リアルジャパンプロレス4・16代々木第2体育館大会直前!
大仁田厚と貴闘力がカード決定後初の対峙で乱闘寸前に
ルール決定権を大仁田側が獲得! デスマッチ対決実現へ。
荒ぶる貴闘力は張り手でのKOを予告!

11日、都内・興義館でリアルジャパンプロレスが記者会見を開催。5日後に迫った『STRONG STYLE RETURNES PROJECT』代々木第2体育館大会を前に、貴闘力と大仁田厚が久々に対面を果たした。

■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『STRONG STYLE RETURNS PROJECT〜元大相撲関脇 貴闘力プロレスデビュー戦〜』
■日時:4月16日(水)開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:代々木競技場第二体育館





■貴闘力と大仁田厚の因縁とは?

プロレスデビュー戦に向けて激しい練習を積み、万全の状態で決戦に臨もうとしている貴闘力。自らをハードトレーニングに駆り立てているのは、大仁田への恨みに他ならない。昨年の9月大会で、リングサイドで試合を観戦していたところを邪道軍が急襲。凶器攻撃に遭い担架送りにされ、背骨にヒビが入るほどの重傷を負い、悔しい思いを味わった。

 さらに、大仁田は貴闘力が経営する『焼肉ドラゴ』に押し入り、無銭飲食(約5万円、10人分相当)を強行した。

 度重なる挑発に怒り心頭の貴闘力は、12月大会で逆襲に転じ、大仁田を有刺鉄線バットを用いて奇襲。これにより、決戦ムードが高まり、今大会で貴闘力&鈴木みのるvs大仁田&矢口壹琅の一戦が決定した。今回の会見で2人が顔を合わせるのは12月大会以来、4ヵ月ぶりのことだった。

■ルール決定権は大仁田サイドが獲得

対戦自体は合意に至ったものの、懸念されていたのがルール問題だ。大仁田は電流爆破マッチを要求していたが、会場の都合によりそれは実現不可能。貴闘力は「どんなルールでも飲む」という姿勢を見せていたが、プロレスデビュー戦ということを団体側も考慮しており、今日の時点では決定に至らず。シビレを切らした大仁田サイドが「殴り込み」を予告したことを受けて、今回の記者会見がセッティングされた。

 有刺鉄線バットを持ち、臨戦態勢で現れた矢口は「貴闘力さんよ。試合形式が全然決まらねえじゃねえかよ。怖いのか?」と凄んで見せたが、大仁田は至って冷静だ。「話し合いに来たんだから、座ろうよ」と矢口を引かせて、貴闘力&初代タイガーマスクと向き合った。

 まず大仁田は「元はと言えば、お前らが2人で俺の悪口、陰口を叩いてそこから始まったんだろ?ちょっと筋道を考えてくれよ」と指摘。大仁田が昨年の9月大会で狼藉を働いたのは、確かにその直前に初代タイガーが行ったリング上のあいさつで、貴闘力と大仁田について話したと明かしたのがキッカケだった。

 とはいえ、それで貴闘力をリンチすることが許されるわけがない。相撲の世界から追われた貴闘力が、一念発起して懸命に経営してきた『焼肉ドラゴ』での無銭飲食に至っては、立派な犯罪だ。大仁田の軽はずみな発言に激怒した貴闘力は、胸倉に掴みかかると、慌てて初代タイガーが止めに入った。話し合いをするはずの会見場は、早くも不穏な空気に包まれる。

 大仁田はここでやっと本題のルール問題に移る。「電流爆破をやるのか?」とあえて挑発的な発言をした大仁田は、会場の都合によりできないと知るや、「じゃあ、何をやるんだ?」と詰め寄った。

 初代タイガーは「何でもやってやろうというのが親方の考え。とにかくお前をぶっ潰すことしか考えてないから」と貴闘力の思いを代弁するが、大仁田がそれでも「ルール」について何度も詰問すると、再び貴闘力が激怒。「この野郎!いいよ、水曜日に来い。めった打ちにしてやるから」と叫んだ。

 「話し合いってこんなもんか?こんなもんで呼んだのか?ケンカじゃないんだから。話し合いに来たんだ。俺らはいい大人なんだから」と不敵な表情を見せた大仁田は、リアルジャパンプロレスの平井丈雅代表に「何でもいいんだな?本当だな?」と何度も確認し、言質を取りに行く。さらに、大仁田は平井代表にしつこく噛み付き、貴闘力を苛立たせた。

 これらは全て大仁田流の仕掛け。貴闘力を執拗に挑発して心理戦を仕掛けているのだろう。そして、「俺らのやり方でやっていいんだな?よし、本当に言ったぞ。聞いたな?事務方、それでガタガタするなよ」とどんな無謀なルールでも押し通せる状況を作ってしまった。これにより、両者がデスマッチで対戦することは避けられない情勢となった。

■勝敗の鍵を握る鈴木みのるの存在

しかし、そんな大仁田の表情が唯一曇ったのが、鈴木みのるの名前が出た場面だ。大仁田が「それから、鈴木みのるって何だよ?」とつぶやくと、それを見逃さなかった初代タイガーが「一番嫌なのか?嫌なのか?怖いのか?」と逆挑発。大仁田は「お前(初代タイガー)が出てくるのが筋だろ?それをなんだ、鈴木みのるって」と言い返すと、すぐに話を切り替えていた。

 会見場を去る直前、大仁田は「プロレスはそう甘くねえぞ。おい、なめんじゃねえぞ」と宣言。ケンカ流をアピールする貴闘力への返答とも言えるこの発言を聞くと、再び一触即発のムードとなり、慌てて初代タイガーと矢口が両者を引き離した。

 「16日はお前の最初で最後(の試合)だよ。ハハハハ!おい、プロレスをなめるなよ」と高笑いを浮かべながら去っていった大仁田。対する貴闘力は憮然とした表情で「いつでも来いって言うんだよ。今でもやったろか?」と吐き捨てるしかなかった。


■貴闘力は相撲で培った張り手でのKOを予告

 完全にスイッチの入ってしまった貴闘力は、希望する試合形式を問われても、「だってもう、ボコボコにすればいいことでしょ?殴ったり、蹴ったりして」と意に返さず。大仁田が得意とする火炎攻撃に関しても「消化器を持ってきておいて」と問題ないことをアピールすると、「俺の張り手で何回病院送りにしてると思う?俺の張り手の強さってわかるでしょ?」と張り手によるKOを予告した。

 コーチであり、参謀役でもある初代タイガーは貴闘力の実力を改めて高く評価すると、「秘密兵器もあります。ただ、大仁田は知らないから言えないですけどね」とニヤリ。大仁田が唯一気にしていた鈴木の存在についても「鈴木選手がいることによって、親方はかなり自由に展開できると思うんで、思う存分、やれることになると思いますね」とプラスに働くであろうと語っていた。

 とはいえ、大仁田流の心理戦を仕掛けて挑発を繰り返した大仁田が、ルール問題でも有利な立場となったのは紛れもない事実。「プロレスを舐めるなよ」という発言の裏には強烈なプライドがあるだけに、当日は“何でもあり”で襲いかかってくるだろう。一両日中にも最終的な試合形式が決定する見込みだが、大仁田は自分たちが最も得意とする、自分たちに最もプラスに働く条件を選ぶのは確実だ。

 これまでは乱闘という形だったが、いよいよ貴闘力はリング上で“邪道”と相対することになる。予測不能の両者の対決。果たして軍配はどちらに上がるのか?


■初代タイガーマスク(冒頭あいさつ)
「プロレスデビューは決まったんですが、いよいよ直前の記者会見ということで。大仁田厚選手側がいろいろと注文を付けてきてこういう記者会見になりましたけども、必ず親方がブッ倒してくれると。本人もそう思ってここまできているわけですが、その遺恨を晴らす試合になりますので、相当な戦いが展開されることになると思います」

■貴闘力
「あと5日ぐらいでデビュー戦なんですけど、とりあえず大仁田をボコボコにすればそれで気持ちいいんで。気合い入れていきますわ。どういう内容になるかさっぱりわからんけど、言われた通り、何でもやるつもりでおるから」

■大仁田厚&矢口壹琅登場後のやりとり
矢口「(有刺鉄線バットを持って登場すると)おい、貴闘力さんよ。試合形式が全然決まんねえじゃねえかよ。こっちは提案してるんだからよ。怖いのか?」
大仁田「いいじゃないか。話し合いに来たんだから、座ろうよ。(着席すると)おい、タイガーさんよ。元はと言えば、お前らが2人で人の悪口、陰口を叩いてそこから始まったんだろ? ちょっと筋道を考えてくれよ。俺が貴闘力さんをやっつけたみたいな報道ばっかりされて。無銭飲食? お前らだろ、人のことをゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャ言ってるのは」
貴闘力「お前、ただ飯を食ったんじゃないのか?(立ち上がって大仁田の胸倉を掴むと)お前、ただ飯を食っただろ?」
大仁田「言い始めたのはお前だろ?」
貴闘力「だってお前が勝手に店に来て、5万も6万も食べやがって」
大仁田「しょうがねえだろ、美味いんだから」
初代タイガー「まあ、今日は…。ここは抑えて(割って入る)」
大仁田「止めようぜ。今日はケンカの場じゃないんだから。マスコミさんよ、事の発端はこいつらが人のことに陰口を叩いて…。(貴闘力が再び掴みかかると)ケンカに来たんじゃねえって言ってるだろうが!」
貴闘力「(有刺鉄線バットを指差し)なんだ、こんなの持って来やがって。叩くんか、ワシを。ケンカしに来てんじゃねえか?」
大仁田「本当にコイツは頭悪いな。マスコミの皆さん、事の発端はこいつらなんだよ。それだけは認識してくれよ」
貴闘力「事の発端って、俺がリング下で見てたら、お前らがイスでオモクソ殴って、俺の背中にヒビが入ったんだろ?」
大仁田「お前が人の悪口を言うからだろ。名に言ってんだ、お前(笑)。そんなことよりタイガーさんよ。貴闘力さんは何でもやるとか言ってんじゃねえか。どうしてくれるんだ?試合ルールはなんだ。電流爆破か?電流爆破をやるのか?何でもやるって言ってんじゃねえか」
初代タイガー「電流爆破は代々木じゃできないから。それは無理」
大仁田「じゃあ、何をやるんだ?」
初代タイガー「何でもいいよ。何でもやってやろうじゃないかというのが親方の考え。とにかくお前をぶっ潰すことしか考えてないから」
大仁田「ぶっ潰すのはいいけど、ルールというものがあるだろ?社会人でもルールはあるだろ?」
初代タイガー「社会的なルールというのはお互い話し合って決めるだろう」
大仁田「焼き肉屋でもメニューがあるだろ?メニューをチョイスするだろ?」
初代タイガー「何でも来いよ。何でも」
貴闘力「(またしても大仁田の胸倉を掴み)なんだよ、この野郎。いいよ、水曜日に来い。めった打ちにしてやるから」
初代タイガー「(止めに入り)ここじゃシャレにならないから。何でも受けるから」
大仁田「話し合いってこんなもんか?こんなもんで呼んだのか?ケンカじゃないんだから。話し合いに来たんだ。俺らはいい大人なんだから。何をやるんだ、何を。(平井代表に対して)ルールは何なんだよ」
矢口「試合形式を今決めろよ。記者を呼んでるんだから」
大仁田「何でもいいのか?」
貴闘力「何でもいいって言ってるだろ?」
大仁田「何でもいいんだな。本当だな」
貴闘力「(平井代表に対し)ちゃんと話をつけろよ。ちゃんと決めろよ」


大仁田「事務方、お前もそうだろ。札幌で火を吐いたのは、リングの上だろ?警察まで来やがってバカ野郎。呼んだのはお前じゃないか?」
貴闘力「ちゃんとルールを決めてやれよ、この野郎」
大仁田{(初代タイガーに対し)警察を呼んだのはお前か?」
初代タイガー「お前があんなに火であぶるからだろ!」
大仁田「フロントがだらしないんだろ?ちゃんと決めろよ。世の中にはルールってものがあるんだよ」
貴闘力「いいから、水曜日を待っとけ。しっかり何でもやってやるから」
大仁田「じゃあ、いいんだな?俺らのやり方でやっていいんだな?」
貴闘力「いつでも来い、この野郎」
大仁田「よし、本当に言ったぞ。聞いたな?事務方、それでガタガタするなよ。後からワーワーワーワー」
貴闘力「ちゃんと決めておけって。お前が決めてねえから悪いんだろ?」
大仁田「おお、いいこと言うじゃない?」
貴闘力「(再び掴みかかって)いいんだよ、この野郎」
大仁田「なんだ、さっきから馬鹿野郎。俺はな、話し合いに来たんだ!てめぇ、この野郎!(俺は)お客さんだ!」
貴闘力「うるせぇ、この野郎。俺も客だよ!」
大仁田「おい、タイガー。ちゃんとしろよ」
初代タイガー「親方、何でもいいの?」
貴闘力「何でもいいよ」
初代タイガー「代々木では変なのはできないけど、代々木で許されることだったら何でもいい。発表しちゃえよ」
平井「何でもどんなルールでも受けます。どんなヤツが来ても、親方が叩きのめします。正々堂々と戦ってもらいます」
大仁田「何が正々堂々だ」
初代タイガー「正々堂々なんて通用しねえよ、こいつらは。今までもそうじゃねえかよ」
大仁田「それから、鈴木みのるって何だよ?」
初代タイガー「一番嫌なのか?嫌なのか?」
大仁田「誰が嫌だって言った?」
初代タイガー「怖いのか?」
大仁田「なんだよ、お前。お前が出てくるのが筋だろ?それをなんだ、鈴木みのるって。」
初代タイガー「怖いのか?」
大仁田「怖いとかそういう問題じゃねえだろ。初めてだからわからないだけだろ?俺たちにもな、やっぱり意地とプライドがあるんだよ、お前。まあ、いいや。(立ち上がると)おい、貴闘力。最後に言っておくけど、何でもありだからな、プロレスは」
貴闘力「9月の借りはしっかり返させてもらうからな」
大仁田「借りはあるのか?」
貴闘力「お前、焼肉はただで食うわ、借りばっかりやないか」
大仁田「だけどよ、プロレスはそう甘くねえぞ。おい、なめんじゃねえぞ」
貴闘力「なに、コラ!」
大仁田「(貴闘力に掴みかかり)なめんじゃねえぞ、この野郎!(初代タイガーたちが止めにはいると)おい、よく聞けよ。16日はお前の最初で最後(の試合)だよ。ハハハハ!おい、プロレスをなめるなよ。自分から何でもいいって言ったんだからな」
貴闘力「いつでも来いって言うんだよ。今でもやったろか?」
初代タイガー「まだいい、まだいい。あと5日!」
大仁田「おい、事務方。何でもいいって聞いたな。タイガーも聞いたな」
初代タイガー「聞いたよ。やるよ、こっちは。覚悟しておけよ」
大仁田「どっちがだよ。顔を洗って待っておけ、貴闘力!(去っていく)」
初代タイガー「(平井代表に対し)親方はそれでいいって言ってるから。その前にこっちが何でもやりたいという感じだから」
貴闘力「早く決めろよ、ちゃんと。パッパパッパな」
初代タイガー「それでOK。もうそれでいこう。前からそのつもりから。こんなこと言ってくるのは百も承知だから。ぶっ飛ばしてやれ。ぶっ潰してやればいい。試合だと最初から思ってないから」

■質疑応答
――貴闘力選手自身がやってみたい試合形式は?
貴闘力「だってもう、ボコボコにすればいいことでしょ?殴ったり、蹴ったりして。変なもん、持ってきて、どうせ凶器持ってやるんだろうから。新弟子の時に毎日精神注入棒で何十発もブチ殴られているんだから、それぐらい全然平気だよ」

――火を使うなど常識を逸した攻撃もあると思うが、それもOK? 貴闘力「(平井代表に対し)消化器を持ってきておいて。全然大丈夫」

――どういう形でぶっ潰したい?やはり張り手?
貴闘力「(大相撲時代)俺の張り手で何回病院送りにしてるの?10人ぐらい病院送りにしてるやろ? みんな病院送りにしてるんだから。俺の張り手の強さってわかるでしょ?」
初代タイガー「今でも受けてみると凄いですよ」

――今挙げられた名前に比べたら、大仁田厚はたいしたことがないと?
初代タイガー「張り手であって張り手じゃないから。問題にならない」

――胸倉をつかみ合って、少しでも大仁田選手の強さや力量は感じた?
貴闘力「何にもないけど。まあ、とりあえず血だらけになるのは覚悟しているよ。ただ、先生と何のために毎日毎日3時間も4時間も練習してきてるんだと。先生もコンディションはいいよね?」
初代タイガー「俺も調子いいです。毎日トレーニングしているし。親方のせいでこっちも引っ張られて。とにかくこっちは楽しみでしょうがない。それとまた秘密のこともありますから。大仁田もビックリすると思う」

――秘密兵器も用意されていると?
初代タイガー「秘密兵器もあります。ただ、大仁田は知らないから言えないですけどね」

――鈴木選手との合体攻撃などは考えている?
貴闘力「そんなのだって、よう考えてみたらわかるじゃん。だって俺、1回もそんなことをやったことねえのにさ、わかるわけないじゃん。ただ相手がいて、ボコボコにすると。合体って意味がわからん」
初代タイガー「鈴木選手がいることによって、親方はかなり自由に展開できると思うんで、思う存分、やれることになると思いますね」
貴闘力「まあ、心強いパートナーですよね。相手に対して」
初代タイガー「合体とかは…。これはケンカなんでね。たぶんそういうのはないかなと。プロレスというより、ケンカになっちゃうような感じがしますね。大仁田はいつもそうだから」

――タッグマッチだが、気持ち的には大仁田選手と1対1だと?
貴闘力「それはそうだよ。1対1でやってくれれば一番いいんだよ。今回タッグだけど」




■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『STRONG STYLE RETURNS PROJECT〜元大相撲関脇 貴闘力プロレスデビュー戦〜』
■日時:4月16日(水)開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:代々木競技場第二体育館



【対戦カード】
<ダブルメインイベント シングルマッチ 60分1本勝負>
初代タイガーマスク vs 齋藤彰俊

<ダブルメインイベント タッグマッチ60分1本勝負>
貴闘力&鈴木みのる vs 大仁田厚&矢口壹琅

<タッグマッチ 60分1本勝負>
藤波辰爾&金原弘光※初参戦 vs 維新力※初参戦&小笠原和彦※初参戦

<レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
スーパー・タイガー vs グレート・タイガー

<6人タッグマッチ 30分1本勝負>
百田光雄※初参戦&折原昌夫&力(ちから)※初参戦 vs グラン浜田&ウルティモ・ドラゴン&間下隼人

<シングルマッチ 30分1本勝負>
タカ・クノウ vs 若翔洋

<タッグマッチ30分1本勝負>
我龍真吾&佐藤光留 vs アレクサンダー大塚&柴田正人

<シングルマッチ 30分1本勝負>
スーパー・ライダー vs X

※出場予定選手は怪我などの理由により変更となる場合があります。

2014-04-11 20:54 この記事だけ表示

リアルジャパン4/16代々木大会で初代タイガーマスクvs齋藤彰俊の一騎打ちが実現!
“虎ハンター”襲名の齋藤は「リミッターを外す」と宣言
真っ向から迎え撃つ初代タイガーは「天命だと思って彼を引き上げたい」と予告!

3日、東京・興義館で初代タイガーマスクが記者会見を開催し、リアルジャパンプロレス『STRONG STYLE RETURNS PROJECT』4/16代々木競技場第二体育館大会において、齋藤彰俊と一騎打ちを行うと発表した。両者にとって初のシングル対決となる。齋藤も会見に同席し、現在の心境を語った。

■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『STRONG STYLE RETURNS PROJECT〜元大相撲関脇 貴闘力プロレスデビュー戦〜』
■日時:4月16日(水)開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:代々木競技場第二体育館





絶好調の初代タイガーが齋藤を指名した理由とは?

  元大相撲関脇・貴闘力のプロレスデビュー戦が決定し、大きな話題を呼んでいる今大会に更なる注目カードが決定した。初代タイガーと齋藤の一騎打ちが決定したのだ。この試合は貴闘力のデビュー戦と並び、ダブルメインイベントとして行われる。

 昨年後半、初代タイガーは満身創痍だった。古傷のヒザは回復傾向にあったが、肋骨の亀裂骨折や梨状筋症候群(座骨神経の疾患)が発覚。12/12後楽園ではグレート・タイガーに担架送りにされてしまった。ここで右足のアキレス腱やじん帯損傷の重傷を負い、新年は欠場生活を余儀なくされた。

 しかし、貴闘力のデビューに向けて、コーチ役としてマンツーマンでプロレスを教えていくうちに、体調も回復。負傷も癒え、現在は近年稀にみるほどコンディションが整っているという。4/16代々木大会はリアルジャパンが全精力を傾けるビッグマッチ。そこでストロングスタイルを体現できる大物と戦いたいと考えた初代タイガーが選んだ対戦相手が齋藤だった。

 両者は昨年の11月3日に大阪・はびきのコロセアムで行われた『チャクリキ ファイティング カーニバル 2013“闘宝伝承〜青柳政司 東久邇宮文化褒賞受賞記念大会〜”』においてタッグで対戦している(初代タイガーはタイガー・シャーク、齋藤は青柳と組んで対戦)。この時に初代タイガーは齋藤の実力を感じたという。

 「私の蹴りを受けられる人間、スピードについてこれる人間。そういった意味でも、齋藤選手を『あっ、この子だ!』と思いました。『今後は定期的にリアルジャパンのリングに上がって、ストロングスタイルを体現できる人間』という風に思いました」と初代タイガー。今後の参戦にまで言及し、大きな期待を示した。

小林邦昭の直系・齋藤は虎ハンター襲名を宣言!

 対する齋藤は「このような試合ができることを大変光栄に思っています。もちろんタイガーマスクには憧れてましたし、プロになってからも尊敬できる憧れの先輩です。その意味で、シングルができるのはプロレスラー冥利に尽きると思います。それは素直な気持ちとして思っています」と感慨深げにコメントしたが、その裏側には当然野望がある。

 「ただ、私がメジャーに乗り込んだ時、一番最初の相手は小林邦昭さんでした。その後、一緒に維震軍で組んでいったこともあるので、虎ハンターの血は引いているつもりでいますので、今度の試合は面白いことになるのかなと自分自身では思っています」と言い放つや、「維震軍にいた時に、狙う側の立場とか、姿勢とか、そういったものは教わっていますので、ハンターになりたいと思っています」と“新・虎ハンター襲名”までぶち上げた。

 齋藤は1992年、青柳らとともに誠心会館の空手家として新日本に殴り込んだ経験を持つ。その動きにいち早く呼応したのが、小林と越中詩郎だった。互いの組織の威信を懸けた抗争を経て両者は意気投合し、その後は反選手会同盟を経て、平成維震軍立ち上げに繋がっていく。当時、齋藤は幾度となく小林から初代タイガーの話を聞いてきたという。そう考えれば、正統な意味で虎ハンターの直系に当たるのだ。

初代タイガーは真っ向から迎え撃つ覚悟

 齋藤の口から永遠のライバル・小林の名前を出されても、初代タイガーの自信は揺るぎない。それどころか、齋藤に対して「遠慮している」と指摘。「彼は殻を破ったら大変な選手になると思いますね。殻を破るためにぶつかってほしい。全てを超越して、ぶつかってきてほしい。そうすると、ことによっては大変な選手になるという運命が待ち受けているんじゃないかと思いますよ」と更なる飛躍を求めると、「天命だと思って、彼を引き上げていきたいなと思いますね」と宣言した。

 齋藤は新日本プロレス、プロレスリング・ノアとメジャー団体のトップ戦線で活躍してきた男。そんな実力者にあえて檄を飛ばしたのは、初代タイガーの期待の表れほかならないが、同時にこの行為は敵に塩を送ることにもなる。それだけに猛攻を受ける可能性が高いが、それも初代タイガーは覚悟の上なのだろう。「遠慮はご免被る」とまで強調していた。

 その言葉を「もし自分が遠慮は無いつもりで行ったのに遠慮と捉えられるのであれば、それはイコール、実力の奥の深さということ。すなわちタイガーマスクの凄さ、素晴らしさじゃないですかね。それならば、自分ももうひとつ殻を破らなければ、大きくならなければならないということですよね」と解釈した齋藤は、「リミッターを外す」と宣言。これまで培ってきた全てを初代タイガーにぶつける構えだ。

 齋藤は通常のプロレスで真っ向勝負を展開するのみならず、様々な顔を持つ。空手家として新日本に乗り込んだ経験の他、新日本マットでドン・フライと異種格闘技戦を行った経験がある。さらに、ノアのクリスマス大会では普段の自分を全てかなぐり捨てて、弾けた特異なキャラクターを披露している。全ての自分を結合させて、初代タイガーに挑むつもりだ。飼っているネコの動きまでも参考にするという齋藤。そのがむしゃらな姿勢こそがこの男の魅力でもある。

 齋藤が最後の相手を務めた故・三沢光晴さんは二代目タイガーマスクとして活動していた時期があり、晩年には初代タイガーとの対戦も実現していた。そんな2人がこのタイミングで対戦することには何とも言えない縁が感じられる。「昔は気付かなかったんですけど、何か自分に物事が起きた時、そのひとつの点を辿っていくと、線になっていて、それがいずれ離れて見ると、実は縁になっていたと。だから、自分自身がやっていることに意味がなかったことはないのかなと思います。これもいろんな意味で、ここでこうなるべきだったと思っていますし、自分の中では運命を感じています」と齋藤。その運命の先にはどんな景色が広がっているのだろうか?それを見届けるために4.16(水)リアルジャパンプロレスのリング集結したい。




リアルジャパン 4/3(木)記者会見全文コメント
(文:村上謙三久)


■初代タイガーマスク
「4月16日の最終的な対戦相手を発表いたします。体の調子が一番いい状態の自分がいるところで、かねてより、この動きを表現できる相手を探していました。これだけ体が動く…最近では稀にないぐらい。怪我から復帰するためにかなりの練習を重ねてきたのが上手くいっています。これだけ動ける時に、動けない相手とやるのはもったいないと。また、ストロングスタイルができる選手を増やしていきたいと思っていました。例えば長井選手とか、アレク選手とか、いろいろいますよね。蹴りもパンチも関節も全てできて、ストロングスタイルができる選手を増やしていきたい。そこで誰がいいのかなと考えた時に、以前大阪で試合をやった斎藤選手が思い浮かびまして。そういえば強かったなと思って。ただすごく僕に遠慮しているんですよね。その遠慮の塊を無くせば、物凄い選手になるなと思いました。その遠慮の塊をここで吹っ切ってやるのが、僕の、今回の試合の目標です。そうすればもっと凄い選手になると思います。あの体重で蹴りも素晴らしいし、よく動くし。チャラチャラしたところはないし、ぜひ最高の試合をしてみたいと思います。とにかく私の体が動くので。貴闘力と練習をしていて、自分も練習を再開しその影響があるかもしれません。近々公開練習も行います。その時、私の動きを見てもらいたいと思います。随分怪我から復活してるなというのを見てもらいたい。そのぐらい今は自信があります。この何年間で久しぶりの動きですよね。これを体現できる相手…例えば私の蹴りを受けられる人間、スピードについてこれる人間。そういった意味でも、齋藤選手を『あっ、この子だ!』と思いました。『今後は定期的にリアルジャパンのリングに上がって、ストロングスタイルを体現できる人間』という風に思いました。今回、重要な16日の試合に、シングルとして抜擢したということです。怪我があったとか、そういう問題ではないぐらい今は動けますので。ただ。遠慮だけは御免被るので、思いきりぶつかってきてほしいという風に思います。凄い選手になると思います」

■齋藤彰俊
「今回、このような試合ができることを大変光栄に思っています。もちろん佐山さん、初代タイガーマスクには憧れてましたし、プロになってからも尊敬できる先輩だなと。そういったところでは、シングルができるのはプロレスラー冥利に尽きかなと。それは素直な気持ちとして思っています。ただ、私がメジャーに乗り込んだ時、一番最初の相手は小林邦昭さんでした。その後、一緒に維震軍で組んでいったこともあるので、虎ハンターの血は引いているつもりでいますので、今度の試合は面白いことになるのかなと自分自身では思っています。維震軍にいた時は、狙う側の立場とか、姿勢とか、そういったものは教わっていますので、ハンターになりたいと思っています」

■初代タイガーマスク(齋藤の話を受けて)
「いい試合をしたいですし、100%動きたいと。怪我して動けなかったことへのジレンマをここで爆発させたいので、それに応えられる選手を選びました。タフで、攻撃力が強くて、タイガーマスクをよく知っている人間だと。その裏には小林邦昭さんがいるということですので、思いっきり動いてみたい。ひとつだけ、やっぱり先輩だと思って遠慮しているところがある。この間、僕が試合をやった時に感じたこと。この選手はすごいいい選手だなと思ったんですけど、遠慮しているというのはわかりますのでね。その遠慮がないように、思いっきり来てもらいたいというのが自分の気持ちです。思いっきり試合をやってみたいというところがあります」

■齋藤彰俊(初代タイガーマスクの話を受けて)
「初代タイガーマスクという素晴らしい、尊敬できる先輩にそのようなお言葉をいただいて。これは遠慮無く、オーバーレグというか、リミッターを外して、ハンターにならさせていただこうと思います。もちろんもうひとりの齋藤彰俊が出られる試合だと思っていますので、これは行かせてもらいます」

■質疑応答
――対戦した時の印象は?

初代タイガー「いい試合だったんですよ。この子とは合うなあと思ってですね」

――斎藤選手はどう感じた?
齋藤「もともとのイメージが高いので、そのままでした。戦いながらワクワクしているところもあったし。自分もまだ発展途上だと思ってますんで、まだまだ第三成長期というか、そんなつもりでいますんで。本当に勉強になるという気持ちで戦いましたね」

――遠慮があるという指摘についてはどう思う?
齋藤「試合の中で自分は結構正面から行くタイプですので。佐山さんがそういう風に感じたのは、逆に佐山さんに奥の深さがあるのかなと、物凄い自信があるのかなと。もし自分が遠慮が無いつもりで行ったのに遠慮と捉えられるのであれば、それはイコール、初代タイガーマスクの素晴らしさじゃないですかね。それならば、自分ももうひとつ殻を破らなければ、大きくならなければならないということですよね。次に戦う時には。そう言った意味では、さらに良いチャンスなのかなと思っています」

――ビッグマッチのダブルメインイベントに据えられた意義をどう感じている?
齋藤「もちろんその中に名前が載ったということ、また選ばれたってことは、自分の中で物凄い意義があると思います。それは紛れもないことだと思いますね」

――初代タイガーマスク選手からはストロングスタイルを担う一角として定期的に参戦してほしいという言葉があったが?
齋藤「スタイル的には自分に合っていると思います。いろんなものに変化はしますけど、もうひとりの齋藤彰俊でいこうかなというところは感じてますね」

――これを発端にして、リアルジャパンの中でも突き進んでいきたいという気持ちはある?
齋藤「自分を出せる場所なのかなという気持ちはありますね。でも、自分には何面もの顔がありますので。それよりも何よりも、この次の試合。ここで全てを出さなければということですね。そんな悠長な気持ちはないので。常に崖っぷち。この世界に入ってからそういうつもりでやっていますので。いつも外様でしたし、ヘタすればいつも切腹する前に解釈されるぐらいの勢いでずっとやってきたので。まずはこの試合ですね」

――斎藤選手と初代タイガーマスク選手の共通点としては、三沢光晴さんの存在がある。何か不思議な縁も感じるが、自分自身ではどう感じている?
齋藤「常に後からふと思った時に、昔は気付かなかったんですけど、何か自分に物事が起きた時に、そのひとつの点を辿っていくと、線になっていて、それがいずれ離れて見ると、実は縁になっていたと。だから、自分自身がやっていることに意味がなかったことはないのかなと思います。これもいろんな意味で、ここでこうなるべきだったと思っていますし、自分の中では運命を感じています。それは紛れもないですね」 初代タイガー「彼は殻を破ったら大変な選手になると思いますね。運命も感じますけど、殻を破るためにぶつかってほしい。全てを超越して、ぶつかってきてほしい。そうすると、ことによっては大変な選手になるという運命が待ち受けているんじゃないかと思いますよ。一発一発に魂がこもっていると思いますから。天命だと思って、彼を引き上げていきたいなと思いますね。そのぐらいのものを持っている選手だということを、4月16日には証明してもらいたい。これが初代タイガーマスクとしての義務でもあるんじゃないかと思います。後ろには小林さんも付いているんだろうし。とにかく今の僕の体の調子を、キープするどころか、もっと調子を上げていって、すごい試合を見せたいと思います」

――リアルジャパンプロレスのビッグマッチで、初代タイガーマスク選手とのシングルマッチというオファーを受けた時の気持ちは?
齋藤「正直、嬉しいという言葉に全てが入っているかというと、日本語というのは難しいんですけど。でも、喜び、充実感、それから先ほど話しましたけど、冥利に尽きると。そういったものが一気に来ましたね、私の中には。それが合わさったような形で。言葉ではなく、心にドンと来た感じですね。先ほど仰ってましたけど、殻を破れと。私の右腕に入っているタトゥーはウロボロス。ヘビは何回も脱皮して、それが永遠であると。そこから無限大になったという。無限大の形である8が好きなので、自分の腕には8のウロボロスが入ってはいるんですけど、そういう意味で何回でも脱皮したいなというのと、そういうことを仰ってくださったというところに、報いるとかではなく、がむしゃらにいきたいと思います。私は追いかける立場なので、行かさせていただきます」

■齋藤彰俊(カコミ取材)
――シングルでは初対決?

「初めてですね。スタイル的には非常にいい形になるのかなと」

――お互いにキックを得意としているが、対戦した時に初代タイガーマスク選手のキックはどうだった?
「鋭いですよね。当たる時のインパクトが。自分はどちらかというと、格闘技をやっている時は押し込むような感じだったんですけど、プロレスに入ってからはちょっとまた違って、パワーを使うようになりましたけど、タイガーマスク選手は当たる瞬間のインパクトが鋭いかなって。パンチでも何でもそうなんですけど、拳であれば拳の重さ×スピードの二乗ということで、当たる瞬間のインパクトが速くて強いほど衝撃はありますので。そういったところではやはりすごいなと。あと、無駄な動きがないですよね。それは思いました。自分はどうしても少しオーバーアクションのところがありますけど、そういう感じではなくて、鋭いキックですね。軌道に無駄がないという」

――どういう作戦で戦う?
「もちろんがむしゃらにとは言っているんですけど、予期しないことがなければ崩せないのかなって。そのあたりを試合前に言ってしまうのはどうなのかなと思うんですけど、いろんなパターンが自分の場合はありますんで。もちろんプロレスラーとしてのところもありますし、かと思えばクリスマスみたいなところもありますし。でも、瞬間的なところではドン・フライとやったような部分もありますし。そういったところで、どっちにどうかと判断できないようなものが出せるのかなと思ってますね」

――猫対虎という部分は?
「同じネコ科ですからね。もともと運動能力は高いんですよ。ネコの話になるとあれなんですけど、犬ほどは臭覚がないって言われているんですが、実は何のタンパク質が入っているかとか、アミノ酸を分類したりとか、そういう鼻はネコが物凄いんですよ。で、寝てたかなと思うんですけど、いきなりジャンプしたりとか、準備運動がいらないとか、そういったところもあります」

――予期せぬ動きができると?
「できると思いますね。寝てるかと思ったらいきなりということもありますし。よくネコパンチなんて言われますけど、私のブログにあるようにネコキックという技もありますし」



――別の一面が見られるかもしれないということだが、今まであった引き出しを開けるのか、それともまったく違う自分になってしまうのか、どっちになる?
「エイリアンと一緒ですよね。口を開けたかと思ったら、もうひとつ出ますから。これだってわかっていたらまたあれじゃないですか。でも、一番最初にクリスマス興行を見た時に、『これでいいのか?』と思った男だったわけですから。『こんなんでいいのか、レスラーは?』みたいに言ってたのに、次の年からはちょっと変わっていたんで、いくらでも変化はできると思うんですよ。変化と言っても変な意味じゃなくて、自分は小さい頃からポリシーというか、自分の信念というか、本質的なものは一切変わってないので。ただ、いろんなことを変化することができるという。優しい時もあれば、そうじゃない時もある。そこは変化できるので。自分の中で満足はいつもしてないんですよ。満足したら終わりなので。成長過程だと思っていますので、いくらでも変化したいと思います」

――40歳を超えても変化すると?
「全然超えてないですね。人間の年齢に例えたら全然。自分は脳を騙しているんで。自分の中で言い訳にしたくないんですよ。何歳だから仕方がないとか、何歳のわりには頑張ってるよねとかじゃなくて、やるかやられるか、だけですもん。ネコだって死ぬことを考えませんから。虎もそうですけどね。死に際になると影に隠れるとか言ってますけど、あれは天敵に狙われないように隠れているだけで、常に生きてやろう、前に行ってやろうという動物ですから。そういった意味では、いろいろとネコに教わっています。これから虎対策もネコに聞いてみようかなと。こうやってにこやかなことを話していて油断させるのもいいかもしれないですし、どれが本当の自分かわからないところで。シャッフルしている状態で、どこでカードを切るか。そのカードが何なのか。常にシャッフルしてますね」

――小林邦昭さんと会う機会は?
「試合会場でお会いしたりとか。いきなりメジャーに乗り込んで行った時、一番最初にやったのは小林さんでしたし。試合が終わった後とはいえ、メインみたいな感じでやって。一番最初を覚えてますけど、東京ドームで挑戦状を読んで、6万人の大ブーイングを浴びてやったわけですから。そこからやっていって、今度は意気投合して同じグループになって。もちろん初代タイガーマスク選手の話は新日本にいた頃ずっと聞いてたものですから。そういった意味合いでは、血を受け継いでいるのかなと思っています。小林さんも不屈の精神を持っていますから。ご病気をされていましたけど、あれだけ体が変わらないのは素晴らしいと思います」

――昔の自分、誠心会館時代の自分を出してみたいと思う?
「自分の場合、進化しているどうのこうの言うんですけど、常に過去に瞬時に戻れるので。いろんな経過はあるんですけど、それで定着なのかというと、そうじゃない時がいろんな試合でも突然出ると思うんですよ。過去にやってきたことは実績であって、それに奢ることはないんですけど、その引き出しを瞬時にどう出すかっていう。まさしくシャッフル状態というか。それができるかなと。昔はアナログだったので、なかなか出しにくかったですけど、最近はピッとボタンを押すだけでパッと出せるようになって。その辺の対応は早いと思います。そこはアナログじゃなく、現代風になってますから」




■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『STRONG STYLE RETURNS PROJECT〜元大相撲関脇 貴闘力プロレスデビュー戦〜』
■日時:4月16日(水)開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:代々木競技場第二体育館



【対戦カード】
<ダブルメインイベント シングルマッチ 60分1本勝負>
初代タイガーマスク vs 齋藤彰俊

<ダブルメインイベント タッグマッチ60分1本勝負>
貴闘力&鈴木みのる vs 大仁田厚&矢口壹琅

<タッグマッチ 60分1本勝負>
藤波辰爾&金原弘光※初参戦 vs 維新力※初参戦&小笠原和彦※初参戦

<レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
スーパー・タイガー vs グレート・タイガー

<6人タッグマッチ 30分1本勝負>
百田光雄※初参戦&折原昌夫&力(ちから)※初参戦 vs グラン浜田&ウルティモ・ドラゴン&間下隼人

<シングルマッチ 30分1本勝負>
タカ・クノウ vs 若翔洋

<タッグマッチ30分1本勝負>
我龍真吾&佐藤光留 vs アレクサンダー大塚&柴田正人

<シングルマッチ 30分1本勝負>
スーパー・ライダー vs X

※出場予定選手は怪我などの理由により変更となる場合があります。

2014-04-04 17:24 この記事だけ表示

リアルジャパンプロレス4/16代々木第二体育館追加対戦カード決定!
金原弘光が初参戦!藤波辰爾との異色コンビで維新力&小笠原和彦と対戦
スーパー・タイガーは因縁のグレート・タイガーと一騎打ち!
百田光雄&“力道山三世”力(ちから)親子がリアルジャパン初出場!

17日、都内・掣圏真陰流神楽坂スタジオでリアルジャパンプロレスが記者会見を行い、4/16国立代々木競技場第二体育館大会『STRONG STYLE RETURNS PROJECT』の追加対戦カードとして、藤波辰爾&金原弘光vs維新力&小笠原和彦、スーパー・タイガーvsグレート・タイガー(レジェンド選手権試合)、百田光雄&折原昌夫&力(ちから)vsグラン浜田&ウルティモ・ドラゴン&間下隼人、タカ・クノウvs若翔洋の4試合を発表した。

■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『STRONG STYLE RETURNS PROJECT〜元大相撲関脇 貴闘力プロレスデビュー戦〜』
■日時:4月16日(水)開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:代々木競技場第二体育館





金原弘光がリアルジャパン初参戦!
<藤波辰爾&金原弘光vs維新力&小笠原和彦>

 大相撲・元関脇の貴闘力がプロレスデビューを果たす今大会。その貴闘力が“世界一性格の悪い男”鈴木みのるとタッグを結成し、大仁田厚&矢口壹琅と対戦することが決定したこともあって、大きな話題を呼んでいる。そんな中、さらに注目カードが4試合追加された。

 藤波&金原vs維新力&小笠原のタッグマッチは、藤波以外の3選手がリアルジャパン初参戦となる注目の一戦だ。

 藤波と金原は1996年7月21日に開催されたWAR両国国技館大会で対戦経験がある(藤波&越中詩郎vs高田延彦&金原)。当時はUWFインターナショナルに所属して金原だったが、団体崩壊後は総合格闘家として活躍。昨年3月に総合格闘技引退後は、単発ながらプロレスの試合に出場してきた。

 会見の席で金原は「今回はずっと憧れていた佐山さんの大会に出場できるのを凄い嬉しく思います」とやや緊張した面持ちでコメント。それでも「23年やっていますが、今回戦う小笠原選手と維新力選手というのは、僕が今まで対戦したことのないタイプなんで、試合では思いっきりガンガン行きたいと思います。凄い楽しみにしています」と力強く語っていた。

 藤波に対して「普段から鍛え上げているので、スタミナとかもありますよね。昭和の小鉄さんの時代にレスラーになった人は、基礎体力が凄いなというか、積み重ねが凄いなと。それが今になってもずっと活きてるんだという感じがしますね」とリスペクトの気持ちを垣間見せた金原は、今から試合が待ちきれない様子。憧れの初代タイガーやレジェンド選手権王者のスーパー・タイガーと戦わせても面白い存在だけに、今回の試合内容いかんによっては今後の活躍が期待できそうだ。

魅力的な維新力&小笠原和彦の相撲×空手越境コンビ

 対する相撲出身の維新力と空手家としての顔を併せ持つ小笠原のコンビも魅力的。2人は対戦経験もあり、コンビネーションでは藤波組よりも有利と言える。さらに、維新力は2010年に2回ほど藤波と対戦経験があるだけに、対策に抜かりはない。

 会見に同席した維新力は「得意の相撲殺法で、金原さんのUWFスタイルとどう絡むのか。自分自身も楽しみにしています。まして小笠原先生という強力なパートナーが控えていますので、心ゆくまで精一杯ファイトして、貴闘力選手のデビュー戦に花を添えたいと思っています」と意気込みを語っていたが、貴闘力という存在もプラスに働くことだろう。現在のリアルジャパンマットでは、元関脇の若翔洋も活躍している。貴闘力は「プロレスは一試合限り」と強調しているが、代々木大会の流れによっては、相撲軍団結成もあながち夢物語ではない。それだけに維新力も気合い十分だ。

 パートナーを務める小笠原は自らのアピールで今回の出場を決めた。2005年8月14日に後楽園ホールで行われた真樹ジム興行で、小笠原は初代タイガーマスクと激突。アームロックで敗れている。この時のことを「アームロックでプロレスの厳しさをわからせていただきました」と振り返った小笠原は、「リアルジャパンの厳しさを僕に当てて欲しいし、また金原選手にも自分はそれをぶつけていきたいと思います。もちろん藤波選手にもよろしくお願いしますと思っています」と熱い気持ちを吐露した。

 早くも激しい感情を見せる3人をベテラン藤波がどう裁くのかも見所。各選手の実力に太鼓判を押した初代タイガーマスクは「我々が次世代の選手に託すような、模範になるような試合をやってもらいたいです。それと同時に、古いファンには“ストロングスタイルをここでまた観ることができた”ということを味わってもらいたいです。リングの中は戦いなんだという気持ちをこの試合で表すことができるでしょうから、ファンの方々にもそれを観に来て欲しいです」と大きな期待感を示した。

スーパー・タイガーが師匠のリベンジに出陣
<スーパー・タイガーvsグレート・タイガー(レジェンド選手権試合)>

 上記した対戦カードが今後を見据えた戦いならば、この組み合わせは前回の因縁を引きずるカードとなる。レジェンド選手権王者S・タイガーにとって4度目の防衛戦の相手は、同じく虎の遺伝子を継ぐG・タイガーに決定した。

 村上和成、タカ・クノウ、青柳政司と難敵を相手に防衛を重ねてきたS・タイガーは、昨年から外敵との対戦を熱望。自らが他団体へ乗り込むことも辞さない覚悟をアピールしてきた。

 そのアピールを受けて少しずつ風向きも変わりつつあるが、そこに突如として現れたのがG・タイガーだ。正体不明のマスクマンとして昨年の12/12後楽園大会でいきなり初代タイガーと対戦。師匠の脇腹を躊躇なく破壊し、担架送りに。この狼藉にいてもたってもいられなかったS・タイガーがリングに飛び込み、両者はにらみ合いを展開していた。

 S・タイガーにとっても師匠の敗北は衝撃的だったという。「初代タイガーマスクをあそこまで追い込んで、実際に勝ち上がったという。その事実は何よりも僕自身ショックだったので」と複雑な心境を告白した。

 G・タイガーは現在まだ2戦しか経験していないが、初代タイガーとの蹴り合いを制し、グラウンド技術でも互角に渡り合うなど、その実力は一級品で、正体は相当な実力者だと考えられる。さらに脅威なのが、他の虎戦士たちと違い、ラフファイトにも順応できる点。その荒々しさには「打・投・極、全てができた上で、ラフファイトも混ぜてくる。実際にリングのだけじゃなくて、油断しちゃいけないのが、休憩中でも突然襲ってくるかもしれない」とS・タイガーも警戒心を募らせていた。

 実際に肌を合わせた初代タイガーは「今回は打撃戦になるかもしれませんが、スーパー・タイガーも打撃で負けないように。より早い蹴り、より早いパンチ、より強い関節技で、スペクタクルのある戦いを見せてもらいたい」とG・タイガーの実力高く評価しつつ、愛弟子にアドバイスを送っていた。

 とはいえ、ここでつまづくようなことがあれば、S・タイガーが描く他団体勢との対戦という青写真はすべて水の泡になってしまう。試合結果だけでなく内容も問われる難しいシチュエーションとなるが、本人は「“リアルジャパンとは何なのか?”というのを代々木体育館という大きな会場で見せて、タカ・クノウ戦に次ぐ、より熱い戦いをできるように。その中で、他団体のプロレスに対してもウチの提唱する“リアルストロングスタイル”とは何なのかを投げかけていきたいです」と力強く断言した。

初代タイガーも期待! “力道山三世”力が新技投入を示唆
<百田光雄&折原昌夫&力vsグラン浜田&ウルティモ・ドラゴン&間下隼人>

 そしてもうひとつの注目カードは、百田&折原&力vs浜田&ウルティモ&間下の6人タッグマッチ。百田&力親子にとっては今回がリアルジャパン初参戦となる。

 昨年の12月16日に開催された『力道山没50年記念興行』でデビューを果たした“力道山三世”力は、これまでで計4試合を経験。まだ戦いに余裕はなく、ただただ懸命に戦うことしかできていないが、初代タイガーはその姿勢を高く評価する。

 「力選手のデビュー戦を僕はリングサイドで観させていただきましたが、一生懸命にやっていた。その一生懸命やっている姿に、力道山先生の姿を見させていただきました」と戦う姿が力道山と被ったという初代タイガーは、「あの試合を観て、“これで良かったのか?”と言っている人たちの目が私は信じられません。リングの中は戦いなんだ。戦いの中で一生懸命やることなんだ。それを力選手が出していたじゃないかって」と指摘。「学芸会みたいなことをやっているような試合ではなかった。その一生懸命さに、百田さんの指導の素晴らしさがあるんではないかと感心して試合を観ていました」と絶賛した。

 初代タイガーがことあるごとに強調してきたプロレスの基本は、「派手な技」ではなく「真っ直ぐな気持ち」。それを愚直に発揮する力は、リアルジャパンにぴったりな選手と言える。

 対戦相手には超一流のルチャ戦士である浜田とウルティモがいる。力は「ルチャリブレ系の選手の方とは試合の経験がないんですが、一試合一試合を勉強と思いまして、相手がどういう動きだろうと、自分のやり方でぶつかっていって、また勉強させていただこうと思います」と不安な気持ちを垣間見せたが、初代タイガーは「ルチャリブレに合わせるなと。戦いに持ち込むしかない」とアドバイス。「力道山先生の空手チョップを思い出していただきたいんですけど、一発一発が必死なんですね。一発一発で殺してやろうと一生懸命やっている。力選手は気合いを入れて打ってましたけど、あの10倍の力が必要であって。10倍の力というか、気合いですね」と更なる激情を叩きつけて欲しいと期待感を示した。

 父・百田からも「一生懸命さが一番大事だと思うので。さっき佐山先生が仰ったように、前向きにガンガン行くところがお客さんに声援してもらえるという部分が絶対あると思うんでね。彼が一生懸命やって、顔を鬼のようにして向かっていくところが、彼には一番大事なのかなと思っています」とエールを受けた力は、新技「セイバーチョップ」の投入を示唆。映画『スターウォーズ』の武器ライトセーバーから名付けられたこの技は、コーナー最上段から放たれる豪快な袈裟斬りチョップで、現在は実戦で磨きを掛けている最中だ。代々木大会で火を噴けば、一気に技の知名度も上がり、力の注目度もさらにアップすることだろう。

 さっそく初代タイガーは「コーナーに上がる時が一番大切だと思いますね」と助言。レジェンドレスラーが多いリアルジャパンマットで、“虎の遺伝子”をはじめ、様々な選手のプロレス観に触れるのは、力にとっても有意義なことになるに違いない。力にとって初のビッグマッチ出場は実りのある戦いになりそうだ。

 さらに、日本屈指のグラップラーvs元相撲取りという異色のカード、タカ・クノウvs若翔洋も決定。すでに発表済みの貴闘力のデビュー戦、我龍真吾&佐藤光留vsアレクサンダー大塚&柴田正人と合わせて6試合のカードが並んだ。残る初代タイガーの対戦相手も気になるところ。春を迎え、暖かい日が増えているが、リアルジャパンマットの熱さは天井知らずで上がりっぱなしだ。




■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『STRONG STYLE RETURNS PROJECT〜元大相撲関脇 貴闘力プロレスデビュー戦〜』
■日時:4月16日(水)開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:代々木競技場第二体育館



【対戦カード】
<タッグマッチ 60分1本勝負>
 藤波辰爾&金原弘光 ※初参戦 vs 維新力※初参戦&小笠原和彦 ※初参戦
<レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
 スーパー・タイガー vs グレート・タイガー
<6人タッグマッチ 30分1本勝負>
 百田光雄※初参戦&折原昌夫&力(ちから) ※初参戦
 vs
 グラン浜田&ウルティモ・ドラゴン&間下隼人
<シングルマッチ 30分1本勝負>
 タカ・クノウ vs 若翔洋
<タッグマッチ60分1本勝負>
 貴闘力&鈴木みのる vs 大仁田厚&矢口壹琅
<タッグマッチ30分1本勝負>
 我龍真吾&佐藤光留vsアレクサンダー大塚&柴田正人

【他出場予定選手】
初代タイガーマスク、スーパー・ライダーほか。

※出場予定選手は怪我などの理由により変更となる場合があります。

2014-03-18 12:48 この記事だけ表示