【WWE LIVE 特集コラム(1)】WWE Live 7・3&4 両国2DAYS。本場のエンターテインメントを体感し、日本ならではの楽しみ方も![WWE]

■大会名:WWE Live
■開催日:7/3(金)〜7/4(土)
■会場:国技館 (東京都)


WWE日本公演の季節が今年もやってくる。世界最大のプロレス団体で、世界最高峰のエンターテインメントを提供するWWEが、7月3日(金=開演19:00)&4日(土=開演18:00)の2日間、東京・両国国技館に上陸するのだ。今回は7月2日(木)にシンガポール公演をおこなってからのアジアツアーで、夏の開催は2012年から4年連続となる。

今回もまた“WWE Live”ブランドとしての公演だ。“WWE Live”とは、“ロウ”、“スマックダウン”の2大ブランドを統合した総合ハウスショー。昨年は、“NXT”ブランドも初めて紹介され、NXT王座戦(エイドリアン・ネヴィルvsサミ・ゼイン)も実現した。イタミ・ヒデオ(元KENTA)の登場により、NXTもブランドとしての力を強めているだけに、よりいっそう総合ハウスショーとしての意味合いが大きくなったと言えるだろう。

では、今年はいったいだれが日本にやってくるのか。本稿執筆時点(5月26日)で発表されている来日スーパースターは、以下のメンバーとなっている。

ジョン・シナ、ドルフ・ジグラー、クリス・ジェリコ、セザーロ、ラナ、タイソン・キッド、ニュー・デイ(コフィ・キングストン&ビッグE&エグザビアー・ウッズ)、ケビン・オーエンズ、フィン・ベイラー、ペイジ、べラ・ツインズ(ニッキー&ブリー)、ナオミ、ネヴィル、ルーク・ハーパー、ルチャ・ドラゴンズ(シン・カラ&カリスト)、ロス・マタドールズ(ディエゴ&フェルナンドwithエル・トリート)、キング・バレット。

本国での状況によっても左右されるため、来日スーパースターは変更、追加の可能性もあるが、上記の選手たちが基本になると言っていいだろう。筆頭はやはり、WWEの顔であるジョン・シナだ。最近ではUS(ユナイテッドステイツ)王座を奪取し、ルセフwithラナとの抗争で、強いアメリカを体現。5月17日(現地時間)におこなわれたPPV「ペイバック」では、どちらかが「参った」と言うまで闘いがつづく“アイ・クイット・マッチ”で勝利した。これにより、シナはルセフとのシングルマッチで「レッスルマニア31」以来、PPV3連勝。WWE世界ヘビー級王座争いから身を引いているとはいえ、WWEの主役のひとりであることに変わりはない。敗れたルセフも「アイ・クイットとは言っていない」と主張。言語の違いがさらなる混乱を生むことになっている。

昨今では新しいスーパースターとの対戦が増えているシナ。今回の来日では、これまでとは一味違うジョン・シナが見られるのではなかろうか。日本での闘いからWWEへ飛躍した選手たちの“凱旋”もまた、日本ならではの楽しみ方である。とくに今年は、日本で腕を磨きWWEへ羽ばたいたスーパースターが多いのだ。

その代表がクリス・ジェリコ。現在はレギュラーではないが、日本公演に合わせるようにカムバック。ロックバンドFOZZY(フォジー)としての顔も持つジェリコは、日本で試合をおこなうたびにこの国で学んだレスリングを存分に披露してくれる。そこには日本人レスラーへのリスペクト、日本人WWEユニバースへの感謝が表現されているのだ。WWEとは一味違うジェリコの闘いぶりにも注目したい。

ジェリコが“日本公演凱旋”の意味合いをつくったスーパースターならば、その後継者とも言えるのがフィン・ベイラーということか。ベイラーと呼ぶよりも、日本人ファンにはプリンス・デヴィットと呼んだ方がまだ伝わりやすいかもしれない。アイルランドから留学生として来日し、新日本でレスリングを学んだデヴィット。そのデヴィットが、WWEのスーパースターとしてやってくるのだからたまらない。ジュニアの最強外国人であり、外国人軍団バレットクラブの中心選手。そして、新日本からWWEへ。デヴィットには、ジェリコの姿がダブって見える。

2度目の凱旋となるネヴィルもまた、日本育ちの外国人スーパースターである。英国からDRAGON GATEに参戦し、大きく成長してWWEへ羽ばたいた。セザーロは、クラウディオ・カスタニョーリのリングネームからNOAHを経由し、世界最大の団体へとたどり着いた。そして、1軍昇格を果たしたばかりのケビン・オーエンズはかつてDRAGON GATE最強外国人とまで言われたケビン・スティーンの変身だ。ジョン・シナとの抗争を手に入れたことは、飛躍への大きな起爆剤になるはずだ。

彼らの活躍ぶりは、WWEを知らないプロレスファンにもWWEへの入り口となるだろう。本場のWWEを日本にいながら体感し、日本公演ならではの見方もできる。“WWE Live”7・4&5両国2連戦には、2倍の楽しみ方が待っているのだ。

(構成・文:新井 宏)




■大会名:WWE Live
■開催日:7/3(金)〜7/4(土)
■会場:国技館 (東京都)


元WWE世界王者ブロック・レスナーの参戦が緊急決定!
日本人スーパースター イタミ・ヒデオの参加が正式決定!

■決定対戦カード
【7月3日(金)】
<チャンピオン vs チャンピオン>
ジョン・シナ(ユナイテッドステイツ王者) vs. ケビン・オーエンズ(NXT王者)/
ドルフ・ジグラーvs. キング・バレット/クリス・ジェリコvs. ケイン/
<WWEタッグ王座戦>
タイソン・キッド& セザーロvs. ニュー・デイ/
<ディーバス王座トリプル・スレッド戦>
ペイジvs. ニッキー・ベラ vs. ナオミ/
フィン・ベイラーvs. ネヴィル/
ルチャ・ドラゴンズ vs. ロス・マタドールス w/エル・トリート

【7月4日(土)】
ジョン・シナ& ドルフ・ジグラーvs. ケイン& キング・バレット/
<スペシャルマッチ>
ブロック・レスナーvs. コフィ・キングストン/
<NXT王座戦>
ケビン・オーエンズ(NXT王者)vs. フィン・ベイラー
<WWEタッグ王座戦>
タイソン・キッド& セザーロvs. ビッグE &エグザビアー・ウッズ(ニュー・デイ)
ネヴィルvs. クリス・ジェリコ
<ディーバス王座トリプル・スレッド戦>
ペイジvs. ニッキー・ベラ vs. ナオミ/
ルチャ・ドラゴンズ vs. ロス・マタドールス w/エル・トリート

※来日予定スーパースター、カードは変更される場合もあります。
※各チャンピオンは日本時間5/29初回放送「ロウ」終了時点のものです。

2015-06-10 15:05 この記事だけ表示