【WWE LIVE 特集コラム(3)】無期限出場停止処分を破り日本上陸(!?)テイカー、シナを粉砕したB・レスナーがやってくる![WWE]


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7月3日(金)&4日(土)に東京・両国国技館でおこなわれるWWEの日本公演「WWE Live」を控え、日本人スーパースターのイタミヒデオ(元KENTA)が来日、去る5月29日に両国2連戦をPRした(イタミは両公演とも参加)。そのとき、驚天動地の発表も合わせておこなわれた。2日目の7月4日に、なんとあのブロック・レスナーが参戦するというプレスリリースがあったのだ。

レスナーは前WWE世界ヘビー級王者で、ジ・アンダーテイカーのレッスルマニア連勝記録を“21”でストップさせた規格外のモンスター。プロレスはもちろん総合格闘技でも実績を残している万能ファイターである。そのレスナーが急きょ、日本にやってくることを宣言したのだからたまらない。

ではなぜ、レスナーの来日が驚きなのか。一言でいえば現在、レスナーはWWEにレギュラー参戦していないからである。

レスナーは昨年8月の「サマースラム」でジョン・シナに圧勝。16発ものスープレックスを放ち、最後は必殺のF5で“WWEの顔”を一方的に粉砕した。以降、圧倒的強さを理由に自分の地位を特別なものに仕立て上げていく。よほどの理由がない限り、試合に出場しないのだ。

これにより、強いレスナーへの幻想はより大きくなっていくことになる。レッスルマニア前にWWEとの再契約が明らかになったが、それは日常的に見られることと直結していない。あくまでもレスナーはレスナーなりのスタンスでWWEと向き合うつもりでいる。強さこそ正義、ということなのだろう。

「サマースラム」以降は9月の「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でシナに防衛。今年1月の「ロイヤルランブル」ではシナにセス・ロリンズを加えたトリプルスレットマッチでロリンズをフォールしベルトを当然のように守ってみせた。「レッスルマニア31」のメインで迎え撃つのは売出し中のロマン・レインズ。それでも、レスナーの圧倒的有利が噂されていた。

ところが、F5を決めたところでロリンズが出現、試合を一方的に3人が同時に闘うトリプルスレットマッチへと変更させてしまったのだ。というのもロリンズは好きなときに王座挑戦が認められるマネー・イン・ザ・バンクの権利保持者。権利を勝ち取ってから9カ月間も使用せず、年間最大の祭典で行使する機会をうかがっていたのである。試合はすでにレスナーとレインズにダメージがある状況。しかもレインズはレスナーの必殺技を食らい危機に瀕している。ここでロリンズはレインズにフィニッシュ技のカーブストンプを見舞い、まんまと3カウントをゲットしてみせた。タイトル移動。レスナーは負けずして、王座から転落した…。「レッスルマニア」史上稀に見る大どんでん返しである。

が、翌日のロウでレスナーは動いた。<王者>セス・ロリンズvs<挑戦者>ブロック・レスナーのタイトル戦が決まったのだ。しかし、新王者のロリンズはテレビの情報番組に出演していたため会場へ到着しだい試合をするとのアナウンス。しかも「再戦はするが今日じゃない」とのこと。 レスナーがいらだつのも無理はない。ロリンズが到着したものの、コンディション不良を理由に試合を回避。レスナーが襲いかかったのは放送席のブッカー・T、JBL、そして実況アナウンサーのマイケル・コールだった。さらにはテレビカメラマンにもF5を仕掛けてしまう大暴れ。この大暴走により権力者集団“オーソリティー”のステファニー・マクマホンはレスナーに無期限出場停止処分を通告した。以来、レスナーはWWEのリングに姿を見せていない…。

4日のみの出場ながら、そんな状況下で日本にやってくるのだから、これは事件なのである。王者時代にも自分で出場試合を選んでいたレスナー。それだけに、日本には特別の思い入れがあるということなのだろう。日本で試合をするのは約8年ぶり。コフィ・キングストンを相手に圧倒的強さを見せるのは確実だ。また、たまりにたまった鬱憤をオーソリティーの目が届かない(?)日本で晴らすつもりかもしれない。いずれにしても、シナやテイカーを粉砕した強さを、ぜひとも“Live”で堪能してほしい。

(構成・文:新井 宏)




■大会名:WWE Live
■開催日:7/3(金)〜7/4(土)
■会場:国技館 (東京都)


元WWE世界王者ブロック・レスナーの参戦が緊急決定!
日本人スーパースター イタミ・ヒデオの参加が正式決定!

■決定対戦カード
【7月3日(金)】
<チャンピオン vs チャンピオン>
ジョン・シナ(ユナイテッドステイツ王者) vs. ケビン・オーエンズ(NXT王者)/
ドルフ・ジグラーvs. キング・バレット/クリス・ジェリコvs. ケイン/
<WWEタッグ王座戦>
タイソン・キッド& セザーロvs. ニュー・デイ/
<ディーバス王座トリプル・スレッド戦>
ペイジvs. ニッキー・ベラ vs. ナオミ/
フィン・ベイラーvs. ネヴィル/
ルチャ・ドラゴンズ vs. ロス・マタドールス w/エル・トリート

【7月4日(土)】
ジョン・シナ& ドルフ・ジグラーvs. ケイン& キング・バレット/
<スペシャルマッチ>
ブロック・レスナーvs. コフィ・キングストン/
<NXT王座戦>
ケビン・オーエンズ(NXT王者)vs. フィン・ベイラー
<WWEタッグ王座戦>
タイソン・キッド& セザーロvs. ビッグE &エグザビアー・ウッズ(ニュー・デイ)
ネヴィルvs. クリス・ジェリコ
<ディーバス王座トリプル・スレッド戦>
ペイジvs. ニッキー・ベラ vs. ナオミ/
ルチャ・ドラゴンズ vs. ロス・マタドールス w/エル・トリート

※来日予定スーパースター、カードは変更される場合もあります。
※各チャンピオンは日本時間5/29初回放送「ロウ」終了時点のものです。

2015-06-10 15:08 この記事だけ表示