■大会名:UFC JAPAN 2013
■開催日時:3/3(日)
■会場:さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)
>>詳細・チケット申込はコチラ!


(構成・文:長谷川亮)

■UFC=究極格闘技
 今年も3月3日、さいたまスーパーアリーナに世界最強最大の格闘技団体「UFC」がやってくる。UFCは1993年11月にアメリカ・コロラド州デンバーで第1回大会が開催された「Ultimate Fighting Championship」の略称で、直訳するなら“究極格闘選手権”。“究極”の名の通り、パンチ・キック・ヒジにヒザ、投げ技・絞め技・関節技と、あらゆる攻撃が許された総合格闘技だ。試合は見慣れた四角いリングではなく、「オクタゴン」と呼ばれる八角形の金網の中で行われ、逃げ場のない1対1、男と男の決闘が現在世界的な人気を博している。


■世界中から集まる格闘の猛者たち
 今年はUFCが誕生して20年となるアニバーサリーイヤー。活躍する選手たちもアメリカをはじめ、格闘技強国ブラジル、ヨーロッパ、オセアニア、そして日本・韓国といったアジア勢とワールドワイドな広がりを見せており、その人気は落ち着くどころか依然上昇中。日本には昨年2月、同じくさいたまスーパーアリーナで行われ、ソールドアウトとなった大会以来の上陸で、コアな格闘技ファンはもちろん、一般層にもすでに大きな話題となっている。
 そんなUFCの魅力は一体どこにあるのだろうか。選手たちは世界中から集まってくるのはもちろん、空手・柔道・ボクシング・レスリング・キックボクシング・柔術、はては街のケンカ(!)と、様々な格闘技をバックボーンとする。世界中から腕自慢、あらゆる格闘技の猛者たちが集結して一番を決する――まさにマンガや映画、ゲームの世界を地で行く世界だ。


■“格闘王”“世界最強”を決する世界
 しかし、たとえある格闘技の達人であろうと、20年の間で日進月歩の進化を続けてきたUFCにおいては生き残ることができない。打撃、組み技、そして寝技と、あらゆる技術を兼ね備えた格闘全体のスペシャリストでなければ、過酷なUFCの頂点を極めることはできない。それがUFCが“究極格闘選手権”と名付けられたゆえんである。選手は王者となるために、格闘のオールラウンダーたることを求められるのだ。
 動物界の頂点に立つライオンは“百獣の王”、陸上十種競技の勝者は“キング・オブ・アスリート”と呼ばれ称えられるが、“究極格闘選手権”UFCの頂点に立つ選手は、まさに格闘技の王というべき存在。かつてPRIDE王者時代にエメリヤーエンコ・ヒョードルは“60億分の1の男”としてその強さを称えられたが、その世界観を継承し、「誰が一番強いのか?」という、人類創始以来尽きることのなかった疑問に最大級の回答を与えているのがUFCであるのだ。


■日本格闘技の聖地・さいたまスーパーアリーナ
 そんな決戦の場となるのが、日本格闘技界の聖地・さいたまスーパーアリーナ。前述のPRIDEはもちろん、K-1やボクシング世界戦、開催10年を超えすでに風物詩として定着している大晦日格闘技大会の舞台でもあり、これまで格闘技の観戦経験がない人でも、会場に漂う熱気と緊張感が入り交じった独特の雰囲気は、日常にない刺激的なものとして響くに違いない。
 TVでもその面白さが減じることはないが、格闘技観戦の醍醐味は何といっても会場でのライブ観戦。きらびやかなライティングに照らされ暗闇に浮かぶオクタゴン(金網)、ファンの中を縫い入場の花道を決戦の場へ向かう選手たち、静寂が一瞬にして大歓声へ変わるノックアウト、歓喜あるいは涙の勝利――エキサイティングでスペクタクル、そして大いにエモーショナル。スポーツ観戦で得られる興奮・感動をUFCで体感できること請け合いだ。


■日本ゆかりのファイターたちが大挙出場
 日本大会1週間前に行われる「UFC157」(アメリカ・カリフォルニア州アナハイム)では遂に女子部門もスタートと、ますます拡大、盛況なUFC。今回の日本大会では“ミスターPRIDE”と呼ばれた絶対王者ヴァンダレイ・シウバがメインを飾り、K-1王者“サモアの怪人”マーク・ハント、そして日本からは“天下無双の火の玉ボーイ”五味隆典、“日本のエース”岡見勇信らも出場する。1年ぶりの上陸、心に深く刻まれるだろう戦いを見逃す手はないだろう。

 次回、特集コラム第2弾は、世界最高峰UFCへ挑む“六人のサムライ(日本人選手)”がを紹介する!



■大会名:UFC JAPAN 2013
■開催日時:3/3(日)
■会場:さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)
>>詳細・チケット申込はコチラ!

【予定対戦カード】
ヴァンダレイ・シウバ vs. ブライアン・スタン
マーク・ハント vs. ステファン・ストルーブ
五味隆典 vs. ディエゴ・サンチェス
岡見勇信 vs. ヘクター・ロンバート
廣田瑞人 vs. ハニ・ヤヒーラ
キム・ドンヒョン vs. シアー・バハドゥルザダ
福田力 vs. ブラッド・タヴァレス
水垣偉弥 vs. ブライアン・キャラウェイ
クリスチアーノ・マルセロ vs. 徳留一樹
※対戦カードは変更になることがございます。

2013-02-08 16:00 この記事だけ表示
【UFC JAPAN特集コラムVOL.5】
UFC JAPAN日本大会間近!直前見所特集!
(構成・文:高須基一朗)

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■大会名:UFC JAPAN
■開催日時:02月26日(日)10時00分開始
■会場:さいたまスーパーアリーナ
★大会詳細とチケット申込みはコチラ!


UFC日本大会まで、いよいよ一週間を切りました。できる限りマニアックな説明にせず、万人に伝わるように各試合の見所をお伝えしていきます。

まずはやはり、本大会でメーンカードのライト級(70.3KG)タイトルマッチの試合。

同階級で向かうところ敵なしの現チャンピオンのフランク・エドガーが出場する。

まずは、このエドガーの強さを伝えたいと思う。

UFCで、それまで絶対王者として君臨し続けていたB.Jペンを二試合連続して倒した男が、このフランク・エドガーだ。そしてライト級政権交代をするや、世界にその名を轟かせた。

総合格闘家の教材と言えるほどに精神的な強さと粘りを持ち、試合前半で劣勢だったりしても、後半で巻き返す。逆転勝ちの展開が多く、名勝負製造機の異名すら持つ。決して打たれ強いわけではないので、パンチでダウンするのだが、すぐに立ち上がり回復してしまうのも彼の持ち味だろう。プロ格闘家ならば、誰もが彼のようなメンタルの強さを持ちたいと思うはずだ。現在、タイトルマッチ防衛戦を3度成功させ、本大会が4度目の防衛戦となる。

対するベン・ヘンダーソンだが、こちらもUFCライト級戦線において強豪中の強豪。

父親が黒人で母親が韓国人であり、どことなくアジア人ぽいので、日本人には親近感
が沸く顔立ちだといえるだろう。

ヘンダーソンは今現在15勝2敗であり、UFC参戦以降の過去3試合は全て勝利して
いて、ノリにのっているファイターである。ヘンダーソンの武器は、やはりフロントチョークスリーパーなど首を中心に攻める決め手の強さだ。一度、首を掴んだら相手がタップするまで離さない。その類まれな器用さで、ここ数試合は打撃の上手さも際立ってきている。

エドガー30歳、ヘンダーソン28歳と年齢を考えると今が格闘家として心身共に充実した二人ともいえる。故に調子のピークが最高潮の今の時期にこの二人が相見えて戦うのを、この日本大会において生で観ることができるなんて、こんな贅沢な事は無いだろう。

名勝負製造機エドガーが、本試合でも会場を沸かす試合を観せてくれる事は間違いないだろう。


その他、メーンカードとして発表されているのが、

Jackson vs Bader

Hunt vs Kongo

Akiyama vs Shields

Okami vs Boetsch

Hioki vs Palaszewski

Pettis vs Lauzon


エドガーとヘンダーソンの試合を含めて7試合が、全世界にPPVとして放送される予定である。

特に注目したいのが、日本人、岡見勇信選手(ミドル級)、秋山成勲選手(ウェルター級)、日沖発選手(フェザー級)が出場する3試合。

岡見選手は、前回のUFCでミドル級タイトルマッチ世界戦でアンデウソン・シウバと戦うも敗戦。再びUFC世界チャンピオンを目指して再出発となる一戦。対戦するティム・ブティッシュ選手だが、試合展開は地味ながら本大会までに2戦連続で勝ち星を重ねてきている苦労人。UFCファイターに弱い選手などは存在するよしも無く、岡見選手にとって決して侮れない選手である。注目すべき点は、同階級においても外国人に引けを取らないほどに長い手足を持つ岡見選手が、その長い手足を巧みに操り、相手選手に攻撃を全くさせない試合展開だ。正直言って、玄人好みで素人にはわかりにくいかもしれないが、試合巧者として常に相手選手をコントロールしている姿を楽しんでもらいたいものだ。


続いて、ミドル級からウェルター級へ階級を落として、UFCへ再挑戦することを決意し
ての試合となる秋山成勲選手。

こちらは、岡見選手とは違い、屈強な外国人選手を相手に真っ向から力と力で勝負する“剛”のファイターである。見た目のルックス通りに、試合もド派手。やるか、やられるかの超攻撃型スタイルは、観ていてスリリングであり大いに会場を盛り上げてくれることだろう。
勝負論にこだわるプロ格闘家の意地というものを観てもらいたい。

ちなみに対戦するジェイク・シールズだが、これまた非常に強豪である。修斗、ストライクフォース、Elite XCでチャンピオンに上り詰め、輝かしい実績の持ち主だ。故に、秋山選手にとっては、これまで戦ってきたファイター達と比べても上位ベスト3に入る難敵と言えるだろう。それでも、これまでどおり臆することなく勝負にいってほしい。


フェザー級では、日沖発選手がバート・パラジェンスキーと戦う。パラジェスキーは格闘技を初めて10年のキャリアを持つファイター。ただ、日沖選手も実は今年でプロデビュー以降10年目の節目となる。故に、両者共に試合の運び方を熟知しているファイターともいえる。パラジェスキーはとにかく突っ込んでくる。それを日沖選手が、どのように捌いて寝技に引き込み一本を取ることができるのかが見所となるのだろう。


これ以外のPrelimsカードは

Gomi vs Mitsuoka

Yamamoto vs Lee

Fukuda vs Cantwell

Mizugaki vs Cariaso

Zhang vs Tamura

どれも楽しみな試合でならないが、やはり会場へ足を運んで、生UFCを観なければ、この面白さを全て伝えきれない気もする。

まだチケットを購入していない格闘技ファンも、ファンでない人も、是非、今すぐチケット購入して、会場へ行って欲しいものである。絶対に満足できる一日を過ごせるはずだ!!

そして一生忘れられない一日になることは、間違いないだろう!

【UFC JAPAN特集コラムVOL.4】
日本の総合格闘技ルールとUFCルール、採点法の違いについて、他。
(構成・文:高須基一朗)

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■大会名:UFC JAPAN
■開催日時:02月26日(日)10時00分開始
■会場:さいたまスーパーアリーナ
★大会詳細とチケット申込みはコチラ!


第4回目のコラムでは、日本の総合格闘技イベントとUFCのルールや採点基準の違い。
さらに格闘技の聖地さいたまスーパーアリーナ開催について記述していきたい。

前コラムでも少し触れているが何といっても日本の総合格闘技とUFCの違いは戦う場所がリングと金網であるということだ。日本で人気の総合格闘技イベントは現在ではDREAMや修斗、さらにDEEPとなる。ともにリングサイズは一辺が6m〜7m前後が主となるが、それと比較し、UFCで採用されている金網8角形のオクタゴンは直径が9mとなる。故に日本のリングに比べると極めて大きい。これが日本人選手にとっては非常に厄介な代物であると思われる。

日本人ファイターのほとんどが、UFCオクタゴンよりも、小さいリングで戦うことに慣れており、UFCに参戦するという事は、まず最初にオクタゴンに適応することが必要となる。また、日本の総合格闘技ではリングの際側には、リング外へ落ちないように防止するためにロープが使われている。試合中の攻防でロープ際に選手同士が移動すると、リング外へ落ちるという危険性を回避するために試合が一時的に止められて、リング中央への移動をレフェリーによって促される。そして同ポジションから、試合がリスタートする。UFCは対照的に金網の際側での攻防が相手選手を追い詰めた展開と解釈されている。故に中央での戦いよりも金網際での戦いが決着を左右する展望が多い。また、日本と決定的に違うのが、その金網際での戦いをレフェリーが止めないということだろう。金網側で逃げ道がなくなると、片方の選手が失神、タップアウトするまで試合が続く。追い詰められた選手が、ひと呼吸落ち着くための時間は無く、選手同士が納得できる状況まで戦いきるという展開になる。


また、試合の勝敗を分ける採点基準も日本の事情とは異なる。基本的な採点方法は日本の他格闘技イベントと類似しており、3人のジャッジがリングサイドから観察し、各ラウンドごとに優劣を付け、10ポイントから減点方式を採用。採点ポイントは有効な打撃、寝技での優越、試合の主導権 テイクダウンの回数等が主だ。そして、最終的に試合後、3人のジャッジの採点を集計して勝敗を決定している。

ただし、打撃においては手数が多いほうが日本では優位とみなされたりするが、UFCでは的確に有効打を与えている事に重きを置いていたりする。人間が人間の試合を判定しているので、試合によっては、判定基準が曖昧で違和感もあったりするが、それでもやはり納得のいく判定が多い。また、試合後は運営のコミッションから、選手に支払われたファイトマネーが一般公開されるというのが日本とアメリカでは大きく違う。故に、活躍次第で払われる金額に変動があり、選手の試合に対するモチベーションへとつながっている。


そして、極めつけの決定的違いは厳重な薬物使用検査があるという事だ。UFCのコミッションでは、1ヶ月近く前からメディカルチェックがある。また、日本の薬剤の風邪薬等でも違反行為に引っかるようなこともあるので、日本人選手は薬の服用には細心の注意を怠ってはいけない。危険なルールに厳しいメディカルチェック。世界最高の格闘技イベントを提供するためには、最高峰のサポートがあって初めて成り立つ。最高の人材と最高の選手がいるからこそ、この協議が成立していると言えるのではないだろうか!

話は変わるが、本大会「UFC JAPAN」の開催場所は総合格闘技イベントの聖地と呼ばれる
「さいたまスーパーアリーナ」だ。有名アーティストやファッションショー等、1万人以上(〜数万人)の規模のイベントを開催できる関東圏では、知名度抜群な場所だ。昨年の東日本大震災の際には、東北地方の被災した方々の、一時避難地として指定され、5000人ほどの人が避難場所にしていたという。この場所こそが、日本格闘技の歴史を作り上げてきた。格闘技の神様というのが本当に存在するのでは!?と思うほどに数々の名勝負が生まれている。

聖地と呼ばれるこの場所だからこそ、間違いなく2月26日にも記憶に残る名勝負が
生まれることだろう! 大会が待ち遠しい!