【UFC JAPAN 2014 コラム第1回】UFC&日本選手を巡る状況[UFC]

■大会名:UFC JAPAN 2014
■開催日:9/20(土)
■開場:12:30
■オープニングファイト追加:13:30
 オープニングファイト(1) マキシモ・ブランコ(真騎士)VS ダン・フッカー
 オープニングファイト(2) 徳留一樹 VS ジョニー・ケース
■本戦開始:14:30
■会場:さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)



(構成・文:長谷川亮)


 今年も世界最大の格闘技イベントUFCが、「UFC JAPAN 2014」として、まもなく日本にやってくる(9月20日、さいたまスーパーアリーナ)。UFCは1993年11月にアメリカ・コロラド州デンバーで初開催されるや大きな衝撃を与え、急速なスピードで成長・拡大を続けている地球規模の格闘技イベント。「Ultimate Fighting Championship」が正式名称で、“Ultimate=究極の”というその名の通り、「オクタゴン」と呼ばれる八角形の金網を舞台に、パンチ・キック・ヒジ・ヒザ、投げ・絞め・関節技と何でもあり、まさに究極の戦いが繰り広げられる。“最強”の座を目指し世界中から鍛錬を積んだファイターたちが集うオクタゴンは、さながら現代のコロッセオというべき場所であり、昨年からは女子部門もスタートし新たな歴史を刻んでいる。

 UFCは2001年から現在のズッファ社へ運営が移り、2005年にUFCヘ出場する権利を巡りファイターたちが合宿生活を送りながら試合を行っていく登竜門番組「The Ultimate Fighter」=通称TUF(タフ)が高視聴率を獲得したことで人気が爆発。日本ではズッファ体制によるUFCは2012年2月、2013年3月に続き、今年が3年連続3度目の開催となる。

 2012年2月の大会はUFCの基幹を成すナンバー大会、「UFC144」として行われた。日本での開催は2000年12月の「UFC29」以来、実に11年ぶりとなる(前回はズッファ社でなくSEG社による主催)。メインイベントは当時の世界ライト級王者フランク・エドガーがベンソン・ヘンダーソンを迎えたタイトルマッチで、すでに3度の防衛を成し遂げ安定王者とも囁かれていたエドガーをベンソンが番狂わせで破って王座を奪取(判定勝ち)、ターニングポイントの大会となった。また、PRIDEを経てDREAM、SRC以来となる国内MMA(=総合格闘技)の一大イベントとして山本“KID”徳郁 、五味隆典、岡見勇信、秋山成勲、さらにはK-1王者のマーク・ハント、PRIDE常連選手だったクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンとスター選手が一堂に介した。

 続いて2013年のメインイベンターとなったのが、かつて“ミスターPRIDE”というべき激闘の数々で日本を沸かせたヴァンダレイ・シウバ。ブライアン・スタンと火の出るような打ち合いを展開すると2RKOに沈め、ファイト・オブ・ザ・ナイト(大会最高試合賞)とノックアウト・オブ・ザ・ナイト(大会最高KO賞)をWで受賞。また、今大会でもハント、五味、岡見といったスター選手が前年に続き顔を揃えた。大会は両年度とも日本格闘技界の聖地・さいたまスーパーアリーナで開催。今年も3年連続で同所が祭典の舞台となる。

 去る6月26日には大会発表の会見が都内で行われ、出場する主要ファイターのほか、ズッファ社のデイナ・ホワイト社長が出席。社長は日本を「非常に大きな市場でMMA発祥の地といっても過言ではありません。日本に戻ってこられて嬉しい。大好きな、素晴らしい場所です。UFCを世界中で開催する中で、どこで観たいか、どこに行きたいかと問われれば、日本を外すことはできません」と語り、深い思い入れと大きなリスペクトを表した。また会見では日本の老舗団体・修斗との協力体制も発表され、今後日本市場に一層力を入れていくことが、社長直々の来日とともに感じられた。

 早々に発表となった今大会のメインイベントは、これで3年連続の日本大会出場となるマーク・ハントvsロイ・ネルソン。UFCでも好勝負を連発し“名勝負製造機”というべき活躍を見せるハントと、PRIDEで一時代を築いたミルコ・クロコップ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラをいずれもKOで降しているネルソンの激突は、ヘビー級らしい重厚感と迫力ある一戦になるだろう。

 そのほか、日本人ファイター、あるいは日本ゆかりのファイターがずらり揃ったカードは実に11試合。大会はメインを加えた全12試合のボリュームで行われる。ド迫力のヘビー級マッチあり(ハントvsネルソン)、ジャパニーズレジェンドの挑戦あり(五味)、アジア初となる歴史的な瞬間あり(中井りん)、そして日本格闘技界の今後を担う若手・実力選手が勢ぞろい。当連続コラムでは次回から、各試合、そして大会の見どころを順に紹介していく。



■大会名:UFC JAPAN 2014
■開催日:9/20(土)
■開場:12:30
■オープニングファイト追加:13:30
 オープニングファイト(1) マキシモ・ブランコ(真騎士)VS ダン・フッカー
 オープニングファイト(2) 徳留一樹 VS ジョニー・ケース
■本戦開始:14:30
■会場:さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)



【動画】UFC JAPAN 2014 プロモーションムービーが到着!!

【対戦カード】
マーク・ハント vs. ロイ・ネルソン
五味隆典 vs. マイルズ・ジューリー
アミール・サドラー vs. 秋山成勲
中井りん vs. ミーシャ・テイト
アレックス・キャセレス vs. 金原正徳
ジョン・デロスレイエス vs. 堀口恭司
リチャード・ウォルシュ vs. 国本“ストラッサー”起一
サム・シシリア vs. 菊野克紀
佐藤豪則 vs. イム・ヒョンギュ
カン・ギョンホ vs. 田中路教
ジョニー・ケース vs. 徳留一樹
ダン・フッカー vs. マキシモ“真騎士”ブランコ
※対戦カードは予告無く変更になる場合があります。

2014-09-08 17:42 この記事だけ表示