【「NXT LIVE JAPAN」日本公演直前コラム vol.2】日本人初のNXT女子王者が2度目の“来日”故郷・大阪で、快進撃真っ只中のアスカが登場![WWE]

■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)

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 WWEの第3ブランドNXTが、一夜限りの日本公演を12月3日(土)エディオンアリーナ大阪で開催する。「NXT LIVE JAPAN」(開場17時、開演18時)には、将来のWWEを担うであろう新進のスーパースターが大挙集結。日本とゆかりある選手も多く、WWEユニバースはもちろん、日本のプロレスファンにも見逃せない一日となる。 最大の注目は元・新日本プロレスの中邑真輔だが、彼と並んで期待されるのが、華名あらためアスカ、2度目の凱旋だろう。

 アスカは11月19日現在、NXT女子王者として君臨中。女子部門のトップに立つ選手と言っていい。中邑はサモア・ジョーに敗れNXT王座から転落してしまったものの、アスカのほうはベルトを守りつづけている。しかも中邑以上にデビューからの無敗記録をつづけているのだ。これは驚異的、かつ特筆すべき事項だろう。

 彼女がWWEとの契約をアナウンスしたのは2015年9月のことだった。その前から日本での活動休止を公表していたためさまざまな憶測を呼んだのだが、真実はその中でも最高のものだった。日本人女子選手が世界最大の団体と契約、レギュラー参戦するのはブル中野以来。ましてや昨今の女子プロ事情を鑑みれば、考えられない出来事でもあったのだ。その突破口を開いたのが業界の異端児とも言われた華名。業界の慣例にとらわれない彼女独自の自己プロデュース能力が、WWEのブレーンまで届いたのである。

 アスカとしてのデビュー戦は、昨年10月7日にフロリダ州ウインターパークでおこなわれた「テイクオーバー:リスペクト」。いきなり初勝利を挙げると、以後の試合でも負け知らず。中邑真輔NXTデビュー戦がおこなわれたレッスルマニアウィーク中の4・2「テイクオーバー:ダラス」では、ベイリーとの激闘を制し、日本人初のNXT女子王座を奪取した。無敗、最短、日本人初。記録づくめの栄冠を手にしたのである。

 それ以降も、アスカの快進撃は止まらない。連勝記録はもちろん、タイトルも防衛しつづけている。7月の日本公演ではナタリア、ベッキー・リンチといったWWE女子のトップに連勝、ベルトを連続防衛した。NXTに戻っでもベイリー、ナイア・ジャックスらを返り討ちにし、絶対王者的ムードさえ漂わせている。

 そんなアスカに試練のときがやってきた。11・19「テイクオーバー:トロント」で、ミッキー・ジェームズとのタイトルマッチが組まれたのだ。ミッキーは、これまでの対戦相手とは違うタイプのベテラン選手である。

 NXTでは通常、ブランド内で切磋琢磨する選手との対戦が中心である。シャーロット、サーシャ・バンクス、ベッキー・リンチらは、NXT出身。いまやロウ、スマックダウンの女子で中心を担っており、その輪にアスカが加わる可能性も十分にあるのだが、現在は彼女が王者としてブランドの女子部門を牽引する存在だ。ブランドの性格からしても、ベテランがタイトル戦線に絡んでくることはほとんどなかった。ところが今回、キャリア17年の大ベテランがWWEに復活、いきなりNXTのタイトルに挑戦することになったのである。

ミッキーは2005年にWWEに初登場。翌年の「レッスルマニア22」でトリッシュ・ストラタスを破り、WWE女子王座を獲得した。以来、同王座を5度戴冠。TNAでもシングル王者となり、メキシコAAAにも参戦した。そして今回のWWEカムバックがNXTへの初出場で、アスカとの初対決となったのだ。ちなみに、ミッキーはかつて日本のSMASHに参戦が発表されながら負傷で来日できなかった経緯がある。もし来日していれば、華名(当時)との対戦も実現していたはず。それを考えれば、このタイトル戦に運命的なものを感じずにはいられない。

 試合は結局、現王者のアスカがベルトを死守することに成功した。フィニッシュは初参戦から使いつづけているカナロック。というよりも、日本時代のバチバチスタイルをそのまま継承したサブミッションだ。ここにも中邑と同様、日本式がそのまま持ち込まれている。WWEがアスカを最大級に信頼していることを表していると言っていい。

 7月の日本公演では、最高にいい意味でWWEナイズされた彼女が見られた。今回はさらにスケール感の増したアスカが披露されるのではなかろうか。しかも大阪は彼女の地元。誰が対戦相手になったとしても、現在進行形で最高のアスカがやってくることは間違いない。

(取材・文:新井宏)



【決定対戦カード】

NXT王座戦
中邑真輔 vs. サモア・ジョー

タイ・デリンジャー vs. ボビー・ルード vs. イライアス・サムソン

#DIY vs. Tajiri & 戸澤陽

ティノ・サバテリ & リディック・モス vs. ザ・リバイバル オニー・ローカン vs. アンドラデ・アルマス

リブ・モーガン & アリーヤ vs. ペイトン・ロイス & ビリー・ケイ

この他、出場/登場予定
アスカ、ヒデオ・イタミ、TM61、バディ・マーフィー、ウェズリー・ブレイク、エンバー・ムーン

※出場/登場予定選手、カードは変更される場合があります
※各チャンピオンは日本時間11/20配信「NXT TakeOver: Toronto」前のものです


■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)
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2016-11-29 12:36 この記事だけ表示