【WWE Live e+来日直前特集コラム】WWEが売出し中の国際派スーパースターセザーロが日本公演で凱旋試合![WWE]

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  7月10日(木)&11日(金)東京・両国国技館(両日とも19時開始)、12日(土)大阪・舞洲アリーナ(17時開始)で開催されるWWEの日本公演「WWE Live」には世界に名を馳せるスーパースターが集結する。

■大会名:WWE Live
■開催日時/会場:
7/10(木)〜7/11(金)@国技館 (東京都)
7/12(土)@舞洲アリーナ(舞洲スポーツアイランド内)(大阪府)





 そのなかでも注目のひとりが、セザーロだ。セザーロは日本のNOAHにも参戦経験があるスーパースター。NOAHではクリス・ヒーローとのタッグチーム、キング・オブ・レスリングで活躍し、GHCタッグ王座にも挑戦した。王座奪取にこそ届かなかったものの、タッグリーグ戦でも台風の目になった。その試合運びからして、キング・オブ・レスリングの名称は伊達ではないと知らしめたのである。

 当時のリングネームはクラウディオ・カスタニョーリ。彼はスイス出身で、英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、ロマンシュ語の5か国語を操る明晰な頭脳の持ち主である。周囲を他国に囲まれた環境なためか、数か国語を話す人がスイスには多いが、5か国となれば、やはり驚かずにはいられない。

 その“特技”とスポーツ経験を活かし、彼はプロレスラーとしてデビューした。残念ながらスイスではプロレスがあまり盛んではないため、彼はドイツとアメリカに活躍の場を求めた。近年では日本人も参戦するドイツのwXwで初マットを踏み、パートナーのC・ヒーローとともにアメリカンインディーに進出。チカラプロレスやROHといった団体で経験を積み、やがて日本の団体の目にも留まるようになったのである。

 WWEにスカウトされたのは、2011年9月のことだ。C・ヒーローとともに契約したが、ここではあえてシングルプレーヤーの道を選んだ。ファーム団体FCWで修業し、2012年4月のスマックダウンで一軍昇格。まずはアントニオ・セザーロのリングネーム、ラグビーの元トッププレーヤーという触れ込みで登場、女性マネジャーには国際派らしくリトアニア人のアクサナを帯同していた。

 WWEでの初戴冠は同年8月の「サマースラム」におけるUS王座。アメリカのベルトを巻きながら反米キャラクターとしてWWEユニバースのブーイングを浴びた。それはやがてジャック・スワガー、ゼブ・コルターとのユニット、リアルアメリカンズに発展。今年2月にリングネームを“セザーロ”に統一すると、4月の「レッスルマニア30」でWWEタッグ王座取りに失敗し、リアルアメリカンズとは仲間割れ。しかしここからが、本当 の意味でのブレイクにつながることになる。

 同日におこなわれた「アンドレ・ザ・ジャイアント メモリアルバトルロイヤル」に出場したセザーロは、30人参加のなかで最後まで生き残り優勝。しかもフィニッシュが身長203センチ、体重200キロのビッグショーを場外に落としてのものだっただけにインパクトは絶大だった。そのシーンは、「レッスルマニアV」でハルク・ホーガンがアンドレをボディースラムで投げた快挙を思い出させた。その日の大会ホストがホーガンだっただけに、セザーロは一躍大注目のスーパースターになったのである。

 これに目をつけたのが日本公演にも“セザーロwithポール・ヘイマン”としてやってくるポール・ヘイマンである。P・ヘイマンとは、かつてはECWを主宰したハードコアレスリングの産みの親。ECW崩壊後はWWEに登場、辣腕マネジャーとして手腕を発揮している。記憶に新しいのはブロック・レスナーを顧客とし、ジ・アンダーテイカーのレッスルマニア連勝ストップに一役買ったことだろう。そのヘイマンがセザーロを新たなる顧客とし、日本に乗り込んでくることになったのだ。

「レッスルマニア30」の翌日、セザーロは「オレはもうゼブ・コルター派ではない、ヘイマンズ・ガイだ」と発言し、ヘイマンについていくことを明言。WWEサイドの評価も高く、シングルプレーヤーとして今後もっとも期待されているのが、セザーロだと言っていい。

 フィニッシュ技はニュートラライザー。ゴッチ式パイルドライバーの体勢から前方に倒れ込み相手の顔面をマットに叩きつける荒技だ。これをライブで見るだけでも価値がある。また、日本公演ではかつての来日時に見せていた技も出してくるかもしれない。彼にとって日本は特別の地。スイス生まれのセザーロが、世界のスーパースターとなって再び日本にやってくる。その凱旋試合を見逃すな!  


(構成・文:新井 宏)




■大会名:WWE Live
■開催日時/会場:
7/10(木)〜7/11(金)@国技館 (東京都)
7/12(土)@舞洲アリーナ(舞洲スポーツアイランド内)(大阪府)



<対戦カード(07/07付)>
【7月10日(木)】両国国技館

ジョン・シナ vs. ブレイ・ワイアット with ワイアット・ファミリー
ロマン・レインズ&ディーン・アンブローズ vs. ケイン&セス・ロリンズ
ロブ・ヴァン・ダム vs. セザーロ with ポール・ヘイマン※
<ディーバズ王座戦>ペイジ vs. アリシア・フォックス
コフィ・キングストン&ビッグE vs. ルーク・ハーパー&エリック・ローワン
ドルフ・ジグラー vs. ザ・ミズ
<NXT王座戦>エイドリアン・ネヴィル vs. サミ・ゼイン

【7月11日(金)】両国国技館
<特別出演>ハルク・ホーガン
ジョン・シナ&ロマン・レインズ vs. ブレイ・ワイアット&ケイン
ディーン・アンブロース vs. セス・ロリンズ
<IC王座挑戦者決定トリプルスレット戦>ロブ・ヴァン・ダム vs. ビッグE vs. セザーロ with ポール・ヘイマン※
<ディーバズ王座戦>ペイジ vs. アリシア・フォックス
ドルフ・ジグラー vs. ルーク・ハーパー with エリック・ローワン
コフィ・キングストン vs. ザ・ミズ
<NXT王座戦>エイドリアン・ネヴィル vs. サミ・ゼイン

【7月12日(土)】舞洲アリーナ
<特別出演>ハルク・ホーガン
ロマン・レインズ vs. ケイン
ディーン・アンブローズ vs. セス・ロリンズ
<IC王座挑戦者決定トリプルスレット戦>ロブ・ヴァン・ダム vs. ドルフ・ジグラー vs. セザーロ with ポール・ヘイマン※
コフィ・キングストン&ビッグE vs. ルーク・ハーパー&エリック・ローワン
<ディーバズ王座戦>ペイジ vs. アリシア・フォックス
<NXT王座戦>エイドリアン・ネヴィル vs. サミ・ゼイン

★「※」のついたものが新しいカードです(07/07付)。
★対戦カード、来日スーパースター/ディーバは変更される場合もあります。
★各チャンピオンは日本時間7/3初回放送「ロウ」終了時点のものです。

2014-06-30 15:57 この記事だけ表示