【リアルジャパンプロレス 12・9後楽園大会】リアルジャパンプロレス12・9後楽園ホール大会で注目カード実現![リアルジャパンプロレス]

レジェンド王者・船木が初防衛戦で関本大介と初激突
初代タイガーマスクが復帰に向けて言及「心臓はまったく問題ない」

10日、東京・掣圏真陰流興義館でリアルジャパンプロレスが記者会見を行い、『初代タイガーマスク黄金伝説〜LEGEND OF THE GOLD V〜』後楽園ホール大会のメインイベントを発表。レジェンド王者の船木誠勝が初防衛戦で大日本プロレスの関本大介と対戦することが決定した。初代タイガーマスク同席のもと、両者は試合に向けての心境を語った。




4年前の敗戦を忘れていなかった関本が挑戦者に名乗り

 船木は9・18後楽園ホール大会でスーパー・タイガーをハイブリッドブラスターで破り、第8代レジェンド王座を戴冠。「佐山さんが戻ってくるまではここのリングを守る」と誓った。「何歳までもできない試合がしたいなと思って。今日もギリギリ、次もギリギリという感じの」と更なる激闘を熱望していたが、予想以上の強敵がいきなり挑んでくる形となった。

 船木と関本は今回が初の一騎打ち。リアルジャパン以外にも、全日本プロレス、WRESTLE−1、ドラディションなど同じリングに立った経験は何度もあるが、対戦経験は過去に1度しかない。

 2011年12月1日、全日本プロレスの名古屋大会における『世界最強タッグ決定リーグ戦』の公式戦で激突(船木&河野真幸vs関本&岡林裕二)。この時は船木が右ハイキックで岡林を下して勝利している。この敗戦を忘れていなかった関本が挑戦者に名乗りを挙げて今回の対戦は決定した。

関本は「最強タッグの公式戦で対戦し、敗れてますんで、その時のリベンジを果たすべく、名乗りを挙げさせてもらいました。そして、このベルトに挑戦させてもらって、このベルトを奪い取る気持ちで戦っていきたいと思います」と力強く宣言。かつて長井満也が王者だった時代にレジェンド王座に挑んだものの、場外リングアウトでベルト奪取を逃したこともあるだけに、並々ならぬ決意を覗かせた。

タイプが違う者同士、互いに苦手意識を告白

 一方、王者・船木は、対戦した時のことを問われて「物凄いパワーファイターで強い衝撃があったという感覚ぐらいしか思い出せないんです。どういう技がどうのこうのとか、あまり肉体的には記憶してなくて、ちょっと不安なところもあるんですけども」と吐露。それどころか、「正直、最近の彼の試合を見てて、自分が不得意な相手だと思いました」と苦手意識を告白した。

 「本物のパワーファイターなので。投げ技とか、ラリアットとか、そういうものが物凄く強い。そういった相手とは、自分は今まで全日本プロレスの諏訪魔戦しかり、ZERO1の佐藤耕平戦しかり、初戦で必ず落としているという事実があります」と船木。打撃や関節技の切れ味で勝負するタイプの船木にとって、猪突猛進型の選手に強引なパワーで押し切られてしまうのは一番嫌なパターンだろう。

 しかし、同時にその苦手意識は関本にも当てはまる。「船木さんは常にベストコンディションを保っておられるなと。そして、技が切れる。日本刀のように、触れれば斬れるようなイメージがあります」と王者の印象を語った関本は、「キックや打撃に対しては多少打たれ強さはあると思うんで。一番怖いのはサブミッションですね。それを力で何とか封じ込むしか策はないと思っています」と警戒心をあらわに。関本にとって技術で翻弄されてしまうのは是が非でも避けたいところ。“船木の技術vs関本のパワー”という図式が浮かび上がってきた。

勝負を左右するのは船木の浴びせ蹴り!?

 その中で、勝負の行方を左右することになりそうなのが、船木の浴びせ蹴りだ。関本は全日本での対戦経験を振り返り、「恐怖を感じたのは、浴びせ蹴りを食らった記憶があるんですよ。それで立てなくなったのを覚えています」と表情を歪めると、「クリティカルヒットを受けなければ、耐えられるような肉体を12月9日までに用意します」と悲壮なほどの決意をにじませた。

 船木の浴びせ蹴りはスーパー・タイガー戦でも大きな効果を見せて、ベルト奪取に繋がった経緯がある。船木としては打撃戦に持ち込んで浴びせ蹴りを叩き込みたいところだが、「関本選手は一番肉体が最高の武器だと思っていますんで。普通の人間では見られないような体をしてますから。逆に言えば、自分の打撃を食らっても前に出てくる。それが一番こちらとしては体力を消耗してしまうんで。自分の打撃力が勝つのか。関本選手の肉体が勝つのか。そんな試合になるような気がしますね」とコメント。打撃に固執すると大きなスタミナロスに繋がる恐れもあり、諸刃の剣とも言える。

 厳しい戦いは避けられない状況だが、船木の心は初防衛に向けて燃えている。「お互いスタイルも違いますんで。スタイルが違った者同士が試合をした方が本当の試合になると思います」とリアルジャパンが提唱する“ストロングスタイル”の戦いになることを予告すると、「やっぱり関節なのか。それとも一瞬の打撃なのか。その2つしか僕はないですから。それをずっと15歳からやってきましたんで、本当に自分自身をぶつけていくしかないですね」と自らに言い聞かせた。さらに、欠場中の初代タイガーマスクに代わってリアルジャパンを守るべく、「初代タイガーマスクから受け継いだこのベルト。まずは初防衛。気を引き締めて1勝をあげたいと思います」と宣言した。

初代タイガーマスクが復帰に前向き姿勢「来年の早いうちには」

 両者のコメントに聞き入っていた初代タイガーは「両者ともにストロングスタイルなんて意識しなくていいぐらいの、思いっきりぶつかっていただければいいぐらいの、とにかく本当にストロングスタイルなんで。この2人の試合は普通にやっているだけで、3000人の観衆が固唾を飲んで見られるような試合になると思います。それイコール、ストロングスタイルなんで」と大きな期待を示した。

 また、初代タイガーは自身の復帰についても言及。5月に狭心症のため、心臓の手術を行い、リングからは遠ざかっているが、「心臓はまったく問題ないですね」と順調に回復していると明言した。現在は難なく山登りができるほどになっており、心肺機能にも不安はないという。

 ただ、「手術に伴う自律神経の問題が残っていて、今のように緊張している間はいいんですけど、リラックスすると、全身がワナワナしてきたりする症状が残っているので。それがある限りはちょっと難しいかなというのはありますね。本当に気持ちでは言い表せない。痛いとか、気持ち悪いという症状じゃなくて、ワナワナするんです」とまだ万全とは言えない状態だ。

 さらに、新たに立ち上げる武道『すまひ』の準備にも邁進しており、思うような練習時間は取れない様子。それでも「来年の早いうちにはできると思います」と宣言すると、「上がろうと思えばいくらでも上がれるんですけど、それはやりたくないです。タイガーマスクとしてのプライドが許さないので。キッチリ練習して上がってみたいというのが現在の心境です」と完璧な状態に戻ってから復帰を果たすプランを明かした。

対戦カード

佐山サトルプロデュース
<レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
[第8代王者]船木誠勝(フリー)
vs
[挑戦者]関本大介(大日本プロレス)
※船木選手は初防衛戦。

出場選手

藤波辰爾(ドラディション)
スーパー・タイガー(リアルジャパン)
アレクサンダー大塚(AODC)
グレート・タイガー(国籍不明)
タカ・クノウ(チーム太田章)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
スーパー・ライダー(リアルジャパン)
長谷川秀彦(アカデミア・アーザ)
グラン浜田(フリー)
間下隼人(リアルジャパン)
“力道山3世”力(リキエンタープライズ)
LEONA(ドラディション)ほか。
※他追加選手及び対戦カードは後日発表。
※諸事情により出場選手が変更となる場合もございます。

■大会名:『初代タイガーマスク黄金伝説〜LEGEND OF THE GOLDIII』
■開催日:12/9(水)
■会場:後楽園ホール (東京都)



2015-11-10 20:49 この記事だけ表示
 
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