【WWE日本公演 見所特集コラム@】WWE、記念すべき20回目の日本公演レッスルマニア後のロウ新章が一斉上陸!ヒデオ・イタミ、アスカらの凱旋も!![WWE]

 記憶に新しい昨年12月、大阪で史上初、NXTブランド単独の日本公演が開催された。世界最大のスポーツエンターテインメント団体に飛躍した日本人スーパースターたちも凱旋し大きな盛り上がりをみせたビッグイベントは、さらなる拡大版でまたもや日本にやってくる。6月30日(金=18時開場、19時開演)、7月1日(土=17時開場、18時開演)に東京・両国国技館でおこなわれる「WWE LIVE TOKYO」が、それである。  いまや、“未来のアメリカ大統領候補なのでは?”とネット上で噂されるまでになったザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)。ロック様が来日し伝説となった2002年3月1日の横浜アリーナ公演から数え、前日のNXT公演も含めると今回が通算20回目の記念大会だ。この時期の来日は6年連続で、「WWE LIVE」ブランドでの開催は5年連続となる。と同時に、今回はWWE新章での上陸と言っていい。それは、昨年8月に行われたロウとスマックダウンで所属選手を分けるドラフトが行われ、さらに歴史的イベントとなった「レッスルマニア33」後、スーパースターたちのシェイクアップ(再編成)がおこなわれてから初の日本公演となるからである。

ここ数年、WWEでは両ブランドで共通のストーリー、抗争が展開されていた。が、ドラフト後は久しぶりにブランドごとによる闘いがおこなわれることになる。今回の日本公演では、ロウのメンバーが中心。そこにNXTの日本人スーパースターも加わるスペシャル仕様となる。海外のハウスショーでは見られない顔合わせが実現するのも、日本公演ならではの楽しみなのだ。

年間最大の地球的ビッグイベント、「レッスルマニア33」はアメリカ・フロリダ州オーランドのキャンピング・ワールド・スタジアム(旧シトラス・ボウル)で4月2日におこなわれ、同スタジアム新記録となる7万5245人を動員した。これは同所で開催された9年前の「レッスルマニア24」を上回るものでもあり、WWEネットワークでの視聴者数を加えれば、まさに天文学数字となる。

この歴史的大会では“デッドマン”ジ・アンダーテイカーがロマン・レインズに敗れる劇的な結末が待っていた。ひとつの負けが大きな意味を持つだけに、暗闇の中に姿を消したことは、まるで引退を示唆するようなエンディングになっていた。それだけに、WWEが新章を迎えるとの印象が大きくなったのだ。また、セス・ロリンズがトリプルHを相手のフィニッシュ技ペディグリーで破った事実も、時代の変遷を象徴する出来事か。新日本での活躍からWWEへ飛んだAJスタイルズもマクマホン・ファミリーのシェーンをフェノメナール・フォアアームで粉砕し、大会のベストバウトとも言える大熱戦を見せつけた。

そのほか、ブロック・レスナーがゴールドバーグをスープレックスで投げまくり、最後はF5からWWEユニバーサル王座を獲得。ジョン・シナがニッキー・ベラとのタッグでザ・ミズ&マリース夫妻を破ると、リング上で公開プロポーズをやってのけた。結果、ニッキーの「イエス」により晴れて2人は夫婦となる。ニッキーと双子の姉妹であるブリー・ベラもダニエル・ブライアンと結婚しているため、シナとブライアンは親戚関係になることになる。ブライアンは現役レスラーではないが、これがリング上にも反映されるのか、大いに気になるところである。さらに、ランディ・オートンがブレイ・ワイアットからWWE世界ヘビー級王座を奪取。一時的にワイアットファミリーの信者となったものの、リング上ではキッチリと結果を出した。これまでとはひと味違う戴冠劇は、レスラーとしての振り幅をより大きくしたようだ。本編前のキックオフ枠ながら、インターコンチネンタル王座戦では王者のディーン・アンブローズがバロン・コービンを破りベルトを守った。必殺技ダーティーディーズの切れ味はバツグンである。

祭典翌日から劇的変化を見せるのもWWEの大きな特長だ。今年も例外ではなく、4月4日のスマックダウンでは昇格が噂されていた中邑真輔がついに登場。まずは、ドルフ・ジグラーとの抗争がスタートし、待ち焦がれていた世界中のWWEユニバースを熱狂させている。つづく4・10ロウではスーパースター・シェイクアップがおこなわれ、移籍者が次々と発表された。基本的には、6・30&7・1日本公演のメンバーがこのときに固まったと言っていいだろう。この週から、再び新しいストーリーが始まったのだ。

そして今回、“新”ロウの流れから来日するメンバーは以下の通りだ(5月24日時点)。ロマン・レインズ、ディーン・アンブローズ、セス・ロリンズ、ブレイ・ワイアット、フィン・ベイラー、セザーロ、シェイマス、ザ・ミズ(withマリース)、ルーク・ギャローズ、カール・アンダーソン、エンツォ・アモーレ、ビッグ・キャス、クリス・ジェリコ、サモア・ジョー、ゴールダスト、R・トゥルース、タイタス・オニール、ボー・ダラス、ネヴィル、オースチン・エイリース、戸澤陽、ヒデオ・イタミ、サーシャ・バンクス、ベイリー、エマ、アレクサ・ブリス、ナイア・ジャックス、アスカ。

アスカの参戦は、5月24日に追加発表された。これは5・20「テイクオーバー シカゴ」の結果を受けてのものと言えるだろう。NXTのビッグマッチでアスカはニッキー・クロス、ルビー・ライオットというどちらも日本での経験を持つ実力者からまとめてNXT女子王座防衛に成功。いまだに無敗で、日本公演にもアンディフィーテッド(負け知らず)状態で凱旋するのか注目が集まる。もちろん、KENTAから改名後、日本で初の試合を迎えるヒデオ・イタミも大注目のひとり。「WWE LIVE TOKYO」6・30&7・1両国が待ち遠しい!

(構成・文:新井 宏)



■大会名:WWE Live Tokyo
■日時:6/30(金)〜7/1(土)
■会場:国技館 (東京都)

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2017-06-12 15:17 この記事だけ表示