10月1日(日)梅田ステラホール大会
近藤有己 4年半振りの梅田出場決定!


★ フェザー級戦/5分2ラウンド ★
■1/28(土)カナダで行われた『TKO 24』においてスーパーライト級王者マーク・ホミニック(チーム・トンプキンス)のベルトに挑戦した藤本。一方、4/2(日)ゴールドジムサウス東京アネックス大会パンクラスゲートで高橋基希(高田道場)を1R54秒でKO勝利を挙げ、本戦初出場を果たす宮城友一。
同門・前田吉朗の戴冠に刺激を受けた藤本が約1年振りとなる梅田ステラホールで一本を奪うのか?それとも本戦に初出場する宮城が初戦でインパクトを残すのか?注目のフェザー級戦!


藤本 直治 vs 宮城 友一/本戦初出場
(パンクラス稲垣組)   (REAL)

 

◆宮城友一/ Miyagi Yuiti
▼生年月日:1983年1月14日生。23歳。  ▼身長、体重:171cm、64kg
▼出身地:沖縄県  ▼所属:REAL
▼主な獲得タイトル:第6回『アマチュアパンクラス』60kg未満級準優勝

 

 

★ フェザー級戦/5分2ラウンド ★
■5/27(土)『club DEEP広島』で沖野誓一(禅道会広島支部)と対戦し、見事チョークスリーパーでプロ初勝利を挙げた長谷川。一方、2/19(日)ゴールドジムサウス東京アネックス大会ネオブラッド・トーナメントフェザー級一回戦で植村“ジャック”龍介(パンクラスP's LAB東京)と対戦した中村。
プロ選手として初の大阪大会に出場する長谷川が地元のファンを前に勝利を挙げるのか?それとも、禅道会黒帯の若き実力者がKO勝利を挙げるのか?
共に弱冠二十歳の若獅子によるアグレッシブなフェザー級戦!

長谷川 孝司 vs 中村 健太
(パンクラス稲垣組)  (禅道会広島支部)


★10月1日(日)梅田ステラホール大会の出場予定選手
◆近藤有己(パンクラスism/第3代ライトヘビー級王者)

 

(取材・構成・提供:中村カタブツ君)

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<リザーブマッチ>
★エメリヤーエンコ・アレキサンダー(レッドデビル) vs セルゲイ・ハリトーノフ(ロシアン・トップチーム)
 

 通常のトーナメントでは、影が薄くなりがちなのがリザーブマッチです。しかし、「今回は違う!」と声を大にして言っておきます。なにしろ、エメリヤーエンコ・アレキサンダーとセルゲイ・ハリトーノフが激突するからです。数年後にはどちらかがPRIDEヘビー級王者になっていてもおかしくない二人を、このタイミングで、しかもリザーブマッチで当てるのです。これを贅沢と言わずとして何を贅沢と言えばいいんでしょうか? 贅沢の中の贅沢、出てこいやーっ!ですね。
 アレキサンダーは、いま体重110キロぐらいですが、シェイプアップしてこの体重ですから、ヘビー級の中でもズバ抜けてデカイんです。そのため、「彼はGPに出さないほうがいいんじゃないか? 強すぎるよ。スーパーヘビー級を別に作ったほうがいい」という冗談とも本気ともつかない話が、社内で出たほどです。前大会では惜しくもジョシュに負けてますが、1Rで押してたのはアレキサンダーのほうでした。2Rでスタミナ切れして負けはしたものの、パンチのスピード、ポテンシャルにおいても、実兄のヒョードルをしのぐ勢いすら感じますね。ところで、私はアレキサンダーの笑ったところを見たことがありません。PRIDEに上がるようになって早3年も経つ彼なのに笑顔を一度も見てないのです。あの岡田真澄のような顔を爆笑させたいと、虎視眈々と狙っているのですが、未だにその夢は叶えられないでいます。 
そして、この二人は元チームメイトです。ハリトーノフ所属のロシアントップチームを、ヒョードルとアレキサンダーが抜けてレッドデビルに移籍したのです。そのため両チームの仲は決して良好とは言えません。つまり、この試合は、チームの看板を背負った遺恨マッチでもあるわけです。しかし、個人的にはどう思ってるんでしょうかね? 実際のところ。二人とも感情を見せない人たちですから。アレキサンダーはもちろんのこと、ハリトーノフも「それはシークレット」が口癖の人ですから、何を考えてるのかさっぱりわかりません。そういう意味ではジョシュとは違った、本物の不気味さを感じますね。

<ワンマッチ>
★中村和裕(吉田道場) vs 中尾“KISS”芳広(フリー)
 

 ワンマッチでは、中村和裕VS中尾“KISS”芳広が気になります。キッス選手は昨年末のDynamite!!でヒース・ヒーリングにキスして話題になった愛の人です。一方、カズ選手もPRIDE・LOVEにかけては他の追随を許しません。彼にはPRIDEで育てられたという意識が凄く強いのです。もちろん、キッス選手にもPRIDEに対する愛はあります。つまり二人は、PRIDEの愛し方が違うんですね。カズ選手はプラトニックで純愛なんですけど、キッス選手は表現方法が違うというか、もっと積極的というか。そこがカズ選手には不埒に見えて、カンに障るのでしょう。つまり、この試合は それぞれの“愛”を巡る戦いになるわけです。
 とはいえ、キッス選手の実力は高いです。いまでこそ色物っぽいイメージで見られてますが、アマレスの全日本大会を2連覇した実績があります。体格もヘビー級で、ミドル級のカズ選手にとってはかなり厳しい戦いになるでしょう。しかし、この試合でカズ選手は完勝しないといけません。「PRIDEのレベルを教える」と会見で言ってるわけですから、何もさせずに勝たないとダメです。さらにカズ選手は10月のラスベガス大会出場を熱望してます。出場に関してはほぼ当確ですが、ここで負けたりすればキッス選手が行く可能性だってあり得るのです。そうなったら、カズ選手は踏んだり蹴ったりです。悔しさで唇を噛みしめることでしょう。そういう意味も含めて、カズ選手の戦いぶりには注目です。

<ワンマッチ>
★マウリシオ・ショーグン(シュート・ボクセ・アカデミー) vs ザ・スネーク(TEAM Boon!)
 

 そしてもう一つ、ショーグンの復帰戦も注目です。なぜなら、彼も10月のラスベガス大会が決まってますので、ここでいい試合をすればラスベガスに向けて弾みがつくと思われるからです。対戦相手はPRIDE初参戦のザ・スネークです。キックやムエタイのベルトをいくつも持っていて、総合の戦績も4戦全勝です。もっともショーグンならば心配はないと思います。ただ、彼は気が強いので最初は打撃で勝負するかもしれません。そうなればザ・スネークにも勝機が生まれます。ところで、ザ・スネークとは変な名前ですね。以前は本名のシリル・ディアパテの名で試合に出てましたが、改名の理由はさすがの私でもわかりません。ただ、所属する「TEAM Boon!」は、プロフェッサーX、G.I.ジョーといったヘンコリンな名前の選手ばかりです。ここに入ると自動的にお茶目なアダ名がもらえるシステムのようです。

<ワンマッチ>
★ヒカルド・アローナ(ブラジリアン・トップチーム) vs アリスター・オーフレイム(ゴールデン・グローリー)  

 アローナ対アリスターですが、お互いにやりにくい相手と思ってるでしょう。アローナは柔術をベースにしたトータルファイター。アリスターは打撃をベースに、高いポテンシャルで攻めるタイプです。強い時にはケタ外れに強いのですが、すぐに試合を諦めるところがあって負ける時はコロっと負けるのが難点です。前回も1Rでは柔術世界王者のヴァウドムを寝技でも打撃でも圧倒してたのに、2Rになると失速して負けてます。アリスターにすれば、なんでもできて粘りのあるアローナは一番苦手なタイプだと思います。逆にアローナはアリスターの爆発力がイヤだと思いますね。ともかく二人ともヘビー級に行ったほうが戦いの幅が広がると思います。広報的にもカードが組みやすくなるので、検討してほしいです。
 余談ですが、カードを組む際の一つのポイントになるのが選手のキャラクターです。簡単に言ってしまうとヒール役がいると楽です。ところがこのヒール役を皆嫌います。例えばアローナなんて昨年ショーグンに負けた時は最高のヒール役だったじゃないですか? 本人もそれを自覚して振る舞いだとか、言動だとかするといわゆるヒール人気が出るんですけど、理解してもらえません。逆に、この辺の役割分担をわかっているのがシウバです。彼はブラジルで『ハッスル』を見てるらしいです。「HGは最高だ」と言ってました。プロレスのショーアップの部分や、プロとして観客に魅せるという部分を理解していて、ある時彼はヒョードルをつかまえて、「お前はたしかに凄く強いんだけど、一つ学ばねばならないことがある。お前はもっとプロレスをちゃんと見なければダメだ」と言ったのです。PRIDEの王者同士によるレベルの高い素敵な会話ですね。
 

 さらに余談をもう一つ。実はプライベートのヒョードルは親しみやすい人です。誰とでも仲が良くて、あのケビン・ランデルマンとはよく飲みにいくようです。どこが合うのか、さっぱりわかりませんが。聞くところによると、ヒョードルは飲ませ上手らしく、ウオッカを、ウオッカグラスではなくて、普通のコップで飲ませるそうです。ランデルマンは何度も潰されたと聞いてます。

 最後に、絶対に忘れてはならないことをお伝えしておきましょう。今大会のメインイベントは無差別級GPの決勝戦になります。となれば、選手の休息時間のために準決勝戦は、結構頭のほうに組まれます。昨年のミドル級GPでは第1試合がリザーブマッチ、第2、3試合が準決勝戦でした。ちょっとぐらい遅れても平気でしょ、とか思ってたらメチャクチャ後悔することになります。会場に着いたらミルコVSシウバ戦、ジョシュVSノゲイラ戦は終わってた、なんてことにでもなったら、バカ丸出しになってしまいます。試合開始は午後2:00。遅刻厳禁でお願いいたします。

【これを読んだら必ず行きたくなる!】広報局長S氏が語る『PRIDE無差別級GP2006決勝戦』裏ネタ【前編】は、コチラ!

 (取材・構成・提供:中村カタブツ君)

 皆さんはじめまして、こんにちは。私こと笹原圭一が、DSE(PRIDE主催会社)の広報局長という立場と、コネをフル活用して9月10日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『PRIDE無差別級GP2006決勝戦』の見どころを紹介したいと思います。大会観戦中、隣の彼女にさりげなく披露するも良し、友達にひけらかしてちょっと威張ってみるのも良し。客席で座持ちするお得な情報をお伝えしましょう。

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 まず今大会の目玉はやはり、「無差別級GP」の行方でしょう。準決勝戦はミルコVSシウバ、ノゲイラVSジョシュですが、2試合とも実力者同士の戦いであるとともに、遺恨があるということを頭に入れておくと楽しくなります。

<PRIDE無差別級グランプリ2006 準決勝>

★ヴァンダレイ・シウバ(シュート・ボクセ・アカデミー) vs ミルコ・クロコップ(チーム・クロコップ)

 例えば、ノゲイラVSジョシュの遺恨は4年前までさかのぼります。02年に国立競技場で行われた「ダイナマイト」という大会で、ノゲイラがボブ・サップに勝った時、突然ジョシュがリングに上がってこう言ったのです。「お前はもう死んでいる」。

 ノゲイラは意味が分からなかったでしょうね。いまでこそ、ジョシュが『北斗の拳』マニアだと認知されてますが、当時はほとんど浸透してません。ノゲイラももちろん知りませんから、「あいつは何を言ってるんだ。絶対許さん!」となったのです。こう言ってはなんですが、こんなちっちゃい遺恨が4年間も続いているわけです。

(C)DSE

 そうなったのも、格闘技に対する考え方が根本的に違うからでしょう。ノゲイラはリングで戦うことは神聖で、自分の人生を賭けるものだという意識がありますから、リップサービスとはいえ茶化すとは何事だと。一方のジョシュは、「試合はゲーム。エンターテインメントとして盛り上がればいいのに、なに熱くなってるの?」という考えです。つまり、性格がまったく違う二人が戦うところが、第一のポイントになりますね。

 また、技術に関しては、元柔術世界王者ノゲイラの寝技が評価されてますが、ジョシュの寝技のレベルも相当なものだと思います。これは私が言ってるのではなく、ノゲイラの師匠マリオ・スペーヒーを倒した日本の格闘技マスター高阪剛さんが言ってるので信用してください。高阪さんいわく、「ジョシュの寝技は一つ一つの技の精度が高く、ノゲイラのできることはジョシュも全部できる」ということです。ただ、素人目には、飛び抜けた印象がないのが彼です。元UFCヘビー級王者なので打撃も寝技もメチャクチャ強いはずなのに、どこが強いのかよくわからない。実に不気味感じですね。彼女とかにはその不気味感を教えてあげたりすると、キラキラした目で見つめられるかもしれません。

 もう一つのポイントは、ジョシュの入場コスチュームです。いまや人気急上昇の彼のため、DSEでは『北斗の拳』のケンシロウのコスチュームを製作いたしました。先日、それをジョシュに見せたところ、いたく気に入って……いただけませんでした。残念です。「作ってくれたことには感謝している。だけど、肩パットが小さいし、ジャケットはもっとすり切れてないとダメだ」とのことです。私も衣装が届いた時点で、オタクのジョシュのことだから絶対にディティールに満足しないだろうと思っていたのですが、案の定その通りでした。しかし、これ着て一通りプロモーションできたからいいかなと。広報的にはヒトネタできたのでOKという冷静な判断です。あとは当日ジョシュが自前で衣装を用意するか、あれを着るかが見どころでしょう。ちなみにコスチュームのバージョンアップは予定してません。衣装も高いんです。 

(C)DSE

<PRIDE無差別級グランプリ2006 準決勝>

★アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップチーム) vs ジョシュ・バーネット(フリー)

 続いてミルコVSシウバですが、この試合は個人的に楽しみです。実は彼らは4年前にPRIDEのリングで一度戦ってます。ただし、当時はK─1ファイターだったミルコが、PRIDEを背負ったシウバと戦うという位置づけでした。ルールも判定なしの特別ルールで、結果は時間切れ引き分け。シウバは「判定があれば俺が勝っていた」といまでも言っています。今回の対戦はあの時の決着戦になるわけです。しかし、私が楽しみにしているのは、そこではありません。ズバリ、この戦いは“ミスターPRIDE”を決める戦いになるのです。

 いまやミルコも、PRIDEを背負う選手の代表格。シウバにいたっては言わずもがなでしょう。そんな二人が準決勝というプレッシャーがかかる中で、PRIDEらしさをどこまで出せるか? 自分の生き様を示せるか? そこがポイントになると思います。

 技術的な注目点はミルコの“右の蹴り”です。左ハイキックが代名詞の彼ですが、実は前回の吉田秀彦戦では一度も左は出していないのです。ローもハイもすべて右で蹴ってます。今回のシウバ戦では吉田戦同様に右の蹴りで試合を組み立てるのか、それともいつも通り、左を中心に蹴ってくるのか、はたまたパンチを攻撃のメインにするのか....注目ですね。要注意です。

(C)DSE

 また、シウバもクセ者です。コメントでは常に「シュートボクセ(シウバの所属チーム)はシュートボクセの戦いをするだけだ」しか言いませんが、対戦相手の研究はしっかりやっているのではと睨んでいます。シウバを育てたフジマール会長はオシム監督ばりの戦略家です。きっとミルコの弱点を見破り、シウバに秘策を授けていると思います。たぶん前に出て蹴りの間合いを潰しに来るでしょうが、もう一つ二つ秘策があるようです。二人ともなかなか侮れません。

(C)DSE

 さて、決勝はこの2試合の勝者がメインで戦うわけですが、優勝予想は、広報的にはジョシュを推したいです。理由は、彼がプロモーションに協力的だからです。そういう人は私もCan't Help Falling In Loveです。あっ、すい ません。いつものクセで英語が出ちゃいました。“好きにならずにいられない”ってことです。最近は人気にも火がついて、お客さん的にもジョシュの優勝が一番沸くと思いますし。ミルコ、ノゲイラ、ヒョードルという3強時代に割って入ってきてほしい、という意味でもジョシュからは目が離せません。

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