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[王者]大谷晋二郎「緊張、恐怖、ワクワク感」!タカ・クノウとレジェンド選手権試合!
「この緊張感を見に来てほしい。リングの上は闘いである」

(取材・文:新井宏)


 30日、掣圏真陰流興義館にて12月7日(水)に後楽園ホールで開催されるリアルジャパンプロレス2016年特別興行『GOLDEN AGE OF THE TIGER』の参戦選手会見が行われた。メインイベントはレジェンド選手権試合。王者・大谷晋二郎にタカ・クノウが挑戦する。
 会見はカードごとに進行。柴田正人と闘う倉島信行は、ドラディション所属だが興義館でリアルジャパン勢と特訓を積んでおり、初代タイガーマスクも「実力を秘めている選手。試合が楽しみ」と大いに期待を寄せている。ウルティモ・ドラゴンは山本SANと組んで、ザ・グレートサスケ&那須晃太郎組と対戦する。出席したウルティモ・ドラゴン校長は、「今回は初代タイガーマスクの復帰戦なので自分の役割は前座を温めること。初代タイガーマスクの試合はセコンドに付きたい!」と述べれば、那須晃太郎は「当日セコンドにつけないようにダメージを負わせる」と応えた。



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 新たに発売された自身のトートバック(価格:2000円)の宣伝を始めたブラック・タイガーは、石川雄規、グレート・タイガーと組んで、スーパー・タイガー&船木誠勝&5代目タイガーマスク組と激突する。組み合わせには不満のようで、「なんで石川と組むのか。5代目タイガーって誰だ?」と悪態をつく。初代タイガーマスクは、5代目ブラック・タイガーを「非常に基本がしっかりしている選手」と高い評価を示し、愛弟子スーパー・タイガーに対しては「ストロングスタイルの信念がはっきりしている。イイ試合をしてもらいたい」とした。
 全日本プロレスなど、アチコチの団体で暴れているスーパー・タイガーは、「パートナー(船木誠勝&5代目タイガーマスク)もライバル」と闘志を燃やす。



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「金曜夜8時の生中継メインイベント」の緊張感!
前回9月10日(土)ディファ有明大会で、前王者・船木誠勝を大激闘の末破り、第10代王者となった“世界一熱いプロレスラー” 大谷晋二郎が初防衛戦の挑戦者に“グラップリング世界王者” タカ・クノウを迎えて行う緊迫感満載のレジェンド選手権。タカ・クノウが「大きなチャンスに感謝します」とした上で、「もともといつ何時、誰とでも闘う主義なので、気負わずに臨む。熱い選手なので嬉しい」と語れば、大谷晋二郎は「リアルジャパンがタカ・クノウ選手を選んだ理由を考えてきたが、今わかった。思いきり強い挑戦者を撃破して、大谷晋二郎がチャンピオンでいて欲しいと求めてきたんだろう」と語り、「正直、試合をみたことがない」対戦相手を挑発する。「緊張と、恐怖と、ワクワク感が止まらない」、「すべてを大谷色に染める」とテンションが上がりっぱなしだ。
 このハイパー発言を受けて初代タイガーマスクも「金曜夜8時の時代ならこれぞメインイベント。ぜひワクワク、ドキドキを味わってほしい。35年たつが熱気の空間は変わらない。ファンも期待して欲しい」と太鼓判である。


 大谷は、これを当時の初代タイガーマスクと大谷が闘ったらどうなるか」という風に受け止め、「生中継されている気分で闘う。長い試合にならないかも知れない。タカ選手が知らないプロレスを自分はたくさん持ってるから。ワクワクがさらに大きくなった」と興奮を隠さない。


 タカ・クノウもまた、「大谷選手を知らない人はいない。ひとたび怒らせれば怖い選手。タフだし強さを感じる。ギリギリからの決死回生もある。ただ、私の寝技の入り方を相手は知らないかもしれない。勝負だから何があるかわからない。大谷選手の知らない関節技で終わってるかもしれない」と臨戦態勢だ。



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 最後に初代タイガーマスクは、「この緊張感を見に来てほしい。リングの上は闘いである」と会見を締めくくった。



【対戦カード】(一部試合順後日発表)

<メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
【王者】大谷晋二郎(ZERO1)
vs
【挑戦者】タカ・クノウ(チーム太田章)

<セミファイナル 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
スーパー・タイガー(リアルジャパン)&船木誠勝(フリー)
&5代目タイガーマスク(国籍不明)
vs
石川雄規(Battle Arts Academy)&グレート・タイガー(国籍不明)
&ブラック・タイガー(国籍不明)

<6人タッグマッチ 30分1本勝負>
初代タイガーマスク(リアルジャパン)
&スーパー・ライダー(リアルジャパン)&折原昌夫(メビウス)
vs
雷神矢口(大仁田軍団)
&アレクサンダー大塚(AODC)&田中稔(フリー)

<タッグマッチ 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
&山本SAN(COMBO)
vs
ザ・グレートサスケ(みちのくプロレス)
&那須晃太郎(フリー)

<シングルマッチ 30分1本勝負>
鈴木秀樹(フリー)vs間下隼人(リアルジャパン)

<シングルマッチ 30分1本勝負>
倉島信行(ドラディション)vs柴田正人(フリー)

※対戦出場選手は諸事情により変更となる場合もあります。


■大会名:初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス2016特別興行 『GOLDEN AGE OF THE TIGER』〜初代タイガーマスク35周年記念大会〜
■日時:12/7(水)
■会場:後楽園ホール (東京都)

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2016-12-02 10:42 この記事だけ表示

■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)

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WWEで話題沸騰のブランドNXTが、日本初上陸。12月3日(土)エディオンアリーナ大阪で一夜限りの日本公演「NXT LIVE JAPAN」を開催する。

 NXTは、2012年にファーム団体のFCWを新人発掘プログラムと吸収する形でスタート。2014年にはPPVも開始し、第2回からは「テイクオーバー」と名称を統一。日本からヒデオ・イタミ、アスカ、そして中邑真輔もNXTのレギュラーとなり、WWEの第3ブランドと言えるところまでステータスを上げている。

 というのも、最近のNXTはテレビ収録マッチはもちろん、アメリカ国内のハウスショーや単独の海外ツアーも積極的におこなっているのだ。昨年12月と今年6月に英国をまわり、初の日本公演には本拠地とも言えるフロリダ州ウインターパーク・フルセイル大学での試合を終えてから出発。12・3大阪のあとは、そのまま豪州へ向かう。これは、5日から13日までおこなわれる大規模なツアーである。

 12月3日の日本公演では、NXTで活躍中のスーパースターが一挙来日。多くの注目カードがラインアップされている。
▼NXT王座戦
中邑真輔vsサモア・ジョー
▼タイ・デリンジャーvsボビー・ルードvsイライアス・サムソン
▼♯DIY(ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ)vsTajiri&戸澤陽
▼ティノ・サバテリ&リディック・モスvsザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)
▼オニー・ローカンvsアンドラデ・アルマス
▼リブ・モーガン&アリーヤvsペイトン・ロイス&ビリー・ケイ
※ほか出場/登場予定…アスカ、ヒデオ・イタミ、TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)、バディ・マーフィー、ウェズリー・ブレイク、エンバー・ムーン

(出場/登場予定選手、カードは変更される場合があります。各チャンピオンは日本時間11月20日配信「NXTテイクオーバー:トロント」終了時点のものです)

 最大の注目はやはり、中邑真輔とサモア・ジョーのNXTタイトルマッチだろう。中邑は8・20「テイクオーバー:ブルックリンU」でサモア・ジョーを破り日本人初のNXT王座を奪取(第9代王者)。そのまま王者として凱旋することが期待されていたのだが、日本公演前最後のビッグマッチ、11・19「テイクオーバー:トロント」でタイトル移動のビッグサプライズが起こった。これにより、日本では立場を変えての再戦がおこなわれることになりそう。“NXT予告編”ともいえた2015年7月の日本公演ではフィン・ベイラー(元プリンス・デヴィット)がケビン・オーエンズからNXT王座を奪い“殿堂者”藤波辰爾から祝福を受けているだけに、中邑の奪回も夢物語ではないだろう。また、日本公演後の12・8メルボルンでもジョーvs中邑のタイトル戦が組まれている。王座の行方がどうなろうと、両者の抗争はまだまだつづいていくようだが、日本のファンが見たいのは、やはり中邑がベルトを手にする姿である。

 Tajiri&戸澤陽組は、ザ・リバイバルからNXTタッグ王座を奪取した♯DIYと激突する。WWEのレジェンドと新鋭がどんなコンビネーションを見せるのか。DRAGON GATE USAに参戦経験もあるジョニー・ガルガノと戸澤の再会にも注目である。また、戸澤はクルーザー級ディビジョンの新たな一員としてWWEに正式参戦。11月末にスタートするWWEネットワークの新番組「205Live」にも出場するだけに、今後へ向け母国で勢いをつけたいところだろう。

 本稿執筆時点では未定ながら、アスカの対戦カードも楽しみ。しかも、今回の日本公演はスケジュールの都合から12月3日の一日限りとあってプレミアム性が非常に 高い。今大会の模様は、オーストラリアツアーとともに特集番組として収録、後日WWEネットワークで独占配信されるとのことだ(配信期日は未定)。

果たして、中邑の王座奪回なるか、アスカは連勝記録を伸ばすのか。12・3大阪は、絶対に見逃せない!

(取材・文:新井宏)



【決定対戦カード】

NXT王座戦
中邑真輔 vs. サモア・ジョー

タイ・デリンジャー vs. ボビー・ルード vs. イライアス・サムソン

#DIY vs. Tajiri & 戸澤陽

ティノ・サバテリ & リディック・モス vs. ザ・リバイバル オニー・ローカン vs. アンドラデ・アルマス

リブ・モーガン & アリーヤ vs. ペイトン・ロイス & ビリー・ケイ

この他、出場/登場予定
アスカ、ヒデオ・イタミ、TM61、バディ・マーフィー、ウェズリー・ブレイク、エンバー・ムーン

※出場/登場予定選手、カードは変更される場合があります
※各チャンピオンは日本時間11/20配信「NXT TakeOver: Toronto」前のものです

■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)
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2016-11-29 12:58 この記事だけ表示

■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)

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 世界最大のプロレス団体WWEで急成長する第3ブランドNXTが、初めての日本上陸を実現させる。12月3日(土)エディオンアリーナ大阪で開催の「NXT LIVE JAPAN」には、NXTで活躍中の旬のスーパースターがこぞって来日。日本と縁の深い選手も多数参加することになった。

来日メンバーは、中邑真輔、ヒデオ・イタミ、アスカ、サモア・ジョー、ボビー・ルード、♯DIY(ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ)、Tajiri、戸澤陽、タイ・デリンジャー、イライアス・サムソン、ティノ・サバテリ&リディック・モス、ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)、リブ・モーガン、アリーヤ、ペイトン・ロイス、ビリー・ケイ、オニー・ローカン、アンドラデ・アルマス、TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)、バディ・マーフィー、ウェズリー・ブレイク、エンバー・ムーン。(11月20日現在。来日予定選手は変更される場合があります)

 メインにはサモア・ジョーvs中邑真輔のNXT王座戦が予定されており、現在進行形の抗争がそのまま輸入されることとなる。中邑は言わずと知れた新日本プロレス出身の元IWGPヘビー級、元インターコンチネンタル王者で、ジョーも日本のプロレスを研究し、ROH、TNA、日本の団体を経由しWWEに到達した選手である。このカードに代表されるように、NXT初の日本公演では、日本にゆかりある選手が多数参戦する。

 たとえば、WWEにカムバックしたTajiri。彼は現体制のWWEでもっとも成功した日本人スーパースターのひとりだろう。日本で初めておこなわれたテレビ収録大会(2005年2月4日)では“師匠”ウイリアム・リーガルとのコンビで世界タッグ王座を奪取、祖国で感動的場面を創りあげてみせた。WWE退団後はハッスルに所属し、SMASH、WNCを旗揚げ。WWEで培ったノウハウをもとにユニークな世界観で団体を牽引した。そして今年、WWEの「クルーザー級クラシック」に登場。今回の日本公演にも参戦することになった、WWEのレジェンド的スーパースターである。  そのTajiriが、WWE入りを決めた元DRAGON GATEの戸澤陽とタッグを組む。戸澤はDRAGON GATE時代から海外志向が強く、アメリカのインディー団体を転戦。現地での活躍も目に留まったのだろう、今年新設されたクルーザー級ディビジョン期待の星として、晴れてWWE入りを決めたのである。

 ボビー・ルードはTNAの看板選手で、シングル&タッグの王座を獲得。2014年3月にWRESTLE−1の両国国技館に来日し、船木誠勝とシングルマッチをおこなっている。WWEへは必殺技をルードボムからグロリアスボムに代え、今年6月にNXTへ満を持して登場。NXTはもちろん、将来的にはロウ、スマックダウンでの王座取りも視野に入ってくるだろう。

 アンドラデ・アルマスもまた、日本に縁のある選手である。元々はマスクマンで、メキシコCMLLのラ・ソンブラがその正体。2003年にデビューし、2007年に老舗のCMLLへ入団。2010年に新日本プロレスに初参戦し、スケールの大きい空中殺法とルチャを超越したパワーでファンを魅了した。メキシコで結成したユニット、ロス・インゴベルナブレスは、内藤哲也がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとして日本に持ち込んだものだ。また、中邑真輔とはIWGPインターコンチネンタル王座を巡り日本とメキシコで闘っている。15年9月のCMLL創立記念イベント「アニベルサリオ」ではメインでアトランティスとマスクをかけた一騎打ちをおこない敗戦、素顔を明らかにした。

 その後、WWEとの契約を発表し、アメリカへ進出。現在はアンドラデ・アルマスのリングネームでNXTを主戦場としている。WWEにはいないタイプの選手だけに、今後の大化けが期待できるスーパースターだ。

 また、忘れてならないのがヒデオ・イタミ。日本人にNXTへの扉を開いたのがNOAHからWWEにやってきた元KENTAである。ヒデオは現在負傷欠場中だが、今回の日本公演にはやってくる予定。どんな形で参加するかは未定だが、こちらも楽しみのひとつである。

(取材・文:新井宏)



【決定対戦カード】

NXT王座戦
中邑真輔 vs. サモア・ジョー

タイ・デリンジャー vs. ボビー・ルード vs. イライアス・サムソン

#DIY vs. Tajiri & 戸澤陽

ティノ・サバテリ & リディック・モス vs. ザ・リバイバル オニー・ローカン vs. アンドラデ・アルマス

リブ・モーガン & アリーヤ vs. ペイトン・ロイス & ビリー・ケイ

この他、出場/登場予定
アスカ、ヒデオ・イタミ、TM61、バディ・マーフィー、ウェズリー・ブレイク、エンバー・ムーン

※出場/登場予定選手、カードは変更される場合があります
※各チャンピオンは日本時間11/20配信「NXT TakeOver: Toronto」前のものです


■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)
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2016-11-29 12:55 この記事だけ表示

■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)

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 WWEの第3ブランドNXTが、一夜限りの日本公演を12月3日(土)エディオンアリーナ大阪で開催する。「NXT LIVE JAPAN」(開場17時、開演18時)には、将来のWWEを担うであろう新進のスーパースターが大挙集結。日本とゆかりある選手も多く、WWEユニバースはもちろん、日本のプロレスファンにも見逃せない一日となる。 最大の注目は元・新日本プロレスの中邑真輔だが、彼と並んで期待されるのが、華名あらためアスカ、2度目の凱旋だろう。

 アスカは11月19日現在、NXT女子王者として君臨中。女子部門のトップに立つ選手と言っていい。中邑はサモア・ジョーに敗れNXT王座から転落してしまったものの、アスカのほうはベルトを守りつづけている。しかも中邑以上にデビューからの無敗記録をつづけているのだ。これは驚異的、かつ特筆すべき事項だろう。

 彼女がWWEとの契約をアナウンスしたのは2015年9月のことだった。その前から日本での活動休止を公表していたためさまざまな憶測を呼んだのだが、真実はその中でも最高のものだった。日本人女子選手が世界最大の団体と契約、レギュラー参戦するのはブル中野以来。ましてや昨今の女子プロ事情を鑑みれば、考えられない出来事でもあったのだ。その突破口を開いたのが業界の異端児とも言われた華名。業界の慣例にとらわれない彼女独自の自己プロデュース能力が、WWEのブレーンまで届いたのである。

 アスカとしてのデビュー戦は、昨年10月7日にフロリダ州ウインターパークでおこなわれた「テイクオーバー:リスペクト」。いきなり初勝利を挙げると、以後の試合でも負け知らず。中邑真輔NXTデビュー戦がおこなわれたレッスルマニアウィーク中の4・2「テイクオーバー:ダラス」では、ベイリーとの激闘を制し、日本人初のNXT女子王座を奪取した。無敗、最短、日本人初。記録づくめの栄冠を手にしたのである。

 それ以降も、アスカの快進撃は止まらない。連勝記録はもちろん、タイトルも防衛しつづけている。7月の日本公演ではナタリア、ベッキー・リンチといったWWE女子のトップに連勝、ベルトを連続防衛した。NXTに戻っでもベイリー、ナイア・ジャックスらを返り討ちにし、絶対王者的ムードさえ漂わせている。

 そんなアスカに試練のときがやってきた。11・19「テイクオーバー:トロント」で、ミッキー・ジェームズとのタイトルマッチが組まれたのだ。ミッキーは、これまでの対戦相手とは違うタイプのベテラン選手である。

 NXTでは通常、ブランド内で切磋琢磨する選手との対戦が中心である。シャーロット、サーシャ・バンクス、ベッキー・リンチらは、NXT出身。いまやロウ、スマックダウンの女子で中心を担っており、その輪にアスカが加わる可能性も十分にあるのだが、現在は彼女が王者としてブランドの女子部門を牽引する存在だ。ブランドの性格からしても、ベテランがタイトル戦線に絡んでくることはほとんどなかった。ところが今回、キャリア17年の大ベテランがWWEに復活、いきなりNXTのタイトルに挑戦することになったのである。

ミッキーは2005年にWWEに初登場。翌年の「レッスルマニア22」でトリッシュ・ストラタスを破り、WWE女子王座を獲得した。以来、同王座を5度戴冠。TNAでもシングル王者となり、メキシコAAAにも参戦した。そして今回のWWEカムバックがNXTへの初出場で、アスカとの初対決となったのだ。ちなみに、ミッキーはかつて日本のSMASHに参戦が発表されながら負傷で来日できなかった経緯がある。もし来日していれば、華名(当時)との対戦も実現していたはず。それを考えれば、このタイトル戦に運命的なものを感じずにはいられない。

 試合は結局、現王者のアスカがベルトを死守することに成功した。フィニッシュは初参戦から使いつづけているカナロック。というよりも、日本時代のバチバチスタイルをそのまま継承したサブミッションだ。ここにも中邑と同様、日本式がそのまま持ち込まれている。WWEがアスカを最大級に信頼していることを表していると言っていい。

 7月の日本公演では、最高にいい意味でWWEナイズされた彼女が見られた。今回はさらにスケール感の増したアスカが披露されるのではなかろうか。しかも大阪は彼女の地元。誰が対戦相手になったとしても、現在進行形で最高のアスカがやってくることは間違いない。

(取材・文:新井宏)



【決定対戦カード】

NXT王座戦
中邑真輔 vs. サモア・ジョー

タイ・デリンジャー vs. ボビー・ルード vs. イライアス・サムソン

#DIY vs. Tajiri & 戸澤陽

ティノ・サバテリ & リディック・モス vs. ザ・リバイバル オニー・ローカン vs. アンドラデ・アルマス

リブ・モーガン & アリーヤ vs. ペイトン・ロイス & ビリー・ケイ

この他、出場/登場予定
アスカ、ヒデオ・イタミ、TM61、バディ・マーフィー、ウェズリー・ブレイク、エンバー・ムーン

※出場/登場予定選手、カードは変更される場合があります
※各チャンピオンは日本時間11/20配信「NXT TakeOver: Toronto」前のものです


■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)
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2016-11-29 12:36 この記事だけ表示

■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)

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 7・1&2両国2DAYSの興奮も冷めやらぬ中、またまたWWEが日本にやってくる。こんどは“第3ブランド”NXTがパッケージで上陸。12月3日(土)エディオンアリーナ大阪にて「NXT LIVE JAPAN」(開場17時、開演18時)が開催されるのである。

 ここ数年は夏におこなわれてきたWWE日本公演。しかも両国国技館や日本武道館が中心で、関西地方ではあまり開催されていない。最も近いところでおこなわれた2014年7月、大阪・舞洲アリーナの前となると、さらに10年もさかのぼらなければならないのだ。しかも今回は12月3日のみの限定版。関西のWWEユニバースにとってはもちろん、全国のファンにも貴重きわまりない一日となるだろう。

 NXTが単独で日本にやってくるのはこれが初めて。前回の日本公演では中邑真輔、アスカが凱旋したが、ロウ&スマックダウンにまじっての特別仕様だった。しかし今回は彼らの“ホーム”であるNXTでの登場。しかも両者ともブランドの主役として活躍している。中邑もアスカも、本場の姿そのままでやってくるのだから、たまらない。

 今大会の主役はやはり、中邑真輔ということになるのだろう。中邑は今年1月、2002年のデビュー以来在籍していた新日本プロレスを退団、WWEに入団し、プロレス界を飛び越える大きなニュースとなった。

 WWEでは新興勢力のNXTでのデビューがアナウンスされ、早い段階から注目を浴びてきた。かつてはファーム団体と呼ばれ、ロウ&スマックダウンへの登龍門とされていたNXTだが、トリプルHやウイリアム・リーガルが尽力することでしだいにそのブランド力を上げてきた。中邑の獲得は、ブランド力をさらに高める推進力ともなった。初戦は「レッスルマニア32」直前の4・1「テイクオーバー:ダラス」。“レッスルマニアウィーク”と呼ばれる期間中でのデビューは、破格の扱いであるなによりの証明である。

 そして中邑は、世界中のWWEユニバースの期待通り、いや期待以上のものを提供してみせた。ある意味ファンがもっとも不安視していたキャラチェンジもなく、リングネームやコスチューム、ファイトスタイルも日本時代を踏襲したものとなった。“ストロングスタイル”が、アメリカにやってきたのである。

 衝撃のWWEデビュー後も、中邑はインパクトを与えつづけた。無敗のまま臨んだ8・20「テイクオーバー:ブルックリンU」ではメインのタイトルマッチに登場し、日本でもおなじみのサモア・ジョーからNXT王座をニューヨークで奪取。日本人初の王者として、NXTの歴史に名を刻んで見せたのである。

 しかも、この大会ではセミファイナルでアスカがベイリーを破りNXT女子王座を防衛した。男女のシングル王座を日本人選手が保持するなかでの日本公演発表、日本人旋風がそのまま母国に上陸する形になったのである。

 ところが、つい先日おこなわれた11・19「テイクオーバー:トロント」でまさかの事態が発生する。中邑vsジョーの再戦がメインで組まれたのだが、ここで予期せぬ番狂わせが起こったのだ。王者として凱旋すると思われていた中邑がまさかのフォール負け。マッスルバスターで3カウントを聞かされた中邑は、バックステージに座り込むと頭を抱え、カメラに対して「Leave me alone(ほっといてくれ)」と言うのがやっとだった。連勝記録もストップし、無冠で凱旋することが決定的となったのだ。

 とはいえ、12・3大阪では中邑真輔vsサモア・ジョーのNXT王座戦が王座転落以前からマッチメークされている。当初は“王者”中邑vs“挑戦者”ジョーの図式だったが、王座が移動したことにより、中邑が“挑戦者”となり“王者”ジョーに挑むことになりそうだ。

 いずれにしても、2人のライバル関係やジョーの日本での経験からも好勝負は必至。NXTでの抗争がそのまま輸入され、そこにこの2人ならではの日本式アレンジが加わるかと思うといまから楽しみで仕方がない。

 ジョーはZERO1、NOAH、WRESTLE−1などに参戦。日本武道館で故・三沢光晴さんのGHCヘビー級王座に挑戦し、アメリカ遠征中の小橋建太と対戦した試合では年間最高試合の称号を得た。大舞台の経験も豊富で、かつ、日本人との闘い方も熟知したレスラーなのだ。

 記録がストップしたとは言え、中邑は中邑で凱旋試合をより劇的に飾る大きなチャンスがやってきたと考えられるのではないか。NXTでブラッシュアップされたボマイェ、あらためキンシャサがどんな形で爆発するのか。12・3大阪は、日本から世界へ羽ばたいた一年の集大成だ。 

(取材・文:新井宏)



【決定対戦カード】

NXT王座戦
中邑真輔 vs. サモア・ジョー

タイ・デリンジャー vs. ボビー・ルード vs. イライアス・サムソン

#DIY vs. Tajiri & 戸澤陽

ティノ・サバテリ & リディック・モス vs. ザ・リバイバル オニー・ローカン vs. アンドラデ・アルマス

リブ・モーガン & アリーヤ vs. ペイトン・ロイス & ビリー・ケイ

この他、出場/登場予定
アスカ、ヒデオ・イタミ、TM61、バディ・マーフィー、ウェズリー・ブレイク、エンバー・ムーン

※出場/登場予定選手、カードは変更される場合があります
※各チャンピオンは日本時間11/20配信「NXT TakeOver: Toronto」前のものです


■大会名:WWE NXT Live Japan
■日時:12/3(土)
■会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)
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2016-11-29 12:31 この記事だけ表示