[前編]【“反逆のカリスマ”魔裟斗 世界一なるか?“クマクマンボ”が語る』見所特集!】いよいよ迫る! 7月7日(月)『K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL8』日本武道館大会

080707_k1_01.jpg

「俺はそんなに優しくないよ。舐めてもらったら困る。ちょっとはらわたが煮えくり返ってます」魔裟斗が久々にキラーモード全開となり、怒りを露にした。7月7日(月)東京・日本武道館で開催される『K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL8』(世界トーナメント準々決勝)の組み合わせ抽選会が4月10日に行われ、魔裟斗との対戦を選んだドラゴ、魔裟斗と同じブロックを選んだ佐藤嘉洋に対して、そう言い放ったのだ。

★[後編]はコチラ!
★大会詳細とチケット申し込みはコチラ!


■ドラゴ、佐藤の挑戦に怒りの魔裟斗!

「舐められているなと思いますよ。俺と戦いたいってことは俺に勝てると思っているからでしょ」と魔裟斗。昨年は決勝戦進出を果たしながら準々決勝のブアカーオ戦、準決勝のキシェンコ戦で大きなダメージを負い、決勝ではサワーに敗れたが、今年こそ世界王座奪還という想いは強い。そのためサワーとブアカーオしかライバル視していない魔裟斗にとって、自分を標的にしてくるヤツは許せないのだ。まずは7・7日本武道館大会でドラゴを血祭りに挙げ、10月1日(水)東京・日本武道館で開催される『世界一決定トーナメント FINAL(準決勝・決勝戦)』へ駒を進めるつもりである。
 抽選会で決まった準々決勝の組み合わせは、魔裟斗VSドラゴ、ブアカーオ・ポー.プラムックVS佐藤嘉洋、アンディ・サワーVSウォーレン・スティーブルマンズ、城戸康裕VSアルトゥール・キシェンコの4試合。昨年の準々決勝からマイク・ザンビディスとアルバート・クラウスの名前が消え、城戸とスティーブルマンズが新たに加わった形だ。


■魔裟斗「全員ぶっ倒すつもりでやる」とドラゴをKO宣言!
[FINAL8/K−1ルール/3分3R延長1R]
★魔裟斗VS ドラゴ


080707_k1_02.jpg

 4月9日に広島で行われた開幕戦において、それまで小比類巻貴之、佐藤嘉洋ら日本人を相手に無敗を誇っていたヴァージル・カラコダを右フックで豪快にKO、快調なスタートを切った魔裟斗。昨年は“絶対王者”と言われていたブアカーオを破り、ワンマッチなら世界最強の称号を得たが、その名に恥じない闘いぶりだった。トーナメントシステムが変わり(昨年までは開幕戦と決勝戦の二大会で行われ、決勝戦は1日3試合だったが、今年は三大会に別けて決勝戦は1日2試合となる)、今回の『FINAL8』もワンマッチ。魔裟斗は「ドラゴも倒す。最初の日本トーナメントみたいに全員ぶっ倒すつもりでやる」と、連続KO勝ちを狙うつもりだ。
 一方、今回が魔裟斗と初対戦になるドラゴは「魔裟斗はこのメンバーの中で一番強いし、一番コンプリートなファイターだと思う」とリスペクトしながらも、「自分も負けないくらい強い選手だよ。何となく頭の中には攻略法が浮かんでいる」と打倒・魔裟斗に向けて自信をのぞかせている。
 どんどん前に出るアグレッシブファイトで、強い左右フックやバックスピンキックなどの変則技を使うドラゴはとにかくタフ。これまでMAXのリングでKOされたのは、サワーに喫した1敗のみ。魔裟斗が予告どおりKO勝ちして世界王座奪還へまた一歩進むのか、それともドラゴが番狂わせを起こすのか? 注目の初対決はスリリングな一戦になりそう。


■佐藤は3度目の正直でブアカーオに勝てるか?
[FINAL8/K−1ルール/3分3R延長1R]
★佐藤嘉洋 VS ブアカーオ・ポー.プラムック


080707_k1_03.jpg

「また一日でブアカーオとサワーを倒さないといけないね。準決勝は順当にいけばブアカーオでしょ。(佐藤と)2回やって2回勝ってるし」という魔裟斗の予想に、真っ向から反論するのはその佐藤だ。「その期待を裏切って俺が勝ち上がりますよ。ブアカーオとは今回で3回目、今年に入ってからも2回目なんですが、どっちみちブアカーオに勝たないと優勝はない。次はちゃんと戦略を練って戦わないといけないと思います」と打倒ブアカーオに闘志を燃やし、「自分の目標は優勝。その前に魔裟斗選手がいるんだったら通過点にするだけ。僕はお互い勝ち上がると思っているんで、僕がMAXに来てから3年間立ちはだかっている壁を壊したいと思います」と、準決勝での魔裟斗戦実現をぶち上げた。
 佐藤にとってブアカーオは天敵ともいえる存在で、彼自身が言うとおり過去に2敗を喫している。初対決となった2006年6月は左フックで2R0分18秒にKO負け、2度目の対戦は今年2月2日で延長戦までもつれ込む接戦となったが、判定2−1のスプリットでやはり勝利に手が届かなかった。3度目の正直か、2度あることは3度あるか? 佐藤の成長・真価が問われる一戦となるだろう。
 また、佐藤は過去2回の世界トーナメントではベスト8止まりとなっているため、初のベスト4進出を果たせるかどうかにも注目が集まる。


★[後編]はコチラ!
★大会詳細とチケット申し込みはコチラ!


【大会概要及び対戦決定カード】
■大会名:『K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL8』
■開催日:7月7日(月)18時00分開始
■会 場:日本武道館 

●世界一決定トーナメント●
[FINAL8/K−1ルール/3分3R延長1R]
★魔裟斗VS ドラゴ
[FINAL8/K−1ルール/3分3R延長1R]
★佐藤嘉洋 VS ブアカーオ・ポー.プラムック
[FINAL8/K−1ルール/3分3R延長1R]
★アンディ・サワー VS ウォーレン・スティーブルマンズ
[FINAL8/K−1ルール/3分3R延長1R]
★城戸康裕 VS アルトゥール・キシェンコ
●ワンマッチ●
[敗者復活戦(勝者は10・1リザーブ選手になる)/K−1ルール/3分3R延長1R]
★アルバート・クラウス VS マイク・ザンビディス
[K−1ルール/3分3R延長1R]
★アンドレ・ジダ VS レミギウス・モリカビュチス

●60Kg級発進!●
[K−1ルール/3分3R延長1R/60キロ契約]
★大月晴明 VS デビット・ドゥージャ
[K−1ルール/3分3R延長1R/60キロ契約]
★大宮司進 VS コンスタンティン・トリシン
[K−1ルール/3分3R延長1R/60キロ契約]
★上松大輔 VS エディ・ユアザパビュチス

●K−1 WORLD YOUTH●  
[K−1YOUTHルール/3分3R/60キロ契約]
★才賀紀左衛門 VS TBA

●オープニングファイト●
[オープニングファイト/K−1ルール/3分3R延長1R]
★アルビアール・リマ VS マーク・ヴォーゲル
[K−1YOUTHルール/3分3R/60キロ契約]
★卜部弘嵩 VS デニス・テリシャ
080721_dream5_01.jpg

【HEIWA DREAM.5 ライト級GP決勝戦】夢の総合格闘技イベント「DREAM」大阪、初上陸!!!!

若者に絶大な人気を誇る“神の子”山本“KID”徳都選手、柔道王・秋山成勲選手のDREAM初参戦はじめ、
70キロ級の最強を決めるべく宇野薫、川尻達也、エディ・アルバレス等によるライト級の頂点を目指す準決勝戦、決勝戦が行われる。
この他にも各国より世界屈指のファイターたちが、熱く激しい闘いを繰り広げる。


日時/2008年7月21日(月・祝)
開場/14:00 開始/15:00(予定)
会場/大阪城ホール

[対戦カード]
<ライト級GP決勝戦 出場予定選手>
宇野薫
川尻達也
エディ・アルバレス
青木真也vs永田克彦の勝者(6/15)

<フェザー級 ワンマッチ>
山本“KID”徳郁 vs ジョセフ・ベナビデス

<出場予定選手>
秋山成勲


>>DREAMの申込み/公演詳細はコチラ


080615_dream4_05.jpg
080615_dream4_01.jpg

 ミドル級GP 2ndROUND開催!所英男も参戦! 6月15日(日)横浜アリーナで開催される『DREAM.4 ミドル級GP2008 2ndROUND』の全対戦カードが決定した。今大会はミドル級(84Kg未満)GPのトーナメント2回戦4試合を主軸に、ライト級(70Kg未満)GPの2回戦を1試合、そしてバラエティに富んだ各階級のワンマッチ4試合が行われる。

 今年3月15日に旗揚げした新・総合格闘技イベントDREAMに、続々と真打たちが参戦を果たす。前回の5・11さいたまスーパーアリーナ大会には宇野薫が初参戦、続いて今大会には所英男の初参戦が決まり、7月21日(月・祝)大阪城ホールで開催される『DREAM.5 ライト級グランプリ2008 決勝戦』には山本“KID”徳郁、そして秋山成勲の初参戦が正式決定した。彼らは怪我の回復や試合の準備が間に合わず、これまで試合を見送ってきたわけだが、ここへ来てようやくDREAMに役者が勢揃いすることになる。

>>DREAMの申込み/公演詳細はコチラ


■山本KIDに無視された所英男、挑戦実現なるか?

080615_dream4_04.jpg まず今大会に参戦する所は、ハウフ・グレイシーの一番弟子ダレン・ウエノヤマと対戦する。ウエノヤマは柔術、レスリング、グラップリングで輝かしい戦績を残している選手で、2002年6月に行われた『DEEP 5th IMPACT』に初来日。ランバー・ソムデートM16と対戦し、判定勝ちを収めている。なんと、所はその大会で選手誘導のアルバイトをしていたというから驚きだ。しかし、「その時に試合を見た記憶はあるのですが、どういう選手だったかは覚えてません(笑)」とのこと。

 これまでHERO'Sでは70Kgの階級で闘ってきた所だが、今回からフェザー級(正式な体重リミットは未定、65Kg以下になると思われる)に戦場を移す。もともと65Kg前後だった所にとってはベストウェイトの階級であり、今までよりもっといい動きを見ることが出来そうだ。また、この階級は山本“KID”徳郁が中心となる階級であり、所も「僕はまだ実績がないので(KIDと)闘いたいとは言えませんが、やるからには一番上の人を目指してやっていきたいと思います」と、いまだ実現していないKIDとの初対決へ向けてコメントしている。

 ところが、7月大会に参戦が決定しているKIDは「彼らはトップという強さの証明がない。有名でチャンピオンならいいけど、オレは追っかける立場の方がいい。今のところはやる必要ねぇよ!という感じです。強い人とやっていきたい」と、所など全く眼中にないと発言。所がKID戦を実現させるためには、KIDを振り向かせるようなインパクトのある試合をやるしかないようだ。フェザー級は今後、KIDの首を狙う争いが熾烈化していくことが予想され、所がそこで勝ち上がっていけるかどうかが非常に注目される。


■火花散る青木真也と永田兄弟!青木VS永田裕志の因縁勃発

080615_dream4_03.jpg

 再試合となったライト級GPの1回戦でJ.Z.カルバンとの因縁に決着をつけた青木真也が、その試合で負った怪我のため延期になっていたライト級GPの2回戦を行う。対戦相手はシドニー五輪グレコローマンレスリング銀メダリストの永田克彦。ちなみに両者とも警視庁に就職したことがあり、元巡査長対決だ。

 この試合では早くも青木と永田兄弟の間で因縁が勃発している。「青木選手も色々あるかもしれないが、俺も言いたいことは山ほどある!」という弟・克彦のコメントもさることながら、青木をイラッとさせたのは。「出るとか出ないとか、どこ怪我してるとか、主催者推薦がどうだとかウダウダやってるけどファイターは戦ってなんぼ、生き様見せてなんぼだ! ウダウダやってるおかげで6月15日は新日本プロレスの後楽園大会と重なり俺は会場に行けなくなったけど、克彦お前だけは回りに惑わされず前向いて一番目指して頑張れ! 攻めて攻めて攻めまくれ!」という新日本プロレスのプロレスラーである兄・裕志のコメントだった。

 青木はこの兄弟のコメントに対し、「永田選手に申し訳ないことをしましたが、同じ元・巡査長として正面から叩き潰したい。いろいろ言ってくれましたが、お兄さんは関係ないだろ、って印象です。弟に勝ったら大晦日で僕と白黒付けてもいいかな、と思っています」と、永田兄弟に対してかなり好戦的。永田兄への大晦日での対戦要求も飛び出し、「肌を合わせられるなら、1回やってみたい」と無差別級となる闘いにも興味を示した。この発言を受けて笹原EPも「いいですね! 夢があります」とノリノリ。今回の試合結果次第では、青木真也VS永田裕志のドリームカードが大晦日『Dynamite!!』で実現するかも。


■もしかしたら日本人が全滅!?桜庭、金は生き残れるか

080615_dream4_02.jpg

 そして、今大会のメインであるミドル級GPは9月23日(火・祝)にさいたまスーパーアリーナで開催される『DREAM.6 ミドル級GP2008 FINAL』に向けて2回戦が行われる。4・29開幕戦で勝ち上がった田村潔司は欠場となり、代わってリザーブマッチで勝利したメルヴィン・マヌーフが出場、桜庭和志と一騎打ち。ゲガール・ムサシVSユン・ドンシク、ホナウド・ジャカレイVSジェイソン“メイヘム”ミラー、ゼルグ“弁慶”ガレシックVS金泰泳と、個性豊かな面々がそれぞれ激突する。

 注目カードは優勝候補同士の対戦とも言えるジャカレイVSミラー。1回戦で柔術の高度なテクニックを披露して一本勝ちし、衝撃的なDREAMデビューを飾ったジャカレイに対し、ミラーは試合中カメラに向かってVサインをするなど“おバカキャラ”を爆発させている選手。しかし、その実力は青木真也が認めているほどで、決してただの変わり者というわけではない。

 桜庭VSマヌーフは、桜庭にとって危険な一戦となるだろう。最近は三連続一本勝ちを飾っている桜庭だが、打撃系選手は決して得意なタイプではない。金の相手も成長著しい弁慶であり、もしかしたらこの2回戦で日本人が全滅する可能性もあるか……。

 また、今大会のリング上で宇野薫、川尻達也、エディ・アルバレス、それに青木VS永田の勝者でライト級GP決勝トーナメントの組み合わせを決める「公開抽選」が行われる予定もあり、ライト&ミドル級GPはいよいよ佳境に入る。DREAMのリングからもう目が離せない! 一戦たりとも見逃すな!
080615_dream4_05.jpg


■全対戦カード

<ミドル級GP二回戦>
桜庭和志 vs メルヴィン・マヌーフ
ゲガール・ムサシ vs ユン・ドンシク
ホナウド・ジャカレイ vs ジェイソン“メイヘム”ミラー
ゼルグ“弁慶”ガレシック vs 金泰泳

<ライト級GP二回戦>
青木真也 vs 永田克彦

<フェザー級ワンマッチ>
所英男 vs ダレン・ウエノヤマ

<ヘビー級ワンマッチ>
アリスター・オーフレイム vs イ・テヒョン

<ライトヘビー級ワンマッチ>
カジエフ・アワウディン vs ハレック・グレイシー
※アレッシャンドリ・カカレコ欠場、代わってハレック・グレイシーが出場


構成・文:熊久保英幸(GBR編集長)

>>DREAMの申込み/公演詳細はコチラ