【“喧嘩師 桜木裕司復活せよ!”見所特集アップ!後楽園では狭すぎるビッグ興行ダー!】4.16(木)『DEEP 41 IMPACT』[格闘技]
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 総合格闘技のおもちゃ箱『DEEP』が、またしてもバラエティに富んだマッチメイクでイベントを開催する。いまや“DEEPの後楽園大会にハズレなし”と言えるほど優良な格闘技イベントとなったDEEPは、佐伯繁代表のファン目線に立ったマッチメイクと多彩なファイターたちによって独特の空間を作り出し、濃い格闘技ファンからライトなファンまで幅広く楽しませてくれる。このリングから『DREAM』に巣立った選手はざっと挙げても、青木真也、今成正和、福田力、DJ.taiki、白井祐矢、池本誠知……とキリがない。明日の大舞台を夢見る若手ファイターたちと、ここで再生して大舞台への復帰を目指すファイターたちが、今回も入り乱れてDEEP空間を作り上げる! それが4月16日(木)東京・後楽園ホールで開催される『DEEP 41 IMPACT』だ。
(構成・文:熊久保英幸[GBR編集長])


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■桜木裕司“一撃必殺の喧嘩師 復活なるか?”佐山サトル遺伝子継承者這い上がれ!

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 まずは“復活”をかける男と新鋭の激突。あの初代タイガーマスクこと佐山サトルの遺伝子継承者・桜木裕司が、長身のホープ加藤実と対戦する。あらゆる大会に出場して相手もルールも選ばず闘い続ける桜木だが、最近は勝ち星から見放されている状態。昨年2月11日に格下のジャンボ篠原から1RでTKO勝利を収めてはいるものの、現在は外国人選手に四連敗中。篠原戦以前も入江秀忠と引き分け、近藤有己、藤井克久に判定負けと壁にぶち当たっているようだ。

 特に昨年12月12日、佐伯代表から「DEEP向きの選手」とのお墨付きをもらい、“抹殺指令”を受けて臨んだ入江戦で判定1−1のスプリットデシジョンで引き分けてしまったのは痛かった。ここで勝利すれば『DREAM』や『戦極』といった大会場でのイベント参戦も見えてきただけに、大きな足踏みをしてしまったことになる。

 対する加藤は1月4日に開催された『戦極の乱』オープニングファイトで、その入江と対戦。2R4分21秒、レフェリーストップによるTKOで敗れている。しかし、191cmの長身と『PRIDEチャレンジ』でMVPを獲得した実績などが評価され、2月のDEEPに初登場。DEEPでキャリアのある吉田道場の井上俊介と真っ向からの打撃戦を展開してドローに持ち込んだ。

 キャリアや実績で上回り、そして入江と引き分けた桜木としては絶対に負けたくはない相手。ここで敗れることは若手の踏み台になることになってしまう。両者のスタイルからしてスタンドの壮絶な打撃戦となることが予想され、会場を大きく沸かせる一戦となりそうだ。


■絶対女王MIKUが“夜の女王”の異名を持つ金網の米国MMA王者と激突!

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 総合格闘技、そしてシュートボクシングでも無敵の快進撃を続けているDEEP女子ライト級チャンピオンのMIKU(クラブバーバリアン)は、アメリカから金網MMA『フリースタイル・ケージファイティング』のチャンピオンであるニックダリ・キャラノックを迎え撃つ。MIKUが“DEEPの絶対女王”なら、このニックダリは“ザ・ナイトクィーン(夜の女王”の異名を持つ。

 ニックダリはアメリカ女子総合のリーダー的存在のラナ・ステファナックが自信を持って推薦してきており、キャリアで大きく勝るMIKUとの試合のオファーをしたところ「ぜひ闘いたい!」と快諾した新進気鋭の選手。まだ23歳と若いながらもすでに7戦をこなしており、サブミッション、ストライキングとバランスのいいテクニックを持ち合わせているという。小柄ながらもアグレッシブなファイトで人気を持ち、MIKUよりも重い125ポンド(約56kg級)のチャンピオンでもある。

 MIKUは夏に予定されている地元・富山県大会で王座防衛戦を行い、その後は身体を作り上げて女子総合の頂点に君臨する“秒殺女王”藤井惠と対戦するというプランがあり、ここで躓くわけにはいかない。日米のチャンピオン対決を制し、次へ進みたいところだ。


■今田耕司の愛弟子と“世界のTK”の愛弟子がタイトルマッチ

 メインイベントでは「第5代DEEPライト級王者決定戦」として、菊野克紀と松本晃市郎が激突。

 菊野は空手の師匠に極真カラテ『第8回全世界空手道選手権大会』優勝者の木山仁、総合格闘技の師匠に“世界のTK”こと高阪剛を持つ。デビュー以来6戦全勝で、僅か4戦目にしてDEEPライト級の主力選手だったBarbaro44をTKOに破り、2月にはあの青木真也を相手に判定まで持ち込んだシドニーオリンピック柔道男子60kg級銀メダリストのチョン・ブギョンを得意の“三日月蹴り”でKOに葬った。

 松本は芸人出身の格闘家という変り種。センターマイクというコンビ名で漫才をやっていたが、今田耕司とジャリズムの山下しげのりに見出されて格闘家に転向、今田のバックアップを受けて現在まで6連勝を飾っている。4月2日にはその今田が自ら公開練習の相手役を買って出て、松本を特訓。その際、「もしKOで勝ったら六本木の素晴らしいところへ連れて行く。判定だったら中野のキャバクラです」と、目の前にニンジンをぶら下げる作戦で松本のモチベーションを上げ、さらに芸能記者から「KOでチャンピオンになったら加藤ローサさんと一緒に食事が出来るというのはどうですか?」との提案を受けると「実現できるように何とか頼んでみますわ」と、松本の闘志に火をつけた。

 菊野は蹴り技を得意とし、松本はパンチを得意とする。両者ともチャンピオンベルト獲得に意欲を燃やし、『DREAM』の笹原圭一イベントプロデューサーも両選手に注目していることから、この一戦に勝てば『DREAM』出場も見えてくる。勝てば天国、負ければ地獄。勝った場合は得るものが多い(特に松本の方)だけに、両者とも死にもの狂いで闘うだろう。


■因縁の決着戦が実現!金原弘光、宮田和幸も初参戦

 さらに、初代DEEPミドル級王者の上山龍紀が約6年ぶりとなるDEEP参戦で、因縁の窪田幸生と3度目の対戦! 初対決はDEEP旗揚げ戦。当時は上山がリングスに、窪田がパンクラスに参戦していたため、リングスVSパンクラスという図式で行われた。この時はグラウンドでの顔面打撃を禁止&判定決着なしというルールが採用され、結果はドロー。その約7カ月後の大会では、グラウンドでの顔面打撃あり&判定決着ありのルールで再戦したものの、再びドローという結果に終わり、この大会のテレビ解説を務めていた船木誠勝に「このカードは当分、見たくない」と酷評されたいわくつきの対戦カードである。

 さらに2人は翌年の初代ミドル級王座決定トーナメントに参戦し、決勝で3度目の対戦が実現する予定だったが、窪田がローブローによるダメージで決勝戦を棄権。その年の12月にはタッグマッチという形で対戦した両者だったが、この時もどちらも一本・KOを奪えず、またしてもドローに終わっており、いまだ決着がついていない。

 窪田は「一番はお客さんにこの試合が良かったと思われることだと思います。勝ち、負け、引き分けに関係なく、見ている人にあの試合は良かったと感じて欲しいです。前に対戦した時よりもお互いレベルアップしていると思うし、いい試合を作ることが出来たらいいなと思います」、上山は「僕も全く同じです。お互いレベルアップしているし、今までは違う展開が見られる試合が出来たらいいなと思います」とそれぞれ意気込みを語っており、今度こそ完全決着をつけると息巻いている。

 また、UWFインターナショナル、キングダム、リングス、PRIDE、パンクラスと数々の団体を渡り歩いてきた大ベテラン、金原弘光(U.K.R)の初参戦も決定。金原は「一試合一試合、完全燃焼出来るように、自分を出し切って闘いたいと思います」と参戦について挨拶しており、DEEPのリングで完全燃焼を目指す。対戦相手には金原と何かと因縁のある田村潔司の弟子・長井憲治に決定。ある意味、新旧の“U対決”となった。

 そして、『HERO’S』で活躍した宮田和幸(Brave)も初参戦、ソ・ジェヒョンと対戦する。シドニーオリンピックにも出場した日本を代表するレスラーであり、山本“KID”徳郁や須藤元気と鎬を削ってきたアスリートが、DEEPのリングで再生を目指して闘うことになった。今後の宮田の動向にも注目だ。

 他にもDEEP名物100kgを超す巨漢がぶつかり合う“メガトンファイト”や、グアムの総合格闘技イベントのエースであるジョー・ベイビー・ジョー・タイマングロの初参戦など、話題が尽きない今回のDEEP。まさに「格闘技界のおもちゃ箱」は、きっとあなたを楽しませてくれるはずだ。

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h3CD8b80092100P0DwE508B(格闘技 2009-04-11 21:36)
先日のことです。私の友人が教えてくれたんですけど格闘技についてたくさんの資料を...
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