【目指せリアルディール2階級制覇 龍二&裕樹 Wインタビュー!】

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 現在、日本国内のプロのキックボクシングをはじめとした立ち技の大会は、9割方が東京で開催されている。そのため強い選手は首都圏に集中し、地方在住者は不利になりがちだが、そんな状況でも元気なのが、福岡を拠点とするリアルディールの選手たちだ。

 地元福岡で自主興行を定期的に開催する他、東京の大会にも選手を送り込み、去年12月のR.I.S.E.のDEAD OR ALIVEトーナメントでは、龍二が優勝。今年2月のK-1ワールドMAXの日本代表決定トーナメントへの参戦を果たした。

 今回のインタビューでは、龍二にK-1の試合の感想と、新設されるR.I.S.E.の70kgベルト奪取に向けての思いを聞くとともに、龍二の後輩で、現在は東京・大井町のリアルディール支部の道場長を務める裕樹にも話を聞いた。裕樹もR.I.S.E.の60kgのベルト奪取を目指しているため、リアルディールでの2階級制覇が共通目標だ。


080511_rise_RYUJI.jpg◆龍二インタビュー

−−2月には念願のK-1ワールドMAX出場を果たしました。まずはその感想を聞かせて下さい。
龍二「会場がデカくて、お客さんもマスコミも多くて驚きましたけど、選手の実力的には正直、R.I.S.E.もK-1の日本トーナメントもそんなに変わらんと思いましたね。初戦で負けたんで大きい事は言えないですけど(苦笑)。HAYATO選手との試合に関しては、一瞬調子に乗ってしまったのが敗因だったな、と。自分で見返すと、その気持ちがモロにテレビの映像にも現れてて」

−−HAYATO選手にダウンを奪われた場面以外は、龍二選手が押し気味の展開でしたよね。結果は一回戦で判定負け。調子に乗ってしまったというのは、初めての大舞台で場の空気に飲まれたということでしょうか?
龍二「テンション上がりすぎましたね〜。試合前は会長にも落ち着けと怒られてましたね。でも次出れば大丈夫だと思うんで、そのためにもR.I.S.E.できっちりタイトル取って次につなげたいですね」

−−K-1に出た反響は?
龍二「やっぱりみんな見てるんやな、って。電話もメールも一杯あったし、ジムの生徒さんも、負けたけど『良かった、凄かった』と言ってくれて。全国放送は凄いなと思いました。飲み屋に行ったら何件かで試合のこと言われたんでちょっとビックリしました。『ホントに飲むんやなあ』って(笑)。K-1の紹介VTRで居酒屋で酒飲んでる姿が使われましたけど、あれはホントの姿です。でも今後飲みに行く時はやけ酒じゃなく、祝い酒にしたいですね」

−−結局あのトーナメントでは龍二選手と同じく日本トーナメント初参戦だった城戸選手が優勝しました。
龍二「まあ、彼は運があったんじゃないですかね。こないだの広島の試合もテレビで見て、イム・チビンをKOしたあの飛び膝は凄かったですけど、あそこに自分が立っていないことが悔しいですね」

−−『彼は運があった』ということは、城戸選手と戦えば勝てる自信があると?
龍二「勝てますね。当たり前ですけど、負ける気がしないです。たぶん他のMAX上がってる日本人でも同じように思ってる選手は多いんじゃないですか?」

−−再びMAXに上がって、真価を証明するためにも、今度のR.I.S.E.でのタイトル戦線は負けられませんね。5月11日のディファ大会「R.I.S.E. 46」では、まずJ-NETWORKの喜入衆(きいれ・とも)選手と戦うことになります。

龍二「手数があってスピーディーな選手という印象ですが、そこは僕のスタイルで押さえ込んで、ぶっ飛ばすだけですね」

−−その試合で勝てば、同じ大会で行われる白須康仁選手と日菜太選手の試合の勝者と、7月4日の後楽園ホール大会「R.I.S.E.48」での初代王者決定戦で激突する事になります。白須×日菜太の予想は?

龍二「日菜太選手とは12月のDEAD OR ALIVEトーナメントの準決勝で戦って、蹴りがいい選手だったので、番狂わせが無いとは言えないですけど、順当に行けば白須選手でしょうね。白須選手はローが多いし強い。でもそんなにファイトスタイルが他の選手と違うというわけでは無いので、やりにくさみたいなのは無いと思うんですけどね。」

−−MAX参戦の足がかりになったDEAD OR ALIVEトーナメントは、全試合KO勝ちのぶっちぎりの優勝でしたから、今回のタイトル戦線に関しても絶対の自信があるように感じられます。
龍二「そうですね。常に自信は持ってますけど、調子に乗るところがあるんで、そこだけ気をつけて。今回は確実に新しいベルトを九州に持って帰りたいですね」

−−R.I.S.E.でずっと戦ってきて、タイトルへの思い入れは大きいんじゃないですか?
龍二「そうですね。今回出る他の選手よりも思い入れがあると思います。去年はDEAD OR ALIVEで優勝できて本当にうれしかったですし、新しいベルトができて、これに関しても必ず取ってやろうと。R.I.S.E.を中心にしつつ、K-1に出たり他の団体出られたらいいですね。裕樹には60kgのベルトを取ってもらって、リアルディールに2本のベルトを持ち帰りたいです」


080511_rise_YUKI.jpg◆裕樹インタビュー

−−これまで70kg戦線で戦ってきた裕樹選手が、60kgで戦うことを決めた動機は何だったのでしょう?
裕樹「70kgの時でもハードな練習をすると60kg台前半に落ちることが多くて。無理矢理増やして70kgで戦うと攻撃のキレが落ちて、100%の自分が出せてなかったんですよね。それで最近、K-1トライアウトで山本真弘選手が合格したと聞いて。彼は実力もスピードもあって素晴らしい選手で、一戦交えたいと思い、R.I.S.E.でも60kgのタイトルができるってことで、60kgに落とすことにしました」

(山本は全日本キックで昨年行われた60kgトーナメント「KICK RETURN」優勝者。国内の60kg前後のキックボクサー最強との呼び声も高い。)

−−いま何kgぐらいですか?
裕樹「練習終わりで62kgちょっとぐらいです」

−−昔の体重はどれくらいだったんでしょう?
裕樹「デビュー当時はリアルディールでやってた60kgのトーナメントとか出てましたけど。あとは61.23kgのライト級の試合をしていました」

−−リアルディールの60kgといえば、KAWASAKI選手がライバルになりますが?
裕樹「僕はいま東京なんで話す機会が無いですけど、やるとなったら仕方ないですよね。でも70kgでも龍二さんがいたので、そのときと気持ちは一緒です」

−−隣にいる龍二選手に聞きたいんですが、KAWASAKI選手から裕樹選手の転向についての反応は聞いてます?
龍二「KAWASAKIさんとはいつも会ってますけど、今はKAWASAKIさん自身が復帰戦が近いんで、裕樹のユの字も無いですね。まだ知らのやないですかね(笑)」

−−裕樹選手はさきほど山本真弘選手の名前を出していましたが、今回のR.I.S.E.の60kgのタイトル戦線でライバルになる“狂拳”竹内裕二選手も、K-1トライアウトで合格していますね。
裕樹「K-1トラウアウトで60kgの選手を取ってるのを見ると、60kgも動き出しているんじゃないか?60kgでチャンスつかめるんじゃないか?と気持ちが動きましたね。竹内選手のことは知らなかったですけど、彼は眼中に無いですね」

−−今回のR.I.S.E.の初代60kg王座戦線では、まず5月11日のディファ大会「R.I.S.E. 46」でファイヤー原田選手と戦い、そこで勝てば、7月4日の後楽園ホール大会「R.I.S.E.48」での初代王座決定戦に進出できます。7月の相手は、竹内選手と末広智明選手の試合の勝者になるわけですが、このタイトル戦線は勝って当たり前ぐらいな気持ちだと?
裕樹「そうですね。僕の戦い方はワンデートーナメントに向かないと言われてて、自分もそう思ってたんですけど、ワンマッチ形式で王座を決めるということで、ちょうどいいと思います。減量で苦しんでいる部分もありますけど、体のキレは凄くいいんで、自信はあります」

−−まず今回の相手となるファイヤー選手の印象は?
裕樹「知らない、というか、面白く無いじゃないですか? なので見ないです。会場でも、ファイヤー選手が出るという瞬間に、僕は他のところ行くぐらいですから。もちろんこれからビデオ見て研究はしますけどね」

−−面白くないというのは、試合が、ってことですよね?キャラクターは?

裕樹「キャラクターは正直、今日の会見でも話し方が面白かったですね。試合はパワー差、スピード差、手数の差が凄く出ると思います。でも今回は60kgの初戦なんで、あんまり過激なことは言わないようにしておきます。とりあえず60kgで試してみるという意味ではいい相手じゃないかなと思いますね」

−−まあ、それでも十分過激な気もしますが、いつもの裕樹選手に比べれば確かにマイルドですね(笑)。では最後に改めて、タイトルに向けての意気込みをお願いします。

裕樹「龍二さんと一緒に出る時は僕が負けるパターンが多いんで、僕もちゃんと勝って、リング上で二人ベルト巻いて、肩組んで写真撮りたいですね。K-1につなげるためにも、きっちりと勝ちたいと思います」

今度のR.I.S.E.ディファ大会は、「和洋中のバイキング」だ!

【大会概要】
『R.I.S.E.46 〜THE KING OF GLADIATORs’08〜』

◆開催日:2008年5月11日(日)
◆時間:開場15時/本戦開始:16時00分/RISING STAGE開始:15時10分(予定)
◆会場:ディファ有明

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【バウレビ 井原記者が語る『R.I.S.E.46 〜THE KING OF GLADIATORs’08〜』の見所はコレだ!】

 R.I.S.E.のこれまで5年間は、トーナメントの歴史だったと言っても過言では無い。

 K-1でもおなじみ、8選手によるワンデートーナメントを、ヘビー級、80kg、70kg、60kgの4階級で実施。特に盛んなのがK-1と同じ70kgとヘビー級のトーナメントで、毎年12月の風物詩となった70kgの「DEAD OR ALIVEトーナメント」の優勝者からは、TATSUJI、尾崎圭司、龍二が3年連続でK-1 MAXの日本代表決定トーナメントに参戦を果たしている。ヘビー級でも「G-BAZOOKAトーナメント」優勝経験者のアレックス・ロバーツが4/13の横浜アリーナ大会でK-1デビューを果たしたばかりだ。

 そんなR.I.S.E.だが、今年はトーナメントを一休みし、プロボクシングや通常のキックボクシング団体と同じような、ワンマッチのタイトルを制定する。その初代王座を決める戦いが、今度の5月11日のディファ大会「R.I.S.E. 46」で本格開戦する。

 まずR.I.S.E. 46では、各階級2試合ずつの試合が組まれ、その勝者2名が7月4日の後楽園ホール大会「R.I.S.E.48」での初代王者決定戦に進出する。つまりR.I.S.E. 46では、3階級×2試合=6試合のタイトル絡みの試合が組まれることになるわけだ。

 裏を返せばR.I.S.E.の主要3階級が一覧できるということになるため、R.I.S.E.を見続けている人にとって面白いのはもちろん、R.I.S.E.を見た事が無い人にとっても、R.I.S.E.の今が満喫できる絶好の大会と言える。

 料理に例えれば、3階級だから“和洋中のバイキング”のような感じだろうか。それにこの6試合は初代王座を目指す戦いだから、選手のモチベーションも低いわけが無く、最高の料理が味わえることは確実だ。しかもその味付けは、5年のトーナメントの歴史で十分に熟成されている。
 
 ではその和洋中のバイキングの“メニュー”を、階級別に簡単にご紹介しよう。

<60kg>
▼60kg CHAMPION MATCHA 3min×3R(EX 1R)
末広智明(大道塾吉祥寺支部) vs. “狂拳”竹内裕二(菅原道場)

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▼60kg CHAMPION MATCH@ 3min×3R(EX 1R)
裕樹(リアルディール) vs. ファイヤー原田(レグルス池袋)

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 3階級の中でも特に選手たちの個性が強いのがこの階級だ。竹内は“狂拳”のニックネーム通り、ボクシングの亀田一家を思わせるヤンチャキャラの強い選手。だがその実力はホンモノで、現在4試合連続KO勝ち中。そのうち最近2試合は各キック団体の元チャンピオンから奪った勝利だ。

 ファイヤーはR.I.S.E.をはじめとした各団体で引っ張りだこの人気選手。80年代のテレビドラマ「スクールウォーズ」に感化された熱いパフォーマンスとファイトで、会場を熱狂の渦に巻き込む。そのハイテンションぶりは、ミノワマンを彷彿とさせるものがあるが、一度見ればそれ以上の強烈さを感じることは確実だ。

 裕樹は元々70kg戦線で戦っていた選手。彼も毒舌が売りの選手で、60kg戦線で真価を発揮しそうだ。

 その中で末広はやや色が薄い印象があるが、蹴りもパンチもそのテクニックは抜群。個性の強い選手たちと交わる事で、新たな“味”が出るかもしれない。

<70kg>
▼70kg CHAMPION MATCH@ 3min×3R(EX 1R)
龍二(リアルディール) vs. 喜入衆(ソーチタラダ渋谷)

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▼70kg CHAMPION MATCHA 3min×3R(EX 1R)
白須康仁(花澤ジム) vs. 日菜太(湘南格闘クラブ)

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 昨年のR.I.S.E. DEAD OR ALIVEトーナメント王者であり、2月に開催されたK-1 MAX 日本代表決定トーナメントでK-1デビューを果たした龍二。結果は一回戦敗退だったが、K-1再上陸に向けて、タイトル奪取は至上命題だ。

 その対抗馬となりそうなのが白須。昨年12月、MAキックで城戸康裕に敗れ、城戸に大ブレイクのきっかけを与えてしまった。しかし2月、3月の試合で2連続2R KO勝ちと絶好調。元々判定勝ちが多い選手だったが、倒せる武器ができつつあり、ようやく素質が開花しそうだ。
 喜入と日菜太はやや分が悪そうだが、龍二も白須も大事な試合を落としてきた過去があるだけに、油断は禁物だ。

<ヘビー級>
▼ヘビー級CHAMPION MATCH@ 3min×3R(EX 1R)
マグナム酒井(士魂村上塾) vs. 地主正孝(正道会館)

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▼ヘビー級CHAMPION MATCHA 3min×3R(EX 1R)
ファビアーノ・サイクロン(TARGET) vs. 森口 竜(池袋BLUE DOG GYM)

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 マグナム×地主は06年9月に開催された80kg契約の「MIGHTY EIGHTY TOURNAMENT」の決勝戦の再戦。前回はマグナムが判定で勝利したものの、地主もマグナムを苦しめる接戦だった。今回が決着戦となる。

 この二人に比べ、ファビアーノと森口は体格が大きめ。だがファビアーノも森口も、そのポテンシャルを十分に活かしきれていない印象がある。

 今回のディファ大会は同体格の選手同士の組み合わせで、体格を活かした戦いはできないが、逆にオーソドックスに技術の差が問われる試合になりそう。どうしても技術では勝る60kg、70kgの選手たちと比べ、どれだけいい試合ができるかどうかも、彼らヘビー級選手たちの課題となるだろう。

 他にも細かい見所を上げればキリが無いのだが、会場で生で見ていただければ、そういった能書きは必要無くなるだろう。皆さんにとって「料金分の元が取れた」と満足できるバイキングとなることを祈りたい!
(構成・文:「最強格闘技WEBマガジンGBR」編集長 熊久保英幸)

>>前編@↓より、続いております!

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プロフェッショナル修斗公式戦“修斗伝承 1” ROAD TO 20th ANNIVERSARY
5/3(土)MEETS PORT JCBホール大会

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【見所特集 後編】
■“修斗のカリスマ”佐藤ルミナは前世界王者と対戦

 そのマッハと共に修斗の黄金時代を築き上げたミスター修斗、“修斗のカリスマ”こと佐藤ルミナも記念大会に華を添える。「若くてイキのいい選手と闘いたい」との希望通り、対戦相手には現・世界ライト級2位で今年3月までは同級世界チャンピオンだった田村彰敏が選ばれた。実はこの田村、10年くらい前にテレビでルミナの試合を見て「俺がやりたいのはこれだ!」と思い、修斗を始めたという。しかし、「尊敬する選手だからこそ、ルミナ選手を叩き潰します! これこそ“修斗伝承”だと思う」と、かつての憧れのヒーローを全力で叩き潰しに行くことを誓っている。受けて立つルミナは、「僕よりランキングが上だし、修斗のトップ選手とやれることは凄く嬉しいし、チャンス。自分は挑戦者的な立場になるので思いっきり行くだけ。勝ち負けよりも試合までの過程や試合内容を重視して、思いっきり自分の全てを出したい。何かで修斗伝承できれば…」と、挑戦者の気持ちで臨むと語った。

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 現在の修斗のエース的存在である環太平洋ライト級チャンピオン、リオン武はアメリカの総合格闘技リーグ「IFL」を中心に活動したセバント・ヤング(アメリカ)を迎え撃つ。セバントはタフネスさとスタンドでの攻防を主体とするスタイルで、フィニッシュブローは“スーパーマン・パンチ”と呼ばれているという。それを聞いたリオンは「試合映像を見たんですけど、凄いパンチでKOしていました。黒人とは初めての対戦。相手はゴリゴリした感じでパワーもありそう。力では勝てないと思うので、スタミナと集中力で勝負。最近姿勢や構え、体重が乗るような打撃が出来るようになったので、細かいテクニックでKOしたい」と、逆に闘志を燃やしてのKO宣言だ。

 JCBホールのリングに上がるのはトップファイターたちだけではない。今大会でクラスA昇格初戦を迎える、6勝1敗の期待のホープ佐々木信治も出場。勝った試合のほとんどがサブミッションによる一本勝ち、しかもその内の4つが三角絞めによるもの。あの青木真也が「佐々木は寝技が上手い」と評価するほどのテクニックを持つ。これからの修斗を支えていく立場にある佐々木を襲うのは、なんと現在9連勝中という欧州ウェルター級チャンピオンのベンディ・カシミール(フランス)。格上の相手へのチャレンジマッチとなるが、今後世界タイトルを狙う佐々木にとって絶好の腕試しの一戦となる。

 さらには軽量級の好カード、漆谷康宏(和術慧舟會RJW)VS神酒龍一(GUTSMAN修斗道場)も。テクニシャンの漆谷に対し、神酒も修斗を体現できる男として評価が高まっている。


■メインイベントは世界ウェルター級チャンピオン決定戦

 まさに修斗の過去・現在・未来を一日で全て見せるような豪華ラインナップだが、彼らの試合はメインイベントではない。あくまでも“競技”であることを重んじる修斗の最高権威は世界タイトルマッチ。記念すべき今大会のメインイベントを飾るのは、同級世界1位・中蔵隆志VS同級世界2位・天突頑丈による世界ウェルター級チャンピオン決定戦である。

 打・投・極(だ・とう・きょく=パンチや蹴りなどの打撃、スープレックスやタックルなどの投げ技、関節技や絞め技など極める技)という総合格闘技の要素を、全て高いレベルで身に付けている両者。中蔵が「修斗20年目ということで世界のベルト…これはアマチュアのクラスCがあってその上にプロのクラスBがあって、さらにその上にクラスA、環太平洋、世界ランカーがあってピラミッドの頂点なんですよ。それにふさわしい、記念に行われる日に、最高峰の修斗をやって熱い試合をしたい」とホットに意気込みを語れば、天突は「自分は挑戦者なのでガンガン挑戦していきたいと思います」と静かなる闘志を燃やす。

 両者は2006年10月にも対戦しており、この時がドローに終わっていることから、「唯一自分のレコードで引き分けになった相手。勝ち負けつけないと気持ち悪い。競技者として、格闘家として白黒つけたい」(中蔵)、「自分はとにかく勝ちに行く」(天突)と“完全決着”を望んでいる。スペシャルな大会には、スペシャルなエンディングを。二人は“これぞ修斗!”という試合を見せてくれるに違いない。

 改めて言おう。総合格闘技の新たなる歴史の扉は、5月3日に修斗が開ける!

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【対戦決定カード】
<メインイベント 世界ウェルター級王者決定戦 5分3ラウンド>
 中蔵 隆志(日本/シューティングジム大阪) 世界1位&環太平洋王者
 vs
 天突 頑丈(日本/PUREBRED大宮) 世界2位&環太平洋1位

<セミファイナル ミドル級 5分3ラウンド
 デイビッド・バロン(フランス/オウ・テンション/欧州王者)
 vs
 桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)

<第五試合 ライト級 5分3ラウンド>
 田村彰敏(日本/総合格闘技津田沼道場)
 vs
 佐藤ルミナ(日本/roots)

<第四試合 ライト級 5分2ラウンド>
 リオン武(日本/シューティングジム横浜)
 vs
 セバント・ヤング(アメリカ/BODYSHOP FITNESS TEAM)

<第三試合 バンタム級 5分3ラウンド>
 漆谷 康宏(日本/和術慧舟會RJW)
 vs
 神酒 龍一(日本/GUTSMAN・修斗道場)

<第二試合 ウェルター級 5分2ラウンド>
 遠藤 雄介(日本/GOKITA GYM)
 vs
 ビンス・オーティズ(メキシコ/BODYSHOP FITNESS TEAM)

<第一試合 ウェルター級 5分3ラウンド>
 ベンディ・カシミール(フランス/オウ・テンション/欧州王者)
 vs
 佐々木 信治(日本/総合格闘技道場BURST)

<オープニングファイト第2試合 ライト級 5分2ラウンド>
 碓氷早矢手(日本/和術慧舟會RJW)
 vs
 粕谷さかえ(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY?BR)

<オープニングファイト第2試合 フライ級 5分3ラウンド>
 田原 しんぺー(日本/総合格闘技STF)
 vs
 室伏 カツヤ(日本/roots)

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