新総合格闘技イベント『DREAM』が遂に大阪初上陸! しかも、70kg級世界最強の男を決定するライト級GP決勝トーナメントを筆頭に、山本“KID”徳郁、秋山成勲、マーク・ハントも出場するオールスター戦という豪華な内容だ。7月21日(月・祝)大阪城ホールが熱く燃える!


■初代王者は青木か、宇野か、川尻か…それともアルバレスか?

 青木は「試合に関しては僕と宇野選手にしか出来ない最高の試合をまず見せて、決勝は僕の前にいる選手と最高の試合をして僕がベルトを巻きたいと思います。最後に笑ってるのは、僕だと思ってます。絶対に勝ちます」」と優勝宣言。宇野の印象については「おしゃれですね。僕とは対極にいる。横ノリな感じがします」と、とぼけたコメントをしている。それに対して宇野は「前回いい試合が出来たので、前回を超えるような試合をしたい。いつも思うんですが、総合格闘技ですから打撃も寝技も攻め手が多い方が勝ちに繋がる。総合で闘いたい」と、青木の寝技に対して総合力で闘うとコメント。日本人の大物同士による初対決ということで、大きな注目を集めている。

 宇野との決勝戦での対決を望んでいる川尻は、その前に外国人勢で唯一生き残ったアルバレスを迎え撃つ。「アルバレスはアグレッシブ」と評し、「僕はとにかくリングの上で持っている力を全部出して、誰が相手でも思いっきり暴れるだけです。全力で闘います」とコメント。2回戦でヨアキム・ハンセンと総合格闘技史上に残る歴史的名勝負を演じたアルバレスは「自分にとって、ここだけは絶対に負けない、負けたくないということは試合の目的ではない。ファンが感情移入できる試合をする、ファンの心を勝ち取りたいんだ。次の試合でも魂を込めた試合をするよ」と意気込みを語っている。

 ライト級最強の座に就くのは誰か? 識者・関係者・選手の間でもその意見は分かれており、予想は困難を極めている。それだけ4選手の実力は拮抗しており、文字通り誰が優勝してもおかしくない団子状態だ。全員が本命、全員が優勝候補と言えるだろう。ファンを大熱狂させた宇野VS石田、アルバレスVSハンセンに続き、世界の総合格闘技史上に残るような名勝負が、大阪で生まれそうな予感が漂う。


■山本“KID”徳郁が初参戦、7ヵ月ぶりの大阪見参!

 今大会には、二人のファイターが待望のDREAM初参戦を果たす。一人は山本“KID”徳郁、もう一人は秋山成勲だ。
「久々の試合だけど、いつも通りの自分を出してただやるだけ。期待して下さい」と参戦の挨拶をしたKIDが今回対戦するのは、ジョセフ・べナビデス(アメリカ)。総合戦績7戦7勝無敗で判定決着なしのアグレッシブファイターであり、“カリフォルニア・キッド”として知られるWECフェザー級王者ユライア・フェイバー(アメリカ)と同門で、ユライアからの推薦選手としての出場となった。

 6月30日から1週間、東京・赤坂サカスで行われた格闘技イベント『K-1 WORLD MAX & DREAM Presents AKASAKA FIGHT FESTIVAL』のオープニングを飾ったKIDは、公開練習終了後、「いい感じに仕上がってます。イケる」と開口一番、絶好調と言い放った。「総合の練習を平均的にやり始めた。前は打撃とレスリングに偏ってたけど、今は寝技もオモロいってことに気づいた」と、柔術選手兼コーチのベッチーニョ・ヴィタウ&アドリアーノ・マルチンスがチーム入りしたことで、さらに練習の幅が広がったという。今までは打撃の強さが目立っていたKIDだが、今までは凌ぐのに精一杯だったけど、これからは自分から攻めるようにもなる。寝技も立ち技もいけるオールラウンドなところを見て欲しい」と、大阪で“ニューKID”を披露してくれそうだ。


■怪物・秋山に挑むのはプロレスラー柴田勝頼、大番狂わせなるか?

 対戦相手がなかなか決まらなかった秋山だが、7月2日の赤坂サカスでプロレスラー柴田勝頼が「一人の男として秋山選手と戦いたい」と挑戦を表明したことにより、秋山自身が「試合まであまり時間もなかったですし、早く相手を決めてその選手に集中して練習したいと思っていました。その時に柴田戦のオファーがあったので、決めたという感じですね」と対戦を受諾。一気に対戦が実現した。

 総合格闘技戦績が1勝4敗の柴田に対し、秋山はデニス・カーン、メルヴィン・マヌーフらを撃破している強豪中の強豪。戦績や実績では大きな差があるが、秋山は「柴田選手はまだ経験が浅いと思いますが、その分、何かを秘めた選手だと思います。自分にとって今までの経験をどう活かすかじゃないですかね」と、逆に柴田の怖いもの知らずな部分を警戒している。確かに、失うものがなく、大物を喰ってやろうと襲い掛かってくる選手ほど怖いものはない。しかも、柴田には“一発”の破壊力もある。セコンドに就くであろう船木誠勝が、どんな“秘策”を授けるかも気になるところ。柴田が怪物・秋山を破り、ワンナイト・ドリームを手にすることが出来るか? それとも秋山が一蹴して地元・大阪で勝ち名乗りを受けるのか?

 また、PRIDEやK-1で活躍したマーク・ハントの出場も決定。現時点(7月14日)で対戦相手は未定だが、「日本でもお馴染みの超大物選手、外国人選手です」(笹原圭一イベントプロデューサー)とのことで、正式発表が待たれるところだ。

 DREAMが総力を結集し、満を持して大阪に乗り込む夏の陣。今後の総合格闘技の流れにも影響してくるビッグマッチである。
 新総合格闘技イベント『DREAM』が遂に大阪初上陸! しかも、70kg級世界最強の男を決定するライト級GP決勝トーナメントを筆頭に、山本“KID”徳郁、秋山成勲、マーク・ハントも出場するオールスター戦という豪華な内容だ。7月21日(月・祝)大阪城ホールが熱く燃える!
(構成・文:GBR編集長 熊久保英幸)

■波乱続きだったライト級GP、いよいよクライマックス!

 3月からスタートしたライト級GPがいよいよクライマックスを迎える。決勝トーナメント(準決勝戦、決勝戦の2試合を1日で行う)に進出したのは、青木真也、宇野薫、川尻達也、エディ・アルバレスの4名。6・15横浜アリーナで開催された『DREAM.5 ミドル級GP 2ndROUND』のリング上にて公開抽選会が行われ、準決勝戦の組み合わせは青木VS宇野、川尻VSアルバレスに決定した。

 これほど波乱に見舞われたトーナメントは過去の格闘技イベントを見渡してもなかったのではないだろうか? まず3月15日の『DREAM』旗揚げ戦でもあった開幕戦のメインイベントで、HERO’Sミドル級トーナメント2連覇を達成したJ.Z.カルバンと、PRIDEの象徴的存在となった青木が激突。両者は大晦日に開催された『やれんのか!』でも対戦が組まれていたが、カルバンの負傷によって試合が延期になっており、この時が“決着戦”になると思われていた。ところが、1R3分46秒、カルバンの放ったヒジ打ちによって青木が試合続行不可能となり、ノーコンテストになってしまったのだ。

 トーナメント1回戦ということもあり、両者は完全決着をつけなければならなかった。そのため、4・29さいたまスーパーアリーナで開催された『DREAM.2 ミドル級GP2008 開幕戦』で急遽決着戦が組まれ、青木が判定で勝利。しかし、5・11さいたまスーパーアリーナでの『DREAM.3 ライト級GP2008 2ndROUND』との日程が近かったため、青木VS永田克彦の2回戦のみ6・15『DREAM.4 ミドル級GP 2ndROUND』にスライド、青木が勝利して決勝への最後の切符を手にした。

 さらに、怪我の回復が間に合わず開幕戦に出場できなかった宇野薫が、主催者推薦枠で2回戦から登場したことが波紋を巻き起こした。もちろん宇野本人に罪はないのだが、対戦を組まれた石田光洋が激しく宇野を批判、両者の対決は因縁試合となり、5・11さいたまスーパーアリーナでの『DREAM.3 ライト級GP2008 2ndROUND』で激突。結果は宇野が劇的な勝利を収めたものの、石田の盟友である川尻が凄まじい形相で宇野に準決勝での対戦を詰め寄り、一時は場内が騒然となった。

 このように順風満帆ではなく、常に嵐に見舞われてきたライト級GP。やっと4名の足並みが揃ったが、最後まで何が起こるか分からない状況にあることは間違いない。
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“世界初”のMMA(ミックスド・マーシャル・アーツ=総合格闘技)国別対抗戦が日本初上陸! あの「60億分の一の男」最強皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルが統括本部長を務める総合格闘技イベント『M-1チャレンジ』の日本初開催が、7月17日(木)東京・後楽園ホールにて開催。国別対抗戦以外に、スペシャルワンマッチも発表されたので、御案内しよう!

★大会詳細とチケット申し込みはコチラ!


【ワンマッチ対戦カード】

スペシャルワンマッチ 70kg以下
Edo 松浦 (PUREBRED)
-Edo Matsuura/1987年10月23日生・20歳/177cm/MMA戦績:初参戦-
VS
山口満 (ROOFTOP ACADEMY)
-Mitsuru Yamaguchi/1974年4月18日生・34歳/174cm/MMA戦績:初参戦-

スペシャルワンマッチ 70kg以下クラス
井上誠午(和術慧舟会GODS)
-Seigo Inoue/1986年10月8日生・21歳/174cm/MMA戦績:10勝6敗2分-
VS
MIKE (BLUEDOG GYM)
-Mike/1981年8月11日生・26歳/173cm/MMA戦績:2勝0敗-

スペシャルワンマッチ 70kg以下クラス
伊藤有起(ALLIANCE)
-Yuki Ito/1979年6月2日生・29歳/175cm/MMA戦績:7勝4敗6分-
VS
青木隆明(禅道会)
-Takaaki Aoki/1985年5月23日生・23歳/179cm/MMA戦績:4勝2敗-

スペシャルワンマッチ93kg以下クラス
水野竜也(U-FILE CAMP)
-Tatsuya Mizuno/1981年6月2日生・27歳/186cm/MMA戦績:5勝3敗-
VS
中西良行 (PRB)
-Yoshiyuki Nakanishi/1985年4月17日生・23歳/179cm/MMA戦績:3勝0敗-


【国別対抗戦対戦カード】

*国別対抗戦* アメリカ vs フランス 70kg以下クラス
キース・ペリゴン 〔米〕
-keith Perrigon/1985年3月28日生・23歳/183cm/MMA戦績:17戦4敗-
VS
サミュエル・ジュード 〔仏〕
-Samuel Judes/1979年5月26日生・29歳/171cm/MMA戦績:2勝1敗-

*国別対抗戦* アメリカ vs フランス 76kg以下クラス

ビンス・オーティズ 〔米〕
-Vince Ortiz/1979年3月3日生・29歳/178cm/MMA戦績:1敗-
VS
ファルーク"パコ"レイクビア 〔仏〕
-Farouk Lakebir/1977年6月2日生・31歳/174cm/MMA戦績:2勝0敗-

*国別対抗戦* アメリカ vs フランス 84kg以下クラス
ジェイソン・ブキッシュ 〔米〕
-Jason Bukich/1981年6月2日生・27歳/189cm/MMA戦績:3勝0敗-
VS
カール"サイコ"アモーゾ 〔仏〕
-Karl Amoussou/1985年11月21日生・22歳/180cm/MMA戦績:6勝1敗1分-

*国別対抗戦* アメリカ vs フランス 93kg以下クラス
ブライアン・ハーパー〔米〕
-Bryan Harper/1978年2月21日生・30歳/185cm/MMA戦績:5勝0敗-
VS
クリスチャン・ムプンボ 〔仏〕
-Christian M'pumbo/1977年6月2日生・31歳/188cm/MMA戦績:9勝1敗-

*国別対抗戦* アメリカ vs フランス 93kg以下クラス
ジェームズ・ジャック 〔米〕
-James Jack/1981年4月19日生・27歳/186cm/MMA戦績:2勝1敗-
VS
マリック・ンディアエ 〔仏〕
-Malick Ndiaye/1976年12月31日生・31歳/182cm/MMA戦績:1勝1敗-

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*国別対抗戦* 日本 vs オランダ 70kg以下クラス

中村大介 U-FILE CAMP 〔日〕
-Daisuke Nakamura/1980年6月10日生・28歳/176cm/MMA戦績:14勝9敗-
VS
ボグダン・クリステア 〔蘭〕
-Bogdan Cristea/1984年11月15日生・23歳/181cm/MMA戦績:4勝2敗1分-

*国別対抗戦* 日本 vs オランダ 76kg以下クラス
濱村健 CMA京都成蹊館 〔日〕
-Ken Hamamura/1983年5月25日生・25歳/178cm/MMA戦績:14勝4敗4分-
VS
ロマーノ・デロス・レイエス 〔蘭〕
-Romano delos Reyes/1980年6月9日生・27歳/168cm/MMA戦績:7勝5敗-

*国別対抗戦* 日本 vs オランダ 84kg以下クラス
渡辺悠太 ALLIANCE 〔日〕
-Yuta Watanabe/1984年9月28日生・23歳/180cm/MMA戦績:8勝1敗3分-
VS
ジェイソン・ジョーンズ 〔蘭〕
-Jason Jones/1981年7月21日生・27歳/184cm/MMA戦績:4勝3敗-

*国別対抗戦* 日本 vs オランダ 93kg以下クラス
桜木裕司 掣圏会館 〔日〕
-Yuji Sakuragii/1977年7月20日生・30歳/180cm/MMA戦績:9勝11敗1分-
VS
カミール・ウユグン 〔蘭〕
-Kamil Uygun/1980年5月20日生・28歳/175cm/MMA戦績:4勝2敗-

*国別対抗戦* 日本 vs オランダ 93kg以下クラス
藤井克久 CORE 〔日〕
-Katsuhisa Fujii/1972年8月15日生・36歳/183cm/MMA戦績:8勝14敗1分-
VS
ジェシー・ギブス 〔蘭〕
-Jessie Gibbs/1979年7月5日生・29歳/188cm/MMA戦績:4勝1敗-