【WWE LIVE 特集コラム(5)】NXTからJ・シナにケンカを売った男ケビン・オーエンズ、大注目の日本公演初参戦!(※PPV「マネー・イン・ザ・バンク」結果記載あり)[WWE]


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■大会名:WWE Live
■開催日:7/3(金)〜7/4(土)
■会場:国技館 (東京都)


世界最大のプロレス団体WWEが、今年も日本にやってくる。7月3日(金)&4日(土)、東京・両国国技館でおこなわれる日本公演「WWE Live」には同団体が誇るスーパースターが大挙来日。そのなかには、日本マット界で育ったレスラーも含まれており、WWEユニバースと呼ばれるファン以外のプロレスファンにも十分楽しめる陣容となっている。

なかでも大きな注目は、WWEスーパースターとして初めての参戦となるケビン・オーエンズだろう。オーエンズはかつて、ケビン・スティーンのリングネームでDRAGON GATEに来日。当時は“ドラゲー史上最強の外国人レスラー”と呼ばれていたものである。その後、この異名はウーハー・ネイションに引き継がれたが、彼も今年に入ってからWWEと契約をかわした。現在急激に影響力を増しているWWEの第3ブランド、「NXT」。ここからネヴィル(元PAC。今回来日)が一軍に昇格したのをはじめ、フィン・ベイラー(元プリンス・デヴィット。今回来日)、サミ・ゼイン(元エル・ジェネリコ)、イタミ・ヒデオ(元KENTA。肩の負傷で欠場中も日本公演に参加)らが在籍しており、最近ではサモア・ジョーまで登場して大きな話題となっている。「NXT」が「ロウ」「スマックダウン」への登竜門ならば、「NXT」に多くのレスラーを輩出しているのが日本マット界という図式にもなるのだろう。すごいことである。

そして今回やってくるケビン・オーエンズ。身長180センチ、体重110キロと体格面でも申し分ないこの男は、2000年に母国カナダでデビューした。その後、CZW、PWG、ROHなどを荒らしまわり、アメリカンインディーの大物として君臨。日本への参戦機会がそれほど多くなかったのは、アメリカで引っ張りだこという状態が続いたからだ。現在使い手が増えている必殺のパッケージドライバーを広めたのが、ケビン・スティーン(当時)。パワフルな大技はもちろん、“ミスター・レスリング”というニックネームでも呼ばれている、ホンモノのファイターである。

生涯アメリカンインディー、と思われていたこの大物がWWEとディベロップメンタル契約をかわしたのが、昨年8月のことだった。同月中にフロリダのWWEパフォーマンスセンター入りすると、10月29日に「NXT」初登場。12月11日に正式デビューし、勝利を飾った。その日、ネヴィルvsゼインのNXT王座戦に現れ、インディー時代のタッグパートナーでもあるゼインとの抗争をスタートさせた。今年2月には、そのゼインからNXT王座を奪取している。

そして、NXT王者のまま5月18日の「ロウ」に突如出現。しかもジョン・シナのUS王座オープンチャレンジという場に現れたか ら驚かされた。それも、シナのベルトに挑戦するのではなく、「オレはオマエよりキャリアがある。アドバイスは受けない」と完全に上から目線。正確にはシナのほうが1年ほど先にデビューしているのだが、オーエンズからすれば自分はシナよりも多くの団体を渡り歩いてきたという自負なのだろう。「オマエとはいずれ闘うことになる」とWWEの顔に宣戦布告したオーエンズはシナをロープに振ると、返ってきたところをキャッチして豪快に叩きつけるポップアップパワーボム。シナをKOするとUS王座のベルトを投げ捨て、NXTのほうを誇示してみせた。US王座よりもNXT王座が上、という主張なのか…。

その後もオーエンズはシナの前に現れ、挑戦者を募るUS王座オープンチャレンジを妨害した。5・31「エリミネーションチェンバー」で一騎打ちが実現すると、オーエンズ勝利という快挙をやってのけた。翌日の「ロウ」ではシナを倒したことを大々的にアピールし、「次のPPVでも倒してやる」と宣言。「スマックダウン」のリングでザック・ライダーを破りNXT王座を防衛すると、6・8「ロウ」ではネヴィルにUS王座とNXT王座を天秤にかけさせ、選ばれたオーエンズが返り討ちに。暗にNXT王座の優位性をアピールすることにも成功してみせたのだ。そして迎えた日本公演前最後のPPV、6・14「マネー・イン・ザ・バンク」ではシナがリベンジを達成するも、試合後にオーエンズがベルトを強奪してしまった。それだけに、抗争真っ最中の2人がそのまま日本にやってくることが確実。7・3両国ではシナvsオーエンズの“チャンピオンvsチャンピオン”が予定されており、ちょっと前までは想像もできなかった組み合わせが、一瞬にして大注目のマッチアップとなっている。WWEユニバースは当然のこと、この試合はアメプロマニアにも、そして日本のプロレスファンも絶対に見逃せない!

(構成・文:新井 宏)




■大会名:WWE Live
■開催日:7/3(金)〜7/4(土)
■会場:国技館 (東京都)


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■決定対戦カード
【7月3日(金)】
<チャンピオン vs チャンピオン>
ジョン・シナ(ユナイテッドステイツ王者) vs. ケビン・オーエンズ(NXT王者)/
ドルフ・ジグラーvs. キング・バレット/クリス・ジェリコvs. ケイン/
<WWEタッグ王座戦>
タイソン・キッド& セザーロvs. ニュー・デイ/
<ディーバス王座トリプル・スレッド戦>
ペイジvs. ニッキー・ベラ vs. ナオミ/
フィン・ベイラーvs. ネヴィル/
ルチャ・ドラゴンズ vs. ロス・マタドールス w/エル・トリート

【7月4日(土)】
ジョン・シナ& ドルフ・ジグラーvs. ケイン& キング・バレット/
<スペシャルマッチ>
ブロック・レスナーvs. コフィ・キングストン/
<NXT王座戦>
ケビン・オーエンズ(NXT王者)vs. フィン・ベイラー
<WWEタッグ王座戦>
タイソン・キッド& セザーロvs. ビッグE &エグザビアー・ウッズ(ニュー・デイ)
ネヴィルvs. クリス・ジェリコ
<ディーバス王座トリプル・スレッド戦>
ペイジvs. ニッキー・ベラ vs. ナオミ/
ルチャ・ドラゴンズ vs. ロス・マタドールス w/エル・トリート

※来日予定スーパースター、カードは変更される場合もあります。
※各チャンピオンは日本時間5/29初回放送「ロウ」終了時点のものです。

2015-06-18 13:51 この記事だけ表示