【開催直前!ヤスカクが見どころ語った!CMLLでスターになったOKUMURA(奥村茂男)を見に来い!】ウルティモ・ドラゴン 日墨友好400周年記念「LUCHA FIESTA(ルチャ・フェスタ)」[プロレス]
日墨友好400周年記念3・20「LUCHA FIESTA(ルチャ・フェスタ)」でメキシコ文化を楽しもう!

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メキシコ大使館が後援!
熱いぞ、熱いぞ、ルチャで国も踊る


プロレスラー、ウルティモ・ドラゴンが日墨友好400周年記念として3月20日、東京ZeppTokyoで「LUCHA FIESTA(ルチャ・フェスタ)」を行なう。
 ウルティモがメキシコに渡って22年が経つ。1988年には史上最年少でUWA世界ウェルター級王者に。以来、数々の王座に就き、1997年にはルチャドール養成学校をメキシコに設立して、いまや大物ルチャドールとしてメキシコと日本の架け橋的存在となった。そして、今回は日墨友好400周年記念として、なんとメキシコ大使館が後援をする興行を開催。なんと国がバックアップするなんて!? これも地道なウルティモの活動がメキシコの地で認められている証拠だろう。


いろんな人に来て欲しい!

大げさなことでもなんでもないが、かつてアントニオ猪木はモハメッド・アリと格闘技世界一決定戦を行なった。これはプロレスに市民権を与えたいという強い気持ちが根底にあったからだ。
このイベントもまた、限定されたプロレス村の住人に訴えるのではなく、世間に向けてルチャ・リブレというプロレスを楽しんで欲しいと訴えたもので、実に意義深い。こういう志の高さは他のプロレス団体も大いに参考してもらいたい。

ウルティモは言う。
「ルチャを知らない人に、これを機会にこんなにルチャって楽しかったんだなと感じてもらいたい。メキシコとの友好をさらに深めていくためにもメキシコを代表するルチャという文化を知ってもらえばと思うんです。とにかくお祭り。いろんな人にメキシコ文化のルチャを楽しんでもらいたいんです」。

猪木がプロレスを完全引退してから10年あまり、プロレス人気は目に見えないところでどんどん低迷し続けていた。90年代後半のプロレス界がまだ活況だったのは、猪木や馬場の遺産を食っていたからであって、潜在的には下降線をたどっていたのだと思う。
その具体的理由を語るのは目的ではないので、ここでは素通りするしかないが、世間に向けてメキシコ大使館後援を実現させたウルティモの行動力は賞賛すべきことだ。言うまでもなくメキシコ大使館が後援をするのははじまって以来のこと。ウルティモの熱意がそれほど伝わったということだ。

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 先日もメキシコ大使館で記者会見があり、大の日本好きであるミゲル・ルイス・ガバーニョス大使が3・20「LUCHA FIESTA」を宣伝した。
「ルチャはメキシコで始まり、メキシコを代表する文化といえるものにまでなりました。それをウルティモ・ドラゴンが日本で広めてくれていることを嬉しく思います。今年は日本とメキシコが交流をはじめてから400周年。メキシコ人と日本人は太平洋を隔てて物理的には離れていますが、精神的にも文化的にも似通っていると思います。ウルティモがメキシコに20年間居住し、ルチャを吸収し、日本で広めているのはそれを代表する一つの例でしょう。私も大相撲で優勝力士にメキシコ賞を授与する栄誉を得ていますし、親近感を感じています。私の世代は日本の文化、サブカルチャーと言ったほうがいいかもしれませんが、ウルトラマンや鉄腕アトムなどに接してきました。そのヒーローの多くがマスクを被っており、非常に親しむことができました。ウルティモのように日本でマスクを被って人気が出ているのはメキシコ人としてもとても嬉しいです」
 というわけで、ルチャをライブで見たことがない人はぜひ堪能していただきたいと思う。 大使館が後援する文化交流ともなると、ややもするとかたぐるしいものになるが、当日はルチャで楽しむだけではなく、友人の日本人マリアッチ、サム・モレーノ氏(メキシコ音楽のミュージシャン、都内在住)を招き、踊りと演奏も披露される。熱いぞ!
これひとつとっても、メキシコを日本に紹介する文化交流と言っていいだろう。

誇りある日本人として報いたい…

090320_ultimo_15.jpgさっそく対戦カードを見てみたい。いきなり凄い。メキシコ・ルチャの英雄といわれたブルー・デーモンを父にもつサラブレッド、デーモンJrが出場することになったのだ。そして、このデーモンJrのパートナーがなんとウルティモ。対戦相手はOKUMURA&OHARAだ。

個人的OKUMURAこと奥村には思い入れがある。
奥村は全日本プロレス時代、本当に不器用な選手であまりパッとしなかった。しかし、ごっつい顔に似合わず真面目で向上心があるので、ユニットを作ったり、いろんなことをやったものだった。しかし、ことごとく失敗。まだ知名度がなかったので説得力がなかったのだ。
奥村は追われるようにして日本を離れ、メキシコに旅経った。無一文に等しかったから本当に苦労したらしい。しかし、いまやCMLL(メキシコの最大団体)の常連としてやれるようになった。努力が報われたということだろう。

090320_ultimo_16.jpg先日、奥村に会った。奥村は私の顔を見ると懐かしそうに近づいてきた。元気でやっているのだ。自信に溢れた顔つきだった。

「CMLLではこれからもずっとやっていくつもりです」。
何もそこまで言わなくてもいい。受け入れ先さえあれば日本に戻ってきてもいいわけだから、と思ったが、どうやらそれにはちゃんとした理由もあった。
奥村はある試合で右の鎖骨を折ってしまった。なかなかの大手術で、結果的には骨盤を削って、鎖骨の一部に移植したらしい。その費用をCMLLの社長にすべて面倒見てもらった。その恩を返さねばならないと思っているのだ。

異国の地で日本人レスラーとして苦労してきた。その中で助けられた恩。それを誇りある日本人として報いたいと思っているのだろう。よく成長したものである。

今回の試合は日墨友好400周年記念。昔からメキシコは日系移民が多いことでも知られ、日本との関係が深い。ルチャ留学生も多く、かつてのウルティモもその一人で、いまやCMLLの幹部でもある。
だからこそ、ウルティモも今大会には力を入れ、お祭りとして楽しんでもらえるようなカードを作った。

セミファイナルにブラソ・デ・オロ&ブラソ・デ・プラティーノ兄弟、マクシモvs東京愚連隊(MAZADA、NOZAWA、TAKEMURA)の激突。このカードは闘龍門メキシコ自主興行で超満員の観衆を熱狂させたという伝説的カードだ。ちなみに愚連隊のうちTAKEMURAは負傷しているので代打を調整中だが、むろんお祭りカードには変わりなく、たっぷりと沸かせてくれるはずだ。

ウルティモの奇跡は起こるか!?

もうひとつ書いておかねばならないことがある。テレビだったら、いいドキュメント番組になるところだが、今回の主人公であるウルティモはとんでもないアクシデントに見舞われたのだ。

なんと、この大会を準備していた昨年12月に、突然左指が動かなくなってしまったのである。
これまで数々の負傷の蓄積で左手の神経に支障をきたしてきた。そしてついに握力もなくなって、かばんも持てない状態になってしまった。
この左手を治すには神経剥離手術をしなければならず、その緊急手術が行なわれたのは2月25日のことだった。失敗すれば引退しなければならない。当然ながら今回の3・20「ルチャ・フェスタ」にも大きな穴を空けてしまうことになる。

手術前のウルティモは「片腕になってしまっても試合をやるつもりだ」と決意を述べていたが、手術の出来不出来を考えると夜もおちおち眠れないほどだったと思う。
結果、手術は成功した。だが、成功といっても普通の生活をするわけではない。激しいルチャをやるわけだから、果たしてリングで手術した腕が通用するかどうかが心配だ。

奇跡というのは、どんな苦境にもけっしてあきらめない人間に舞い降りてくるという。きっときっとウルティモに奇跡が起こってくれることだろう。
その意味で、この日墨友好400周年記念3・20「LUCHA FIESTA」は、ルチャの華やかさだけではなく、奇跡をめぐるドキュメント作品になりそうだ。

そのほか、下田美馬(フリー)、堀田祐美子(フリー)、グラン浜田(フリー)、アステカ(プロレスリング華☆激)、南野たけし(フリー)、マンゴー福田(フリー)、田島久丸(ドラディション)、バナナ千賀(フリー)、アミーゴ鈴木(闘龍門メキシコ)、梶原慧(闘龍門メキシコ)が登場。

身を削るウルティモ

追伸…海外からニュースが入ってきた。手術したばかりのウルティモが、3月1日(現地時間)メキシコ・アレナコセリオの「自主興行」に乱入参戦したのだ。あまりに無謀すぎる。腕が動かなくなったらどうするんだ!
もっとも試合じゃなく、2人がかりで1人の相手を傷めつけているのを見て、乱入したんだが。

ウルティモは手術後だということを思わず忘れていたというが、「LUCHA FIESTA」で対戦するOKUMURAが傷めつけていたので、余計にエキサイトしてしまったようだ。

しかし、返り討ち。「OKUMURAよ、3・20「LUCHA FIESTA」で仕返しだ!」とウルティモが吠えた。

 

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