【WWE LIVE 特集コラム(7)】初日に“殿堂者”藤波辰爾が登場!2日目はB・レスナーが特別参戦。7・3&4両国国技館公演は、いまだかつてないWWE日本公演になる![WWE]


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■大会名:WWE Live
■開催日:7/3(金)〜7/4(土)
■会場:国技館 (東京都)


昨年7月以来、1年ぶりとなるWWEの日本公演が目前だ。7月3日(金)&4日(土)に東京・両国国技館で開催される「WWE Live」は、いまだかつてないスーパースターの祭典になる。まずは両日のカードから見てみよう。

★7月3日(金=開場18時、開演19時)
WWEホール・オブ・フェーマー、藤波辰爾が登場
▼チャンピオンvsチャンピオン
ジョン・シナ<US王者>vsケビン・スティーン<NXT王者>
▼ドルフ・ジグラーvsキング・バレット
▼フィン・ベイラーvsクリス・ジェリコ
▼WWEディーバズ選手権試合トリプルスレットマッチ
<挑戦者>ペイジvs<王者>ニッキー・ベラvs<挑戦者>ナオミ
▼セザーロvs. ケイン
▼ネヴィルvs. コフィ・キングストン
▼<タッグ王座挑戦者決定トリプルスレット・マッチ>
ルチャ・ドラゴンズ(シン・カラ& カリスト)vs. ロス・マタドールス(ディエゴ& フェルナンド)
w/エル・トリートvs. ニュー・デイ(ビッグE & エグザビア・ウッズ)

★7月4日(土=開場17時、開演18時)
▼ジョン・シナ&ドルフ・ジグラーvsケイン&キング・バレット
▼スペシャルマッチ
ブロック・レスナーvsコフィ・キングストン
▼NXT王座戦
<挑戦者>フィン・ベイラーvs<王者>ケビン・オーエンズ
▼ネヴィルvsクリス・ジェリコ
▼ディーバ王座戦 トリプルスレットマッチ
<挑戦者>ペイジvs<王者>ニッキー・ベラvs<挑戦者>ナオミ
▼ルチャ・ドラゴンズ(シン・カラ& カリスト)vs. ニュー・デイ(ビッグE & エグザビア・ウッズ)
▼セザーロvs. ディエゴ(ロス・マタドールス)w/フェルナンド& エル・トリート

※日本人スーパースター イタミ・ヒデオも両日参加決定!
※来日スーパースター、対戦カードは変更される場合あり。各チャンピオンは日本時間6月18日初回放送「ロウ」終了時点でのもの。

今回の日本公演では、アントニオ猪木以来、日本人で2人目のWWE殿堂「ホール・オブ・フェーム」入りを果たした藤波辰爾が初日の3日に登場、記念セレモニーに出席することになった。昨年の日本公演では大阪において元NOAHのKENTAが公開契約をおこない現在、日本人スーパースター イタミ・ヒデオとなっているが、今年は日本マット界のレジェンドでもある藤波辰爾がやってくる。

年間最大の祭典「レッスルマニア31」前日の3月28日に開催された殿堂セレモニーでは、藤波自身が登場。ここではかつて東京ドームでNWA世界ヘビー級王座をかけて闘ったリック・フレアーから紹介を受け、すべて英語でのスピーチをおこなった。要約すると、藤波は「私は43年間闘い続けてきて、まだ現役です。いまも闘っているのは、それが使命と思っているからです。私はこれからも挑戦と冒険をつづけていきます」と語り、ホール・オブ・フェーマーの証である指輪が贈られた。このセレモニーでは俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーも殿堂入りを果たしている。藤波は、シュワちゃんと同じ舞台に立ったのだ。

その藤波が、ふたたびWWEの舞台に立つ。こんどはホームの日本公演。殿堂者の称号を得た者がその年の日本公演にやってくるのは極めて異例のことでもある。

翌4日も、前代未聞だ。現在出場停止中のブロック・レスナーがその禁を破って(?)来日するのだからたまらない。本欄の第3回でも述べたように、レスナーは「レッスルマニア31」翌日の「ロウ」でオーソリティーのステファニー・マクマホンから処分を食らって以来WWEの場には姿を現していない。ポール・ヘイマンがおこなったインタビューでは、“ストーンコールド”スティーブ・オースチンが「レッスルマニア」におけるレスナーとの対戦について聞かれると、やんわり否定した。それだけに、今回来日して試合をするのはやはり特別な出来事。WWEスーパースターとしては12年ぶりの登場で、日本で試合をするのは8年ぶり。初日とあわせ、2日目も見逃せない。鉢合わせこそないものの、藤波とレスナーの登場は大きなニュース。両国2DAYSがいまだかつてないWWE日本公演になるのは確実だ。

そのほかにも注目カードが目白押し。初日のジョン・シナvsケビン・スティーンは、まさに現在進行形のビッグカード。NXT王者のスティーンがUS(ユナイテッドステイツ)王者でWWEの顔でもあるシナにケンカを売ったこのカードは、5・31「エリミネーション・チェンバー」で初めて実現し、あろうことかWWE1軍デビューとなったスティーンが勝利するという大番狂わせになった。つづくPPV、「マネー・イン・ザ・バンク」では再戦がおこなわれ、シナが雪辱に成功した。ところがスティーンがベルトを強奪してしまう…。

トータル15回の世界王者とインディーからのたたき上げが築く新しいライバル関係。常識的に考えればすべてにおいてシナが圧倒してもおかしくないのだが、キャリアの濃度なら負けていないとスティーンも自負している。この闘いがそのまま直輸入されるのだ。スティーンは日本での経験もあるだけに、両国では闘志全開でぶつかってくるだろう。

また、日本育ちのクリス・ジェリコがフィン・ベイラー(初日)、ネヴィル(2日目)と対戦するシングルマッチも大注目。日本公演への“凱旋”というパターンの先駆者となったのがジェリコである。ジェリコはジェリコでありながら、日本時代に修得したスタイルを披露することで喝采を浴びた。この国で学んだ技術を武器に世界のスーパースターに上り詰めたのだ。フィン・ベイラーとネヴィルを相手にジェリコがどこまで引き出すか興味深い。フィン・ベイラーからはプリンス・デヴィット、ネヴィルからはPAC。WWEでは使っていないあの技が解禁されるかも? かつて日本で活躍し現在はNXTを代表するスーパースターとなったフィン・ベイラーは、クリス・ジェリコとの対決の翌日7/4(土)公演ではケビン・オーエンズ(NXT王者)へのNXT王座挑戦が決まり、日本のWWEユニバースの前で試合ができることを楽しみにしているようです。

こうなると、すべてが見逃せないと言っても過言ではないだろう。7・3&4両国では、本場WWEの雰囲気と、今回ならではの特別感もプラスされる。「WWE Live」が待ちきれない!

(構成・文:新井 宏)




■大会名:WWE Live
■開催日:7/3(金)〜7/4(土)
■会場:国技館 (東京都)

2015-07-02 19:58 この記事だけ表示