12・2(土)『K−1 WORLD GP 2006 IN TOKYO 決勝戦 』東京ドーム大会が目前に迫った!イープラス格闘技班は今大会の見所をフリーライター中村カタブツ君さんにお伺いした。チケットを手にしている方は行く前にお勉強!これを見れば決勝戦もさらに深く見れます。また、まだチケットを買っていないというノンビリやさんは、本見所特集をご覧になれば、チケット購入ボタンを押してしまうだろう!とにかく全格闘技ファン来場義務の決勝戦は目の前だ。会場で会おう!   (文:中村カタブツ君)

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 K─1の醍醐味といえばKOシーンの連続に尽きるだろう。昨年のGP決勝大会ではグラウベ・フェイトーザが豪快な飛びヒザ蹴りで武蔵を、決勝戦ではそのグラウベがセーム・シュルトの顔面ヒザ蹴り一発でKOされるという実にドラマチックなKO劇の連続で観客を熱狂の渦に巻き込んだ。これぞK─1と言い切れる華々しさであったが、今年はどうなるか? 

【2005年度世界王者セーム・シュルト 戦慄のパンチを武器にバンナと対戦!】 

 まずセーム・シュルトであるが、今年の彼は苦戦が続いていた。KOできないどころか、たびたび判定負けするという体たらくぶりに、イライラを募らせるファン&関係者続出なのだ。だが、シュルトの不調の原因は得意のヒザ蹴りをルール上封印されてしまったため。そもそもヒザ蹴りは相手を掴んで放つ技。ところが今年K─1ではルールを一部改正し、掴みを厳しく制限することになったのだ。相手をつかんだ瞬間にクリンチと見なされ、攻撃を中断されてしまう以上、シュルトが不調になるのも当然と言えば当然だろう。そんな中で、迎えた前回大会のビヨン・ブレギー戦。試合前の予想では格闘技王国オランダ予選を勝ち抜いたブレギー有利と言われていたが、いざフタを開けてみたら3度のダウンを奪ったシュルトの圧勝に終わった。実はシュルトは不調の間、パンチの技術を磨き直しており、ブレギー戦で奪った3度のダウンもすべてパンチ。しかもそのパンチは左ジャブだけなのだ。けん制パンチのはずの左ジャブのみでブレギーの顔面を血まみれにし、最後は顔面骨折の疑いがあるとして病院に直行させてしまったシュルトのパンチの破壊力はタダゴトではないだろう。「これから右ストレートか、ヒザ蹴りを出そうとしていたら相手が倒れてしまったんだ」と試合後コメントするほどの余裕ぶりを見せるシュルトには今大会、大きな期待ができるのである。そんなシュルトと今トーナメント初戦で当たるのがジェロム・レ・バンナだ。前回のチェ・ホンマン戦では乱打戦を仕掛けていった彼。ローキックでコツコツやっていけば勝てるだろうに、わざわざ乱打戦を仕掛けてKO決着を狙う姿勢は、さすがは“K─1の番長”と言われるだけのことはある。事実上の決勝戦とまで言われる両者の激突はかなり見応えのあるものとなるはずだ。

【“極真の怪物”グラウベ・フェイトーザの“ブラジリアンキック”とカラエフの“後ろ蹴り”どちらに軍配が上がるか注目!】  
 そしてシュルトと並んで優勝候補と目されるのがグラウベ・フェイトーザ。タテの軌道で振り下ろされる[ブラジリアンキック]はK─1ファイターの誰もが警戒する一撃必殺の技だが、今年はパンチの技術も格段に上がっているのが楽しみだ。以前はパンチを連打されるとまっすぐ下がるだけだったのが、開幕戦のポール・スロウィンスキー戦では連打がきても下がらず、逆にプレッシャーをかけてロープ際まで追いつめるほどパンチ馴れしてきたから穴がない。もともと極真選手で、掴みのないヒザ蹴りには精通しており、ルール改正があってもヒザ蹴りの威力は健在というのも頼もしい話だ。勢いに乗ったら本当に怖ろしい存在がグラウベといえるだろう。だが、今トーナメントが面白いのは、初戦でルスラン・カラエフと当たる点。後ろ蹴りで次々とKOの山を築いてきたカラエフは、決勝大会前にムエタイ修行を敢行してきた。主にローキック対策を学んできたといわれるが、先日行った公開スパーではパンチの技術も格段に進歩していることを披露した。独特のフェイントから放つ右のボディブローでスパーリングパートナーをダウンさせたシーンは報道陣をア然とさせたようだ。ブラジリアンキックVS後ろ蹴り空手対ムエタイという図式もあって、この試合も注目の一戦と言えるだろう。

【今大会を最後に引退のホーストが銀行経営のリッチマンを粉砕?】
 その一方技術戦と言えるのがアーネスト・ホーストVSハリッド・“ディ・ファウスト”戦だろう“ミスターパーフェクト”と言われるほど完成された技術を持つホーストに対し、ハリッドも前回大会で武蔵を相手に緻密な技術戦を見せているからだ。今大会を最後に引退するホーストは最後の戦いを優勝で終わらせるためにも狡猾な戦い方を仕掛けてくることは間違いない。だが、ハリッドも母国ドイツでは銀行を経営する実業家で、職業柄計算はお手の物。いざとなったらポイント重視で派手さはないが、玄人受けする試合を展開してくれるだろう。ちなみに、ハリッドはランボルギーニなど高級外車を数台も持ち、「優勝したら賞金40万ドル(約4200万円)は友達にあげる」とか言い出す、庶民感情を実に逆なでする男。地味な戦いになったとしても、ホーストに肩入れすると、十分に楽しめる戦いになりそうが気がするわけだ。

【3連覇で本物の実力を披露したいレミーに“欧州の伊達男”レコが待った!】 そしてトーナメント初戦最後はレミー・ボンヤスキーVSステファン・“ブリッツ”・レコだ。K─1を2連覇したものの、去年はシュルトにボディーを攻められてKO負けしたボンヤスキー。ほかの選手からは強豪がいなかった大会で勝っただけのフェイク王者とまで言われ、私生活では離婚を経験するなど、踏んだり蹴ったり。対戦相手のレコにしても「レミーを本物のチャンピオンとは認めていない」と広言し、「俺との戦いで化けの皮が剥がれる。正直に言って俺にとってはラッキーな相手」とまで言い放っているのだからナメられたものである。とはいえ、そういうレコにしても一時PRIDEに行って低迷し、昨年からK─1に戻ってきた出戻り組。間違った判断をさせたらK─1随一のうかつな彼なのだ。観客的には、人生につまずいた者同士の再起を賭けた一戦として楽しんでいただけたら幸いだろう。

【武蔵、アーツ他は、リザーブマッチから一発逆転を目指す!】 
 また、今回はリザーブマッチとして武蔵VSピーター・アーツという豪華なカードも用意されている。去年はリザーブマッチに出場したグラウベが決勝まで勝ち上がっており、武蔵の本戦登場も決して夢ではない。トーナメントのカードはどれも潰し合いで、特に“バンナVSシュルト”戦はどちらが勝っても無傷というわけにはいかないものだ。リザーバーの本戦登場の可能性はかなり高いと言われているので、武蔵にはきっちり勝って希望を繋げてほしいものだ。

【“暴れん坊”のバダ・ハリの相手が楽しみだ!】  スーパーファイトでは期待の新鋭バダ・ハリ(対戦相手は未定)も登場する。地元オランダでは風俗店を経営していた元ギャングで口を開けば悪口ばかりの彼。レミーをフェイク王者と言い放ったのはこのバダ・ハリで、ハリッドについては「ヤツについては一言で終わる。いまヤツの付き合ってる彼女は俺の元の女だ」とか言い出す、タチの悪さが良くも悪くも魅力的なのだ。そんな彼だが、K─1デビュー戦こそレコを豪快な後ろ回し蹴りでKOしたものの、今年3月ピーター・グラハム戦でKO負け、アゴを骨折してからは不調が続いている。毒舌ばかりが注目されるが、その素質はホーストも高く評価しており、彼の復調そこが新生K─1のきっかけになると期待がかかっている。

12・2(土)『K−1 WORLD GP 2006 IN TOKYO 決勝戦 』東京ドーム大会が目前に近づく中、11/16(木)、都内「アーフェリーク白金」にて、マジック界の革命児、CYRIL(セロ)のK-1決勝戦への電撃参戦?発表会見が行われ、報道陣を前に早くも驚愕のパフォーマンスを披露した!

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(会場となった「アーフェリーク白金」)

CYRIL(セロ)のK-1決勝戦への電撃参戦、とは、・・・・・、CYRIL(セロ)が、12・2(土)決勝戦の開会式をプロデュースし、東京ドームの会場を舞台に、あっと驚く、マジック(パフォーマンス)をお届けする、ということ!電撃参戦の経緯は、谷川貞治プロデューサー(株式会社FEG 代表取締役)がもともとマジックの大ファンであり、TVで見たCYRIL(セロ)のパフォーマンスに首ったけになってしまい、谷川氏自ら、CYRIL(セロ)に直談判し、出演を依頼したとのこと。

谷川プロデューサーは、会見冒頭での挨拶で「世界129カ国で放送予定の東京ドーム大会は、あっと驚くサプライズオープニングになるであろう!」と期待を込めたコメントを発した。そこでCYRIL(セロ)が登場。(日本語ペラペラなのには驚き!)続いて、武蔵とともに短期間(2週間)のタイ修行を終えたばかりのルスラン・カラエフも登場。タイでは、ヒザ蹴りとバックキックを習得したという。

CYRIL(セロ)は、カラエフに聞く。「君は相手のパンチ攻撃が来たらどうする!」すると、カラエフは「ブロックする!」と両手を顔の前で交差。そこで、CYRIL(セロ)は「相手のパンチをブロックせずともカワス方法を伝授してあげよう。」と訳のわからないことを言い始めた。「さあ!はじめよう。」

次の瞬間、報道陣は己の目を疑った。

下の写真を見よ!

「セロバウアー、だ!」

ただ、ただ、唖然!

5,000万円の札束もいきなり、出現!もう何がなんだか・・・。

12・2(土)東京ドーム大会の開会式で、CYRIL(セロ)が行う仰天パフォーマンスとは何か!知りたければ、東京ドームに来い!

(会見会場の外観)

【『K−1 WORLD GP 2006 IN TOKYO 決勝戦 』12・2(土)東京ドーム大会 対戦決定カード】

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<準々決勝 K−1ルール 3分3R延長1R>

★シュルト(オランダ/正道会館) vs ジェロム・レ・バンナ(フランス/レ・バンナエクストリームチーム)

<準々決勝 K−1ルール 3分3R延長1R>

★アーネスト・ホースト(オランダ/チームミスターパーフェクト) vs ハリッド“ディ・ファウスト”(ドイツ/ゴールデングローリー)

<準々決勝 K−1ルール 3分3R延長1R>

★ルスラン・カラエフ(ロシア/マルプロジム) vs グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真空手)/

<準々決勝 K−1ルール 3分3R延長1R>

★レミー・ボンヤスキー(オランダ/チームボンヤスキー) vs ステファン“ブリッツ”レコ(ドイツ/ゴールデングローリー)

<スーパーファイト(リザーブファイト1)>

★ピーター・アーツ(オランダ/チーム アーツ) vs  武蔵(日本/正道会館)

<スーパーファイト(リザーブファイト2)>

★レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー) vs  チェ・ホンマン(韓国/フリー)

<スーパーファイト>

★バダ・ハリ(オランダ/ショータイム) vs  X(未定)