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9月3日(水)、9・23『OLYMPIA DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦』(さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードがプレスリリースにて発表された。

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発表されたカードは、【ヘビー級ワンマッチ】ミルコ・クロコップvsアリスター・オーフレイム、【ヘビー級ワンマッチ】セルゲイ・ハリトーノフvsマイティ・モー、【リザーブマッチ】ユン・ドンシクvsアンドリュース・ナカハラの3試合。

以下、ヘビー級ワンマッチ出場4選手のコメントをお届けする。

【ミルコ・クロコップ】
「ご指名ありがとう。楽しみにしています」

【アリスター・オーフレイム】
「ようやく念願だったミルコ戦が実現して、わくわくしている。ここまでDREAMではイ・テヒョン、(マーク・)ハントを倒しているが、もちろんミルコもKOで倒して、無敗のまま初代のDREAMヘビー級チャンピオンになりたい。ヘビー級の新時代の扉を開けることをファンのみんなに約束するので、是非応援してほしい」

【セルゲイ・ハリトーノフ】
「ようやく怪我も癒えて、久しぶりに日本のファンのみんなに会えることを楽しみにしている。相手はK-1ファイターで打撃のスペシャリストだが、特に問題ない。勝つのは間違いなく私だ。作戦? もちろん、シークレットだ。この試合に勝ち、今世界最強と浮かれている男を倒すのは私だ」

【マイティ・モー】
「知ってのとおり、俺は今まで総合ルールでは負けたことがないんだ。まあ、どんなルールでも、この拳で叩きのめすだけだ。相手は死神とか言われているらしいが、俺様のパンチで天に召されて、可愛い天使にしてやるさ」


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“将軍”五味隆典の天下を脅かすのは誰だ!? 戦極ライト級(70kg以下級)は文字通り「戦国時代」に突入した! 8月24日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される総合格闘技イベント『戦極〜第四陣〜』の見所は、ズバリ、世界的にも盛り上がりを見せるライト級ファイターたちの熾烈なサバイバル合戦である。スピード、テクニック、パワーの三拍子が揃ったライト級の戦極武将たちが、暑い夏をさらに熱く燃え上がらせる。夏休みの締め括りは、格闘技観戦で決まりだ!

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【対戦決定カード】
<ライト級ワンマッチ>
五味隆典 vs ハン・スーファン

<ミドル級ワンマッチ>
瀧本 誠 vs フランク・トリッグ

<ヘビー級ワンマッチ>
★パウエル・ナツラ vs ヤン・ドンイ
★ピーター・グラハム vs モイス・リンボン
★高橋和生 vs ヴァレンタイン・オーフレイム

<ライト級グランプリシリーズ2008>
★北岡 悟 vs クレイ・フレンチ
★光岡 映二 vs ホドリゴ・ダム
★廣田 瑞人 vs ライアン・シュルツ
★横田 一則 vs ボーヤン・コセドナー
※出場予定選手は変更になる可能性があります


■五味隆典がメインに登場、DEEPライト級王者と激突!

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 メインイベントに登場するのは、日本ライト級のエースであり“世界最強”の座に位置する五味隆典。3・5『戦極』旗揚げ戦に続いて、ファン待望の今年2戦目となるが、五味にとって今回の試合は大きな意味を持つ。それは、約1ヶ月後の9月22日に30歳の誕生日を迎えるため、20代最後の試合になるということだ。「この試合を20代の集大成にしたい。20代最後の試合がメインイベントということで、これ以上の条件はない。しっかり勝って盛り上げたい」と特別な想いを胸に闘う。

 対戦相手は韓国が誇るライト級最強戦士ハン・スーファンに決定。中学生でボクシングを始め、韓国のアマチュア代表選手に選ばれたこともあるパンチで、修斗時代の五味のライバルであった三島☆ド根性ノ助、五味よりも上の階級であるミドル級で闘っていた中尾受太郎にKO勝ち。今年5月のDEEPでは五味に挑戦状を叩きつけていた横田一則を1RでKOし、第4代DEEPライト級チャンピオンの座に就いたばかり。現在5連勝中と勢いに乗っており、厄介な相手だといえるだろう。

 五味はハンの印象を「ガッツのある選手。自分の修斗時代のファイトスタイルと似ていて、気持ちと気持ちのぶつかり合いになりそう」と語っている。同じくボクシングをバックボーンに持ち、修斗で連勝していた自分と重ね合わせているのか…。

 共に一打必倒のパンチ力を持ち合わせているため、打ち合いになればどちらかのパンチが当たった方が倒れることが予想される。それを予期してか五味は「僕とスタイルが似ているのでスーファンは寝技が弱点だと思うんだけど(苦笑)、極めるところは極めにいきたいですね」と寝技決着を匂わせているが、「でもお客さんのことを考えると、打撃で打ち合っても大丈夫なようにしっかりトレーニングしますよ」と打ち合いも辞さない構え。

 それに対してハンは「五味は憧れていた選手。対戦するという夢が実現して嬉しいよ。ワンマッチで戦えるなんて私はラッキーボーイだよね。自分のコブシを信じて闘うだけ。結末はKOになる」と勝利宣言している。

 今回の試合に備えて、五味は「自分が最も良かった時期にまで仕上げる」と、2005年に開催された『PRIDEライト級GP』で優勝した時と同じコンディションを作り上げると明言。試合直前には毎年夏の恒例となっている菅平合宿(長野県の菅平高原で行われている大学レスリング部の合同合宿)にも参加し、みっちりと高地で走り込んで仕上げをする。まさに20代の総決算、最高の五味隆典をさいたまスーパーアリーナで見ることが出来そうだ。


■五味の首を狙って凄いヤツらがトーナメントに集結!

 五味の敵は目前のハンだけではない。今回から、五味との対戦権利を賭けた『ライト級グランプリシリーズ2008』が開幕するのである。戦極初のトーナメントは日本人4選手+外国人4選手の計8選手によって争われ、優勝者は五味と初代戦極ライト級王座を賭けて激突する予定だ。それでは、出場する選手たちの顔ぶれを見てみよう。

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 五味が「やりづらい相手」と評している北岡悟(パンクラスism)は、外国人選手相手になんと10戦9勝1分といまだ負けなしの外国人キラーだ。ブラジリアン柔術をベースに持ち、DREAMで活躍中の青木真也と共に練習を積んでいる。得意技はフロントチョークで、5月18日の『戦極〜第二陣』に初参戦し、須藤元気をK-1ルールでKOしたことがあるイアン・シャファーに1R僅か50秒、フロントチョークを極めて一本勝ちした。

 その北岡と開幕戦で対戦するのは、KOTC世界ライト級王者クレイ・フレンチ(アメリカ/H.I.T.Squad)。2006年11月の『PRIDE武士道−其の十三−』で青木真也と対戦し、三角絞めで敗れているが、グラップリングの強さとアグレッシブな打撃を持ち味として現在8連勝中である。

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 光岡映二(和術慧舟會RJW)は昨年の11月、修斗であのヨアキム・ハンセンと対戦。先日のDREAMで初代ライト級チャンピオンとなったこの強豪と対戦し、判定勝ちを収めている。五味と同じレスリングをバックボーンに持ち、グラップリングマッチでは北岡からも勝利を収めた。『戦極〜第二陣』に初参戦、1R4分15秒、イ・グァンヒからチョークスリーパーで一本勝ちを飾った。

 対するは多くの関係者から“優勝候補”との呼び声も高いホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)だ。ダムは6月8日の『戦極〜第三陣〜』に初参戦、J.Z.カルバンと同門のジョルジ・マスヴィダル(アメリカ/アメリカン・トップチーム)を強烈な打撃でTKOに降している。ブラジリアン柔術をベースに柔術の大会やアブダビ・ブラジル予選などで輝かしい実績を残し、総合ではbodogのリングでブラックマンバや雷暗暴にも勝っており、現在8連勝中。ダムは「私は以前にも五味選手と対戦するオファーを受けたことがあった。ぜひトーナメントに出て優勝して、五味選手と戦うチャンスが欲しいね」と“打倒五味”に大いに興味を示している。

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 今大会で五味と対戦するハンに敗れてベルトは失ったが、それまで9戦負けなしという輝かしい実績を誇る横田一則(GRABAKA)は柔道出身。勝利の中には吉田道場の小見川道大、五味のスパーリングパートナーだった帯谷信弘を破った試合も含まれている。寝技なしのシュートボクシングの試合にも挑戦し、アルバート・クラウスやドラゴを破ったファディル・シャバリからも勝利を収めた。同門の先輩・三崎和雄と練習を積み、打倒・五味を目指して今回が戦極初参戦だ。

 横田の対戦相手は、同じく柔道をベースに総合デビュー後僅か1年でスロベニアのスーパースターに駆け上がった男、ボーヤン・コセドナー(スロベニア/WFC)に決定。

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 日本人選手として最後のトーナメントエントリーを決めたのは、第2代ケージフォースライト級王者・廣田瑞人(GUTSMAN修斗道場)。日本唯一の金網総合格闘技イベントであるケージフォースでは、3戦して全てKO勝ち。初戦は16秒、3戦目のタイトルマッチでは60秒という秒殺劇を演じている。いま最も注目される若手ファイターの一人。

 その廣田と対戦するのは、IFL世界ライト級王者であり、過去にJ.Z.カルバンと引き分けた実績を持つライアン・シュルツ(アメリカ/チーム・クエスト)。ダン・ヘンダーソンやソクジュ、ジェイソン・ミラーらと共に練習を積み、戦績は20勝9敗1分。

 この8人がライト級の“将軍”五味の首を狙って熾烈な争いを繰り広げていくことになる。いずれも実績を持つ実力者であり、誰が勝ち上がってもおかしくないトーナメントとなりそうだ。今回は1回戦のみが行われる。


■三崎和雄を破ったトリッグに五輪メダリスト瀧本が挑む!

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 ライト級以外の注目カードは、シドニー五輪柔道81Kg級金メダリストの瀧本誠(吉田道場)VSフランク・トリッグ(アメリカ/RAW Team)だ。トリッグはDREAMミドル級GPで活躍したジェイソン・ミラーにTKO勝ち、さらに2007年2月の『PRIDE.33』では三崎和雄からも勝利を収めている。今回の滝本戦で勝利すれば、三崎との再戦が組まれることは必至! 瀧本は『戦極〜旗揚げ戦〜』でエヴァンゲリスタ・サイボーグに屈辱の一本負けを喫しているため、ここで強豪トリッグを降して戦極初勝利を収めたいところ。

 その他には、K-1でバダ・ハリをKOした実績を持ち、旗揚げ戦で藤田和之と対戦したピーター・グラハム。アトランタ五輪柔道95kg級の金メダリストでPRIDEに参戦していたパウエル・ナツラも出場する。こちらもライト級に負けない、激戦を繰り広げてくれそうだ。

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 新総合格闘技イベント『DREAM』が遂に大阪初上陸! しかも、70kg級世界最強の男を決定するライト級GP決勝トーナメントを筆頭に、山本“KID”徳郁、秋山成勲、マーク・ハントも出場するオールスター戦という豪華な内容だ。7月21日(月・祝)大阪城ホールが熱く燃える!


■初代王者は青木か、宇野か、川尻か…それともアルバレスか?

 青木は「試合に関しては僕と宇野選手にしか出来ない最高の試合をまず見せて、決勝は僕の前にいる選手と最高の試合をして僕がベルトを巻きたいと思います。最後に笑ってるのは、僕だと思ってます。絶対に勝ちます」」と優勝宣言。宇野の印象については「おしゃれですね。僕とは対極にいる。横ノリな感じがします」と、とぼけたコメントをしている。それに対して宇野は「前回いい試合が出来たので、前回を超えるような試合をしたい。いつも思うんですが、総合格闘技ですから打撃も寝技も攻め手が多い方が勝ちに繋がる。総合で闘いたい」と、青木の寝技に対して総合力で闘うとコメント。日本人の大物同士による初対決ということで、大きな注目を集めている。

 宇野との決勝戦での対決を望んでいる川尻は、その前に外国人勢で唯一生き残ったアルバレスを迎え撃つ。「アルバレスはアグレッシブ」と評し、「僕はとにかくリングの上で持っている力を全部出して、誰が相手でも思いっきり暴れるだけです。全力で闘います」とコメント。2回戦でヨアキム・ハンセンと総合格闘技史上に残る歴史的名勝負を演じたアルバレスは「自分にとって、ここだけは絶対に負けない、負けたくないということは試合の目的ではない。ファンが感情移入できる試合をする、ファンの心を勝ち取りたいんだ。次の試合でも魂を込めた試合をするよ」と意気込みを語っている。

 ライト級最強の座に就くのは誰か? 識者・関係者・選手の間でもその意見は分かれており、予想は困難を極めている。それだけ4選手の実力は拮抗しており、文字通り誰が優勝してもおかしくない団子状態だ。全員が本命、全員が優勝候補と言えるだろう。ファンを大熱狂させた宇野VS石田、アルバレスVSハンセンに続き、世界の総合格闘技史上に残るような名勝負が、大阪で生まれそうな予感が漂う。


■山本“KID”徳郁が初参戦、7ヵ月ぶりの大阪見参!

 今大会には、二人のファイターが待望のDREAM初参戦を果たす。一人は山本“KID”徳郁、もう一人は秋山成勲だ。
「久々の試合だけど、いつも通りの自分を出してただやるだけ。期待して下さい」と参戦の挨拶をしたKIDが今回対戦するのは、ジョセフ・べナビデス(アメリカ)。総合戦績7戦7勝無敗で判定決着なしのアグレッシブファイターであり、“カリフォルニア・キッド”として知られるWECフェザー級王者ユライア・フェイバー(アメリカ)と同門で、ユライアからの推薦選手としての出場となった。

 6月30日から1週間、東京・赤坂サカスで行われた格闘技イベント『K-1 WORLD MAX & DREAM Presents AKASAKA FIGHT FESTIVAL』のオープニングを飾ったKIDは、公開練習終了後、「いい感じに仕上がってます。イケる」と開口一番、絶好調と言い放った。「総合の練習を平均的にやり始めた。前は打撃とレスリングに偏ってたけど、今は寝技もオモロいってことに気づいた」と、柔術選手兼コーチのベッチーニョ・ヴィタウ&アドリアーノ・マルチンスがチーム入りしたことで、さらに練習の幅が広がったという。今までは打撃の強さが目立っていたKIDだが、今までは凌ぐのに精一杯だったけど、これからは自分から攻めるようにもなる。寝技も立ち技もいけるオールラウンドなところを見て欲しい」と、大阪で“ニューKID”を披露してくれそうだ。


■怪物・秋山に挑むのはプロレスラー柴田勝頼、大番狂わせなるか?

 対戦相手がなかなか決まらなかった秋山だが、7月2日の赤坂サカスでプロレスラー柴田勝頼が「一人の男として秋山選手と戦いたい」と挑戦を表明したことにより、秋山自身が「試合まであまり時間もなかったですし、早く相手を決めてその選手に集中して練習したいと思っていました。その時に柴田戦のオファーがあったので、決めたという感じですね」と対戦を受諾。一気に対戦が実現した。

 総合格闘技戦績が1勝4敗の柴田に対し、秋山はデニス・カーン、メルヴィン・マヌーフらを撃破している強豪中の強豪。戦績や実績では大きな差があるが、秋山は「柴田選手はまだ経験が浅いと思いますが、その分、何かを秘めた選手だと思います。自分にとって今までの経験をどう活かすかじゃないですかね」と、逆に柴田の怖いもの知らずな部分を警戒している。確かに、失うものがなく、大物を喰ってやろうと襲い掛かってくる選手ほど怖いものはない。しかも、柴田には“一発”の破壊力もある。セコンドに就くであろう船木誠勝が、どんな“秘策”を授けるかも気になるところ。柴田が怪物・秋山を破り、ワンナイト・ドリームを手にすることが出来るか? それとも秋山が一蹴して地元・大阪で勝ち名乗りを受けるのか?

 また、PRIDEやK-1で活躍したマーク・ハントの出場も決定。現時点(7月14日)で対戦相手は未定だが、「日本でもお馴染みの超大物選手、外国人選手です」(笹原圭一イベントプロデューサー)とのことで、正式発表が待たれるところだ。

 DREAMが総力を結集し、満を持して大阪に乗り込む夏の陣。今後の総合格闘技の流れにも影響してくるビッグマッチである。