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<K-1ルール/3分3R延長1R/勝者が世界一決定トーナメント開幕戦へ>
佐藤嘉洋 (日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー)
VS
小比類巻貴之 (日本/BRAVI RAGAZZI)


<日本代表決定トーナメント出場予定選手>
アンディ・オロゴン (ナイジェリア/チーム オロゴン)
尾崎圭司 (日本/チームドラゴン)
城戸康裕 (日本/谷山ジム/MA日本ミドル級チャンピオン)
TATSUJI (日本/アイアンアックス)
HAYATO (日本/FUTURE_TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級チャンピオン)
前田宏行 (日本/BUKUROジム/元ボクシング日本チャンピオン)
山本優弥 (日本/全日本キックボクシング連盟/青春塾/全日本ウェルター級チャンピオン)
龍二 (日本/リアルディール/REAL DEALミドル級王者)


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選手プロフィール

■佐藤嘉洋
YOSHIHIRO SATO
生年月日/1981年1月25日
出身地/日本
身長/185センチ 体重/70.0キロ
所属/フルキャスト
主な戦績/WKA世界ムエタイウェルター級王者
WPKC世界ムエタイスーパーウェルター級王者
     全日本キックボクシングウェルター級1位
K-1 WORLD MAX 2006 日本代表決定トーナメント優勝
戦績/K-1 15戦10 勝5敗1KO


■小比類巻貴之
TAKAYUKI KOHIRUIMAKI
生年月日/1977年11月7日
出身地/日本  
身長/180センチ 体重/70.0キロ
所属/BRAVI RAGAZZI
主な戦績/I.S.K.A.世界スーパーウェルター級王者
K-1 WORLD MAX 2002 第3位
K-1 WORLD MAX 2004 第3位
K-1 WORLD MAX 2004&2005日本代表トーナメント優勝
戦績/K-1 33戦20勝12敗1分11KO


■アンディ・オロゴン
ANDY OLOGUN
生年月日/1983年6月12日
出身地/ナイジェリア
身長/181センチ 体重/70.0キロ
所属/チーム オロゴン
戦績/K-1 4戦1勝3敗
総合格闘技1戦1勝


■尾崎 圭司
KEIJI OZAKI
生年月日/1980年4月24日
出身地/日本
身長/169センチ 体重/68.0キロ
所属/チーム ドラゴン
主な戦績/RISE DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’06王者
戦績/22戦16勝5敗1分5KO


■城戸 康裕
YASUHIRO KIDO
生年月日/1982年12月25日
出身地/日本
身長/181センチ 体重/69.7キロ
所属/谷山ジム
主な戦績/全日本キックボクシング学生選手権大会ウェルター級王者’01
     全日本キックボクシング学生選手権大会ミドル級王者’02
     MA日本ミドル級チャンピオン
戦績/11戦9勝2敗4KO


■TATSUJI
生年月日/1981年7月23日      
出身地/日本          
身長/174センチ 体重/70.0キロ
所属/アイアンアックス
主な戦績/RISE DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’05王者
K-1 WORLD MAX 2006,2007日本代表トーナメント準優勝
戦績/18戦15勝3敗4KO


■HAYATO
生年月日/1977年12月25日
出身/日本
身長/180センチ 体重/70.0キロ
所属/FUTURE_TRIBE
主な戦績/UFK世界スーパーウェルター級チャンピオン’04
戦績/K-1 15戦6勝8敗1分1KO 


■前田 宏行
HIROYUKI MAEDA
生年月日/1972年2月10日
出身地/日本
身長/178センチ 体重/73.0キロ
所属/BUKURO GYM
主な戦績/ボクシング ライト級日本チャンピオン
ボクシング スーパーライト級日本チャンピオン
ボクシング ウェルター級日本チャンピオン
戦績/41戦29勝10敗2分18KO
K-1 2戦0勝2敗


■山本 優弥
YUYA YAMAMOTO
生年月日/1984年7月15日
出身地/日本
身長/175センチ 体重/70.0キロ
所属/全日本キックボクシング連盟/青春塾
主な戦績/新空手全日本軽量級王者’01
全日本キックボクシングウェルター級チャンピオン
戦績/25戦14勝10敗1分6KO
     

■龍二
RYUJI
生年月日/1978年8月26日      
出身/日本
身長/177センチ 体重/70.0キロ
所属/リアルディール
主な戦績/RISE DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’07王者
REAL DEAL ミドル級王者
戦績/27戦23勝4敗16KO


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(C) FEG Inc.

最後に立ってる奴は誰だ?そいつが今年の王者だ!


2007年、K1はWorld GP(以降WGP)のタイトル以外に、 100kg未満のヘビー級と100kg超のスーパーヘビー級の2つのタイトルを設立。 それを皮切りにK1ヘビー級は1つの転換期を迎えた。


スーパーヘビー級ではWGP05、06を連覇中の怪物王者セーム・シュルトが圧倒的な強さで初代王者となり、 上半期に6連続KO勝利劇を見せたマイティ・モーを返り討ちにし初防衛にも成功。


ヘビー級は武蔵、藤本祐介、ルスラン・カラエフ、バダ・ハリの4人のトーナメント戦で初代王者を決めた。 武蔵を破り、日本人エースの世代交代劇を見せた藤本に何もさせずバダ・ハリが初代ヘビー級王者となった。 2006年はゴールデン・ボーイと呼ばれつつも結果を残せなかったバダ・ハリの覚醒だ。


そして、今年3月、K1本戦デビュー戦で“K1の番長”ジェロム・レ・バンナに挑んだ無謀な日本人が居た。 誰もがバンナの勝利を疑わなかっただろう。 しかし、蓋を開けてみれば2回のダウンを奪い、勝利したのは弱冠22歳の日本人、澤屋敷純一だった。


その後、澤屋敷は2回のスーパーファイトをいずれもKOで勝利し、 WGP開幕戦に推薦枠で出場することになった。


そこに待ち構えていたのは、決勝でバダ・ハリに敗れたとは言え、武蔵を破りその時点で日本人最強の藤本祐介。 今年2度目の日本人頂上決戦は“超新星”澤屋敷のKOで幕を閉じ、 2007年2度目の日本人エース世代交代劇を見ることとなった。


2007年のK1を締めくくる「K1 World GP 2007 Final」 WGP2連覇中及びスーパーヘビー級王者のセーム・シュルトを止める奴は誰だ?


決勝トーナメント 準々決勝の見所


>> ジェロム・レ・バンナ vs チェ・ホンマン
>> セーム・シュルト vs グラウベ・フェイトーザ
>> バダ・ハリ vs レミー・ボンヤスキー
>> ピーター・アーツ vs 澤屋敷純一


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<決勝トーナメント 第1試合:K-1ルール/3分3R延長1R>
ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)
vs
チェ・ホンマン(韓国/フリー)


この対戦は2006年のWGP開幕戦で行われたカードだ。 その時は延長Rまでもつれこむも、判定でバンナが制す。


2007年3月にチェ・ホンマンはマイティ・モー相手にK1初のダウン、初のKO負けをしてしまう。 しかし、9月の開幕戦ではそのマイティ・モーに半年でリベンジを成功させる。


そして、決勝戦の抽選会、チェ・ホンマンはジェロム・レ・バンナの隣を選んだ。 大巨人がマイティ・モーに続きジェロム・レ・バンナにもリベンジを成功さえるのか?


対するジェロム・レ・バンナも今回のWGPに懸ける想いは強い。 K1の番長とし、絶対的な実力を見せるもタイトルに縁がなかった。 今年こそ“無冠の帝王”を返上すべく初の優勝を目指す。 その想いは言葉では伝わらないだろう。 会場でバンナのオーラを感じて欲しい。


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(C) FEG Inc.

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<決勝トーナメント 第2試合:K-1ルール/3分3R延長1R>
セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
vs
グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館)


この2人は今までに2回対戦し、2回ともセーム・シュルトが勝利している。 1回目はKO、2回目は大差の判定決着だった。


その時のリベンジを果たすべく、今回グラウベはフランシスコ・フィリオとの練習でシュルト対策の秘策を匂わす。 2007年も絶好調、死角無しの王者シュルトを止める事ができるのか!?


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(C) FEG Inc.

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<決勝トーナメント 第3試合:K-1ルール/3分3R延長1R>
バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
vs
レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム ボンヤスキー)


WGP2003、2004を連覇したレミー・ボンヤスキーだったが、 2005年からはその座をセーム・シュルトに奪われてしまった。 この2年、トレーナーと揉めたり、離婚したり、母親も亡くした。 そして去年のWGPではステファン・レコに勝利したものの、 度重なる金的によるダメージで準決勝は無念の欠場となった。


しかし、「今は調子が戻ってきたんだ。」とコメントを残す。 それを象徴するかのように、9月のWGP開幕戦では宿敵ステファン・レコを1RでKOしてみせた。


「レミーが優勝した2年は最低だった。」 そんなレミー・ボンヤスキーに噛み付くのは新鋭バダ・ハリだ。 レミーは気に食わない。叩き潰したい。痛めつけたい。と公言する。


最近のバダ・ハリの闘い方は非常にクレバーだ。 彼は大人しくなってしまったのか? いや、そうではない。


上記の発言を見て頂いても判るように、彼の中に激情は溢れている。 しかし、心に激情を秘めたまま、頭は冷静に闘う術を身に付けたのだ。 これを“天才”と言わず何と言おう?まさにゴールデン・ボーイ!


ちなみに、この発言を聞いたレミーは「よく喋るヤツは最後にリングで横たわる」と斬って捨てる。 WGP Two Times Championと初代ヘビー級王者の激突。 これは目の離せない一戦となりそうだ。


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(C) FEG Inc.

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<決勝トーナメント 第4試合:K-1ルール/3分3R延長1R>
ピーター・アーツ(オランダ/チーム アーツ)
vs
澤屋敷純一(日本/チーム・ドラゴン)


「武蔵⇒藤本⇒澤屋敷」と1年で2回の日本人エース世代交代を経て、 今の日本人エースとなったのは“超新星”澤屋敷純一だ。


3月にK1の顔役ジェロム・レ・バンナから日本人で初めて勝利を奪い、その後も連戦連勝。 そんな澤屋敷に対する期待は大きい。


しかし、今度の相手はピーター・アーツ。 「20世紀最強の暴君」の異名はフロックではない。 特に1998年のWGPでは準々決勝、準決勝、決勝の3試合を全て1RKO勝利という恐ろしい記録を残している。


ここ数年、以前程のキレが見られなかったが、一昨年から復調の兆しを見せている。 現に去年は現王者のシュルトに決勝で判定負けしたものの、WGPで準優勝するまで調子を上げている。 そして、今年もここまで3戦3勝。 この調子で調子が上がっていけば、20世紀最強の暴君は21世紀も最強の暴君になるかもしれない。


日本人期待の澤屋敷はまだ弱冠22歳。 この22歳の青年が暴君相手にどんな試合を見せてくれるのだろうか!?


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(C) FEG Inc.

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【宇野薫優勝なるか!KID復活!桜庭vs柴田決定!ミノワマン参戦!来場して絶対に損のない豪華絢爛な今大会の見所はこれで万全!】9/17(月・祝)『HERO`S2007〜ミドル級世界王者決定トーナメント決勝戦〜』
 夢の激突!“桜庭和志(チーム桜畑) vs 柴田勝頼(ARMS)”“神の子”山本KID徳郁 9ヶ月ぶりの総合格闘技興行参戦!そしてミノワマン参戦!とビッグサプライズが続く【HER'Sのリング】で、“格闘技界の星の王子様”宇野薫は“中量級最強の座”を獲得することが出来るか!?そして、格闘技界への電撃復帰を宣言した船木誠勝(ARMS)は、大晦日での桜庭戦を希望!

 9月17日の『HERO`S2007〜ミドル級世界王者決定トーナメント決勝戦〜』(横浜アリーナ)は豪華メンバーを揃え、現時点で考えられる最強最高の布陣となった。JZカルバン、シャオリン、ブラック・マンバ、そして宇野薫がしのぎを削るミドル級トーナメントに加え、スーパーファイトではHERO`S移籍第一戦としてミノワマンが登場するとともに、プロレスファン待望の桜庭和志vs柴田勝頼戦もある。そしてなによりの呼び物がHERO`Sの絶対的スター・山本“KID”徳郁の復帰だ! 内外のカリスマたちが一挙に集い、壮絶なKO劇が展開されるであろう、HERO`Sの見どころを優しくわかりやすく紹介。(構成・文:中村カタブツ君)

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 今回のHERO`Sは、これまで以上に中身が濃い。ミドル級世界王者決定トーナメントの準決勝&決勝戦があり、スーパーファイトでは美濃輪育久ことミノワマンが登場。そして極めつけは山本“KID”徳郁の復活なのだ。豪華メンバーのつるべ打ちで、一気に興行を押し切る勢いがあるだろう。しかも、ゴージャス感だけではなく、対戦相手がいずれも強豪というのがまたいい。ミノワマンの相手にはヒクソン・グレイシーの直弟子ケビン・ケーシーをぶつけ、KIDの相手には柔術世界王者のビビアーノ・フェルナンデスという、相当手強い相手を連れてきた。ヘタすれば、日本人総崩れの可能性すらある強者ばかりを揃えて、一か八かの大勝負を打つ姿勢が実に楽しみなのである。
 
 ミドル級トーナメントで最も注目されるのは宇野薫の優勝だろう。しかし、彼の準決勝の相手が非常にやっかいなのだ。というのも、ブラック・マンバの負傷によってアンドレ・ジダが急遽代役となったから。シュートボクセ所属の彼は、これまでHERO`Sで2戦2勝。初戦では打撃を得意とする高谷裕之と壮絶な打ち合いを展開し、最後は高谷の鼻を折ってTKO勝利し、2戦目のアルトゥール・ウマはわずか1R1分20秒で倒している豪腕の持ち主。また、ファイターとしてのキャリアはムエタイで6年、総合格闘技で4年というものだが、その間に負けたのはたったの1回という驚くべき戦歴を誇っている。さらにジダはスター選手の必要条件である、いいエピソードまで持っている。それは彼の名前のジダ(dida)だ。これはニックネームで、その由来とは母からプレゼントされたadidasのスニーカーを大事に大事に何年も履いて、最初のaと最後のsが擦り切れてdidaとなっても履いていたから付いた呼び名。普段は母思いの素敵な青年なのに、リング上では凶悪な打撃を振り回すという、実に応援したくなる選手が彼だったのである。ハッキリ言ってブラック・マンバよりも強敵で、いいエピソードも持つ男が、試合のわずか20日ほど前に急遽登場という、宇野にとっては最悪タイミングで現れた感じなのだ。トーナメントを勝ち上がるには、相手に勝つことが第一ではあるが、なるべく負傷を避けるという部分も大事。しかし、相手がジダとなれば、寝技の部分で勝る宇野といえども無傷ということはありえない。今回の選手変更は、観客にとっては喜ばしいことだが、宇野にとってはキツイものとなったと言わざるを得ないものなのである。

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 もう一つの準決勝は、昨年度王者のJZカルバンVSビトー“シャオリン”ヒベイロ。事実上の決勝戦とも言える強豪同士の戦いは、カルバンの打撃対シャオリンの寝技対決となる。なにしろカルバンの打撃は、先日、K─1MAXで魔裟斗とまともに打ち合ったほどの実力があり、今トーナメントの中では最強だ。一方、シャオリンの寝技は、このクラスでは最高のレベルであり、一回戦で彼の肩固めで破れた宮田は、「フィニッシュに入る瞬間まで危ないと思わなかった」というほど、技の仕掛けがうまい。ちなみに、ここ最近のシャオリンは肩固めで仕留めることが多い。彼が相手の脇に頭を突っ込んだら、すぐにフィニッシュとなる可能性が高いので、お見逃しなく。ともかく、オリンピックレスラーである宮田に完璧なタックルを決めることができるシャオリンと、一時は魔裟斗を打撃で圧倒したカルバンの戦いは、ゴングの鳴った瞬間からヒリヒリする緊張感に包まれるはず。こちらも宇野vsジダ戦同様、どちらが勝ち上がっても無傷では済まない壮絶な戦いとなることが予想されている。

 それにしても今回のトーナメントは、マンバの欠場によってますます混迷を極めた。一体誰が勝つのか、誰も予想がつかない実力伯仲ぶりなのだ。逆に、ファンにしてみれば、激闘につぐ激闘を目の当たりにすることができて、最後の最後までハラハラドキドキの連続、総合格闘技の醍醐味を存分に味わえるものとなった。格闘技関係者やマスコミまでもが楽しみにしている、ミドル級世界王者決定トーナメントは、その名の通り、世界王者を決めるに相応しい戦いが繰り広げられそうなのである。

 スーパーファイトでは、当初ミノワマンVSハレック・グレイシーが決まっていたが、ハレックの負傷欠場が決まって急遽対戦相手が変わった。その相手がヒクソンの直弟子ケビン・ケーシーだ。彼は昨年度の北米ブラジリアン柔術トーナメントのヘビー級チャンピオンで、ハレック同様寝技の技術には定評がある。なによりヒクソンが自信を持っては送り出す選手である以上ハンパな強さではないだろう。当日はヒクソンがセコンドについて弟子の戦いを見守るというので、ミノワマンはまともにぶつかっていくとヘタすれば秒殺される可能性まである危険な相手なのだ。ところが、当のミノワマンはいかなる時でも真正面から突っ込んでいくタイプ。特に相手がグレイシー系だと余計に血がたぎってしまうから、見ているファンはハラハラドキドキの連続なのだ。リアル・プロレスラーを名乗る彼は、技術よりも気持ちで戦う男で、これまでも圧倒的に不利といわれる試合を、気合いとセオリーを無視した動きによって勝利の文字を鷲掴んできた。技術的にはブラジリアン・トップ・チームでアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラらとともに練習してきた下地もあるのに、リング上ではそれを出さない彼。いや、出しているのかもしれないが、あまりよくわからないのがミノワマンだ。言動もどこか変わっており、PRIDEからHERO`Sに移籍した今回も、「HERO`Sはどんな印象ですか」と聞かれれば「色で言えば黄色ですね。マットが黄色だから」とか言うのである。もちろん、HERO`Sのマットは黄色ではない。一体何を見ているのか、何を考えているのか誰にもわからない不思議な男がミノワマンなのだ。だが、そこにこそ彼の魅力があるので、ファンは肩の力を抜いて見始め、時間の経過とともに自然にのめり込んでいければ劇的な結果が十分に期待できるはず。要注目というか、要注意と言える試合がミノワマンvsケビン・ケーシーだろう。

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 そしてファンが待ちに待った男・山本“KID”徳郁がいよいよ復活する。そのスター性と、戦う時のケダモノのオーラは彼以外には出せない、正真正銘のカリスマがHERO`Sのリングに戻ってきたのだ。しかも対戦相手はビビアーノ・フェルナンデス。世界選手権を始めとして数々の柔術大会で優勝してきた彼は、総合格闘技でも抜群の戦績を誇り、特にこのクラス最強と言われるユライヤ・フェイバーとの一戦はバックマウントを奪うなど有利に試合を展開させており(結果は額をカットされてドクターストップ負け)、KIDといえどもまったく油断できない相手。約9か月ぶりに総合格闘技のリングに立つKIDにとってはかなり高い壁が用意されてしまった感じだろう。しかし、彼にとってこの試合は本来の適正体重となる65キロ契約。普段60キロのKIDは、これまで10キロも重い男たちと戦い、トーナメントを制してきたことが改めて驚嘆させられる事実だが、適正体重となってさらにスピードアップするKIDなら必ずやいい結果を出してくれるはずだ。ちなみに、レスリングの全日本選手権で負傷した右腕は現時点で70%の回復状態。ただ、本人いわく「当たればKOできるレベル」とのことなので、豪快なKO劇を熱望したい。

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 そんな中、新たなニュースとして桜庭和志vs柴田勝頼戦も決定! 先日行われた会見で柴田は、「尊敬する数少ないプロレスラーなので、対戦が決まって本当に嬉しいです」と真剣な表情でコメント。一方の桜庭は、扇子でパタパタ仰ぎながら「柴田選手と最高の試合ができればいいと思います」と報道陣を煙に巻いた。会見を見る限り、桜庭には余裕がうかがえる。実際、これまでの戦績を考えれば胸を貸すと表現してもいいほどの実力差はあるだろう。だが、柴田には師匠・船木誠勝から伝授された技の数々がある。柴田いわく「船木さんから日本刀を渡されて磨いていたら使ってみたくなった」という技術を大先輩の桜庭に思い切りぶつけて大金星を目指してほしい。さらに会見では、12月の復帰戦が決定している船木が突如マイクを握り、桜庭に対戦表明。桜庭もこれにOKを出し、今年年末の「Dynamite!!」のカードまで発表されることになった。ファン待望のドリームマッチも気になるところだろう。

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 加えて、今大会では、オープニングマッチとして桜庭率いる「チーム桜畑」の若手選手対田村潔司率いる「Uファイルキャンプ」所属の若手選手同士の対抗戦も決定。オープニングファイトからいきなり桜庭vs田村の代理戦争が勃発することになったのだから嬉しい驚きだ。これは明らかに年末の田村vs桜庭戦の布石となる対抗戦。テレビ中継ではカットされがちのオープニングファイトであるが、今回だけは見逃せない。年末の「Dynamite!!」を占う上でも、9月17日の「HERO`S」はぜひとも会場に駆けつけることをお勧めしたい。

 それにしても、期せずして元UWF系の選手たちが一堂に会することになった今大会。白熱必至のトーナメントのほかにも見どころ目白押しで、来場すれば絶対に損のない豪華絢爛なイベントとなること間違いなし。必見である!