27日、東京・八芳園で『初代タイガーマスク基金チャリティパーティー』が開催された。パーティ開始前に、初代タイガーマスクが記者会見を開き、『初代タイガーマスク基金』の活動報告を行った。

 初代タイガーマスク基金は「健全な子供たちが育つよりよき社会作り」を目指して2011年11月に設立された。孤児やめぐまれない子供たちへの支援活動をはじめ、社会教育事業の推進や慈善イベントの開催などを行っている。

 初代タイガーマスクこと佐山聡は、以前からチャリティイベントや慈善事業に取り組んでいたが、あくまでも目立たない形を取っていた。しかし、東日本大震災をキッカケに、松永州岳氏(現・初代タイガーマスク基金代表)や新間寿氏(現・同基金顧問会会長)に背中を押され、この基金設立を決意。設立された以降は児童養護施設の慰問、チャリティパーティーの開催など積極的な活動を行ってきた。



 今年に入ってからも、児童養護施設やケアホームの訪問、山口県・下関市や佐賀県・鳥栖市でのチャリティパーティー開催、そして成人式での児童養護施設出身者への貸衣装支援などを行ってきたが、11月7日付けで一般財団法人として活動していくことが正式に決定した。

 会見に出席した松永代表は「順調に初代タイガーマスク基金の活動が広がりを見せています。また来年に関しては、子供たちの就職支援というところをテーマにして活動していく予定です」とこれまでの活動に手応えを示した上で、次なる目標を掲げた。来年も施設の訪問を続ける一方、児童養護施設出身者の結婚式開催およびその衣装の無償提供、就職支援を行っていく予定だ。

 理事を務める初代タイガーは「私はタイガーマスクです。タイガーマスクですが、このタイガーマスク基金を支えているのは皆さんです」と会見を見守る関係者に感謝の意を表すと、「財団になることによって、いろんなことがやりやすくなってきました。ここから精進して、前に進んで参りますので、またよろしくお願いします」と気持ちを新たにしていた。


 児童養護施設の慰問は、生活する子供たちが親からのDVなど多様な問題を抱えているため、基本的には大きな広報をすることなく、ひっそりと行われている。そんな状況下でも、『初代タイガーマスク基金』の活動は着実に広まり、大きな動きになってきている。会見に同席した新間顧問会会長や、アニメ『タイガーマスク』の主題歌を歌っていた森本英世氏から激励された初代タイガーは、「私としては地道にやってきた活動を、また地道に続けていくのかなと、ずっと続けていくのかなという感じがしています」と今後も継続的に子供たちを支援していくことを誓った。


 会見終了後は、宴会場「エール」でパーティーを開催。多数の賛同者が参加し、チャリティーオークション、森本さんや八反安未果さんのライブ、協力者の方々に対する感謝状の授与などが行われた。また、本日誕生日を迎えた初代タイガーにサプライズでケーキが登場する場面も。初代タイガーマスク基金の広がりを改めて予感させるイベントとなった。

2014-12-01 17:38 この記事だけ表示





■松永修岳(『初代タイガーマスク基金』代表)

「本日はありがとうございます。ちょうど2011年の11月4日、初めてこの八芳園で初代タイガーマスク基金のパーティーを開催いたしました。そしてちょうど丸三年となる2014年11月7日に財団法人として新しく初代タイガーマスク基金が発足する運びになりました。3年で財団法人になれたのは、本当に多くの人々の支援の賜物であると私たちは思っています。さらに今年、5月16日に山口県の下関で九州山口支部の初代タイガーマスク基金が発足いたしました。そして10月25日は鳥栖市でパーティーも開かさせていただきました。順調に初代タイガーマスク基金の活動が広がりを見せています。また来年に関しては、子供たちの就職支援というところをテーマにして活動していく予定です。タイガーマスク基金の一番の主たる活動というのは、子供だけに限ったものではありません。社会をよくしていく、どんな人間になったのかというのをテーマに活動しているわけであります。初代タイガーマスクという名の旗印のもとに生き方、そして社会のあり方というのを我々はもっともっと探求して、よりよい社会を作る。これをテーマにしております。本当に財団法人になりまして、多くの人の支援をこれからも受けながら、大きな大きな世界へと進んでいきたいと考えております」


■森本英世(新田洋/アニメタイガーマスク主題曲歌手)

「初代タイガーマスク基金の設立を本当に嬉しく思っております。私はテレビアニメの主題歌をタイガーマスクの一番最初から歌っております。その時は新田洋という名前で歌わしていただいて、その後に森本英世になりまして、敏いとうとハッピー&ブルーのボーカルとして数々のヒットを出さしていただきましたが、今は独立をさせていただいて、ソロで頑張っております。このタイガーマスクの主題歌を歌ったということで、松永さん、ならびに佐山さんからタイガーマスクの歌を歌ってみんなを元気にさせてほしいと言っていただいて。それ以来、皆さんと大変仲良くさせていただいて、いろんなところに行って、元気を付けようということで、少しでも力になれればなという風に考えております。森本英世も来年45周年で、来年は45周年の記念盤を出すということですが、森本英世の歌の原点は、どう言ってもタイガーマスクの主題歌『行け!タイガーマスク』、そして番組のエンディングテーマになっておりました『みなし児のバラード』。この歌が森本の歌の原点でございます。おかげさまでその当時のレコード売り上げが240万枚。随分皆さんに覚えていただいたんですけども、タイガーマスク、そして新田洋は覚えていても、その新田洋と森本英世の顔が一致しないということで、『えっ、あのタイガーマスクは森本さんが歌ってたの!?』という声が未だに多く聞かれます。そして、その後はムード歌謡でありますので、『あのタイガーマスクと『星降る街角』、『よせばいいのに』、『わたし祈ってます』、全然違うじゃないか』という風に言っていただきますけれど、何と言っても歌手ですので、最初にタイガーマスクの素晴らしい歌をいただいて、この歌でデビューさせていただいたことを本当に誇りに思っております。ましてやまた、初代タイガーマスク基金のタイトルの歌を歌っていくということで、自分の肝に銘じて、何とか日本の子供たち、そして日本の皆さんが元気の出る歌を森本自身も歌っていかなきゃいけないと思って頑張っております。これからもまた森本英世をよろしくお願いいたします」


■初代タイガーマスク(『初代タイガーマスク基金』理事長)

「パーティーにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。日本武士道を習う身として、謙虚に前に出ないということが私のモットーでございましたが、3年前、2011年の11月4日の前に、松永先生、そして新間先生にほだされまして。『もうそういう立場ではないだろう。前に出ろ』と言われまして、皆さんの力によって何回かパーティーを開かせてスタートしたものが、遂に今年の11月7日には財団法人になることができました。これもひとえに皆様のご協力のおかげであるという風に思っております。私はタイガーマスクです。タイガーマスクですが、このタイガーマスク基金を支えているのは皆さんです。これを機に財団となって、また大きくなりました。財団になることによって、いろんなことがやりやすくなってきました。ここから精進して、前に進んで参りますので、またよろしくお願いします」


■新間寿(『初代タイガーマスク基金』最高顧問/顧問会会長)

「財団法人、普通3年ではなかなかおりないのが、やはりタイガーマスクと松永代表の力で名乗ることができ、そして今日こうやって発表できるのは、大変喜ばしいことだと思っております。私はプロレス界に身を置いて、タイガーマスクの歌を聴き、タイガーマスクの歌とともに私の青春がありました。プロレス界で3大名歌というものを挙げれば、ミル・マスカラスの『スカイハイ』とアントニオ猪木の『イノキボンバイエ』と、そしてタイガーマスクの歌でございます。この3曲はすでにクラシックを名乗っていいのではないかと。今日は財団法人設立のパーティーでございますので、今日はみんなとともに祝いたく思っております。今日は本当にありがとうございます」


■質疑応答
――3年間やってきて、手応えは感じている?
初代タイガー「なかなか皆さんにはお伝えできないことがあるんですね。なぜならば、(子供たちが)顔を出してはいけないとか、DVの問題が非常に多くてですね。そういう施設の様々なイベントに行かせていただいて。その中では大きな噂が出ていると思うんですが、実際になかなかそれを発表することはできないんです。発表するとすれば、下関や鳥栖でやったパーティーはできるんですが、施設を回っていることはなかなか発表できないんです。しかし、静かながらもその世界の中ではかなり噂になっていると思います。そういうところでやっていくのは本望なので、それは構わないと思っています。手応えはあります」

――財団法人化したことで今までと変わってくる部分は?
初代タイガー「まず信用度が変わってくるということがあります。具体的に言いますと、寄付行為もやりやすくなってくると思います。ですから、急激に大きな動きになる可能性を秘めた団体になってきたなということが言えると思います」

――今後に向けて大きな後押しになる?
初代タイガー「そうですね。非常に大きな風がいきなり来たなという感じがします」

――来年はどのように動いていきたい?
初代タイガー「それは松永先生なり、新間さんなり、会議でみんなで話し合って合議しているものですけれど、私としては地道にやってきた活動を、また地道に続けていくのかなと、ずっと続けていくのかなという感じがしています」

――鳥栖ではケアホームを訪問されたそうだが?
初代タイガー「まずパーティーをやったんですが、たくさんの方に来ていただいて。山口支部の大島会長は非常に協力していただいたものですから、鳥栖では盛大なパーティーになりました。ケアホームの方ですが、子供たちというよりも老人ホームのケアの方なんですが、そこでも非常に歓迎されました。それは常日頃、我々は回っていますので、その一環だったと思います」

2014-12-01 17:35 この記事だけ表示



■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス 『貴闘力 炎の第二戦!』
■開催日:12/5(金) 開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:後楽園ホール (東京都)







 初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス『貴闘力 炎の第二戦!』(12月5日、後楽園ホール)の対戦カード発表会見が11日、都内のリアルジャパン本部で行われた。

 今大会では先般の記者会見で大仁田厚率いる邪道軍の脅迫を受け、リアルジャパンとの5対5マッチが電撃決定。この日の会見ではリアルジャパンから初代タイガーマスクとスーパー・タイガー、邪道軍からは大仁田と矢口壹琅が出席し、この全面戦争に出場するメンバーを発表した。

 すでに肚を決め、理不尽な大仁田側の要求を「何でも受けるつもり」と待つ初代タイガーに対し、大仁田はサングラスで表情を伺わせず、「元気?」と軽いノリで登場。幾度も「元気?」と呼び掛けたが、初代タイガーは徹底してこれを無視する。

 写真パネルを出しながら1人ずつ発表されたメンバーは、リアルジャパンの初代タイガー、貴闘力、スーパー・タイガー、アレクサンダー大塚、タカ・クノウに対し、邪道軍は大仁田、田中将斗、矢口、保坂秀樹、リッキー・フジという陣容。



 「今回は俺たちのルール、俺たちのスタイルでやらせてもらう。お前たちが合わせるんだぞ」と息巻く大仁田に対し、初代タイガーは「このメンバーで何でも受けてやる」と返答。さらに大仁田は試合前に貴闘力の焼き肉店で、リアルジャパンのツケによる決起集会を開催するという理不尽要求を展開。リアルジャパンの平井丈雅代表がこれを即答で受諾すると、大仁田の傍若無人ぶりはさらにエスカレートする。

 「お前らが負けたら、看板がわりにこの旗をもらっていく」と、勝てばリアルジャパンのシンボルである団体フラッグを持ち去ることを勢いで約束させ、さらにその場であらゆる凶器持ち込みOK、ストリートファイトルール(エニウェアフォール)での対戦を暫定的に決定してしまった。

 考えてきた要求を全て通し、喜色満面といった感の大仁田は「今世紀に見ないデスマッチをお見せしたいと思います。邪道軍団、正々堂々とやっていきますのでよろしく」と皮肉を込めて挨拶。平井代表から決起集会での支払いをツケにするサインを念書代わりに取り付けると、高笑いで揚々と矢口とともに引き上げていった。

 会見を大仁田ペースで進められ、全ての要求を飲む形となってしまった初代タイガーだが、「ストリートファイトだから普段着でやることになるので、この90万円のスーツでやります」と、揺さぶりに動じた様子を見せず涼しい顔。最後は「このメンバーならストリートファイト、大丈夫だと思います。望むところです」と意気込みを語って締めた。

 ホームリングでの戦いながら、邪道軍お手の物である試合ルールで対戦することとなってしまったリアルジャパン軍。ストロングスタイルの誇り、そして団体の象徴であるフラッグを守り抜くことはできるのか。







■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス 『貴闘力 炎の第二戦!』
■開催日:12/5(金) 開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:後楽園ホール (東京都)



【対戦カード】
<メインイベント試合形式未定>
“リアルジャパンvs大仁田軍団 5対5決戦!”
初代タイガーマスク&貴闘力&
スーパー・タイガー&アレクサンダー大塚&タカ・クノウ
vs
大仁田厚&田中将斗&矢口壹琅
&保坂秀樹&リッキー・フジ

【出場予定選手】
藤波辰爾、
スーパー・ライダー、ウルティモ・ドラゴン、
グレート・タイガー、百田光雄、折原昌夫、
小笠原和彦、グラン浜田、若翔洋、
“力道山3世”力、間下隼人ほか。

その他出場選手及び対戦カードは近日発表。
※出場選手は怪我その他諸事情により変更となる場合があります。

2014-11-14 18:40 この記事だけ表示