世界最大のスポーツエンターテインメント団体WWEが8月31日(金)エディオンアリーナ大阪で開催する「WWE LIVE OSAKA」は、WWE2大ブランドのひとつであるロウからスーパースターが大挙登場。
人類最強の女子格闘家ロンダ・ラウジーの初来日をはじめ、現在進行形のロウが体感できる絶好の機会となっている。
それに加え、今回は日本ならではの特別仕様にもなりそうだ。
日本人スーパースターの戸澤陽とカイリ・セインがブランドの垣根を越えて、故郷・日本に凱旋するのである。

戸澤陽はクルーザー級戦線に特化する「205LIVE」の中心人物で、カイリ・セインは「NXT」女子のキーパーソン。
どちらもタイトル争いに絡んでいるだけに、こちらも現在進行形。ともに見逃せない凱旋公演となるだろう。

WWEとの契約からわずか1カ月で凱旋したのが、元ドラゴンゲートの戸澤だった。
2016年12月3日のエディオンアリーナ大阪でWWEスーパースターとしてやってきた戸澤は、契約をかわしてからまだ2試合目という状況ながらも、いきなりNXTタッグ王座に挑戦した。
WWEを知り尽くすTAJIRIとのチームで、ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ組のベルトにチャレンジするという期待値の高い好待遇である。
おしくも王座奪取はならなかったが、新ブランド「205LIVE」を盛り上げたいとの責任感を抱いての来日。
ドラゲー卒業試合をおこなった同じ場所で、気持ちを新たにしたことは想像に難くない。

その証拠に、2度目の凱旋となった17年6月30日&7月1日の両国国技館公演ではWWEクルーザー級王座戦線を直輸入する役割をキチンと果たしてみせた。
しかも、「205LIVE」発足後のブランド初上陸という大事な日本公演。
戸澤はネヴィルが保持していたクルーザー級王座に2日連続で挑戦した(両日ともネヴィルvs戸澤vsオースチン・エイリースのトリプルスレットマッチ)。
日本での戴冠こそ逃したものの、8・14ロウにおいて王者を破りタイトル奪取に成功する、記念すべきWWE初戴冠。
翌日の「205LIVE」では所属ユニット、タイタスワールドワイドによる祝勝会までおこなわれている。

あれから1年、王座はセドリック・アレキサンダーに移動した。戸澤はドリュー・グラックを加えたトリプルスレットで王座奪還をめざす。
試合後即、祝勝会となるのかどうか、3度目の凱旋に期待がかかる。

戸澤が3度目なら、女子スーパースターのカイリ・セインには初めての日本凱旋となる。
スターダムを退団した宝城カイリがWWE入りを発表したのは昨年の日本公演、6・30両国のスクリーンからだった。
WWEとの契約とともに新リングネームがカイリ・セインであることを明らかにすると、初めての試みとなる女子選手によるトーナメント「メイ・ヤング・クラシック」へのエントリーもアナウンス。
そのうえ、世界各国から32人がエントリーしたトーナメントでビッグサプライズの優勝までやってのけたのだ(決勝戦は9月12日に生中継)。

トーナメントではテッサ・ブランチャード、ビアンカ・ベルエアー、ダコタ・カイ、トニー・ストーム、シェイナ・ベイズラーを破り堂々の制覇。
「世界一美しい」と言われるダイビングエルボードロップが事実上初めて世界に轟いたのと同時に、記念すべき第1回大会でカイリ・セインの名前が永遠に刻まれることになったのだ。
この成功から、WWEは第2回大会の開催も決めた。
今年のトーナメントには日本から紫雷イオ(WWE・NXTと契約)、里村明衣子、松本浩代もエントリーされた。カイリ効果と言っていいだろう。

決勝を争ったベイズラーとは現在抗争中。来日前の8・18「NXTテイクオーバー:ブルックリン4」でベイズラーが保持するNXT女子王座にチャレンジする。
ベイズラーはスターダム参戦時、紫雷イオのベルトに挑戦した。
それだけに、カイリには今後同じリングで再会する可能性もあるイオを意識しての闘いともなるだろう。
果たしてカイリは、ベルトを持って初凱旋を飾ることができるのか。大阪での相手はWWE女子のレジェンドとも言えるミッキー・ジェームズ。
それだけに近い将来に期待される昇格を占う試合にもなりそうだ。

戸澤陽、カイリ・セインの凱旋でますます楽しみになった大阪公演。
8月31日、エディオンアリーナ大阪が世界一のWWE空間となる!

(構成・文:新井 宏)


【WWE大阪公演『WWE Live Osaka』対戦カード】

ローマン・レインズ&セス・ロリンズ vs. ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイア
ブラウン・ストローマン vs. バロン・コービン
ロンダ・ラウジー vs. ナイア・ジャックス
※スペシャルレフリー:アレクサ・ブリス
ボビー・ラシュリー vs. アライアス
フィン・ベイラー vs. ジンダー・マハル with スニル・シン
カイリ・セイン vs. ミッキー・ジェームズ
エンバー・ムーン&デイナ・ブルック&ナタリヤ vs. ライオット・スクワッド(ルビー・ライオット&リブ・モーガン&サラ・ローガン)
タイタス・ワールドワイド(タイタス・オニール&アポロ・クルーズ) vs. ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)

<トリプルスレット形式WWEクルーザー級王座戦> [王者] セドリック・アレクサンダー vs. ドリュー・グラック vs. 戸澤陽

その他出場予定:ブレイ・ワイアット、ボビー・ルード、ボー・ダラス、カーティス・アクセル、ベイリー、サーシャ・バンクス

※来日タレント、対戦カードは当日まで変更される場合があります。予めご了承ください
※王者・所属スーパースターは7/31時点のものです


■大会名:WWE Live Osaka
■日時:8月31日(金)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)

チケットの詳細はこちら

2018-08-06 12:45 この記事だけ表示

以下公式サイトより

1カ月後に迫ってきたWWE大阪公演『WWE Live Osaka』(8月31日、エディオンアリーナ大阪)に、『205 LIVE』所属の戸澤陽と、『NXT』所属のカイリ・セインが出場することが決まった。

2016年のNXT公演以来、約2年ぶりの登場となる戸澤陽は、王者セドリック・アレクサンダー、ドリュー・グラックとクルーザー級王座をかけた三つ巴のタイトルマッチに出場する。
関西を本拠地にするプロレス団体『ドラゴンゲート』出身の戸澤だけに大阪凱旋は熱く燃えてくれそうだ。
WWE(NXT)スーパースターとして日本への初凱旋となるカイリは、ベテランのミッキー・ジェームズとのシングルマッチとなり、どれだけの成長ぶりを見せてくれるのか期待がかかる。
大阪公演にはすでに発表されている(WWEスーパースターとして)初来日のロンダ・ラウジーや、日本でも活躍したフィン・ベイラーが凱旋する他、ローマン・レインズ&セス・ロリンズ、さらに“巨獣”ブラウン・ストローマンなど、今年のWWE大阪公演には注目のスーパースターたちが多数登場します。
もう間もなくとなったWWE大阪公演『WWE Live Osaka』。
戸澤、カイリという日本人スーパースター参戦も決まっただけに、まだチケットを購入していないユニバースは急いで手に入れよう!

【WWE大阪公演『WWE Live Osaka』対戦カード】
開催日:2018年8月31日(金)開場18:00、開演19:00
開催地:エディオンアリーナ大阪(大阪府大阪市浪速区難波中3-4-36)

ローマン・レインズ&セス・ロリンズ vs. ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイア
ブラウン・ストローマン vs. バロン・コービン
ロンダ・ラウジー vs. ナイア・ジャックス
※スペシャルレフリー:アレクサ・ブリス
ボビー・ラシュリー vs. アライアス
フィン・ベイラー vs. ジンダー・マハル with スニル・シン
カイリ・セイン vs. ミッキー・ジェームズ
エンバー・ムーン&デイナ・ブルック&ナタリヤ vs. ライオット・スクワッド(ルビー・ライオット&リブ・モーガン&サラ・ローガン)
タイタス・ワールドワイド(タイタス・オニール&アポロ・クルーズ) vs. ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)

<トリプルスレット形式WWEクルーザー級王座戦> [王者] セドリック・アレクサンダー vs. ドリュー・グラック vs. 戸澤陽

その他出場予定:ブレイ・ワイアット、ボビー・ルード、ボー・ダラス、カーティス・アクセル、ベイリー、サーシャ・バンクス

※来日タレント、対戦カードは当日まで変更される場合があります。予めご了承ください
※王者・所属スーパースターは7/31時点のものです


■大会名:WWE Live Osaka
■日時:8月31日(金)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)

チケットの詳細はこちら

2018-08-01 20:09 この記事だけ表示

“ローマン帝国の主”ローマン・レインズが頂点に最も近い男なら、“ミスター・マネー・イン・ザ・バンク”ブラウン・ストローマンは頂点への最短距離にいる男なのだろう。
WWEユニバーサル王者は本稿執筆時点(7月20日)でブロック・レスナー(8・19PPV「サマースラム」で防衛戦)だが、次期王者候補筆頭として挙げられるのが、この2人。レインズが数年かけてWWEがプッシュする実力派スーパースターで、ストローマンは身長2メートル3センチ、体重175キロという怪力モンスター。
しかも今年のマネー・イン・ザ・バンクで勝利し、いつでもどこでも王座に挑戦できる権利を保有しているのである。

WWEが8月31日(金)エディオンアリーナ大阪で開催する「WWE LIVE OSAKA」には、レインズとともにこのストローマンもやってくる。
しかもデビュー以来、WWE関連の試合にしか登場していない純血スーパースターの初来日。
そのベールがいよいよ大阪で剥がされることになるのだ。

ストローマンはパワーリフティング出身で、2013年5月に29歳でWWEとディベロップメンタル契約をかわした。
初マットは14年5月26日、ノックスビルでのロウだった。しかし試合ではなく、アダム・ローズ率いるローズ・バズのメンバーとしての出演。
デビュー戦は同年12月、NXTにおけるチャド・ゲイブルとのシングルマッチだった。

15年8月24日、ロウのニューヨーク公演でWWE初昇格。
ローマン・レインズ&ディーン・アンブローズ組vsブレイ・ワイアット&ルーク・ハーパー組の試合中に黒い羊のマスクを被った大男が出現し、ワイアット・ファミリーの新メンバーとしてブラウン・ストローマンを名乗ったのである。
翌週、アンブローズとのシングルマッチでロウ・デビューを飾ると、9・20「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でレインズ&アンブローズ&クリス・ジェリコ組とワイアット・ファミリーが6人タッグマッチで対戦。
ファン乱入のアクシデントもあったが勝利を飾り、ファミリーの新戦力として一気に頭角を現したが、16年7月のドラフトによりファミリーは分裂、その後はシングルプレーヤーとして闘うことになった。
サミ・ゼインとの抗争後、翌年にはふたたびレインズに牙を剥く。
4月10日、バックステージでレインズを襲撃し、救急車に押し込むと、その車を自力で横転させたのだ。
有り余るパワーはビッグショーとの一戦でも遺憾なく発揮される。
4・17コロンバスでの一騎打ちでは、ド迫力の肉弾戦からリングが崩壊。
これは03年6月のブロック・レスナーvsビッグショー以来、2度目の衝撃だった。

ストローマンに負傷させられたレインズはカムバックすると反撃に出た。
ストローマンはかねてから痛めていた腕を狙われて負傷し、欠場へ。
それでも予想をはるかに上回るスピードで復帰すると、7・9「グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー」でアンビュランス(救急車)マッチを敢行。
相手をKOし救急車に乗せるまで勝ち名乗りを受けられない過酷な闘いは、ストローマンが勝利。
しかし試合後、救急車からレインズが復活しストローマンを乗せると自分で運転、駐車場でトラックに激突させ、重傷を負わせたのである。

ところがそのわずか8日後、レインズvsサモア・ジョーのユニバーサル王座次期挑戦者決定戦に乱入し2人を攻撃、リング上に大の字にしてみせる。
8・20「サマースラム」、王者レスナーにレインズ、ジョー、そしてストローマンが挑戦するフェイタル4ウェイ形式でユニバーサル王座に挑戦。
レスナーを実況席にパワースラムで2度叩きつけるなど大暴れするも、最後はレスナーがレインズをフォールしたことでタイトル奪取はならなかった。

9・24「ノー・マーシー」ではレスナーとの一騎打ちを実現させるが、ここでもベルトには届かず。
しかし今年1月には乱闘中のレスナーとケインを襲撃、2人をセットの下敷きにしてしまった。
この大暴走からカート・アングルGMは解雇を通告するのだが、ケインからの共闘要請を拒否し、1・15サンアントニオでは中継車を横転させる大暴れ。
さらなる大暴走に身の危険を感じたか、ステファニー・マクマホンは解雇を撤回、ストローマンをなだめることになんとか成功した。

1・28「ロイヤルランブル」でもベルトを逃したストローマンは一時方向転換。
4・8「レッスルマニア34」ではパートナー不在のままロウタッグ王座戦に出場すると、なんと観客のなかから10歳のニコラス君を大抜擢。
事実上ひとりで闘い、シェイマス&セザーロのザ・バーから王座奪取に成功した。
が、翌日にはニコラス君の学業優先で王座返上、WWE史に残る珍記録を演出した。

小休止していた怪物性は史上初めてサウジアラビアで開催された「グレーテスト・ロイヤルランブル」で復活する。
メインの50人参加ランブルマッチで15名を排除し優勝したのだ。
そして、各ブランドから4名が選抜された8人参加の6・17マネー戦ラダーマッチを制し、タイトル挑戦権を獲得。
大阪公演までに行使するかはわからないが、ここまでの暴れっぷりや過去の権利者の行使による奪取率をみれば、誰が王者であろうと最短距離にいることは間違いない。
どんな状況でやってきたとしても、大阪公演のストローマンは必見なのだ。

(構成・文:新井 宏)


■大会名:WWE Live Osaka
■日時:8月31日(金)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)

チケットの詳細はこちら

2018-07-25 17:08 この記事だけ表示