■大会名:UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015
■日時:9/27(日) 開場8:00/試合開始9:00(予定)/メインカード開始11:00
■会場:さいたまスーパーアリーナ


いよいよ今週末開催でカウントダウンに入った『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015』(9月27日、さいたまスーパーアリーナ)。出場者の変更、試合中止といった事態もあり、大会は全10試合で行われることとなった。大会を前に一足早く盛り上がりを見せる前日26日の公開計量など、大会直前情報をお届けする。

●ゲガール・ムサシvsユライア・ホール
 まず変更があったのはセミファイナルのゲガール・ムサシvsホアン・カルネイロ。打撃のムサシと寝技のカルネイロと見られた一戦だが、カルネイロが負傷により欠場。替わりにジャマイカ出身、身長182pで爆発的打撃を持つユライア・ホールがムサシと対戦することとなった。

 ユライアは選手たちが合宿生活を送りながら戦いを繰り広げ、UFCとの契約を目指す人気番組「The Ultimate Fighter」(TUF)シーズン17(13年1月スタート)に参加。番組内で行われたミドル級トーナメントでは1回戦・2回戦・準決勝といずれもKOで勝ち進み(上段後ろ回し蹴りによるインパクト大なKOもあった)、決勝こそ2-1の僅差判定で敗れたが、コーチとなったチェール・ソネンをして「今すぐアンデウソン・シウバ(※当時のミドル級王者)に挑戦すべき」と言わしめた。

 ホールはTUFでの戦いが評価され、13年8月からUFCに参戦を開始。これまで4勝を上げ、うち3つをTKOで勝利と、威力と破壊力ある打撃を存分に見せつけている。日本でK-1ルール戦に挑み、武蔵・京太郎とヘビー級の雄2人を下しているムサシとは“触れれば切れる”とばかり、開始から凝視が必須の一戦になりそうだ。

●KID欠場で試合が消滅
 マット・ホーバーとの対戦で12年2月以来、3年7ヵ月ぶりの日本大会出場が期待された山本“KID”徳郁だが、両者負傷により試合が中止に。KIDは試合を間近にした練習でミット打ちを行った際左足のふくらはぎに肉離れを起こしたため試合出場不可となり、これにより今大会は午前8時開場で午前9時に第1試合開始、全10試合で行われることとなった。残念ながら欠場となったKIDだが、自身のInstagramでは同門の堀口恭司、練習で交流を持つ石原夜叉坊にエールを送っている。

●感情移入必至のメインイベント:ジョシュvsネルソン
 大会を締めるメインイベントを担うのはジョシュ・バーネットとロイ・ネルソンのヘビー級対決。テレビ番組「Road to UFC JAPAN」はUFCを目指す日本人選手の奮闘・人生模様にスポットを当てた内容であったが、同時にコーチとして彼らを指導するジョシュとネルソンの人柄も浮き彫りとなる形に。

「武術の基本は生涯生徒であること、武術の心とは人生を楽しみ感謝して、自分が接してもらいたいよう人に接すること」

「格闘家なら思うだけじゃなく行動するんだ」

「俺達はスーパーヒーローを演じるという人生を選んだんだ」

 と、ネルソンが名言を連発すれば、ジョシュもDJ.taikiとお揃いのハッピに身を包み、訪れた夜叉坊の実家では亡きお父さんの話を聞いて涙を拭いと、選手に寄り添う名コーチぶりを発揮。これまでも親日ぶりが知られた2人だが、番組を通じてよりその人となりに触れたことで、応援・観戦にも一層力が入るだろう。PRIDE3強のうちミルコとノゲイラを降しているKOパンチャー・ネルソンか、世界一とも思われるグラウンドでの極めを持つジョシュか。

●直前イベントも大会同様アツい!
 大会に合わせては出場選手だけでなく、フライ級で7度の防衛を成し遂げ“絶対王者”ぶりを見せつけるデメトリアス・ジョンソンをはじめとしたゲストファイターも来日。大会を前にした会見などでサイン・写真撮影会が予定されている。

 また、大会前日の26日には全選手参加による公開計量もさいたまスーパーアリーナにて実施。会場の空気をいち早く体感することができるのはもちろん、こちらの鼓動を高める大音量のBGMに乗り、選手が続々計量を行っていく様は、大会当日とはまた違った高揚感があり大会と合わせての参加をお勧めしたい。

 ともによきコーチぶりを見せたジョシュとネルソン、対決の行方は? 廣田と夜叉坊、UFC本契約を勝ち取るのは? そして日本選手は7試合で勝ち越しなるか。――決戦は27日・日曜、さいたまスーパーアリーナで午前9時開戦となる。

(取材・文:長谷川亮)




【対戦カード】

■メインカード
<ヘビー級>
ジョシュ・バーネット vs ロイ・ネルソン
<ミドル級>
ゲガール・ムサシ vs ユライア・ホール
<フライ級>
堀口恭司 vs チコ・ケイミュス
<バンタム級>
水垣偉弥 vs ジョージ・ループ
<フェザー級>
菊野克紀 vs ディエゴ・ブランダオン
<フェザー級>
廣田瑞人 vs 石原輝仁

■UFC FIGHT PASS
<ウェルター級>
中村圭太 vs リー・ジンリャン
<ライト級>
ニック・ハイン vs 粕谷優介
<ライト級>
小谷直之 vs ケイジャン・ジョンソン
<ウェルター級>
安西信昌 vs ロジャー・ザパタタ
※対戦カードは変更される場合がございます。予めご了承下さい。


2015-09-25 13:08 この記事だけ表示

■大会名:UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015
■日時:9/27(日) 開場8:00/試合開始9:00(予定)/メインカード開始11:00
■会場:さいたまスーパーアリーナ


全11試合で行われる『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015』(9月27日、さいたまスーパーアリーナ)。未定であったメインカードの1試合=「Road to UFC JAPAN」決勝も廣田瑞人vs石原夜叉坊の顔合わせとなり、遂に全11カードが出揃った。UFCへのリベンジを掲げトーナメントに臨んだ廣田と、トーナメントで一躍注目を集めた新鋭・夜叉坊。勝つのはどちらか?

●優勝候補・廣田が前評判通り決勝進出
 8選手が参加し日本大会出場、そしてその先に待つUFCとの契約を懸け戦った今回のトーナメント。戦前、優勝候補と見られたのが廣田だった。CAGE FORCE、戦極、DEEPと日本の3団体でベルトを獲得。ライアン・シュルツ(元IFL世界ライト級王者)、石田光洋(元修斗環太平洋ウェルター級王者)、北岡悟(現DEEPライト級王者)、菊野克紀(元DEEPライト級王者)、中村大介(元DEEPライト級王者)、今成正和(元DEEPフェザー&バンタム2階級王者)と、これまで降してきた相手も錚々たる名前が並ぶ。文句なしに参加選手中ナンバー1の実績を持っていた。

 2009年大晦日の大会では青木真也と対戦しアームロックで右上腕を骨折に追い込まれるも、1年8ヵ月後に復活。いきなり菊野克紀が持つDEEPライト級王座に挑むタイトルマッチ(2011年8月)で、ブランクの影響が懸念されたが判定勝ち。第6代DEEPライト級王者となり、同王座を1度防衛した後、米団体ストライクフォースを経て2013年3月からUFC参戦を開始。2年前に行われた日本大会が廣田のUFC初戦となった。

●契約解除もUFC再挑戦へ
 この13年日本大会でそれまでのライト級(70.3s以下)からフェザー級(65.8s以下)に階級転向した廣田は、UFCでの頂点を目指すが2連敗を喫して契約解除に。しかしそこからUFCへの再挑戦を目指してDEEPへ戻って戦いを続け、待ち望んだ「Road to UFC JAPAN」トーナメントのチャンスがやってきた。

 長崎出身で相撲の経験を持つ廣田は、そこに由来する腰の強さで相手のテイクダウンを防ぎ、KOパワーを持つパンチ(ボクシングでインターハイ出場経験もある)とパウンドで相手をノックアウトに行く戦闘的スタイル。トーナメントでもその実力で多くの選手から対戦を警戒される存在であったが、1回戦で大尊伸光(元修斗環太平洋ウェルター級王者)、準決勝でDJ.taiki(元DEEPバンタム級王者)をともに判定で破り、実績通りの強さを発揮。試合前には対戦相手を出身地までぶっ飛ばすというのが決めゼリフとなっている廣田だが、9月11日に行われた大会会見でも夜叉坊を「大阪までぶっ飛ばします」とKO宣言が聞かれた。

●大阪の“やんちゃ坊主”夜叉坊
 一方、出身地である鹿児島県徳之島の方言で「暴れん坊」「やんちゃ坊主」といった意味を持つ“夜叉坊”をリングネームとする石原は、廣田とは逆にバンタム級(61.2s以下)からフェザー級に階級を上げてトーナメントに参戦。ともに日本総合格闘技の明日を担う安藤達也との戦いを制し(1回戦)、西浦“ウィッキー”聡生との一戦も競り勝ち(準決勝)、決勝戦進出を果たした。

 格闘技を始めたのは「女の子にモテるため」と公言し、トーナメントの模様を追ったテレビ番組でもお調子者的キャラクターが目立った夜叉坊だが、その印象を一変させたのがコーチのジョシュ・バーネットが来日して夜叉坊を訪ねる第8回の放送(8月24日)。ジョシュを大阪の実家に招き入れた夜叉坊は母親と妹を紹介し、入場曲『ライオンの子』は亡くなった父が生前探しながら聴くことが叶わなかった曲であり、それを天国の父に聴かせるつもりで入場曲に使っていると思いを明かす。これには話を聞いたジョシュ、そしてスタジオ収録のゲストであった山本“KID”徳郁も涙を禁じえず、夜叉坊はさらにトラックの運転手として仕事を続けている母を「早くカフェとかやらせてゆっくりさせたい」と思いやるなど(9月7日、第10回放送)、家族思いでチャラさとはギャップのある一面を見せ、視聴者の心をガッチリ掴んだ。

●大会最注目の一番、勝者は!?
 決勝であいまみえる両者は、大会を前に9月11日の会見で一足早く対峙。「前回まで勝ちが優先だったので、今回は魅せれる試合ができたら。最後はKOしようと思ってます」(廣田)、「1回戦、準決勝とも自分にフラストレーションが溜まる試合をやってしまったので、今回はモテる試合をしたい。どうやったらモテるかは分かっているので、カッコええ試合をします。楽しみにしてください」(夜叉坊)と、どちらも激闘を予感させた。

 UFCへのリベンジを胸にあと一歩のところまで迫った廣田、父と語らうごとく『ライオンの子』を響かせる夜叉坊――日本のファンにとっては今大会最注目の一番となる。

(取材・文:長谷川亮)




【対戦カード】

■メインカード
<ヘビー級>
ジョシュ・バーネット vs ロイ・ネルソン
<ミドル級>
ゲガール・ムサシ vs ユライア・ホール
<フライ級>
堀口恭司 vs チコ・ケイミュス
<バンタム級>
水垣偉弥 vs ジョージ・ループ
<フェザー級>
菊野克紀 vs ディエゴ・ブランダオン
<フェザー級>
廣田瑞人 vs 石原輝仁

■UFC FIGHT PASS
<ウェルター級>
中村圭太 vs リー・ジンリャン
<ライト級>
ニック・ハイン vs 粕谷優介
<ライト級>
小谷直之 vs ケイジャン・ジョンソン
<ウェルター級>
安西信昌 vs ロジャー・ザパタタ
※対戦カードは変更される場合がございます。予めご了承下さい。


2015-09-25 13:07 この記事だけ表示

■大会名:UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015
■日時:9/27(日) 開場8:00/試合開始9:00(予定)/メインカード開始11:00
■会場:さいたまスーパーアリーナ


“日本人ファイター10選手、さいたまスーパーアリーナへ出陣!”

●全11カードが遂に決定
 開催月の9月となり、遂に全11試合(メインカード6試合+アンダーカード5試合)が出揃った『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015』(9月27日、さいたまスーパーアリーナ)。今大会には9試合で10人の日本人ファイターが出場する。うち1試合は「Road to UFC JAPAN」決勝で日本人対決となるが、他8試合で日本勢の勝ち越しはなるか? 前回のKID&堀口に続き、決戦に挑む日本人選手を紹介しよう。

●“インテリジェント・スナイパー”水垣偉弥
 まずはUFCで7勝を上げている“インテリジェント・スナイパー”水垣偉弥。大学院修了という経歴からこの異名を持つ水垣は、2005年にプロ修斗でデビューすると同年の新人王を獲得。その後、いち早く金網を採用した日本の団体CAGE FORCEでバンタム級王者に輝き(2008年12月)、2009年4月からはアメリカの団体WECに進出する。  WECではバンタム級王座に挑戦、ファイト・オブ・ザ・ナイト(大会最高試合賞)受賞、メインイベント出場と活躍を見せ、その後WECがUFCに統合されたことから2011年3月からはUFCに出場を開始。12年2月の日本大会では明らかに優勢でありながら判定負けとされる不運もあったが、ここまでUFCで11戦を戦い7勝4敗の戦績を残している。12年11月から14年5月に掛けてはUFCでの日本人最多記録となる5連勝をマークし、ランキングもバンタム級5位まで上昇。打ち合いで打ち勝ち、組み合いでテイクダウンを奪っていく、接戦をものにする粘り強さが持ち味だ。また海外での試合経験が豊富で、アウェーの戦いをものともしない勝負強さもある。

 しかしそんな水垣だが昨年9月、今年4月と敗北を喫し、WECとUFCを通じ初の連敗に見舞われている。WEC参戦から6年半、31歳となり、キャリア最終章とも取れる発言も聞かれるようになってきた水垣だが、ここから復活の狼煙を上げることはできるか。185pの長身ファイターで日沖発をハイキックで下しているジョージ・ループと対戦する。

●現代MMA+沖縄拳法空手=菊野克紀
 続いて昨年に続き日本大会連続出場となる菊野克紀。柔道と極真空手を経て“世界のTK”こと名将・高阪剛に師事し、さらに沖縄拳法空手を取り入れた唯一無二、独自のスタイルで世界の最高峰・UFCに挑んでいる。

 昨年の日本大会でサム・シシリアと対戦した菊野は、得意の三日月蹴りを当て、打撃のプレッシャーから優位に組み付き、グラウンドへ持ち込むとチョークスリーパーを極め一本勝ち。ここから連勝路線に入りたかったが、今年3月のブラジル大会でケヴィン・ソウザに初回KO負けを喫してしまい、今回は半年を経ての再起戦となる。

 昨年の勝利後には「これから進化するので楽しみにしてください」と話した菊野は、その後も稽古を進めた沖縄拳法空手とTK総合格闘術のさらなる菊野流融合を見せることができるか。ヴァンダレイ・シウバをヒーローとし、激しい打撃を見せるディエゴ・ブランダオンと対戦する。

●再契約から勝利を目指す、小谷直之&中村K太郎
 1度はリリース(解雇)を受けながら、実績を積み再び戻ったUFCで初勝利を目指すのが小谷直之と中村K太郎。

 小谷は2007年にUFC初出場を果たすも2敗を喫してリリースを受け、しかしそこから11連勝を飾って昨2014年にUFC復帰を果たした。だが連敗を喫してしまい、これでUFC戦績は4戦して4敗。9割以上と高い決着率を持つ小谷だけに、ケイジャン・ジョンソンに対し初勝利を明確な形(一本かKO)でものにしたい。

 同じく今大会で2008年2月以来、7年7ヵ月ぶりのUFC復帰となるK太郎は中国のリー・ジンリャンと対戦。2006年から参戦したUFCでは3連敗と勝利を得られなかったが、チョークスリーパーに代表される寝技の強さは国内で群を抜いており、現在4連勝で4試合いずれもKOまたは一本勝ちでフィニッシュしている。今回は国本起一の負傷欠場を受け緊急出場となったが、小谷同様、悲願の白星を掴みにいく。

●8選手の勝ち越しはなるか!?
 世界各地で大会が開催され人気沸騰、地球規模の格闘技イベントとなっているUFCはレベルも向上、勝利のハードルが日進月歩で高まっているが、今回そこへ挑むのが初参戦となる粕谷優介。粕谷は2010年にプロデビューすると翌年の修斗新人王を獲得し、Legend FC、PXCといった海外の大会へ早くから出場して勝利。今回はドイツの元警官という変わり種、柔道をベースとするニック・ハインと対戦する。

 UFC2戦目となる安西信昌も初勝利を目指す。UFC初参戦は昨年8月、この試合ではKOで敗れ白星ならなかったが、“アニマル安西”の名も持つだけに、その猛々しい戦いとパワーを爆発させての勝利が期待される。

 昨年の日本大会には10人の日本人ファイターが出場し、結果は5勝5敗。今年は8人が出場となるが、勝ち越しはなるか。

(取材・文:長谷川亮)




■対戦カード

<メインマッチ フライ級 5分3R>
ジョシュ・バーネットvsロイ・ネルソン

<第十戦 フライ級 5分3R>
ゲガール・ムサシvsユライア・ホール

<第九戦 フライ級 5分3R>
堀口恭司vsチコ・ケイミュス

<第八戦 バンタム級 5分3R>
水垣偉弥vsジョージ・ループ

<第七戦 ウェルター級 5分3R>
国本起一vsリー・ジンリャン

<第六戦 バンタム級 5分3R>
山本”KID”徳郁vsマット・ホーバー

<第五戦 Road to UFC Japan フェザー級 5分3R>
畑“DJ.Taiki” vs廣田瑞人

<第四戦 フェザー級 5分3R>
菊野克紀vsディエゴ・ブランダオン

<第三戦 ライト級 5分3R>
ニック・ハインvs粕谷優介

<第ニ戦 ライト級 5分3R>
小谷直之vsケイジャン・ジョンソン

<第一戦 ウェルター級 5分3R>
安西信昌vsロジャー・ザパタ

※対戦カードは変更される場合がございます。予めご了承下さい。


2015-09-08 15:14 この記事だけ表示