【会見コメント】初代タイガーvs4代目タイガーマスク(新日本プロレス)究極の一騎打ち![リアルジャパンプロレス]
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
12/9(木)『EXTREME』後楽園ホール大会
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11/16(火)リアルジャパンプロレス会見 全文コメント

■初代タイガーマスク
「以前発表しましたように、私と、新日本プロレスの今のタイガーマスクが、1vs1で試合を行うということが決定しました。
 また、追加発表として、折原昌夫&ブラック・タイガーvsタイガー・シャーク&ブラック・シャドーですね。折原は、この試合を新設のタイトルの王者決定マッチにすると言っています。みんな“このタイトルを付け足してください”とか、よく言いますけども、認めるのはリアルジャパンでは私であって。本当にストロングスタイルの試合をやってくれるんであれば認めるんですけど、飛んだり跳ねたりという学芸会みたいな試合をやるなら私は認めません。とにかくプロレスの復興が第一であって、そのタイトルがどうのこうのという問題ではないです。そういう試合だけはリアルジャパンの中ではやって欲しくない。それがちゃんとできるんであれば認めましょうと。

 こういう風にひとつひとつチェックしていく体制になると思います。なぜならば、プロレスの復活のためです。ちょっと厳しいことを言いますが、力道山先生、猪木会長、そして藤波さん、長州さんの魂を受け継いでいくような形でいかなければならないと。飛んだり跳ねたりしては、ちゃんちゃらおかしい。“タイガーマスクは飛んだり跳ねたりする”と思われていることに僕は憤慨していて、一緒にするなという気持ちでいっぱいです。プロレスは漫画じゃないんだと。プロレスは演じるものではなくて、プロレスは戦いを見せるものであると。そういう芸術であってほしいと思っています。
 そういう戦いが望めるんであればタイトルとして認めましょうということです。もし、戦いがない場合はタイトルマッチと言われても認めませんから。雲泥の差がありますので、徹底的にやってもらいたい。

 そして、タイガーマスクとの試合も、“タイガーマスクとは何か?”というものを本当に出せる試合にしていきたい。当時私の試合を見ていてくださった人々、そしてビデオや何かで見ている人々にも、派手な部分だけを見て、それがいかにも凄いと言われているようなところがあるかもしれませんが、私としてはまったくそんなことはないと思います。“演じるのではない。戦いの中でそれが行われている”というのがタイガーマスクの真実であります。誤解しないでもらいたい。ポップコーンを食べながら、ジュースを飲みながら、その場では喜んでも、そんな試合がいいとは思いません。ポップコーンもジュースも置いて、見入ってしまうような試合。この言葉にこそプロレスの復活があると思いますので、そういう戦いを私の弟子であるタイガーマスクと試合をしてみたい。これが私の切なる願いです。12月9日はそれを体現したい。
 この5年間、何回もリアルジャパンにお越し頂いて、何をやりたいか、お客様も選手も徐々に分かってきてもらっているので、改めてこの場で徹底的にわかっていただきたい。それこそが本当のプロレスの復活であるということを、そこにプロレスの本当の価値観があるんだということを、分かっていただきたい。この一言に尽きると思います。当時の新日本プロレスでは、体育館を燃やされたりしたこともありましたが、本当に凄かった。“タイガー!”と応援してくれたり、“小林!”と応援してくれたり、本当に凄い時代があったんじゃないでしょうか。そこまで身を乗り出して入り込めるのか。そのためには私もこの戦いに向けて10キロの減量を行っています。もう3キロ減っていますけど、徹底的に走り込みを行っています。恥じないような体型にしてこの試合を行うつもりです。“リアルジャパンが懸かっている”とは言いません。“プロレスが懸かっている”という状態にあると思います」


■4代目タイガーマスク
「前回は6月に先生との試合が決まっていたんですけども、怪我で流れてしまいまして、リアルジャパン、そしてファンの方にはご迷惑をかけてしまいました。
今回は怪我が完治したというわけではないんですが、新日本のシリーズも無事にこなしていますし、先生と戦えるということで、12月9日に試合をさせてもらうことになりました」


■初代タイガーマスク(4代目の話を聞いて)
「プロレスにはプロレスの確固たるものがあって、タイガーマスクにはタイガーマスクの、あの時代に作ってきた確固たる姿があります。マスクを被って人が行うプロレスという確固たる姿が。それはストロングスタイルで構成されている。“タイガーマスクとは何ですか?”とよく聞かれますけど、自分は“新日本プロレスの叡智”だと、“ストロングスタイルが作った叡智”であると常日頃から言っていますし、自分でも納得しています。
 今回は弟子であるタイガーマスクと自信を持ってストロングスタイルを行いたい。“じゃあ、ストロングスタイルは飛ばないんですか?”と言われれば“飛びます”。しかし、学芸会のようになりません。実戦で飛びます。これが違うということをよく分かっていただきたい。馬鹿な動きはしない。しかし勝負に懸ける。このエンターテイメントがどこにあるのか? タイガーマスクは私の弟子ですからそういうところは全部分かっているのですが、これでプロレスを盛り上げることができるのならば、トコトン勝負にこだわって戦いたい。そのためには私も現役である以上、体調を合わせなくていけないし、彼としても師匠が相手で非常に戦いにくいと思いますが、枠を超えて、プロレスのために物凄い試合をしていきたい。
こんなに走り込みを続けたことがないというぐらい、僕も走り込んでいます。本当に忙しいんですが、それでも夜の2時や3時に時間があれば走り込みをしたりして続けています。12月9日が非常に楽しみです」

■4代目タイガーマスク(初代の話を聞いて)
「今、先生が言われた通りなんですけど、先日、道場で長州さんに会いまして、“かなり絞っているぞ”という話を聞きました。その時に、ああ、本気でこの一戦に向かっているんだなと思いまして。先生が本気になった時の怖さというものを僕が一番知っていると思うんでね。
先生が言ったように、師匠ですから当然萎縮する部分もあるとは思いますけど、本物のプロレスを見せるためにはそういうものを取っ払わなくてはいけないなと思っていますので、もしかしたら初っぱなから先生に張り手をかますかもしれないですし、何をするか分からないです。とにかくプロレス、そしてストロングスタイルというものを実践していくためには、この一戦は絶対に自分自身のためになるし、これからのプロレス界にも残っていくのではないかなと思っています。久々に先生と戦うんですけども、本当に自分自身も楽しみです」


■質疑応答
――タイガーマスク選手は自身の怪我で前回の試合が流れたという経緯もあるが、師匠越えがテーマですか?
4代目「そうですね。本当に怪我というものはこの仕事をやっているからにはつきものであって、怪我の度合いというのはどんなに口で説明しても本人しか分からないこと。ただ、当然先生も当時はそういうものを乗り越えてきているわけですから、僕自身がここで、痛いだの何だのと言ってられないですし。やはり師匠越えというのは、そういう部分を踏まえた上でしたいというのもあります。ただ、何度も言いますけど、先生の凄さというのは僕が誰よりも一番知っていると思ってます。簡単にはいかないというのも分かっています。しかし、それを乗り越えなければいけないなという気持ちは毎日毎日持っているんでね。この日をピークに持っていきたいなと思っています」

――長年見てきた中で、弱点というのは?
4代目「なかなか先生の弱点というのは分からないんですよね。僕が先生のところに弟子入りした時も、ずっと一緒についていたんですけど、その頃、練習を横で見ていて、怪我をしていてもあれだけの蹴りができるって凄いなと思っていたんです。いまだに覚えているんですけど、そういう部分があるので、弱点というものは…。
変な話ですけど、甘い食べ物をバンと出した時ぐらいしか分からないんですよね(苦笑)。格闘技の、戦いの中での弱点というのは、本当にやってみなければ分からないというのがありますよね。それだけ先生は凄い人ですよ。こればっかりはリングに上がってみないと分からないです。一番はやっぱりスタミナなのかなと思うんですけども、先生に“これだけ走り込みをやったことはない”と言われれば、本当にやる人ですから。だから、自分自身も今以上のコンディションに持っていかないと勝つことはできないんじゃないかと思います」

――新日本プロレスでの試合とリアルジャパンでの試合に違いはありますか?
4代目「そんなに変わることはないと思いますけど、一昨年、先生に新日本へ上がってもらった時(2008年8月26日後楽園ホール)、新日本の試合を全体的に見てもらって、   みんな凄いじゃない”と言ってくれたんでね。新日本の選手の意識というものも変わっていますし。僕自身はシューティングで培ってきていますから、そういう方面という言い方はおかしいですけど、ただ闇雲にそっちへ行くわけでもないですが、自分自身がやっているプロレスは先生に何回も見てもらってて分かる通り、僕自身はブレてないと思っていますんで」
――初代タイガーマスク選手は愛弟子の活躍をどう評価していますか?
初代「もちろん弟子でありながらも、超一流選手であることは分かっているつもりですので、中途半端な状態で臨むつもりはありません。プロレスを懸けますので。私は進退の調子も良く、怪我がない状態ですので、ちゃんとした動きをする自信もありますし、進退を懸けるべき試合でもあるのかなと。まあ、弟子に倒されるなんてこんな本望なことはありません。自分がどれぐらいの体調なのかも分かるだろうし、タイガーマスク本人が超一流であるとしても、さらにその上を行く人間なのかどうかも分かるでしょうし。意志を込めて戦うつもりです。それまでにアレクの興行(11/23)、イノキゲノム(12/3)など、いくつか試合があると思うので、その間に体調がまるで変わってくる様を見て欲しいです。まあ、一流である者同士と言われたいですね。プロレスを懸けます」


■ 4代目タイガーマスク(カコミ)
――師匠である初代タイガーマスクの
「僕は入門して2年半付き人をやりながら先生のところにいたんですけど、必ず人が休む時に練習をする人なんですね。例えば、大晦日に“実家に帰りな”と言われて、“俺も”と言いながら、翌日道場に来ると、練習した後があるんですよ。あとは夜中。2時や3時から練習するとか、人と同じことは絶対にしない人なんですよ。先生が一度流れてまでも“もう一度お前とやる”と言ってくれたということは、それなりに先生自身もこの一戦で何か残さなければと、そして自分自身にも残してやりたいというものがあるはずなんですね。そういうことを考えた時に、先生も本気になっているのかなと思いますし。そうなった時の先生は本当に怖いですよ。本当に怖い。今でもリングに対峙しているのが頭に浮かぶんですけど、それは経験しないと分からないことですよね。ただ、やっぱり僕は年間130〜140試合ぐらいやっていますし、年も若いですから、スタミナは僕の方が当然あると思います。でも、先生の場合はこの1試合に集中できるんでね。僕はこの試合の前に新日本のシリーズもあるし、僕の方がコンディションを作るのは難しいですよね」

――やはり、初代タイガーマスク選手がキッチリと絞り込んでこないと簡単には負けないぞという気持ちもありますか?
「それは当然、気持ちの中にはありますよね。先生だって減量宣言がお約束にはなってますけど、ファンは本当に細くなった先生を見たいだろうし。本当にその時の先生は物凄いと思いますよ。ちなみに、あれぐらいの身体でもバク転をしますからね。僕は何度もそういうのを見てきてますから。長州さんも言ってましたよ。“一瞬一瞬の動きは物凄い”と。そして、“今の選手でも敵うかどうか分からないぐらいの的確さはある”と。“ただな…”というそこですよね」

――そういうベストコンディションの初代タイガーマスク選手とやってみたいと?
「それはそうですよ。6月の時に怪我をしなければ、本当にベストでしたからね。それは楽しみでしたし。今でも怪我というのはどうしても完治しないんでね。それを隠しながら、かばいながらやっているわけではないんですけど、シリーズも出ているし、今はベルトも持っているわけであって、それは言い訳にはならないんでね。当日は恥ずかしくない…弟子としてもそうですし、ファンに対しても恥ずかしくない試合をしたいですね。それがまず一番です。
でも、長州さんがああいう風に言うのは珍しいなと思うんですよ。いつも先生のことは“よくあれだけ太るよ。よく食うもんな”とかっていう話は巡業で聞いたりはしてたんですけど、道場に行ったら、“痩せて細くなったよな”って言うんで、珍しいなと思って。逆に僕よりも長州さんの方が先生については詳しいんじゃないですか? 一緒にいる時間が長いだろうし」

――デビューした時から、どうしても初代のイメージが重圧になっているのではないかと思うんですが、いかがですか?
「デビューした時からずっと言われているんですけど、何にもないんですよ。先生からずっと言われていたことで、“お前に俺と同じことは絶対にできない”と。それは変な意味じゃなくて、“お前に俺の動きは絶対にできない。俺じゃないんだから”というのと、“俺と同じことをしたって比べられるだけだよ。お前はシューティングをやってきて、違うタイガーマスクというものができるんだから、お前が自分自身で違うタイガーマスクだと思ってやれば、気が楽にできるよ”と言われたんで。僕はずっとそれが頭にあったから、先生と比べようなんて思ったことがないんですよね。周りからは“似てるね”とか言われることは当然あるんですけど、それだけですよね。ただ、この時代になって先生の動きというのは、多分みんなできると思うんですよ。技にしろ、たぶん僕よりもできる人間はいっぱいいますから。でも、先生があの人たちにもし言うことがあるんだとしたら、“それは本当に見せるだけじゃなく、実戦的なものなのか?”ということ。僕が明らかに違うと思うのは1つ1つのキレですよね。あれはまったく真似できないですよね。それは亡くなってしまいましたけど、山本小鉄さんもそうですし、それをみんな言います。それこそ先生と一緒にシリーズを回っていた人たち、平田さんにしろ、小林邦昭さんにしろ、“あれは絶対に誰でもできることじゃない”って。当時の先生の練習というのを聞いたら、これは誰も真似できないなって。やってもやれないんじゃないかというくらい凄い練習だったって聞いてますから。だって、合同練習が終わった後、道場から渋谷駅まで走って、往復2時間で帰ってくるんですよ。考えられます? 赤信号で止まったら次の信号までダッシュするっていうんですから。当時の先生が培ってきたものを、今は誰でもできると言われている部分では、先生の方が逆に“違うんじゃないの?”と思っているんじゃないですか。うわべだけじゃないよと。ああいう風にやるためには、その下にこういうものがあるんだよって。僕はそういうことがストロングスタイルということなんじゃないかなと思うんですよ。
みんなリングの上で戦っているのは一緒。どの団体にせよ、みんな戦っているのは一緒であって。だけど、“それをやるためにはベースというものがあるでしょ?”ということを先生が言いたいんじゃないかなって思うんですよね。基本です。基本がなければ何もできないよという。だから、さっきも質問であったと思うんですけど、今、新日本プロレスもスタイル的に変わってきていると思うし。彼らが見せるプロレスもそうですけど、あまりおちゃらけっぽいのってないじゃないですか。そう僕は思うんですよ。みんな“戦い”というのをテーマにしてますから。だから、僕自身はいつも通りの試合をするつもりですし、先生が飛ぼうとしたところをもしかしたら潰すかもしれないですし。この試合の中で、チャンスがあったら飛ぶということはあんまり必要ないんじゃないかと僕は思っているくらいなんで。先生はどう思っているか知らないですけど」

――初代タイガーマスク選手は“弟子に倒されるなら本望”と言ってましたが、数少ないチャンスですし、ここで超えたいという気持ちはありますか?
「僕も決して5〜6年選手じゃないですし。タイガーマスクになって15年ですから。ただ、そんなに若いわけでもないし、佐山先生も現役選手ですけど、常に試合に出ているわけでもないですし。ここで僕自身が師匠超えというものを果たさなければいけないんでしょうしね。かと言っても、先生の凄さというものは知っているんでね。まだまだお前には負けないという部分もあるだろうし。だから、もし超えることができたら淋しいですけど、超えられなかったら悔しいだろうし…。僕にとっては物凄いテーマがある試合ですよね。
あとはさっきも言われた通り、今後、先生とやる機会は少ないと思うんですけど、いつになるかわかりませんが、引退試合の相手は僕が務めたいと。それぐらいだと思うんですよ、これからやる機会があるとしたら。先生があと何年やるか分からないですし、僕の方が早く引退しちゃうかもしれないですしね(苦笑)」




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