【WWE Live Osaka】8月31日、ローマン帝国が大阪上陸 頂点に最も近い男、ローマン・レインズを堪能せよ![WWE]

WWEが8月31日(金)エディオンアリーナ大阪で開催する「WWE LIVE OSAKA」に、頂点に最も近い男がやってくる。
“ローマン帝国の主”ローマン・レインズが1年ぶり4回目の来日。
大阪への登場は、2014年7月12日の舞洲アリーナ、そのメインでケインを破って以来、4年ぶりとなる。

前回の大阪公演でメインを張ったように、レインズはWWEスーパースターのなかでもトップと言っていい存在だ。
サモア系のレインズはレスリングファミリーの出身。
父がワイルド・サモアンズのシカ・アノアイで、リキシ、ウマガの従弟、ロージー(マット・アノアイ)の実弟にあたる。

もともとはアメリカンフットボールの選手だったが、2008年にプロレス転向。
父や叔父のアファ・アノアイのコーチを受けてWWEとディベロップメント契約を交わす。
WWE傘下のFCWでデビューし、12年8月からローマン・レインズを名乗った。

12年11月にセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズと3人組のユニット、ザ・シールドを結成。
PPV「サバイバー・シリーズ」にトリオで乱入すると、ロウでも乱入を繰り返し次々とスーパースターたちを合体パワーボムの餌食にしていった。

初来日は13年7月の日本公演で、このときすでにレインズ&ロリンズがWWEタッグ王者、アンブローズがUS王者に君臨。
ほとんど無名の存在から、あっという間にWWEを席巻していたのだった。

なかでもレインズのポテンシャルは高く評価されていた。
ルーツはもちろんだが、その存在感でもジョン・シーナに迫るほど。
WWEの顔と呼ばれる日も近いのでは、と思われていた。
それだけに、上層部が売り出しにかかるのも当然である。

ところが、事は思い通りに運ばない。
15年の「ロイヤルランブル」で優勝を飾るも、観客の期待はダニエル・ブライアンに集中していた。
ザ・ロックのヘルプを得たことも逆に災いしてしまったか、WWEユニバースはブライアンを支持、反レインズという図式ができてしまったのである。

そんな状態はある意味、現在もつづいている。
露骨な売り出し作戦に容易には乗らないというファン感情。
レインズへ向けられるブーイングには想像以上に根強いものがある。
ローマは一日にしてならずと言われるように、キャッチフレーズのローマン帝国も一日では成り立たない、ということか。

とはいうものの、WWEがレインズに賭ける期待値の高さは変わらない。
ロウのメイン出場頻度ならトップクラス。
常にタイトル争いの最前線に位置し、スーパーマンパンチ、スピアなどの得意技で、ド迫力のパワーを見せつけている。
アンチの多さは一時期のシーナと被るものがある。
それだけ、レインズが大物という事実の裏返しでもある。

実際、今年のPPVでも常にメインクラスで闘っているレインズ。
1月の「ロイヤルランブル」で優勝を飾ったのは日本人の中邑真輔だったが、その中邑と最後まで争ったのがレインズだった。
2月の「イリミネーションチェンバー」では、同形式史上最多の7WAYマッチを制し、WWEユニバーサル王座挑戦権を獲得した。
そして4月の「レッスルマニア34」でブロック・レスナーに挑戦。
3年前、レインズはロリンズのマネー権行使により戴冠を阻止されている。
このとき、レスナーは負けずして王座から転落したと同時に、大ブレイク目前で出世試合をかすめ取られたレインズには厳しい目がいまも注がれている。

雪辱のチャンスだった今年の祭典でも、メインで王座奪取はならなかった。
祭典後は、5月の「バックラッシュ」のメインでサモア・ジョー、6月の「マネー・イン・ザ・バンク」ではジンダー・マハル、7月の「エクストリーム・ルールズ」でボビー・ラシュリーを破った。
3大会連続でPPVのメインテーマからは正直はずれてしまっているのだが、着実に白星を重ねているのは次なる目標への準備段階か。
そして、8月19日にニューヨークでおこなわれる「サマースラム」では…。

過去の日本公演でも明らかなように、レインズの闘いぶりは決して悪くない。
むしろ、スーパースターらしいスーパースターであると実感させられるのだ。
悲願のユニバーサル王座を奪取して来日する可能性も残されているが、いずれにしても、大阪公演ではアメリカでの反応に左右されない真のレインズが見られるはずだ。
大阪ではそのたたずまいからローマン・レインズを堪能してほしい。

(構成・文:新井 宏)


■大会名:WWE Live Osaka
■日時:8月31日(金)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)

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2018-07-25 17:06 この記事だけ表示