【9.18(木)リアルジャパンプロレス参戦!】“情念”石川雄規の生きざまを見よ!カナダの地で、20歳、若返った俺を見せつけたい![リアルジャパンプロレス]


■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス『STRONGSTYLE』
■開催日:9/18(木)
■会場:後楽園ホール (東京都)

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[石川雄規インタビュー於:勇接骨院(吉田勇次郎院長)]

石川雄規が単身カナダに移り住んだのは昨年6月のこと。かつてバトラーツのリングで活躍していたジョー・バスコ(現サンティーノ・マレラ=WWEのスーパースター)が地元カナダ・オンタリオ州ミシサガ市で総合格闘技のジムを開き、そこのコーチとして招かれたのだ。そのジムは「Battle  Arts Academy」。そうバトラーツだった。バスコがバトラーツで学んだこと。その魂をジムに注入したいんだという熱い気持ちを入れた名前だった。石川はそこには夢がいっぱい詰まっているような気がした。そして日本を捨て、カナダに行って、ひたすら指導の熱い日々。いま、石川はその選択が間違っていなかったことを確信した。精神的にも肉体的にも20歳若返ったという。リアルジャパン9・18後楽園ホール大会。石川雄規のバトラーツ魂をリングに見よ!(構成・文:安田拡了)

●カナダは自分の集大成を発揮できる!


―石川さん、47歳になったんですね。指導とはいえ単身カナダに行くこと。年齢的に悩まなかったですか。
石川 まったく悩まなかったですね。息子たちの成長をもう少し見ていたかったですが、親父がカナダで(プロフェショナルレスリングの)文化を作っているほうが、子供たちにとってカッコいいでしょ。

―男としてカッコいいですよ!
石川 あのまま日本にいたら、俺、早死にしているかもしれない。

―うん、うん。石川さん、歯を食いしばって頑張ってきたけど、日本ではバトラーツスタイルで暮らせていけなかったですからね。
石川 これまで何のために血反吐を吐いて頑張って生きてきたのか。

―大げさですけど神様が石川さんにまだまだやらせたいことがあるから生かせてきたのかも知れない。
石川 面白いのはね。カナダに行ってから、ふとあることを思い出したんですよ。15年くらい前にビクター・クルーガーの主催でドイツのブレーメンで試合をした。その時に未来を霊視できる女性から僕の未来を見てもらったんですよね。

―それは?
石川 「あなたは将来、外国に行って大きな湖の近くに拠点を持つ。湖と赤っぽい大きな建物が見える」と言われたんですよ。いまのジム「Battle  Arts Academy」が赤っぽいレンガの建物で大きい。それにそばにはオンタリオ湖があるんです。あっ、ここのことだったのか、と。

―え、15年前に見てもらった未来。石川さんがカナダに移ったのは運命なのかもしれないですね。
石川 そうかもしれない。いままで生きてきた集大成というか。自分の集大成を発揮できる場が「Battle  Arts Academy」なんですからね。ジョー・バスコが石川ならきっと理想のジムを作り上げてくれると任してくれたんですから、自分の集大成を注ぎ込みますよ。

―ジョー・バスコは小さい頃から柔道をやっていてオリンピックの柔道カナダ代表候補になったほど強かったらしいですね。
石川 そうそう。だから本当のプロレスラーに必要なのはバトラーツのプロフェショナルレスリングのテクニックなんだということをわかっている。

ジョー・バスコは石川の来るのを首を長くして待っていた。かつて埼玉の越谷バトラーツ道場で石川が本物のレスリングスタイルを教えてくれた。それが自分のプロレス生活にどんなに役に立ってきたことか。それが分かっていたからだ。だから石川がコーチを引き受けてくれてからというもの、今か今かと石川を待ちわびていた。バスコの夢はカナダにバトラーツスタイルを持ち込みたかったのだ。

●ぬるま湯から出ろ!


―いまどのくらいの人数を教えているんですか?
石川いろんなクラスがありますけどプロレスリングクラスだけで40名を超えましたね。

―ブログを見ると基本的に日本人とは教えてもらう姿勢が違うから、指導は大変そうですね。
石川 キッズクラスが本当に難しい(笑)。信じられないくらい、ぬるま湯につかっているような考え方ですからね。親がベビーシッター代わりのように子供をジムまで送ってくる。 まったく集中力がなくて、あっち向いたり、こっち向いたり。何かをやらせると1回だけやって「やった。終わった」と言ってボーッとしている。手抜きをしているのに「誰々もやってる」と弁解する。

―その時、どんなふうに説得する?
石川 「手抜きをしている人はほっとけ。お前はお前だ。大切なのはお前が何をするかだ。時間を無駄にするな。いいか、これはお前たちの未来、人生にとって大事なことなんだ」と言いますよ。俺がプロレスラーを目指していた頃は毎日4000回スクワットをやっていたと言うと「信じられない。その間、何回、休憩を入れたのか」と訊いてくる。「やる前から休憩のことを考えるな! 死ぬまでやれ!」と叱る。僕はしつこいですよ(笑)。何度もでも叱り「俺に従うのかいいか、従わずに殴られるのかいいか、従わずに蹴られるのがいいか」って(笑)。そんなことばかり叱っていて、日本で子供たちを教えてきたやり方も忘れそうになるくらいでしたよ。

―あはは。早くぬるま湯から出ろ!って感じですね。子供の時って、そのように叱ってくれる人が必要だから、ラッキーな子供たちですねえ。しかし、いつまでもそんな状態じゃ、ストレスも溜まってしょうがない(笑)。
石川 いまはそういう体験を経て、あきらめずに残っている子供たちが雰囲気を良くしていますね。やっぱり叱るところは叱って、つらいんだけど何か面白いなと思わせればいいんじゃないですか。いまじゃバトラーツの試合DVDも食い入るように観て勉強してますよ。DVDで観た技を自分でやってみて、それから組んでみて、どんどん自分で理解していますね。

―プロレスリングクラスはどうですか?
石川 とにかくプロレスもどきの練習もどきを本当の正しい方向に修正していくんですよね。僕の言っていることが、すべてに意味があるんだということを理解させる。たとえば一つ練習をする。この時、生徒たちは何のために練習をしているのかわからない。しかし、そのあとで、じゃあ、次にこの技をやってみなさいと教える。するとさっき何だかわからないけど僕の言うとおりに練習していたことが、この技を掛ける時につじつまがあって、生きてくるんだということがわかるわけですよ。

―ああ、そうか!ってなる。信頼関係がそこで生まれるわけですね。
石川 そうなんですよ。僕の指導が沁み込んでいって、僕を信じてついてきてくれて最高のクラスになっていますよ。みんな熱いですよ。何も言わなくたって、自主的に練習をやってますからね。

 カナダにはWWE以外の小さなプロレス興行団体が多く存在している。そこに上がっているレスラーの多くは、本物のプロレスリングを知らない。見よう見まねのプロレスラーもどき。つまり、ニセモノのプロレスラーがいて、彼らのもどきの試合を見ているプロレスファンがいるのだ。そのような土壌の中で、カナダの多くのジムで4年かかってプロレスのテクニックを習得するところを石川の腕にかかっては1年で習得できるのだから、アカデミーの品質が自然に高まってきた。「Battle  Arts Academyで習えば本物のプロレスラーになれるぞ」。いま口コミでどんどんアカデミーの噂が広がっているらしい。



●バトラーツスタイルの試合が行なわれる

石川 僕は彼らに言うんです。
「Battle  Artsというのは、サムライ・スピリッツという意味なんだ。試合の前は自分の部屋の整理をしておくんだぞ。どういう意味かわかるか。いつ試合で死ぬかもしれない。そういう気持ちでリングに上がるんだ。プロレスを甘く考えるんじゃない。プロレスというのは究極のスタントなんだ」と。

―そうなんですよね。プロフェショナルレスリングとはそうなんですよね。
石川 来月から生徒をチョイスしてクオリティーが高いバトラーツスタイルの試合をやることにもなりました。これはテレビの放映も決まったようです。まだ僕らがバトラーツをやっていた頃の質ではないですけど、それでも放映されたら、みなカナダのプロレスファンはびっくりすると思いますね。カルチャーショックを受けるんじゃないですかね。カナダはWWE以外はWWEもどきのプロレスごっこのような興行が多いですからね。

―そういうカナダのプロレス土壌の中に石川雄規直伝のバトラーツスタイルの興行ができるなんて、これは凄いことですよね。
石川 凄いことですよ。まずい回転寿司しか食べたことがない人たちの前に突然、特上の美味い寿司が出てくるようなもんですよ。いままで僕たちは何を食べていたんだ!? という驚きですよ(笑)。

―そうですね。将来はバトラーツスタイルがカナダに根付くかもしれない。
石川 ほかのジムで3年間プロレスを習っていた人が僕の指導を体験にくるわけですよ。その人が「今日の2時間はこれまでの3年間よりも濃い」と目を丸くして驚いていたくらいですからね。

―石川さんのブログを見たら、新日本プロレスに参戦しているデイビー・ボーイ・スミスJrがジムに来ていましたね。「Battle  Arts Academy」の噂を聞いてやってきたんですか?
石川 そうなんですよ。それまで会ったこともなかったんです。スミスは練習熱心で真面目。ビル・ロビンソンの影響を受けていて、一通り、テクニックは知っているんで、僕の指導をもの凄く気に入ってくれました。今回もカナダに戻ったら、また2、3日練習にくるかもわらない。楽しみですよ。

―スミスは地元では有名人だから、そのスミスと一緒にスパーリングをやって指導をする石川さんを生徒も尊敬の眼差しで見ているんじゃないですか?
石川 彼はスーパースターですからね。そのスーパースターがイシカワと練習したいと訪ねてきてくれるわけですから、確かに生徒たちはそういう目で僕を見てくれていますね。

―近い将来、「Battle  Arts Academy」から日本にプロレスラーを送りこむ時がきますね。
石川 そうですね。昔は本物のプロレスラーになりたい連中は日本にプロフェショナルレスリングを学びに行こうとしました。しかし、いまは「Battle  Arts Academy」で僕からしっかり学んで、日本では経験を積んでくる。そういうふうに考えるようになってきましたね。

―かつて技術を学びたい日本のレスラーたちが神であるカール・ゴッチのもとに集まった。いま石川さんはカナダのレスラー志望の若者からはゴッチのような存在なんだなあ。石川さん、47歳。カナダに行った甲斐があった(笑)。

●9・18後楽園。もうアレクの知っている俺じゃない!

石川 ええ。年齢だって20歳くらい若くなってますから(笑)。ウエストも20p近く減ったし。体重は15s減って85s。ジムでは身長2m近いヤツとしょっちゅうスパーリングをやって、やっつけて僕のしもべにしてますよ。しかし、彼らは学び始めたら強いですよ。僕の言うことをしっかり学んでいればもう少しで僕は敵わなくなりますよ。

―「Battle  Arts Academy」で新しいプロレス文化が立ち上がってきたんですねえ。
石川 周りから認められてきましたね。オンタリオ州ミシサガ市では早くもゴールド評価の人気ジムになっています。ミシサガ市は人口66万人ですから、大都市ですよ。その中で人気1ジムになっている。そのうち(同州)トロント市も含めて、1に近いジムになると思いますね。そしてきっとカナダで独り勝ちすると思いますよ。

―充実してますねえ。
石川 最高の可能性と夢をもらいましたよ。

―今後はどうするんですか?
石川 行けるところまで行きますよ。だって、カナダには自分がこれまでやってきた集大成を生かす夢のような仕事がある。日本じゃ、僕のやれる仕事はないですからね。

―食うためだけに働く。そんなのは石川さんにはもったいないからね。
石川 そうです。日本はバトラーツはいらないらしいから。僕はバトラーツスタイルが欲しいというところに行っているだけなんです。

―悔しいよね。日本でいらないというのは。しかし、リアル・ジャパンの9・18後楽園ホールで日本のプロレスファンにバトラーツスタイルを見せることができる。少なくとも本物のプロレスを残そうとしているリアル・ジャパンは石川さんのバトラーツスタイルを必要としている。
石川 嬉しいですね。そういう場所がまだ日本にあるということは。

―さて、今回のカードですが4人タッグマッチ。対戦相手はアレクサンダー大塚&関本大介組。石川さんはバトラーツにも参戦していた鈴木秀樹選手と組むことになりました。
石川 鈴木選手はバトラーツでも闘ってきているしパートナーとしても頼りがいがありますね。相手はアレクと関本選手ですか…。
 アレクよ、いまお前はノロいだろ(笑)。俺のスピードについてこれるかな。

―あはは。さっきの話では2m近くの連中といつもスパーリングしてるから、大きいアレク選手もさほど気にならない? さらにアレク選手に一言どうぞ。
石川 アレクよ、もう君の知っている俺じゃない。俺は20年若返っているんだ。逆に君は20年歳を取っている。

―やっぱり、毎日、大きい連中とスパーリングやっていると肉体的にも精神的にも違うようですね(笑)。
石川 そりゃ違いますよ。連中とひたすらスパーリングやっているわけですから、それが毎日のトレーニングになっていますね。腹筋なんかにしても、みんなにやらせるわけだけど、僕ができないとみんなにやらせられないからね。みんなが出来なくなってしまうのを見るのも面白いし。クラスをいくつも受け持っていますから毎日、なんだかんだで千回くらい腹筋やってますよ。

―へえ。
石川 それだけじゃなくてグラップリングも打撃もやるし、フットワークもやるしね。だから、アレクも若返った僕に驚くんじゃないですかね。20歳若返った俺を見せつけてやりますよ。だけど、実際、アレクと組むとあいつ重たいんだろうなあ(笑)。関本選手も重いですからねえ。関本選手にぶつかってこられると、いつも交通事故にあったようなダメージを受けるんです。チョップも痛いんですよね。

―関本選手は質量がありますからねえ(笑)。そんな関本選手に対する攻撃の狙い目は?
石川 凄い力なんですけど筋肉が凄いですから、その分、関節の可動範囲が狭いですからね。うふふ。あっ、関本選手に伝えておいてください。押入れを開けるとな。日本髪を結った人形がいるんだ。そいつが毎晩夜中にお前のまわりを歩き回るんだ。気をつけろよ。

―え、どういう意味ですか?
石川 関本選手、霊が怖いんですよ。よく心霊写真を送ってあげて遊んでました。あのデカイ体で「止めてください、止めてください!」と哀願するんですよ(笑)。精神的な揺さぶりをかけます。これを読んだら、きっと関本選手はビビり始めますよ。チョップを出して来たら、心霊写真を送ってやりますよ。

―それはともかく、石川さん、体も絞れてカッコいい体になってますよ。20歳若返った石川雄規をたっぷり日本のプロレスファンに見せつけてください!





■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス『STRONGSTYLE』
■開催日:9/18(木)
■会場:後楽園ホール (東京都)

チケットの詳細はこちら

【対戦カード】
<メインイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
初代タイガーマスク(RJPW)&藤波辰爾(ドラディション)&船木誠勝(WRESTLE-1)
vs
金本浩二(フリー)&グレート・タイガー(国籍不明)&タカ・クノウ(グラップリング世界王者/チーム太田章)

<セミファイナル タッグマッチ 60分1本勝負>
鈴木みのる(パンクラスMISSION)&スーパー・タイガー(RJPW/第7代レジェンド王者)
vs
齊藤彰俊(プロレスリング・ノア)&柴田正人(U-FILE CAMP)

<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
石川雄規(Battle Arts Academy)&鈴木秀樹(フリー)
vs
アレクサンダー大塚(AODC)&関本大介(大日本プロレス)

<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)&間下隼人(RJPW)
vs
折原昌夫(メビウス)&若翔洋(Yamaishi Pictures)

<第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
百田光雄(リキエンタープライズ)&我龍真吾(フリー)
vs
小笠原和彦(PRO-KARATE押忍闘夢)&“力道山二世” 力(リキエンタープライズ)

<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
スーパー・ライダー(RJPW)&グラン浜田(フリー)
vs
タケシマケンヂ(スポルティーバエンターテイメント)&那須晃太郎(U-FILE CAMP)
※出場選手は怪我などの理由により、変更となる場合が有ります。



2014-09-16 16:14 この記事だけ表示
 
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