【注目!日本公演特集コラムVol.4】
超ベビーフェースからスーパーヒールへの大変貌!“世界最大のアスリート”ビッグショーが怖い!

■公演名:『WWE presents スマックダウン・ワールドツアー2012』
■開催日時:2012年8月9日(木)・10日(金)[両日共19時00分開始]
■会 場:両国国技館
■詳細・チケット申込はコチラ!

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 WWEが8月9日(木)&10日(金)、東京・両国国技館(両日とも午後7時開演)で開催する「WWE presents スマックダウン・ワールドツアー2012」に、“世界最大のアスリート”ビッグショーが参戦する。

 身長213センチ、体重200キロのビッグショーが来日するのは、10年、11年につづき3年連続。前回の日本公演では伝説のケビン・ナッシュを相手に時空とブランドを超越した肉弾戦を展開してみせている。もうおなじみの存在だけに、こんどの来日は目新しさに欠けるかもしれないと思いきや、まったくそんなことはない。ここへきて大巨人をめぐるシチュエーションが180度変わってしまったのだ。いままでは超ベビーフェースだったビッグショーが、スーパーヒールへと大変貌。“世界最大のアスリート”にいったいなにが起こったのか。昨年の日本公演から帰国後のPPV12・18「TLC」ではマーク・ヘンリーとのスーパーパワー対決を制し、世界ヘビー級王者に輝いたのだが…。

 異変はその直後に訪れる。同日、いつでもどこでもタイトルに挑戦できる権利を持つダニエル・ブライアンが現れ、マネー・イン・ザ・バンクを行使。ヘンリーとのビッグバトル後でダメージの大きいビッグショーから世界ヘビー級のベルトをかっさらっていったのだ。わずか数分で、ビッグショーは王座から転落してしまった。振り返ってみれば、それが現在に至るすべてのきっかけだったような気がする。

 ブライアンとのタイトル争いで、ビッグショーは王者ブライアンの恋人(当時)AJをアクシデントから失神させてしまう。大巨人の肉体が、軽量のディーバに激突してしまったのだ。ブライアンは「あんな乱暴までしてタイトルが欲しいのか!?」とライバルを罵った。ビッグショーの困惑した表情からは、世界最大のアスリートとしての自信が消えていた…。

 年間最大イベント4・1「レッスルマニア28」では、コーディ・ローデスからインターコンチネンタル王座を奪取したビッグショー。しかしその後のPPV4・29「エクストリーム・ルールズ」での再戦で敗れ、ふたたび無冠に戻ってしまう。さらに5・14のロウではジョン・ローリネイティスGMから解雇を通告された。それ以前に、ステージ上でビッグショーがローリネイティスにぶつかってしまうアクシデントがあった。ローリネイティスも大型ながら、第一線からは退いた身である。AJのときと同様、大巨人の大きな体が仇となったのだ。ビッグショーは涙を流しながら「クビになりたくない」と謝罪した。しかし、時すでに遅し。人事部長兼GMの考えが覆ることはなかった。

 生き残りのため、大巨人は大胆かつ、まさかの行動にでることを決めた。解雇により試合の組まれなかったPPV5・20「オーバー・ザ・リミット」に来場しメインに出現したのだ。ジョン・シナvsローリネイティスの一騎打ちでシナの味方につくと思わせて、ローリネイティスに加担するどんでん返し。久しぶりの試合となった“元ジョニー・エース”ローリネイティスのピンフォール勝ちに大きく貢献したのである。

 これがGMの機嫌を取り、翌日のロウでビッグショーは再雇用された。この瞬間、ビッグショーはWWE入り以来はじめての大ヒールへと正式に変身した。気は優しくて力持ちを地でいく男が、まさかの方向転換である。
「これまでオレは大巨人としてビジネスに徹してきた。WCW時代から全力を発揮することが許されなかった。それは、団体の顔を潰してしまう恐れがあったからだ。しかし今は違う。14年間、トップスターの引き立て役に徹してきたが、これからは真の実力を見せることができる。本来の自分である怒りの大巨人になれるんだ」

 己の巨体をフル活用できるようになったビッグショーは、何人ものWWEスーパースターを手当たり次第に襲撃。その矛先は再び、世界ヘビー級王座へと向けられるようだ。ローリネイティスがPPV6・17「ノー・ウェイ・アウト」でGM職を失ったため、大巨人は「よりいっそう自由に動けるようになった」と豪語。そんななかでの日本公演は、“ニュー”ビッグショーを体感する絶好の機会になるだろう。

 というのも、両日に渡り世界ヘビー級のタイトルに挑戦する予定になっているのだ。9日(木)が王者シェイマスとの一騎打ちで、10日(金)はアルベルト・デル・リオ、ケインを加えてのフェイタル4ウェイマッチ。どちらのカードも爆発した怒りを誇示するには申し分のない顔合わせだ。衝撃の解雇通告から一転、日本公演2DAYSの主役に躍り出る可能性も出てきたのではないか。こんどの日本公演では、怒りのビッグショーがスモーアリーナ(両国)のリングを破壊する!?
(新井 宏)

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【注目!日本公演特集コラムVol.3】
アイルランド初の世界チャンピオンが両国上陸!“グレート・ホワイト”シェイマスがやってくる!

■公演名:『WWE presents スマックダウン・ワールドツアー2012』
■開催日時:2012年8月9日(木)・10日(金)[両日共19時00分開始]
■会 場:両国国技館
■詳細・チケット申込はコチラ!

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 世界最大のプロレス団体WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)がこの夏、大挙して日本にやってくる。8月9日(木)&10日(金)、東京・両国国技館(両日とも午後7時開演)にて開催される「WWE presents スマックダウン・ワールドツアー2012」では、ブランドの最高峰、世界ヘビー級王座をかけたタイトルマッチがおこなわれる予定だ。

 6月17日におこなわれたPPV「ノー・ウェイ・アウト」で世界ヘビー級王座を防衛したのは、WWEにおけるアイルランド人で初のチャンピオン、シェイマスだった。シェイマスは当初、“ドス・カラスJr”アルベルト・デル・リオの挑戦を受ける予定だったが、デル・リオが試合中の脳震盪の影響により大事をとって欠場。急きょおこなわれた次期挑戦者決定フェイタル・フォー・ウェイマッチを勝ち抜いたドルフ・ジグラーを退け、ベルトを守り抜いたのである(デル・リオはその後復帰し、来日には問題ない模様)。

 王者・シェイマスにとって次なる関門は7・15PPV「マネー・イン・ザ・バンク」か。ここを突破すれば、2度の来日ともチャンピオンということになる。初来日は2年前、2010年8月の日本公演だった。このときはロウブランド所属でWWE王者として参戦、ランディ・オートンを相手に、王座防衛に成功している。

 最高峰に位置する2大王座をすでに獲得しているシェイマス。8月の来日もチャンピオンとしての登場となれば、これは快挙である。こんなスーパースターはなかなかいるものではない。では、シェイマスとはいったいどんなレスラーなのか。あまり知られていないデビュー当初の経歴も含め、彼の足跡をたどってみよう。

 シェイマスは2002年5月にアイルランドでデビュー。2004年12月に英国FWAのブリティッシュヘビー級王座に挑戦し、初のタイトルマッチをおこなった。2005年3月には地元の団体IWW(アイリッシュ・ホイップ・レスリング)でインターナショナル・ヘビー級王座を初戴冠。一度転落するものの、かつてWWEに在籍したディーロ・ブラウンから王座を奪回。2007年夏には同王座を返上し、アメリカに渡った。WWEと育成選手契約をかわし、ファーム団体のFCW(フロリダ・チャンピオンシップ・レスリング)で修業を積むことで、WWEスーパースターへの道をめざしたのだ。

 FCWでヘビー級王者となり、WWEのダークマッチにも何度か出場したシェイマスが満を持して1軍デビューを果たしたのが、2009年6月の末だった。当時存在したECWブランドに登場し、ゴールダスト、シェルトン・ベンジャミンらとの抗争で頭角を現すと、同年10月にはロウに登場。あのジョン・シナをターゲットとし、同年12月のPPV「TLC」におけるテーブルマッチで王者を、粉砕、WWE王者となったのである。

その後はオートン、HHHとも抗争を展開。対戦相手からしても、WWEのトップ戦線にいきなり食い込んできたことがわかるだろう。WWE王座は2度獲得し、2010年の「キング・オブ・ザ・リング」で優勝、キング・シェイマスも名乗った。今年1月には30人のなかを勝ち抜き「ロイヤルランブル」での優勝も果たしている。短期間で凄まじいばかりの実績を残しているのだ。

そして迎えた年間最大イベント4・1「レッスルマニア28」ではダニエル・ブライアンを破り、世界ヘビー級王座を奪取。この試合はなんと18秒で決着がついた。これはもちろん、レッスルマニアでのタイトルマッチにおける最短勝利。実績にプラス、レッスルマニア史上に残る記録まで作ったのだ。

以来、シェイマスは世界ヘビー級王座を保持しつづけている。5・20PPV「オーバー・ザ・リミット」では、デル・リオ、オートン、クリス・ジェリコといった強敵を抑え、勝率25%といわれるフェイタル・フォー・ウェイを勝ち抜き王座を死守した。最短時間で奪ったベルトを最長期間保持してみせる。これが現在の目標といったところか。

テーブルマッチでシナを葬ったことからもわかるとおり、シェイマスは大型ラフファイターでもある。身長198センチ、体重123キロの体格は大きな武器。それだけに、外国人ということも重なって、当初はヒールだった。が、WWEを代表するトップスターと闘ううちにベビーフェースとしての帝王学を吸収していく。昨年8月に“ワールド・ストロンゲスト・マン”マーク・ヘンリーと張り合ったのをきっかけに、WWEユニバース(ファン)は大きくて強いシェイマスをヒーローとして崇めるようになった。ベビーフェースに転向すると、スマックダウンの顔的存在にまで上り詰めるまでに人気が上昇したのだ。

必殺技は、ブローグ・キックとホワイトノイズ。ブローグ・キックとはいわゆるバイシクル・キックで、ブローグとはアイルランド地方の訛りのこと。ホワイトノイズは北アイルランド出身のフィンレーが使っていた変形デスバレーボムだから、ケルティック民族としての技の継承か。これらの技にいくシーンは、日本公演においても大きな見せ場となることだろう。

肌の白さからきたニックネームは“グレート・ホワイト(偉大なるシロザメ)。WWE登場から3年、初来日から2年、8月の両国2DAYSは、段階を踏んで巨大化していくシェイマスの存在感を存分に堪能できるチャンスだ。            
(新井 宏)

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【日本公演特集コラムVol.2】

全日本の常連外国人ジョニー・エースから、WWEのGMジョン・ローリネイティスへ!
“凱旋帰国”と“初来日”が注目の同時発生!

■公演名:『WWE presents スマックダウン・ワールドツアー2012』
■開催日時:2012年8月9日(木)・10日(金)[両日共19時00分開始]
■会 場:両国国技館
■詳細・チケット申込はコチラ!

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 8月9日(木)&10日(金)、東京・両国国技館(両日とも午後7時開演)で開催される「WWE presents スマックダウン・ワールドツアー2012」に、ジョン・ローリネイティスの参加が決定した。
 ローリネイティスは、ロウ&スマックダウン、両ブランドのジェネラルマネージャー(GM)。今年4月におこなわれた年間最大イベント「レッスルマニア28」でチーム・ローリネイティスを率い、セオドア・ロングのチーム・ロングを制し両ブランドのGMに正式就任した。そして今回、スマックダウンGMの立場で日本公演に“初来日”することになったのだ。外国人には“スモーアリーナ”として知られる両国国技館でどんな手腕をふるうのか。ローリネイティスの登場は、今回の日本公演における大きな見どころのひとつになっている。ローリネイティスにとって、こんどの来日はある意味“凱旋帰国”になるからだ。

 たとえWWEでのローリネイティスを知らなくても、ジョニー・エースと聞けばピンとくるプロレスファンも多いだろう。ジョニー・エースとは、かつて全日本プロレスで活躍した外国人選手のひとり。スタン・ハンセンと並ぶ、日本育ちの大物外国人レスラーである。その彼が世界最大のプロレス団体WWEを取り仕切るGMとして来日するのだ。どこが変わってなにが変わらないのか、古くからのファンにも見逃せない、ジョニー・エース=ジョン・ローリネイティスの登場である。

 ローリネイティスは1986年にNWAフロリダ地区のFCW(フロリダチャンピオンシップレスリング)でデビューした。80年代を代表する名チーム、ザ・ロードウォリアーズのアニマルを兄に持ち、弟のターミネーターもプロレスラーというレスリングファミリーの出身である。デビュー当初はヒールだったエースだが、シェーン・ダグラスとのダイナミックデューズでアイドル系のタッグチームにキャラチェンジ。弟のターミネーターとも組み、WCWで名を馳せたナスティボーイズとFCWでタッグ王座を巡り争ったこともある。

 初来日は88年8月の全日本プロレスで、その後は日本が主戦場となっていく。小橋建太とのチームで人気を博し、実力も上昇。90年9月と91年7月には小橋&エース組でアジアタッグ王座を奪取した。エースがスティーブ・ウィリアムスとのチームで96年9月に世界タッグ王座を獲得したのだが、小橋とのコンビも復活し、世界タッグ王座戦線にも小橋&エース組で進出した。97年5月には川田利明&田上明組から奪取し第32代王者となると、スティーブ・ウィリアムス&ゲイリー・オブライと組に奪われるも、97年10月に奪回。2度の世界タッグ王座に就いている。その後、99年6月にエースとしてはバート・ガンとのコンビで小橋建太&秋山準組から世界タッグ王座を獲得。同年7月の日本武道館で大森隆男&山善廣のNO FEAR(ノー・フィアー)にタイトルを明け渡すと、2000年には引退し、マットを去った。ちなみに、シングルプレーヤーとしても98年に三冠ヘビー級王座に挑戦している。

 その後はアメリカに戻り、WCWのフロント入り。WCWが崩壊するとWWEに移り、レスラーの発掘、採用を担当するようになった。WWEの副社長でもあり、ビンス・マクマホン会長からの厚い信頼も受けている。

 そして昨年の夏あたりから、ローリネイティスが番組の登場人物としてリングに上がる機会が増えてくる。当初はロウの臨時GMの肩書で、CMパンク、HHH、ケビン・ナッシュらとの絡みを見せた。しだいに権力を増していくと、ロウにとどまらず、今回来日するスマックダウンをも配下におさめることに成功する。現役ではなくとも、事実上のトップはローリネイティス。そう言っても過言ではないだろう。

 そのローリネイティスが、現役でもないのに試合をおこなった。しかもその相手がWWEの看板選手であるジョン・シナ。5月20日におこなわれたPPV「オーバー・ザ・リミット」での出来事である。ブランクが大きいだけに、試合はシナ有利で進んでいった。ところが、最後の最後にきてローリネイティスの権力がモノをいう。数日前に理不尽な理由から解雇したばかりのビッグショーが乱入。ローリネイティスをアシストし、シナのピンフォール負けを現出させたのだ。ビッグショーは再契約のため、ローリネイティス側へ寝返ったのである。この策略により、ローリネイティスの力はますます強大になっていく。ローリネイティスとビッグショーのコネクションが、次回PPV「ノー・ウェイ・アウト」(6月17日)から8月の日本公演にかけて猛威を振るうことは十分にあり得る。この期に及んでジョニー・エース(ジョン・ローリネイティス)が注目の的となるなど、誰も予想できなかった。両国のリング上からローリネイティスが理不尽な振る舞いでジョニー・エース時代の“ピースサイン”を見せるのか。WWEユニバースにも日本のプロレスファンにも、ローリネイティスの動向は見逃せない!            (新井 宏)

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