今だからこそ息子に伝えたい――。
百田光雄が父・力道山から伝承した「プロレスの力」
[百田光雄 独占インタビュー]


■大会名:力道山没50年追悼記念興行『プロレスの力』
■開催日:12/16(月)開場18時00分/試合開始19時00分
■会場:後楽園ホール




<スペシャル6人タッグマッチ>
百田光雄&秋山準&高山善廣 vs 藤原喜明&初代タイガーマスク&佐々木健介
<第一試合> 
百田光雄、力(力道山3世) vs 折原昌夫、NOSAWA論外
※“力道山3世”「力(ちから)」デビュー決定!




 12月16日(金)に東京・後楽園ホールにて、『力道山没50年メモリアル興行“プロレスの力”』が開催される。同大会では、力道山の孫にあたる百田力、リングネーム「力(ちから)」がデビューすることが決定。大きな話題を呼んでいる。

 だが、今大会の主役は、力道山の息子であり、力の父親である百田光雄だろう。第1試合では力と親子タッグを結成し、折原昌夫&NOSAWA論外と対戦。さらに、メインイベントの記念試合にも出場し、秋山準&高山善廣と組んで、佐々木健介&初代タイガーマスク&藤原喜明と激突する。

 デビュー戦での親子タッグという難しいシチュエーションの第1試合。そして、ジュニアヘビー級の体型なのにもかかわらず、ヘビー級戦士たちに囲まれるメインイベント。65歳の百田が、1日で2試合に出場するのも想像以上にハードなはずだ。43年に及ぶレスラー人生において、最も過酷な一日になると言っても過言ではないだろう。

 百田はそんな厳しい戦いにどんな気持ちで臨もうとしているのだろうか?そして、父・力道山、息子・力に対する思いとは?「プロレスの力」を信じて戦い続けた百田に現在の心境を聞いた。




百田から見た息子・力の秘めたる可能性

――力選手のデビューが決定してから2ヵ月経ちました。百田さんご自身が練習を見ているそうですが、成長具合はどうですか?
百田 成長しているのを感じますね。技を覚える部分でもそうですけど、スパーリングも始めているんですが、ガンガン攻め込まれた時に、バーンと弾き返すところが出ているんですね。そういう部分が試合でも出せれば、お客さんも「おっ!?」と感じてくれるかなと思ってます。

――基礎は出来上がってきていると。
百田 僕は取材を受けた時に必ず言うんですけど、プロレスラーはたくさん受け身を取って、自分の身を守るのを学ぶところから始まるんです。そういう意味では、受け身も取れるようになってきてますし、いい形でデビュー戦に向かっていると思いますね。体質改善も図っていて、腹筋が割れるか割れないかというぐらいのところまで絞れているので、あと2ヵ月でいい形に仕上がってくれる気がします。

――客観的に見ても、面白い新人だなと感じますか?
百田 怒ったら顔を真っ赤にして向かっていくようなタイプですから、単純でわかりやすいというか、ファンの方が食いつきやすい存在だと思います。一番いいところはやられた時に出てくる反骨心。それが試合で発揮できれば、いい試合をお見せできると思いますね。

――観客の声援が集まりやすいタイプだと。
百田 単純に言うとそうですね。最近のプロレスは動きが速過ぎて、初めて観た方は「何をやっているのかな?」「どっちが攻めているんだろう?」とわからなくなることがあるじゃないですか。でも、昔のプロレスは極端に言うと「殴られている方がいかにそれを耐え抜いて、どう反撃するのか?」という単純明快な見方ができたんです。彼はそういう戦いで魅力を出せるタイプだと思います。華麗にリングの上を舞うことはできなくても、攻撃を耐え抜いてそれをはね返すという一番わかりやすい形でファンにアピールできる気がしますよ。

――若いファンからすると、逆に新しく感じるかもしれませんね。対戦相手に折原選手とNOSAWA選手を選んだのはなぜでしょう?
百田 彼らは「ガンガン攻めるタイプ」なんで、うちの息子は体力があるから、それを耐えて弾けるものがあったら、その後に繋がるかなと。そこで弾けなければ、そのまま萎んで終わっちゃうかなとも思うし(苦笑)、ある意味で「賭け」ではあるんです。折原選手とNOSAWA選手はテクニックもあるし、キャリアもあるし、ヒール的な存在なので、一番いいかなと。僕の頭の中だけですけど、いい試合になってくれると想像しています。

――デビューに向けて力選手が練習する姿を見ていると、どんなことを感じますか? 百田 いや、僕より親父に似ているなって。僕は足が細いんだけど、彼は太いんですよ。だから、黒タイツをはくと、引き締まって見えるんです。僕みたいに足が細いと、ももひきに見えちゃうんで(笑)。全体のプロポーションも大事ですから、そういう意味でも、仕上がってきているんじゃないかなって。基本的には僕よりマスクもいいし、体も大きいし、黒タイツは似合うと思います。東京スポーツさんに取材を受けた時に黒タイツ姿を披露しましたけど、デビュー戦の試合用にまた別のタイツを準備しているんで。

「力道山」という名前のプレッシャー

――百田さんも「力道山」という名前がプレッシャーに感じたと以前仰ってましたが、力選手はいかがでしょう?
百田 僕ほどは感じていないと思いますね。僕は父が生きていた時代背景を知っていますし、父がどれほど一般の皆さんに愛されたかのかを肌で感じてきましたけど、息子はいろいろな人から話は聞いているとしても、実際に自分では観ていないので。だから、息子は「おじいちゃんは凄いけれど、僕はお父さんを観てプロレスをやりたいと思った」と言うんです。

――「力道山三世」として注目を集めていますが、「百田光雄二世」という見方もできるんですよね。
百田 基本的に小さい頃から僕の試合を観て育ってますから。だけど、数万人の観衆の前でどよめきのような声援を受けながら試合をしている父を感じてほしくて、僕は試合映像も見せてきたんですよ。あの頃は応援の仕方も違いましたよね。じっくりと観て、父がやられて、耐えてボーンとはね返して、空手チョップが1発出た瞬間の歓声と言ったら…。「ワー!」じゃなくて「ウオォー!」といううねりみたいな歓声だったんですよ。

――百田さんは日本プロレス時代からプロレス界の隆盛を見てきてますからね。そういう人を父親に持つ力選手は、若い世代の中で最も力道山を知るレスラーかもしれません。今回、親子でタッグを組むことに不安はありますか?
百田 もちろん父が生きていた頃は僕もまだプロレスに入ってないので、全然経験はないですけど、兄弟タッグはやっているんです。僕が先にデビューしている状態で兄(百田義浩)もレスラーになっているので。でも、正直、凄く疲れるんですよね(笑)。キャリアは僕の方が上だったので、自分の兄だけれど、どうしても僕がサポートする頭になっちゃうんですよね。兄のイメージが悪くならないようにという考えは常にあったんです。今度は息子と組むわけですけど、やっぱり彼のいい面をなるべく引き出したいと思うんで。実戦になってみないとどういう流れになるかはわからないけど、僕たちみたいにキャリアのある選手は会場の雰囲気を感じて、自然に体が動くんでね。どうにか対応できる気がします。

――コーナーからリング上の息子さんを見守ることになったら、どんな気持ちになるんでしょう?
百田 僕は試合になるとスイッチが入って、テンションが高くなるタイプなんですよ。だから、エプロンから罵声を浴びせているような気がしないでもない(笑)。で、向こうもそれに反発してきたら…。普段は「お父さん」としか呼ばないんですけど、リング上で僕がやられている状況で「お父さん」と呼んだらカッコ悪いしね。「親父!行け、オラ!」ぐらいに言うかもしれない。そうしたら、「なに、この野郎!お前には言われたくないわ」と思って僕も爆発できるんじゃないかなって(笑)。試合になれば、いくら親子と言ってもパートナーですから、気を遣っているうちはダメだと思います。リングに上がったら、五分と五分という気持ちでいてほしいですよ。

――どうしても力選手の一挙手一投足に注目が集まるのではないかと思います。
百田 そうでしょうね。彼はコーナーで待っている姿勢から全て見られると思うんで、そういうところまで意識して、ビシッとできなきゃいけないでしょうね。それはスパーリングをしている時も常に注意して言ってますけど、テンションが必要以上に高くなると、息が上がるのも早くなって余裕がなくなるんですよ。今は20分ぐらいの試合形式のスパーリングをやらせていますけど、3人ぐらいの選手に参加していただき、ドンドンと相手を替えながら練習させて、スタミナを付けています。

――まだデビュー前なので気が早い話ですが、力選手と直接対戦したいと思いますか?
百田 実際に戦うとしたら…。僕はずっと彼を見ていますから、欠点が全部わかるんです。試合ではそれを攻めればいいだけなので、結構簡単かなと(笑)。ただ、向こうは若いし、僕よりもパワーがあるんでね。そういう意味では、いい形でいけると思いますよ。

トペ・スイシーダは飛び出すのか?

――本来であれば息子さんのデビュー戦を終えて一息つきたいところだと思いますが、今回はメインイベントでさらに過酷な戦いが待ち構えています。
百田 それもプレッシャーなんですよね。対戦相手は健介選手、初代タイガーマスク選手、藤原組長ですけど、戦ったことがあるのは健介選手だけなんですよ。

――初対戦となる初代タイガーマスク選手と藤原選手の印象は?
百田 初代タイガーマスク選手は技巧派ですよね。藤原組長は関節技が専門だから、手や足を取られないようにしないと。試合は見たことあるし、やることも把握しているつもりなんで。初対決だし、楽しみな相手ではありますよね。

――秋山選手と高山選手という心強いパートナーがいるとはいえ、体格的には一番厳しいでしょうし、唯一の1日2試合となります。それでも「楽しみ」と言えるのは、やはりこれまでの経験があるからでしょうか?
百田 過去にトップと言われるレスラーとは何人もやってきたんで。特に小橋建太選手とは若い時から対戦して、トップになってからも試合をして、胸をザクザクにさせられたこともあるしね(苦笑)。小橋選手と健介選手は基本的に似たタイプですし、チョップにしても小橋選手の攻撃が耐えられたんだから、健介選手のチョップもどうにかなるかなという気はしています。僕は年齢も高いし、体格的にもジュニアですけど、父が亡くなってから区切りとなる半世紀が経って、まるっきり父を知らない選手ばかりでやらせるわけにはいかないですから。血を継いでいる僕が入るからこそ、没50年の記念になるかなと思います。みんなキャリアがあるから、いい試合になるのは当然。ガンガン来るだろうし、僕もできる限り頑張りたいですね。

――10年前の没40年記念興行(2003年12月11日、後楽園ホール。百田&菊地毅vs丸藤正道&KENTA)ではトペ・スイシーダも飛び出しましたが、今回はどうですか?
百田 もう、65歳を過ぎているんだよ?(苦笑)。ヒザが悪くなっているから、走るスピードが落ちているんです。トペはスピードがないと威力も出ないし、自分のダメージが大きくなるんですよね。チャンスがあればやりたいと思うけど。65歳でやったらそれはそれで凄いからね。だけど、普段は単なるジジイだけど、リングに上がると気力が出て、動きもいいと言ってもらえるので。実際にリングに上がった時に体が動くのは事実ですから。あと2ヵ月間があるので、どうにかコンディションを整えられたらと思います。

――百田さんはずっと素晴らしいコンディションをキープしていますよね。
百田 あんまり変わったとは言われないんですけど、自分の中にはあるんですよ。例えば、タックルを受けて受け身を取る時。次の瞬間はパーンと体を起こすんですけど、そのタイミングが半テンポ遅くなっているなと感じるんです。まあ、これはしょうがないでしょう(苦笑)。今でも20代や30代の動きができたら不思議ですよ。自分の体の衰えを意識しながら、体力的には落ちないように練習をキープしているので、それを保っていい試合をお客様にご提供できればなと。やっぱりプロですから、お客様にちょっとでも喜んでもらえればいいなと思います。

――必然的に百田さんに声援が集まる展開になるでしょうね。
百田 相手の3人はガンガン攻めてくるタイプですから。以前に小橋選手と試合をやった時に、あの小橋選手にブーイングが飛んだんですよ。やっぱり僕が高齢だというのを皆さんわかっているので(苦笑)。だけど、高齢と言っても藤原組長とは僕よりひとつ下なだけだから。初代タイガーマスク選手は…55歳か。9歳違うんだ。だいぶ若いなあ(笑)。もちろんパワーで勝てるとは思ってないけど、それを耐えて切り返せれば…。そこが一番のポイントだと思うね。たぶん僕が息絶えなければ、試合が終わった後にコメントをして終わりという形になると思うんだけど、それができるかどうか(苦笑)。這ってでもやらないといけないと思ってますけど。

――関節を極められ、チョップで胸は真っ赤で、蹴りで足を引きずるような状態になっても、最後は締めると。
百田 まあ、若い頃から怪我になれているんで。結構しぶといんですよ。


未来に繋がる「プロレスの力」

――ひとりのレスラーとして今後についてはどう考えていますか?
百田 ノアを辞めた時に引退試合をしようという気持ちはあったんです。だけど、今度息子がデビューするじゃないですか。彼がある程度の形になるまでは続けなきゃいけないかなという思いはちょっとありますね。もちろんどれだけサポートできるかはわからないけど、ちょっとでも自信を持つまでは側にいた方がいいかなと思うんで。最終的には息子とシングルマッチをやって、負けて引退…とかさ(笑)。そういうことも有り得るわけだから。相手の技を受けて、そこから返せるかどうかがプロレスの一番の見せ所。受ける体力がなくなった時点で僕はダメだと思います。受け身を満足に取れなくなったら辞めるべきだと思うし、それはレスラーとしてのポリシーですよね。

――力選手のデビューが決まって、モチベーションは上がってますか?
百田 普段は下がってますよ(笑)。だけど、練習すると上がるんです。今日は軽めにしておこうかなと思っても、ビシッとやらなきゃいられないタイプなので、やっている間に気合いが入っちゃうんだよね。リングに上がって試合をする時も一緒で、グッと精神的に高揚してくるというか。だけど、練習も試合もしていない時は、単なるジジイです(苦笑)。

――興行タイトルは「プロレスの力」ですが、改めてその力を感じられる興行になりそうですね。
百田 プロレスを見て、楽しんで、喜んでもらうのがベストだと思うので。今はリングでの戦い以外のところでプロレスが伸びている部分があるじゃないですか。でも、僕はリングの上で体と体をぶつけ合って、お客さんに声援してもらうのがプロレスだと思っているので。単純に言えば、父の時代のプロレスが一番わかりやすいかなと。

――この時代にあえてシンプルなプロレスを見せたいと。
百田 父が自分よりデカい選手をなぎ倒す姿を見て、皆さんが興奮していたので。父も100キロ以上ありましたけど、それでも外国人と比べれば小さかったですから。そういう相手と試合をして、「小さくてもあんなに頑張れるんだ」とお客さんに夢を与えられるのがプロレスなので。不景気な今の時代に、ちょっとでもプロレスを観て、「よし、俺も頑張るぞ」と力になってくれれば。

――百田さんの試合を観て、励まされる世代の方もいらっしゃるはずです。
百田 団塊の世代に「65歳のオッサンがこんなに頑張れるんだ!」というのを観ていただければベストだと思います。これまでのダメージがないとは言わないですけど、それでも自分でカバーしてね。「もう辞めておけよ」と言われるようになったら辞めようという気持ちは常にあるんだけれど、リング上にあがるとまだまだ動けますから、観に来てくれたお客さんにいい形でアピールできればと思いますよ。

――百田さん自身もプロレスに力をもらってきたわけですしね。
それはありますね。父が生前に試合をしているのを見てましたから。僕の記憶は、父が相撲を廃業して、プロレスラーになるぐらいから始まっているんです。父がレスラーになって、人気が上がっていく過程をずっと側で見てきて、僕も息子と言うより、ひとりのファンとして父を見ている部分が強かったんです。それを力にしてここまでやってきたところはありますよ。父に近づけるとは思っていなかったけれども、ちょっとでも近づきたいと気持ちでやってきて。

――当日は大きな百田コールが巻き起こるんじゃないでしょうか。
百田 未だに僕に声援してくれるお客さんがいて、また大きい声でコールしてくれるんだから(笑)。あれを言ってもらえると自分のテンションが上がるので、そうすると「よし!」と思えるから。そう思えるうちは頑張りたいなと思います。当日は僕が選んだ父の名勝負の映像を場内で流す予定なので、それも楽しみにしてもらえたらなと。力道山の時代以来久々に会場に来る方もいるでしょうし、団塊の世代の方も多いと思うので、そういう方にもう一度プロレスに興味を持ってもらって、今後に繋げていきたいですね。もう一度、プロレスを盛り上げたいと思います!


(構成・文:村上謙三久)





■大会名:力道山没50年追悼記念興行『プロレスの力』
■開催日:12/16(月)開場18時00分/試合開始19時00分
■会場:後楽園ホール


【対戦カード】
<スペシャル6人タッグマッチ>
百田光雄&秋山準&高山善廣 vs 藤原喜明&初代タイガーマスク&佐々木健介
<第一試合>
百田光雄、力(力道山3世) vs 折原昌夫、NOSAWA論外
※“力道山3世”「力(ちから)」デビュー決定!

2013-10-21 15:30 この記事だけ表示


■大会名:奉納プロレス 靖国大会10回記念 「大和神州ちから祭り」
■日 時:3/31(日)13時00分開始
■会場:靖国神社 相撲場
詳細・チケット申込はコチラ!

 大谷社長「今回奉納プロレスが第10回目となりました。いつもプロレスを迎えてくださる靖国神社様、ありがとうございます。そして毎年開催するにあたりお力添えをいただいている皆様、ありがとうございます。約9年の間に10回目を迎えましたが、いつも心配になる天候。今まで一度も雨で中止になっていません。今回も数週間前からお天気の神様と電話で会談し、ひじょうに難航いたしましたが、13回の会談を重ねた結果、つい先ほど決定が出ました。3月31日、靖国神社上空、晴れ!決定いたしました。皆さん拍手をお願いします。同時にお天気の神様より『天気のことは任せなさい。レスラーの皆さん最高のプロレスを見せてください』というメッセージもいただきました。そのメッセージを心に秘めて、プロレスラーが全力のプロレス、一生懸命なプロレス、元気をくれるプロレスを必ずリング上でおこなうことをお約束します。たくさんのご来場お待ちしております」



また、奉納プロレス第1回発起人の小路谷秀樹氏も「靖国神社での奉納プロレスを10回も継続していただいて心より御礼申し上げます。ZERO1の皆様、いよいよ10回目です。これからも頑張ってください。ここ靖国では大正時代にアド・サンテルというルーテーズの師匠と、講道館の庄司彦男選手が闘った日本のプロレス、格闘文化の発祥の地です。もうひとつ224万の柱の方々に見てもらうプロレスであること。これは世界中でここだけです。ですので今回の3月31日、素晴らしいものが見られると思いますので、ぜひ見に来てください」と語った。

  
■各選手意気込み



(1)横山佳和VS間下隼人

横山「記念すべき第10回目の靖国神社大会で第1試合から闘えることを光栄に思っています。必ず間下に勝ちます! 応援よろしくお願いします!」

(2)藤田峰雄&伊藤崇文&佐藤悠己VSクレイグ・クラシック&ジェイソン・ニュー&美熊

峰雄「さっき対戦カードを知ったんですけど、勝つことによって自分に変化があるような相手でもないので。いつも通り相手の股間、チン○ン、あるいはキン○マを潰して楽しみたいと思います」

(3)植田使徒&小幡優作VS高岩竜一&セバスチャン・コンクリート

高岩「第10回奉納プロレスに出場できて大変光栄です。対戦相手の小幡、植田はタッグチームなんで、先輩・後輩関係なく胸を借りるつもりでいった方がいいかなと思います」

コンクリート「日本での初試合がこんなに大きい舞台で光栄に思います。日本の皆さんに実力を見せつけたいと思います」

植田「毎年、靖国神社大会に出させていただくことを感謝しています。今回のタッグマッチ、個人的には高岩選手と約4年半ぶりの対戦となるんですが、自分たちのチームはここ最近、全く結果が出せてない状態です。当日は満開の桜、そして快晴、その中で必ずいい結果を出して、いいきっかけになるように頑張りますので応援よろしくお願います」

小幡「今回、また植田と組んでタッグの試合になりますけど、このタッグはもっともっと上に登っていかないといけないと思ってますので必ず勝って、またチャンスをつかみにいきたいと思います」

インターナショナルジュニアヘビー級&NWA世界ジュニアヘビー級2冠選手権試合
(4)<冠王者>菅原拓也VSジャック・アンソニー<挑戦者>

アンソニー「日本にきて2カ月でこんなに大きなチャンスを与えていただき、とても光栄に思います。日本ではシングルマッチは初めてで、何としても勝ちたいと思います」

菅原「最初6人タッグって発表になってたのに、急にタイトルマッチになって。たぶん会社の嫌がらせでしょうけど、ま、アンソニーをきっちり倒してベルトを守って、新しい敵の影が見えてきたのでアンソニーに勝ってその敵と闘っていきたいと思います」

(5)崔領二&KAMIKAZE&YO−HEY VS マイバッハβ&タマ・ウィリアムス&スティーブン・ウォルター

ウォルター「このような機会を与えていただきまして日本のファンの皆様に感謝します。必ず靖国大会では結果を出します」

ウィリアムス「自分はライディーンと同じニュージーランド出身です。ライディーンは日本に来て成功したので、自分も必ずチャンスを勝ち取ります」

マイバッハβ「自分たちのチームは相手チーム3選手よりも優れている。当日、結果を出します」

KAMIKAZE「靖国神社といえば会場の関係でボクの必殺技ができないということで有名ですけど、去年は興奮してトイレの上から飛んでしまいました。今年は桜が咲くということでさらに興奮しています。会場をもう一回下見して帰ろうと思います」

崔「初めて闘う相手もいますけどガツガツ試合をして、メインに負けないような熱いものをお見せしたいと思います」

(6)佐藤耕平VS日高郁人

日高「この記念すべき第10回の奉納プロレスで願い通り、佐藤耕平選手、対ヘビー級ということで、体の小さい自分が195センチの佐藤耕平を撃破するところをぜひお見せしたい。私事ではありますが、昨日みちのくプロレスさんに参戦し、フジタ“Jr”ハヤトに敗れてしまいました。本当に無心になって殴って蹴って決め合う…本当に生きている心地がしました。せっかくこのリングに上がってるわけですから、生きてるような死んでるのか分からないような試合をしても仕方ないと思います。対ヘビー級路線で、佐藤耕平戦で日高郁人が生きてる証をみせたいと思います。どうぞ応援よろしくお願いします」

耕平「日高さんが対ヘビー級ということですけど、自分はそこに関しては全く見くびっていません。それだけの相手だと思っていますので全力で闘って叩き潰して勝ちたいと思っています」



奉納プロレス第10回記念試合(60分1本勝負)
(7)大谷晋二郎&田中将斗&長州力VS曙&ジェームス・ライディーン&ゼウス

ライディーン「今回で2度目の靖国大会参戦になります。相手コーナー3選手は強敵ばかりで、キャリアは一番自分が浅い。隣にいる曙選手は日本で成功した人なので、彼から試合で学ぶべきものがあると思う。試合に勝って曙選手からも多くを学びたいと思います」

曙「メインということで最後、ビチッと!暴れてビチッと!締めたいと思います。相手選手は伝説のレジェンドなので、レジェンドのこの業界の横綱とくらいの選手3人。ぜひよろしくお願いします」

大谷「炎武連夢と長州さんが組んでくれるという。このカードが決まった時、武者震いしました。昨年の5月でしたか、巌流島で試合をおこなった時、長州さんと組ませてもらいました。記憶が確かならその前はグリーンボーイだった頃、長州さんに指名されて会場も忘れたのですが、永田裕志選手とボクが長州さんに指名していただいてトリオを組んだことがあります。そこまでさかのぼらないとチームを組んだ記憶がない。長州さんと田中とトリオを組める、その対戦相手に横綱がいてゼウスとライディーンがいる。本当に武者震いしました。そして10回目を迎える奉納プロレス、毎年ここには普段プロレスを見ることがないお客様がたくさん足を運んでくださいます。そういった方にもっともっと奉納プロレスを知って、覚えていただく。これぞ奉納プロレスというものをお見せしたい。そして最後、大谷晋二郎が勝つ。それが一番のハッピーエンドになる、そう信じて闘いたいと思います」

田中「靖国大会はお祭り要素が強いんですけどしっかりとした闘いというものを見せて第10回目の奉納プロレスを締めくくりたいと思います」

長州「ボクは初めてなんですけど、10回目ということで大事な大会ですね。力いっぱい頑張ります。特に横綱とできるのが楽しみですね。(靖国大会は第10回を数えるが)10回もやってきて、よく頑張って継続してきてる。そういうことが必要な業界でもあるし、素晴らしいことだと思います」

Q.長州から対戦が楽しみと言われたが? 曙「今までだと組むことが多かったので、今回反対コーナーに立つのは初めてに近いですね。とても楽しみにしています」

カラーボトル「ボクらはプロレスラーではないのですが、同じだけの情熱をリングの上からライブで届けたいと思っています。昨日は北海道でライブをしてきて、吹雪の中を車で走っていたんですが、今日来たら桜が咲き始めていて、3月31日、確実に桜を満開にするために、愛と情熱と炎でリングから吠えたいと思います」

大谷「お天気の神様の言葉では『楽しみにしておいてね』と言われています。今日は若干曇りですけど、当日晴れのための曇りだと聞いてるので、ご安心ください」




■大会名:奉納プロレス 靖国大会10回記念 「大和神州ちから祭り」
■日 時:3/31(日)13時00分開始
■会 場:靖国神社 相撲場
詳細・チケット申込はコチラ!

【対戦カード】
<奉納プロレス第10回記念試合 60分1本勝負>
大谷晋二郎&田中将斗&長州力vs曙&ジェームス・ライディーン&ゼウス

<シングルマッチ30分1本勝負>
佐藤耕平vs日高郁人

<6人タッグマッチ>
崔領二&KAMIKAZE&YO−HEY
vs
マイバッハβ&タマ・ウィリアムス&スティーブン・ウォルター

<インターナショナルジュニアヘビー級&NWA世界ジュニアヘビー級2冠選手権試合>
<2冠王者>菅原拓也 vs ジャック・アンソニー<挑戦者>

<タッグマッチ>
植田使徒&小幡優作 vs 高岩竜一&セバスチャン・コンクリート

<6人タッグマッチ>
藤田峰雄&伊藤崇文&佐藤悠己 vs クレイグ・クラシック&ジェイソン・ニュー&美熊

<シングルマッチ>
横山佳和 vs 間下隼人

2013-03-26 19:05 この記事だけ表示

『LUCHA FIESTA 2012』前日会見で緊急事態発生!
大原はじめが「ウルティモ・ドラゴンに終止符を打つ」と不気味な予告
東京愚連隊はブラソスとの対戦を前に6人タッグマッチへの変更を要求

■公演名:LUCHA FIESTA 2012 〜ウルティモ・ドラゴン デビュー25周年記念大会〜
■開催日時:2012年11月7日(水) [開場/17時30分 試合開始/18時30分]
■会場:後楽園ホール (東京都)
■詳細・チケット申込はコチラ!



『LUCHA FIESTA 2012〜ウルティモ・ドラゴンデビュー25周年記念大会〜』を翌日に控えた6日、東京シティ・エアターミナルにあるTCATホールにて前日記者会見が行われた。ウルティモ・ドラゴンの他、メキシコから参戦するエストレージャたちも集結し、終始和やかムードで進んだが、ウルティモとメインイベントの6人タッグマッチで激突するブラック・タイガーと大原はじめが不穏な発言を連発。記念興行を前に不安を感じずにはいられない会見となった。


大原とブラック・タイガーが不穏な発言を連発

今回の『LUCHA FIESTA 2012』は「本場メキシコのルチャ・リブレを直輸入する」のがそもそものコンセプト。メインイベントで行われるウルティモ・ドラゴン&ラヨ・デ・ハリスコJr.&ザ・グレート・サスケvsウルティモ・ゲレーロ&ブラック・タイガー&大原はじめは、時間無制限3本勝負で行われ、ルールも「キャプテン、または残り2人が敗北すると1本奪取」となる現地仕様のオーストラリア式タッグマッチに決定している。

今日の会見も「メキシコのスーパースターを紹介する」という意図で行われた。今回はあくまでも『25周年記念大会』ということもあって、終始和やかなムードで進み、各選手がセミファイナルに出場するブラソ・デ・プラタに対して「今回が最後の来日となるらしい(笑)」と冗談を飛ばす場面も見られた。

その中で、憮然とした表情を隠さなかったのが大原だ。ウルティモは自分の師匠であるとは言え、今やリング上ではライバル関係にある。コメントを求められると、その表情はさらに険しくなった。

「いつまでも長くやっていられると若い人間が出られなくなってしまうんで。僕がウルティモ・ドラゴンの25周年記念大会で終止符を打って、自分たちでドンドンとリングを面白くしていきたいと思います」

2人はここ数年激しい闘いを繰り広げてきており、近々で言えば2011年6月9日のSMASH後楽園ホール大会で激突。その時は大原が勝利している。

だが、『LUCHA FIESTA』という舞台となると、ウルティモの勝ち星ばかりが目立つ。2009年の3大会、2010年7月19日の後楽園ホール大会と過去全ての大会で2人は対戦しているが、4試合ともウルティモが勝利している(タッグ戦を含む)。また、2009年8月22日にアレナ・メヒコで行われた『ドラゴマニア4』でも2人はマスカラ・コントラ・カベジェラで対戦しており、この時もウルティモが激勝。つまり、ウルティモの主催興行となると、圧倒的に大原の分が悪いのだ。だからこそ、「終止符を打つ」という強い言葉で決意を語ったのだろう。

因縁という意味では、ブラック・タイガーも同じだ。2011年5月15日にアレナ・メヒコで開催された『ドラゴマニア6』でブラック・タイガーはウルティモとマスカラ・コントラ・マスカラで激突して敗北。素顔を晒されている。その後も2人は事ある毎に対戦し、今年の10月21日に開催されたレジェンド・ザ・プロレス女川町総合体育館大会で肌を合わせたばかりだ。

「2年前の『ドラゴマニア』からシコリが残っているんでね。25周年ということですが、ブラック・タイガーらしくそれに水を差してやりますよ。楽に勝ちたいと思いますね」

大原とブラック・タイガーの口から飛び出した不穏な発言を聞き、ウルティモも警戒心を露わにした。

「大原はリング上ではライバルで、本当に憎たらしいヤツで、怖い相手。でも、ひとつだけ言えるのは、今回は俺のFIESTA……お祭りなので、そこでぶざまな姿を晒すわけにはいかない。ブラック・タイガーもウルティモ・ゲレーロもライバルですから。望むところだと。潰せるものなら潰してみろというのが今の気持ちです」

会見の最後には改めて「“本場”の、そして“本物”のルチャ・リブレを披露したい」と語ったウルティモだが、ルチャ・リブレにはルードの非情な攻撃はつきもの。ゲレーロにしても当日は気持ちを切り替えてくるのは確実だ。ウルティモにとっては苦しい戦いが予想されるが、記念興行をハッピーエンドで終わらせることができるのだろうか。



論外が6人タッグへの変更を要求!

セミファイナルとして行われるブラソ・デ・プラタ&ブラソ・デ・ボノvsNOSAWA論外&MAZADAについても動きがあった。密かに会見に潜入していた論外たちがマッチメイクに異議を唱えたのである。

ブラソ・デ・ボノについてはこれまで一切不明だったが、プラタが「メキシコでタッグを組んだ」と発言するのを聞いた論外は、質疑応答の時間になると会見に無理矢理乱入。「それって曙さんのことですよね?」と指摘すると、相手チームとの体格差に難色を示したのだ。

論外が今大会に名乗りを上げたのは「おひねり」が目当て。ルチャ・リブレには付き物のおひねりを独占しようと考えている。しかし、対戦相手に巨漢2人が並んでしまうと、劣勢に陥るのは確実で、おひねり独占も夢物語になりかねない。

そこで登場したのがウルティモの弟子にあたるベアー福田。その話に乗っかり、論外たちのパートナーに名乗りを上げた。自分勝手な発言を続け、さらに「プラタの来日は今回が最後」とおちょくる論外たちを見て、プラタも「お前らを引退に追い込んでやる」と激怒した。勝利を確実なものにしたい論外は、プラタのパートナーに「小さい選手」を要求。ウルティモも「明日までに用意しておく」と語っていたが、はたして…。論外は「勝ちにいくため」と3本勝負にも疑問の声を上げており、実際の試合がどういう形になるのかは一切不明。メインイベント以上に予断を許さない状況となってしまった。




【2012.11.06 『LUCHA FIESTA』会見全文】

■ウルティモ・ドラゴン
「僕は何回もここで記者会見をしたので、今日は僕の話というよりもここにいるメキシコの本当のトップスターたちの話を聞いてもらえたらなと。昨日僕のために日本に来てくれましたので、ぜひ皆さんにメキシコのスーパースターを紹介したいと思います。まず、僕の右にいるのは、皆さんご存知だと思いますけど、“稲妻仮面2世”ラヨ・デ・ハリスコJr.。彼はメキシコのレジェンドですね。体も大きくて、メキシコでも大変有名な選手です。彼の闘牛士のような華麗な動きに僕も期待しています。久しぶりにタッグを組むんで、僕自身凄く興奮していますね。僕の左にいるのは、ウルティモ・ゲレーロ。彼を説明する必要はないですね。CMLLのトップスターで、メキシコでは毎日のように試合をしている大変忙しい選手なんですが、“25周年だから日本に行くよ”と言ってくれて、本当に嬉しいです。その隣にいるのが、日本でもお馴染みですけど、ブラソ・デ・プラタ。愛称はポルキーと言いますけど、彼は今回が最後の日本ということでね(笑)。これが今回の彼の旅のネタになってまして(本人は必死に否定)。彼も凄く嬉しいと言っています」


■ラヨ・デ・ハリスコJr.
「またこうやって日本に来られて嬉しく思っています。日本のお客さんの前で試合をすることに非常に興奮しています。今回、こういうチャンスをくれたウルティモ・ドラゴン選手には感謝していますし、本当に明日の試合が楽しみです」


■ウルティモ・ゲレーロ
「また日本に来ることができて、非常に嬉しく思っています。日本は私のキャリアにおいても重要な国です。ウルティモ・ドラゴンやラヨ・デ・ハリスコJr.は違うカテゴリーにいる選手なので、最近はメキシコで戦う機会は少ないんですが、戦えることが楽しみです。今回、一番重要なのは、ブラソ・デ・プラタ選手が最後ということ(笑)。それに同行できるのは、私にとっても光栄なことです」


■ブラソ・デ・プラタ
「ドウモアリガトウゴザイマス。この間、メキシコでもタッグを組みましたけど、ブラソ・デ・ボノは自分の兄弟です。日本でまたタッグを組めて、NOSAWA&MAZADAと対戦できることを非常に嬉しく思います。これが最後じゃなくて、もっともっと日本に来たいと思っています」


■ウルティモ・ドラゴン(メキシコ勢のコメントを受けて)
「(プラタについて)まあ、本人が来たいと言ってるだけなんでね。本人が来たければ自腹で飛行機代を払って、観光に来ればいいということなんで(笑)。あと、今日は忙しい中、大原はじめとブラック・タイガーもいますんで」


■大原はじめ
「過去に『LUCHA FIESTA』はありましたけど、全部自分がメインでウルティモ・ドラゴンと戦ってきました。そして、今年もアレナ・メヒコのメインでウルティモ・ドラゴンと戦いましたが、過去は全て、『LUCHA FIESTA』もアレナ・メヒコの『ドラゴマニア』でも敗れています。25周年記念大会ということで、いい加減それだけやってきたんで、僕がここで終止符を打つというような大会に僕はしていきたいと思います。いつまでも長くやっていると、若い人間が出られなくなってしまうんで。自分がウルティモ・ドラゴンの25周年記念大会で終止符を打って、自分たちがドンドンドンドンとリングを面白くしていきたいと思います。自分は株式会社DQNという会社を始めたんで、ウルティモ・ドラゴン、闘龍門に負けないように、自分が活躍していきたいと思います」


■ブラック・タイガー
「ドラゴンとは2年前の『ドラゴマニア』でシングルをやってからしこりが残っているんで。まあ、メキシコから始まって、上海でもやりましたし、先日は被災地でもやって。25周年ということですが、ブラック・タイガーらしくそれに水を差したいと思います。そして、楽に勝ちたいと思いますね」



■質疑応答
※各選手のコメントが終わったところでNOSAWA論外とMAZADAが乱入。

論外 「質問があるんですけど」
MAZADA 「25周年おめでとうございます」
論外 「明日の試合なんですけど、今、コイツ(プラタ)が“ブラソ・デ・ボノとアレナ・メヒコでタッグを組んだ”と言ってたんですけど、それって曙さんってことですかね?」
ウルティモ 「俺は知らないよ」
MAZADA 「そうだとしたら、サイズが違い過ぎないですか?」
論外 「おひねりをもらう試合なのに、相手がブラソ・デ・ボノとブラソ・デ・プラタじゃちょっと…。自分らも生活がかかっているんで」
MAZADA 「メヒコでもそんなのは聞いたことないですよ。だいたいデカいのが入ったら、6人タッグになるんじゃないですか。浅井さんもよく知ってますよね?」
論外 「もうちょいバランスよく…。僕らも勝ちに行きたいんで、なんかバランス取ってくれますか」
MAZADA 「もう1人サイズの合うヤツを入れてもらわないと」
論外 「こっちにも大きいのを入れてもらうとか」
ウルティモ 「大きいヤツ? 急には見つからないよ」
論外 「いや、たぶん見つかっちゃうんじゃないですかね?」

※ここでベアー福田が突如として姿を現す。

福田 「おいおい、俺に出されろよ。なんでウルティモ・ドラゴンの興行に俺が出ないんだよ。ここを6人タッグにしろよ」
MAZADA 「どうですか?」
福田 「いいだろ?」

※怒り始めたプラタが立ち上がり、NOSAWAたちの前に立ってスペイン語でまくし立てる。

福田 「何を言ってるんだよ。分からないよ」
NOSAWA 「最後の日本での試合を一緒にできて嬉しいって(笑)」
福田 「お前と最後にやりたいよ」
MAZADA 「どうですか、これ」
ウルティモ 「どうすればいいの?」
福田 「俺を出させろ」
MAZADA 「サイズを合わせてもらえば全然」
論外 「バランスを取ってもらえれば」
ウルティモ 「じゃあ、ブラソ・デ・ボノとポルキーと浜ちゃんとか?」
MAZADA 「もうちょっとバランスを」
ウルティモ 「小さいヤツ?」
論外 「誰かいないですかね?」
ウルティモ 「小さいヤツか…。じゃあ、明日までに探しておくわ」
福田 「じゃあ、俺が出るのは決定でいいんだな?」
MAZADA 「決定ですよね」
ウルティモ 「あと、ルールは大丈夫だな?」
論外 「ルールも3本勝負だと自分らは…。勝ちに行くんでね」

※ずっとスペイン語で罵声を浴びせていたプラタの声がさらに激しくなる。

福田 「なに言ってるんだ、コイツは?」
論外 「今回が最後だからって(笑)」
MAZADA 「あなたと戦うのを楽しみにしているって」
福田 「最後の試合なんだな?」
プラタ 「(ウルティモに日本語を訳してもらうと)NO! NO!」
ウルティモ 「今、ポルキーがいいことを言ってましたよ。俺の最後の試合じゃなくて、お前らのお別れにしてやると。引退に追い込んでやるって。もう1人は小さいヤツでいいんだろ?」
MAZADA 「バランスを考えてもらわないと」
論外 「でも、3対3で校長の25周年を盛り上げたいんで」
ウルティモ 「分かった。じゃあ、明日までに決めておくよ」

※論外たちは去っていくと、改めて質疑応答をすることに。

――ウルティモ選手に大原選手から“25周年で終止符を打つ”という発言があったが?
ウルティモ 「実際自分も12月で46歳になりますんで。自分がたぶん大原ぐらいの歳の時は、それぐらいのキャリアの人を見て、いつも“大変だなあ”とか、“いつまでやるのかな?”と思ってましたんでね。大原は当然感じることだと思うんですよ。終止符を打つと。大原はリング上ではライバルで、リング上では本当に憎たらしいヤツで、怖い相手ですけど、逆に終止符を大原に打たれるんだったら、こっちも望むところだし。ただ、ひとつだけ言えるのは、今回は俺のFIESTA…お祭りなので、そこでぶざまな姿をさらすわけにはいかないというのがあるので。大原の他にもブラック・タイガーがいて。彼も本当に僕にとって大切なライバルの1人でもあります。もちろんウルティモ・ゲレーロもライバルですから。自分としても望むところだと。潰せるものなら潰してみろというのが今の気持ちです」

――20周年を迎えた時には“ひとつの区切り”と言っていたが、さらに25周年を迎えた。それに対する感慨はある?
ウルティモ 「本当に20周年の時はこれで一区切りついたなと。楽しようとかそういうわけじゃないですけど、一区切りにして、“今までやりたかったことをやろう”とか、色々と思ってましたけど、やっぱりプロレス、ルチャ・リブレは自分の中で人生というか。1日1日を積み重ねることによって、たまたま25年に来ちゃったという感じで。別に25年を目標にしてやっていたわけでもないですしね。ここ数年の話で言うと、レジェンドの人たちと非常に素晴らしい時間を共有させていただいたしていて。自分にとっては新たな勉強じゃないですか。今まではずっとトップというのをやって来ましたけど、この間、蝶野さんと面白い話をしたのは、“レジェンドに入ったら、俺たちはまだ若手だよな”と話して、確かにそうだなと。そういう意味を含めて、自分でリフレッシュしたというかね。自分はまだまだだなと。大先輩たちがいるんでね。本当にトップのトップで祭り上げられると、自分もどんどん年老いていくというか。そういう方たちといると、俺たちはまだ若手なんだなみたいな、そういうフレッシュな気持ちでいられて。ここ数年はそれでやってこれた分、自分の中のテンションが続いているんじゃないかなと思います」

――メインイベントの6人タッグマッチでどんなことを見せたい?
ウルティモ 「これは記者会見の時に必ず言っていたんですが、“本場のルチャ・リブレ”ですよね。ラヨ・デ・ハリスコJr.というメキシコのレジェンド、ウルティモ・ゲレーロという今を代表するメキシコのトップスター、この2人がいます。僕のタッグパートナーにはもう1人、ザ・グレート・サスケという日本を代表するルチャ・リブレ、空中戦のスーパースターがいます。僕の対戦相手には大原はじめはCMLLでルードとして初めてレギュラーになった日本人なんですね。ブラック・タイガーもいます。もう役者は揃っていますんで。日本の人には、“本場”の、そして“本物”の、メキシコのスタイルのルチャ・リブレを披露できたらなと。余所行きじゃなくてね。よく日本に来ると、メキシコの人がみんな余所行きの試合をしますけど、そうじゃなくて、向こうでやっているそのままを。大原も何だかんだ文句言いながらも、彼は頭がいい方なんで色々と聞いていると思います。あとお客さんですよね。これはマスコミの方にも協力していただきたいんですけど、本当にお客さんが一体となって、後楽園ホールがメキシコの会場のように盛り上がってくれることを望みます。僕らも本場のルチャ・リブレを思いきり披露したいと思います」

――大ベテランでずっとやってきたラヨ選手は本場のルチャ・リブレの魅力をどう考えている?
ラヨ 「メキシコのプロレスは関節技やグラウンドレスリングに魅力があると思います。日本のスタイルも関節技やグラウンドレスリングをベースとしてやっているので、そこに魅力があると思いますね」



■公演名:LUCHA FIESTA 2012 〜ウルティモ・ドラゴン デビュー25周年記念大会〜
■開催日時:2012年11月7日(水) [開場/17時30分 試合開始/18時30分]
■会場:後楽園ホール (東京都)
■詳細・チケット申込はコチラ!

【対戦カード】

<メインイベント オーストラリア式6人タッグマッチ 無制限3本勝負>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO) & “稲妻仮面二世”ラヨ・デ・ハリスコ Jr. & ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
vs
ウルティモ・ゲレーロ(CMLL) & ブラック・タイガー(フリー) & 大原はじめ(WNC)

<セミファイナル メキシコルール 45分3本勝負>
ブラソ・デ・プラタ(CMLL)&ブラソ・デ・ボノ
vs
NOSAWA論外(東京愚連隊)&MAZADA(東京愚連隊)

<タッグマッチ 30分1本勝負>
A☆YU☆MI&RAY
vs
GAMI&飯田美花

<タッグマッチ 30分1本勝負>
フジタ“Jr”ハヤト(みちのくプロレス)&Ken45°(みちのくプロレス)
vs
中嶋勝彦(DIAMOND RING)&梶原慧(DIAMOND RING)

<ドラゴンスクランブル(時間差バトルロイヤル)>

<タッグマッチ 15分1本勝負>
【舎人一家】南野タケシ&卍丸(みちのくプロレス)
vs
ヤッペーマン1号&ラッセ(みちのくプロレス)


【特別協賛者】

三遊亭円楽 様/苫米地 英人 様


【友情出演】

アントニオ古賀 様


2012-11-07 12:38 この記事だけ表示