初代タイガー、デビュー30周年に入魂執筆の武士道本を出版!! 天龍との一騎打ちにも意欲!! [リアルジャパンプロレス]
初代タイガー、デビュー30周年に入魂執筆の武士道本を出版!!
天龍との一騎打ちにも意欲!!

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 1月29日(金)、都内・文京区にある掣圏真陰流本部の興義館にて、初代タイガーマスク・佐山サトルが記者会見を実施。来月の中旬に発売となる著書『佐山原理 新生武士道 真陰』の出版及び、タイガーマスクデビュー30周年記念パーティーの開催、そして3・18リアルジャパンプロレス後楽園大会についての発表を行った。


■「体が動く限り、プロレス復興のために力を出し切ります!」

 1981年4月23日、ダイナマイト・キッドを相手に蔵前国技館で鮮烈なデビューを飾った初代タイガーマスクも、今年でデビュー30周年を迎える。2月21日(日)には、師匠であるIGF代表のアントニオ猪木が発起人となって、『初代タイガーマスク デビュー30周年記念パーティー』が開催されることも決定した。しかし、初代タイガーは、このようなおめでたい節目の年を迎えても、「ここ何年かは、体が動く限り、プロレス復興のために力を出し切ります!」と緩んだ気持ちは毛頭ない。それどころか、プロレス復興のために、いままで以上に力を注いでいく決心を固めている。


■「自衛隊や警察など、日本の国体を守る人のために使ってもらいたい」

★★P1100849.jpg そんな初代タイガーのもう一つの顔、それは武道家である。一時期、プロレスを離れ、理想の格闘技を追い求めて、総合格闘技の修斗を創始した初代タイガー。しかし、15年前にはその修斗からも離れ、武道としての格闘技を独自に追求してきた。

 その集大成として、2月中旬に東邦出版より『佐山原理 新生武士道 真陰初代タイガーマスク・佐山サトルが、君に不動心を植えつける』(著者・佐山サトル、編集フル・コム/税込み価格2,940円)というタイトルの本を出版する。DVD付きの本書は、初代タイガーがこれまで追い求めてきた武道の理論や思想の研究の成果をまとめた一冊。DVDには、掣圏真陰流の実技なども収録。「佐山サトル」という人間の全てが詰め込まれたと言っても過言ではない一冊だ。

 本書の第1章では歴史について書かれているが、その部分を呼んだだけで担当編集者が号泣したという。また、版元の東邦出版の社長もその内容に大いに感激し、今回の豪華版での発売となったというのだ。それだけに初代タイガーも「歴史的な出版物です」と自画自賛。「世界中の軍隊からも注目されています」と、内容には大いに自信を持っている。
 精神術について書かれた第3章と4章では、江戸時代に鍋島藩士・山本常朝によって武士道の心得について書かれた『葉隠』の歴史的背景を現代に置き換えた場合の研究を紹介。また、剣豪・宮本武蔵の兵法書である『五輪書』の科学的分析も試みた野心作だ。

 また、新武道である真陰流の競技体系も紹介。真陰流は相撲に似た競技で、土俵と同じようなリングで闘う。市街地での実戦を想定しているために、グラウンドで押さえ込まれた場合は負け。コスチュームも独特で、グローブを着用するものの、下には袴を穿く。重視するのはスタンド状態でのバランス。市街地での戦闘に置いて重要な足腰の強さに念頭を置いたために、このような競技となった。

 そして、何よりも重視するのが礼儀作法だ。選手は刀を差して、舞台に上がり、金打(きんちょう)を行う。金打とは、江戸時代にお互いが約束を違えぬために行った誓いの作法。武士の場合は刀の鍔と鞘を合わせて、音を鳴らす。「いま相撲が問題になっていますが、朝青龍のような者が一切いなくなるような武道を目指します」と、礼儀作法には徹底的に拘っていく。

 「自衛隊や警察など、日本の国体を守る人のために使ってもらいたい」と述べた初代タイガー。既に自衛隊などからも講演のオファーがきているそうで、自身の思想を日本という国のために活用してもらいたいという希望があるようだ。
 なお、『佐山原理』の概要については以下の通り。

【タイトル】 『佐山原理 新生武士道 真陰初代タイガーマスク・佐山サトルが、君に不動心を植えつける』
【著者】 著・佐山サトル(掣圏真陰流本部興義館総監)/編集・フル・コム
【判型】 A5判/200ページ
【特記】 DVD付き
【価格】 税込価格:2,940円
【出版社】 東邦出版
【発売予定日】 2010年2月中旬 全国書店にて発売予定


■「天龍さんも気を付けたほうがいい」

★★P1100840.jpg このように昨年末から本書執筆のために忙しい日々を送ってきた初代タイガーだが、プロレス復興にも燃えている。「プロレスのスタイルを昭和に戻します。いや、昭和以上に戻します。技術をしっかりとしたものとし、誰にでも誇れるような試合を見せていくこと。それには選手の技量が必要となります。プロレスとはこんなに面白いんだよというのをOBとして残していきたい」と、こちらに関しても意気軒昂だ。

 しかし、本の執筆に費やした日々が、またしても初代タイガーを太らせてしまった。「ほとんど徹夜でしたからね。本を書いている間、斎藤(彰文)が各コンビニを回って、必ずシュークリームを買ってくるんですよ。それで太ってしまいました」と体重増加の理由を告白。だが、リアルジャパンプロレスの今年1発目の興行となる3・18『OVERHEAT』後楽園大会で、無様な姿を晒すわけにはいかない。「一段落しましたから、私は太りません」とキッパリと断言した初代タイガーは、「これから練習に入りますから、ファンの方はシュークリームや赤福などを私に渡さないでください」と、大好物の甘い物断ちすることを宣言した。

 一方で気になる対戦相手だが、天龍源一郎との対戦を希望。2008年の3・13『激突!』後楽園大会で、タッグマッチながら初めて遭遇した両雄だが、その後は接点なし。しかし、天龍が東京スポーツの紙面を通じて、一騎打ちを呼びかけてきたことで再戦の気運が高まってきた。

「ボクもやるなら一騎打ち。勝ち負けは関係ないと言ったら語弊がありますけど、昭和以上のプロレス復興に向けて、試合をやりたいですね。モチベーションは凄く上がっています」と燃える初代タイガー。天龍は自身が4月に予定している自主興行での一騎打ちを呼びかけているが、「どちらでもいいです。注目されるなら、やる意義のある試合だと思っています」とリアルジャパンプロレスでの一騎打ちには拘りはない。「タッグでやりましたけど、あの攻撃は凄いですね」と高く評価する天龍との再戦自体に意義を見いだしているようだ。

 現在は108kgという体重も3・18後楽園大会までには95kgまで落とすことを宣言。「計量してもいいです」と自信満々だが、それだけ体調が戻ってきたという証拠だろう。「いままでの体調とは違います。天龍さんも気を付けたほうがいい。自分で言うのもなんですけど、ボクは鋭いし、それに加えてスタミナも戻ったらどうなるかわかりませんよ」と、挑発気味のアピールにも説得力が感じられる。

 果たして昭和という時代を彩ってきた両雄の再遭遇は実現するのか? そして、夢の一騎打ちは実現するのか? 今後の動きには要注目だろう。


■「折原とシャークの一騎打ち? シビアな問題ですから……」

 また、リアルダーク内部で起こった折原昌夫とタイガー・シャークの確執についても言及。両者は昨年の12・10『REVIVAL』後楽園大会でブラック・シャドーを含めたトリオを結成したが、試合後にシャークが突然折原を殴りつけるという裏切り行為を働いていた。当然、やられた折原は復讐を目論んでいるが、一方のシャークに関しては団体を辞めたという説まで流れるなど、その確執の背景にはきな臭い雰囲気が漂っている。

 この折原とシャークに関して初代タイガーは、「シビアな問題ですね。スタイルの問題がありまして、シャークからは試合前に『納得できない』と言われていたんですね。ぶっちゃけ、『やっちゃっていいですか? 仕掛けてもいいですか?』という話もありました。ボクは『それは待て!』と言ったんですけど、最後にああいう行動を起こしてしまって」と説明。レスラー同士の確執であるならば、当然リング上で一騎打ちによる清算も考えられる。しかし、初代タイガーは、「あまり危険な試合になると……。シャークの実力は中途半端なモノじゃないですから、ちょっと待ってください。やらせるなら、やらせますけど、シビアな問題ですから……」とあまり乗り気ではない様子。「折原は折原で凄く一生懸命なんですよ」と折原のファイトスタイルには理解を示す初代タイガーだが、「ただ、思想が違えばスタイルも違います。折原は一生懸命に盛り上げようとしているんですが、ボクの思想は凄くストロングスタイル。シャークも思想はボクですから、そこに障害ができますね」と、二人の思想には大きな隔たりがあることを懸念した。思想の違う者同士の対戦は非常に危険を伴う。それを過去の経験から知っているからこそ、折原とシャークの遺恨決着戦にゴーサインを出しかねているのだ。

 何はともあれ、30周年を迎えて、ますます精力的な活動を行っていきそうな初代タイガー。本の出版、30周年記念パーティー、そして3・18後楽園大会と、今年も初代タイガーからは目が離せそうにない。

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