止になってしまって、メキシコで缶詰状態になってました。これはちょっとまずいなと思って、実は国外に脱出してまして、中南米を放浪してました。エクアドルにも行ってましたよ」
――ドラゴマニアが延期になり、試合もできなかったことはショックだった?
「いや、ショックはないですね。インフルエンザの騒動が起きた時に、メキシコシティのレストランがクローズになったりだとか、プロレスもそうですけど、その他の娯楽関係も、実質的に2週間ぐらいクローズになって。その時点で、これはもうダメだないう風に自分の中で判断してたんでね。最初の2、3日は“どうしたらいいんだろう”と思ってましたけど、逆に吹っ切れて、“これはこの時期に開催しちゃいけないんだな”と。それと、中南米の方に行って、新たなマーケットの開拓ということで、向こうのプロモーターともミーティングしてきたので、いいタイミングだったんじゃないかなって。夏から秋にかけての中南米遠征というのも、今後の自分のマーケットの中に入ってくると思うんで。こういう騒動で大変な方たちもいる中で、私の場合はたまたまそれがいい感じで動いたので、自分にとっては凄い有意義な時間でした」
――今日のマスクには400周年のロゴが入っているが?
「これはですね、メキシコの日本大使館が公式行事としてドラゴマニアを認めていただいたので。重ねてやっている落語もそうですけど、楽太郎さんが来る予定だった落語会と合わせて、ドラゴマニアも日墨交流400周年の公式行事として一応認めていただいて。今年から来年にかけての2年間のイベントなんですけど、私の役割というのは、メキシコと行ったり来たりしているので、いい形で自分が先頭に立って、いい宣伝ができたらなと。日本ではメキシコという国のイメージが非常に落ちてしまったので。自分の中で今回のインフルエンザ騒動では、メキシコ政府は非常に良い対応をしたと思うんですけど。レストランをクローズしたり、興行関係を中止にして、かなり政府としても大変な判断だったと思うんですけど、今のカルデロン大統領は凄くいい判断をされたんじゃないかなと思っています。結果的にイメージとしては、やっぱり“メキシコに行ったらインフルエンザにかかるんじゃないか”と。でも、もう決してそういうことはないので、私が日本で試合をしたり、これからメキシコでドラゴマニアを開催したり、そういうことで、メキシコの国というものを、また日本の人に理解を深めていきたいし。僕は20何年住んでますけど、今のメキシコシティは決して危ない状態ではないので。インフルエンザもだいぶ落ち着いてきましたから。ただ、もちろん日本が今やっているように、引き続き予防というのは大切なことだと思います。でも、皆さんが思われているように、危ないという状況ではないので。昨日まで私がずっといましたので、この目で見てきましたけど、全然問題ないと思います」
――ドラゴマニアの正式な発表は?
「来週中にもできると思います。まだちょっと一部調整しなきゃいけないところもありますけど大丈夫だと思います」
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【記者会見】ドリームマッチ!初代タイガーマスク&長州力&ウルティモ・ドラゴンvs蝶野正洋&ザ・グレート・サスケ&関本大介

初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『STRONG STORM』 6/17(水) 後楽園ホール

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 6・17後楽園ホール大会を前に、11日、リアルジャパンプロレスが東京・興義館で記者会見を開催。メインイベントに出場する5選手が参加し、試合に向けての心境を語った。

 初代タイガーマスク、長州力、ウルティモ・ドラゴンvs蝶野正洋、ザ・グレート・サスケ、関本大介。ドリームマッチと呼ぶに相応しい6人タッグマッチが今大会のメインイベントとなる。欠席した蝶野を除く5選手が並ぶと、独特な緊張感が会見場を包み込んだ。

 リアルジャパンを率いる初代タイガーマスクの言葉からも、このカードの重みが伝わってくる。

「長州さんが参戦してくれることになりまして、大変な試合になってしまったなと思っています。蝶野選手が戦いを望んできて、どういう戦いになるか不安な部分もありましたが、長州さんが応援してくれるということで、大きな船に乗ったつもりで思いきりファイトをしたいと思っています。体調もバッチリですから」

 長州とはドラディションのマットでタッグを組んだばかり。コンビネーションにも不安はない。その長州も言葉少なだったが、「僕のスタンスは誰が相手でもほとんど変わらない」と強調。他の選手の実力を素直に称えた上で、「この中で自分が浮かないように。お客さんの期待を裏切らないような試合をするつもりで、とにかく頑張ります」と気合いを入れていた。

 これまでは初代タイガーマスクと蝶野の絡みが話題の中心だったが、今回の会見で注目を集めたのが、ウルティモとサスケの対戦だ。
「今回チャンスをいただいたことに感謝をすると共に、初代タイガーマスク、そしてウルティモ・ドラゴン師匠と対戦できることを嬉しく思っています。私の出来ることと言ったら空中殺法。飛んで飛んで飛びまくって、こちら側のチームの鉄砲玉になりたいと思います」

 まずはサスケが普段通り軽快な口調で意気込みを語っていたが、対するウルティモが舌戦を仕掛けた。
「自分が自分の力を出せば、こちらのチームが勝つと思う。後ろには長州さんもタイガーマスクさんもいらっしゃりますんで、自分がとにかく動いて、最後に繋げたい。狙う相手はズバリ、サスケですね。今後しばらくはサスケと戦うことが自分のテーマでもあると思いますし、ここで一発ちょっと出鼻をくじいてやろうかなと」

 そうなるとサスケも黙ってはいない。
「私も師匠であるウルティモ・ドラゴンただ1人を狙っていきます。。言われるまでもなく師匠越えが目標ですから。6人タッグというどさくさに紛れて、ピンフォールを奪いたいと思っております」

 先輩たちの発言を聞いていた関本も鼻息は荒い。狙うは長州の首だ。
「初参戦で自分は緊張してますけど、恐縮していたら意味がないので、当日は弾けようと思います。自分は最年少で、キャリアも浅いので、サスケさんが行く前に鉄砲玉になりますよ。目標とするレスラー、長州さんを狙っていきたいと思います」

 会見には出席しなかったが、当然蝶野も何かしらの思惑は持っているはず。各選手がそれぞれの感情をぶつけ合えば、大きなうねりを起こすことは間違いない。初代タイガーマスクは「プロレスの復興に向けて、自信があるカードと自信のあるファイトを皆さんに提供したい。いい時のプロレスを思い起こして、こういう戦い方があるんだということを、自分の体が動く限りファンに伝えていきたい」と熱く語っていたが、果たしてこの試合がプロレス界の起爆剤になるのか? その答えは17日の後楽園ホールで出る!
なお、今大会では興行終了後、お土産として蝶野がCMに出演している缶チューハイ『−196℃』を無料で配付することが会見で発表された(未成年は除く)。 
また、ウルティモ・ドラゴンが会見後、改めて記者団の質問に応え、メキシコにおける新型インフルエンザの流行により、延期となっていた『ドラゴマニア』を8月に改めて開催する意向を表明した。来週にも正式に発表される見込み。

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リアルジャパンプロレス第17弾興行『STRONG STORM』
6月17日(日)東京・後楽園ホール開場17:30開始18:30
■全対戦カード
▼第1試合30分1本勝負
仮面シューター・スーパーライダー(RJPW)、ケンドー・ナカザキ(RJPW)
vs
間下隼人(RJPW)、斎藤彰文(RJPW)
▼第2試合『リアルダークvsRJPW軍』30分1本勝負
折原昌夫(リアルダーク/メビウス)、タイガー・シャーク(リアルダーク/RJPW)、ブラック・シャドー(リアルダーク/フリー)
vs
グラン浜田(フリー)、稔(フリー/初出場)、サミー・リーJr.(RJPW)
▼第3試合『レジェンドチャンピオンシップ』60分1本勝負
アレクサンダー大塚(第3代王者/AODC)
vs
澤宗紀(格闘探偵団バトラーツ)
▼セミファイナル30分1本勝負
鈴木みのる(パンクラスMISSION)、スーパー・タイガー(RJPW)
vs
石川雄規(バトラーツ)、長井満也(ドラディション)
▼メインイベント60分1本勝負
初代タイガーマスク(RJPW)、長州力(リキプロ)、ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
vs
蝶野正洋(新日本プロレス)、ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)、関本大介(大日本プロレス/初出場)
■チケット VIP席12,000円(完売)、RS席8,000円、A席6,000円、B席5,000円


リアルジャパンプロレス『STRONG STORM in SAGAMIHARA』
7月20日(月・祝)神奈川・相模原市体育館 開場18:00開始18:30

■出場予定選手
初代タイガーマスク(RJPW)、鈴木みのる(パンクラスMISSION)、ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)、石川雄規(バトラーツ)、アレクサンダー大塚(第3代レジェンドチャンピオン/AODC)、折原昌夫(リアルダーク/メビウス)、スーパー・タイガー(RJPW)、タイガー・シャーク(リアルダーク/RJPW)、仮面シューター・スーパーライダー(RJPW)、ブラック・シャドー(リアルダーク/フリー)、グラン浜田(フリー)、関本大介(大日本プロレス)、ケンドー・ナカザキ(RJPW)、泉州力(リキオフィス)、臼田勝美(ビッグマウスラウド)、三州ツバ吉(パンプマン)、間下隼人(RJPW)、斎藤彰文(RJPW)他
■チケット VIP席10,000円、RS席8,000円、A席6,000円、B席4,000円

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