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2016-08-12 17:02 この記事だけ表示

3月24日(木)東京・後楽園ホールで開催される『初代タイガーマスク黄金伝説〜LEGEND OF THE GOLD W』で、“元総合格闘技DEEP王者&全日本サンボ王者”長谷川秀彦と対戦する倉島信行がリアルジャパン初参戦への思いを語った!




<シングルマッチ30分1本勝負>
長谷川秀彦(フリー)vs倉島信行(ドラディション)

――意外と言うか、倉島選手は3・24後楽園ホール大会がリアルジャパン初参戦になるんですよね。

「初参戦ですね。参戦の経緯は、(佐山サトル)総監の興義館に練習をさせてもらいに行ってて、おそらくそこで練習しているものからボクが求めているもの、ボクが追及しているものも含めて(自分の姿を)見ていただけたんじゃないかなと。それで今回につながったんだと思います」

――興義館で練習を始めたのは?

「ここ半年くらいですかね。興義館では主にグラップリングの練習、総合(格闘技)の練習をしています。ボクは(試合では)蹴りとかあまりしないんですけども、そういったものも教えてもらったりして。自分ができなければ相手の技をよけることも受けることもできない。そういう面ですごく勉強させてもらっています。ボクが行く日はグラップリングの選手が多く集まりますね」

――先日、参戦が発表された会見では誕生日間近の倉島選手にバースデーケーキがサプライズでプレゼントされました。すっかり溶け込んでいるなという印象を受けましたが。

「ホントに嬉しいですね。この歳になってケーキもなにもないですけど、その気持ちが嬉しいですね。ここ何年もそんなことなかったですし。(練習)仲間かなってボクのなかで思ってる人たちがそうしてくれるというのが、一番うれしいですね」

――倉島選手は藤波辰爾選手主宰の無我で1996年にデビューしました。

「そうですね。96年の10月5日ですか。今年ちょうど20年ですね」

――当時、倉島選手、MAZADA選手、竹村豪氏選手と3人の若手がいました。現在ではそれぞれの活動という形になっています。

「そうですね。竹村はもう引退してますからね。MAZADAはメキシコに行って肉づけをしてきた。自分に関しては、なにも変わらないですけど」

――そこが倉島選手らしいところですが。

「でもやっぱり年齢重ねていくことによって、なんて言うんだろう、少しずついろんなことに関しての考え方が変わってきているかもしれない。ボクが初めて藤波さんに出会ったのがいまのボクの年齢の藤波さんで、ボクが22歳くらいのとき。なんていうんでしょうね、藤波さんがあの当時始めた無我の気持ちがなんとなくわかったかなと思います。ホントにプロレスリングが好きだっていう。ボクは藤波さんのその思いを、藤波さんを見てきて、この世界に入って、それを追い続けてるからボクの試合は第1試合でいいですと。ある意味、ウチの団体(ドラディション)にとって門番でいたいなと、そういう気持ちは常に持っていますね」

――次のリアルジャパンの試合も第1試合での出場です。なぜそこまで第1試合にこだわるのでしょうか。

「ふつうだったらどんどん上に行きたいというのがあるんでしょうけど、MAZADAなんかはメキシコに行って自分で肉付けして帰ってきた。竹村も新日本で、自分で肉付けした。ただボクはその根本の部分を極めたいというのかな、いまその極めたいという気持ちがすごく強いですね」

――その気持ちは無我の時代から変わらないと。

「そうですね。それをやっていけばやっていくほど難しい。武道と通じるようなものがありますね。精神的なものですかね。それがボクのなかでの無我。」

――現在、倉島選手がある意味で唯一、無我を守っているのかもしれない。

「ボクは自分のなかではそう思ってますけど。やっぱり、肉付けして大きくなってほしいのは親心でしょうけど、ボクはそこをそのまま貫いていきたい」

――ベルトとかにも欲はないですか。

「やる機会があれば。闘ってる人間ですからね、やりたいって気持ちは(ある)。ドラディションだったら別に第1試合にこだわらなくてもいいんでしょうけど、リアルジャパンだったら第1試合とか、何回も第1試合でボクの試合を見て、そしたら上に行きたいというのはありますからね。べつに許されるのならば、第1試合でチャンピオンにチャレンジするとか」

――根本は第1試合で自分のスタイルを極めることにありますか。

「そうですね。レスリング、プロレスを極める」

――第1試合からメインイベントというプロレスの興行において、第1試合の重要性というものを意識においているのでしょうか。

「ボクはそれが一番。だから第1試合にこだわるんです」

――第1試合が興行の流れを作る?

「そうですね。だからボクは昔と変わらない、怖い闘い。これが闘いであって、そういったものをやりたいですね。リアルジャパンには武道の匂いがするんです」

――3・24後楽園では長谷川秀彦選手と対戦します。プロレスというよりも格闘家(長谷川は昨年6月にプロレスデビュー)との対戦となるのでしょうか。長谷川選手はプロレスのリングでは4戦目になります。異種格闘技戦的な感覚なのでしょうか。

「相手がなんであってもボクはプロレスラーなので。あとは、プロレスって3カウントがあるじゃないですか。でも、総合にはそういうものがない。だからちょっとした隙を突いて(ピンフォールを)取るのもプロレスラーの闘い方ですよね。プロレスの闘い方で、誰が相手でも昔からやってるボクの闘い方をそのままぶつけますね」

――長谷川選手は元DEEPウエルター級王者。倉島選手も2004年にDEEP参戦がありますね。

「ありますね。ただ、あれはルールがイマイチよくわかってなくて、背中向けたらそこで止められちゃったんですよ。なんでこれで止めちゃうのって思って。そこの理解をもっとしてれば全然違う試合になったと思うんです」

――時期は違いますけでも、DEEPという共通点がある。さらには、おふたりとも柔道のバックボーンがあります。

「ハイ、そうですね。ボクのなかでは柔道プラス無我で習ったこと。スネークピットでもキャッチレスリングを教えてもらって練習しているので、そういったものを出したいですね」

――長谷川選手にはどんなイメージを持っていますか。

「(リアルジャパンで)タカ(・クノウ)さんとの試合を見ましたね。昨年12月の試合を見て、関節技とか巧いですよね。スッと入っていける。ボクらはそれをどういなして、どう極めるか、もしくは3カウントを取るか。プロレスラーとしてはピンフォールを狙いたい、関節とかじゃなく」

――警戒する部分は?

「足取りが巧いし、足の関節技ですね。あの動きを見ているとサンボが入っているような気もするので、バックを取ったときの足の返され方とか、その辺を気をつけないとちょっと怖いですね」

――今回初参戦になりますが、継続参戦を希望されますか。

「出られるのであれば何回でも。ボク自体も試合が少ないですからね、いまドラディションだけですから。それでは無我でやってきたものがなにも伝わらないし。ボクの試合、あのときの無我って、こう言ってはあれですけど、お客さんをあまり意識してなかった」

――それだけ対戦相手に集中していたと。

「ボクらがやってたときの無我ってお客さんがシーンとしてるんだけども、試合に見入ってくれた」

――そうですね。細かい攻防に見入る印象があります。

「そういう試合を必要だと思ってくれる団体、あとは考え方が合えばボクは出たいと思いますし。それを必要とするところがあるかどうかですね」

――無我的なものを前面に出す選手が少なくなったような気もします。

「そうですね。それはありえますね。だからあのときの無我はブランドになってましたね。その大切さをボクは大事にしていきたい」

――倉島選手が追及するのは、発足当時のあのころの無我?

「あとの無我は違うというか、ボクには“?”ですね。当初の無我がボクのプロレスラーの肉づけをする前の段階。それが極められればボクの肉付けになるし、骨格になる」

――では、リアルジャパンで興味ある選手、闘ってみたい選手は?

「やっぱりまず、スーパー(・タイガー)。以前、北海道でやられてますから。大阪では記憶飛ばされてるんで。ドラディションとレジェンドで闘ってます。その借りはやっぱり返したいですからね」

――そのためにも、次の長谷川戦で勝ってコマを進めたいですね。

「そうですね。ただ、スーパー(・タイガー)だとなかなか第1試合ってないでしょ(笑)」

――それは状況次第ではないですか。倉島選手がこだわりの第1試合をつよく主張すれば、メインクラスのカードでもその位置で実現するかもしれません。

「その試合が必要だと思ってリアルジャパンさんが組んでくれるのであれば、何試合目でも構いません」

――リアルジャパン初参戦後には3月29日にドラディション後楽園大会も待っています。

「ボクは三州ツバ吉と(シングルで)対戦します。アマゾンを走ってきたおかしいヤツです、ホントに(笑)」

――ドラディションの大会はどんなモチベーションで臨みますか。

「やっぱり自分の大会ですからね。ただそこでも変わらないですね、第1試合で。それをずっと続けてきてるわけで。ボクもこうやって話す機会がないから誰もわかってくれていないですけど、藤波さんくらいじゃないですかね。だからいつも第1試合にボクを置いていてくれる。ボクはそう思ってますけどね」

――では、あらためてリアルジャパン参戦への意気込みをお願いします。

「無我で培ってきた、“無我”を貫き通したい。倉島の試合をリアルジャパンのファンの人たちにどこまで見せられるか。なおかつ、長谷川選手からどうやってピンフォールを取るか。なるべく関節技とかではなく3カウントで勝ちたいですね。彼の関節技も怖いし。ただ、クイックなら3カウントを取ることもできますから。彼はたぶんそういうのを味わったことはない。ボクが持っているもので彼をどういうふうにするか。まあ、彼の思うようにされないよう気をつけながら次回につなげられるような試合にしたい。リアルジャパンから必要とされるような、そういう試合をしたいと思います」

(聞き手・新井宏)

対戦カード

佐山サトルプロデュース
<メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
[第9代王者]関本大介(大日本プロレス)vs[挑戦者]長井満也(ドラディション)

<セミファイナル 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
船木誠勝(フリー)&鈴木みのる(パンクラスMISSION)
&川村亮(パンクラスMISSION)
vs
スーパー・タイガー(リアルジャパン)&タカ・クノウ(チーム太田章)
&佐藤光留(パンクラスMISSION)

<第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
藤波辰爾(ドラディション)&石川雄規(Battle Arts Academy)
&アレクサンダー大塚(AODC)
vs
田中稔(WRESTLE-1)&柴田正人(フリー)&ベアー福田(SECRET BASE)

<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)&那須晃太郎(フリー)
vs
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&折原昌夫(メビウス)

<第2試合 バトルロイヤル(10選手)>
スーパー・ライダー(リアルジャパン)、グラン浜田(フリー)、
小笠原和彦(PRO-KARATE 押忍闘夢)、間下隼人(リアルジャパン)、
戸井克成(邪道軍)、松崎和彦(邪道軍)
山本SAN(COMBO)、“力道山3世”力(リキエンタープライズ)、
LEONA(ドラディション)、Freedom Wallace(Battle Arts Academy)

<第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
長谷川秀彦(フリー)vs倉島信行(ドラディション)

※出場選手は諸事情により変更となる場合もあります。

■大会名:『初代タイガーマスク黄金伝説〜LEGEND OF THE GOLDIV』
■開催日時:3/24(木) 開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:後楽園ホール (東京都)

2016-03-18 23:05 この記事だけ表示

3月24日(木)東京・後楽園ホールで開催される『初代タイガーマスク黄金伝説〜LEGEND OF THE GOLD W』のメインイベントに於いて、“疾風怒涛” 長井満也(ドラディション)の挑戦を受ける関本大介がリアルジャパン レジェンド王座を語る!




――昨年12月9日におこなわれた船木誠勝選手とのレジェンド選手権試合について振り返っていただきたいのですが、どんな心境で臨みましたか。

「正直、恐怖がありました。船木選手の蹴りの鋭さはホントに日本一だと思います。ボクはよく日本刀のようなキックだと表現するんですけど、ホントにそのようなイメージ。一瞬でも気を緩めたら首をはねられると思って臨みましたね」

――実際に闘ってみてどうでしたか。

「船木選手のキックが首筋に入ったんですよ。次の瞬間、ボクは倒れて、カウントが6くらいで気付いてヤバいと思って起き上がったんです。それがすごく印象に残ってます」

――その試合は結果的に関本選手が勝ってレジェンドのベルトを獲得しました。多くの人たちにとってあの結果は衝撃的だったと思うんです。船木選手が一度も防衛せずに王座から陥落してしまった。フリーになった船木選手のチャンピオンロードをいきなり関本選手が破壊してしまったような感がありました。

「いやあ、もうボクはサプライズとか思っても考えてもいないし、試合に集中してとにかく勝ってやると。恐怖心があるなかで闘っていましたね。なにしろ、あのヒクソン・グレイシーと試合をした人ですからね。世界最強の男に挑んだ男ですから、それはもう恐ろしかったです」

――ジャーマンスープレックスでフォール勝ちを決めた瞬間は、どう感じましたか。

「正直、あまり記憶が定かではないんですよ。キックをまともに食らってからちょっと記憶が飛んで、6カウントくらいで目が覚めて、その後からのことはけっこうあいまいなんですよね」

――試合後“ダイニッポンコール”が沸き起こったのですが、聞こえましたか。

「ホントですか? うれしいですね」

――昨年では天龍源一郎選手引退大会でも沸き起こりましたが、あのコールがリアルジャパンのリングでも自然発生しました。

「嬉しいです。ありがとうございます。そう言われれば微かに記憶にはありますけどハッキリしてないです。ホントにあのキックをもらってからは曖昧で」

――リアルジャパンの大会で“ダイニッポンコール”というのが凄いことだと思います。

「そういう闘いができて、リアルジャパンのリングで大日本プロレスのアピールができて、ボクはホントに嬉しいし、ありがたいです」

――リアルジャパンのファン層は大日本とは違いますよね。

「リアルジャパンにはオールドファンというか、そういったファンが多いですよね」

――レジェンドレスラーたちを見に来るという。

「そうです、そういった方が多いですね」

――そのなかでダイニッポンコールが起きたことに価値がある。実際、このベルトを手にしてどう感じましたか。

「佐山(サトル=初代タイガーマスク)さんが巻いていたときのベルトをモデルにしたものですよね。それにレジェンドという名称がついているので、巻いてきた歴代の選手たちもレジェンドというか、その名にふさわしい人たちがたくさん巻いてきているので、ボクがこれを獲って、さあどうしよう、これ大丈夫なのかと。オールドファンの人にしてみれば、どこの馬の骨だと思われるかもしれないので、これはやっぱり責任が大きいと思います。なので、その責任を全うするためにも必死です」

――大日本、他団体、シングル、タッグを問わず、いままでいろんなタイトルを取ってきましたが、過去のベルトと比較してというか、今回レジェンド王者になったことの意味とはどういうところにあると思いますか。

「比べるとかというのはボクからはできないですけど、ベルトの価値というのはおのおのが持っていると思います。でもレジェンドという名前の付いたベルトをこうやって持っているということは、その名に恥じないような試合と、たたずまいを持たなくてはいけないなと思いますね」

――このベルトを獲ったということは、初代タイガーマスク選手が望んでいる両方の意味で価値があると思います。リアルジャパンの標榜するストロングスタイルの復興と継承。もうひとつは新しい世代の選手に出てきてほしいという願望。その両方を兼ね備えると同時に託されたのが関本選手なのではと思います。リアルジャパンに取っては待望のレスラー。

「ありがとうございます。そう言っていただけるなら、その言葉に恥じないように一戦一戦闘っていかないと。そういう気持ちですね。気持ちが引き締まります。そのプレッシャーでボクが押し潰されて前に歩けなくなってしまうんじゃないかと(笑)。ホントにそんな気持ちです」

――リアルジャパンとは関本選手にとってどんなリングですか。大日本とはまったく違うと思いますが。

「ホントに、ボク個人では経験ができないことをさせてもらってるリングですね。いろんなチャンスというか、いろいろ転がってると思うんですよ。それを与えてくれるところ、きっかけを作ってくれるリングかなと思います」

――初防衛戦となる3月24日、後楽園ホール大会が近付いてきました。挑戦者の長井満也選手は関本選手がベルトを奪取した直後にリングに上がり挑戦表明してきましたが。

「そうですね。長井選手とはタッグでは何度も闘っているんです。シングルでは過去2回闘ってて、両方とも不透明決着だった」

――長井選手がレジェンド王者時代に関本選手が2度挑戦、2試合とも両者リングアウトですね(2010年11月7日、相模原&2011年2月18日、代々木)。

「長井選手がヒールなんで、メチャクチャするんですよ。場外乱闘に引き込んだり、ボクをリングに戻さない。戻ろうとしても無理やりグチャグチャにしたりとか。あのときは、そういうレスラーだったんですよね、悪の限りを尽くすというか」

――過去のシングルでは長井選手にもっていかれたと。

「そうです、ハイ。長井選手の長井選手ワールドに完全に引きずり込まれてボクがもがき苦しんでた」

――引き分けというよりも、やられたという印象ですか。

「引き分けイコール負けですよ。向こうの土壌に引きずり込まれたわけですから。そして12月のときには船木選手との闘いに勝ってベルトをもらった後に長井選手がリングに上がってきてボクを見つめ、次はオレに挑戦させてくれというんですよね。いままで闘った長井満也とは違う目をしていたので、ああ、これはもう本気なんだなと。ボクはそう感じました」

――長井選手といえばなにを思い浮かべますか。

「ボクの場合は蹴りですね。船木さんが日本刀のような蹴りを放つと表現するのであれば、長井選手の蹴りはハンマーですね。ハンマーでぶっ叩かれるような感じです。急所を鋭く蹴るというよりも、全身に響くような重みがあります。コンパスが長くて体重もあるじゃないですか。だから威力がすごいんですよ。胸を叩かれても丹田に響くような」

――カラダの中心に響いてくるようだと。

「そうですね」

――今回は王者と挑戦者の立場を変えての対戦になりますよね。今度は関本選手がチャンピオンとして迎え撃つわけですが。

「そうですね。でも、あんまりボクはチャンピオンだからとか、向こうが挑戦者という意識はなく、クリーンに闘おうと思ってます」

――長井選手もこんどはクリーンにくるでしょうか。

「ボクは絶対にそうだと思います。目を見ればわかります」

――以前の対戦とはまったく違ったものになると。

「ハイ。12月の時点では目が違いましたね」

――大日本では現在シングルリーグ戦「一騎当千〜strong climb〜」の最中です。そのなかでリアルジャパンのタイトルマッチをおこなう。気持ちの切り替えとしてはどうですか。

「気持ちの切り替えということについては、あまり考えてないです。問題なく入っていけます」

――では、長井選手よりも優っているところ、劣っているところとは?

「ボクが長井選手に優っているところは、年齢が長井さんより若いのと、まあ、筋出力くらいじゃないですか。あとは体重ですかね。それくらいですね。劣っているところは、コンパス、リーチの長さ。あとは、打撃やサブミッションの技術」

――そのあたりが警戒するところですか。

「そうですね。打撃とサブミッションは警戒しますね。あとは、気持ちですね。気持ち(で闘う)」

――船木戦もそうでしたが、今回もいわゆるUWF系との闘いですよね。それは大日本ではできないことでもありますね。そこにリアルジャパンで闘う意味があるのでは?

「そうですね。大日本のリングでは経験できないことですね」

――もともと関本選手はU系のプロレスも見ていましたよね。

「見てました。リングスで田村潔司さんがヴォルク・ハンから初めて勝った試合を生で見てました。大阪府立体育会館でしたね。メッチャうれしかったですよ。まさか勝てるとは思わなかったんで。U系はすごく好きなんです。失礼ですけど、とくにリングスグルジア、リングスロシアとか、そういう怪しさというか(笑)、なんだコイツ、どんなのが来るんだろうみたいな、コマンドサンボとかわけわからない格闘技の選手がたくさん来てたので、そういうのが好きでしたね。Uインターも好きでした。ベイダーが田延彦さんとやったりとか。パンクラスには佐藤光留選手がいて、同級生なんでたまに練習会があったら呼んでもらったりもしました。いまはないですけど、たまに横浜道場に練習に行かせてもらったり、関節技を教えてもらったり」

――そういうトレーニングもしていたと。

「していたというか、多少教わったことがありますね」

――いまのコメントで出てきたリングスに長井選手は在籍していました。長井選手はリングスがデビューのリングですね。その長井選手と今回闘う。

「そうですね。ボク個人的にはうれしいというか」

――ファン時代に見ていた選手と闘える。

「ハイ。うれしいです」

――U系vsストロングBJという図式もあると思いますが。

「それはもう、そのように見ていただければと思ってます」

――U系とストロングBJの違いとは?

「個人的にはやっぱり、技術にどれだけ力が対抗できるのかなと、個人的には勝手に思ってます」

――そういうシミュレーションもしていますか。

「ハイ。どれだけ力でもっていけるかなっていう」

――やはり力で対抗していきますか。

「対抗したいです。力でなんとかいわせたいですね」

――最後はジャーマンで?

「まあ、そうですね、ボクの得意技なんで。それが一番(いい)。イメージするなかでは、一番いい勝利の仕方かなと思いますね」

――このところ、リアルジャパンのレジェンド王座の価値や注目度が上がっていると思うんです。初代タイガーマスク選手が欠場していることもあると思うのですが、今回もレジェンド王座戦がメイン。価値や注目度が上がっているなかで関本選手がふたたびリアルジャパンのメインを締める。そういう意識はありますか。

「責任は、感じます。責任しか感じません(苦笑)。まあでも、その責任というかプレッシャーを力に変えて、必ずいい試合をしたいなという気持ちですね。そのうえで防衛したいです」

――リアルジャパンでの目標は?

「やっぱり、レジェンドのベルトにふさわしい人間になることですね」

――ふさわしい人間?

「レスラーじゃなくて人間に」

――そこに深い意味があるような気がしますが。

「長井選手と熱い試合をして、防衛します!そしてレジェンドの名にふさわしい人間になります」

(聞き手・新井宏)


対戦カード

佐山サトルプロデュース
<メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
[第9代王者]関本大介(大日本プロレス)vs[挑戦者]長井満也(ドラディション)

<セミファイナル 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
船木誠勝(フリー)&鈴木みのる(パンクラスMISSION)
&川村亮(パンクラスMISSION)
vs
スーパー・タイガー(リアルジャパン)&タカ・クノウ(チーム太田章)
&佐藤光留(パンクラスMISSION)

<第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
藤波辰爾(ドラディション)&石川雄規(Battle Arts Academy)
&アレクサンダー大塚(AODC)
vs
田中稔(WRESTLE-1)&柴田正人(フリー)&ベアー福田(SECRET BASE)

<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)&那須晃太郎(フリー)
vs
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&折原昌夫(メビウス)

<第2試合 バトルロイヤル(10選手)>
スーパー・ライダー(リアルジャパン)、グラン浜田(フリー)、
小笠原和彦(PRO-KARATE 押忍闘夢)、間下隼人(リアルジャパン)、
戸井克成(邪道軍)、松崎和彦(邪道軍)
山本SAN(COMBO)、“力道山3世”力(リキエンタープライズ)、
LEONA(ドラディション)、Freedom Wallace(Battle Arts Academy)

<第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
長谷川秀彦(フリー)vs倉島信行(ドラディション)

※出場選手は諸事情により変更となる場合もあります。

■大会名:『初代タイガーマスク黄金伝説〜LEGEND OF THE GOLDIV』
■開催日時:3/24(木) 開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:後楽園ホール (東京都)

2016-03-18 23:00 この記事だけ表示