藤波辰爾が語る“40年の歴史”と“未来の展望”
「藤波辰爾の本当の凄さを見せられるのは“これから”なんです」
■大会名:藤波辰爾デビュー40周年・ファイナル!『40th ANNIVERSARY FINAL』
■開催日:2012年4月20日(金) 開場18:00開始18:30
■会 場:後楽園ホール
■詳細&チケットお申込みはコチラ!

1971年5月9日、日本プロレスの岐阜市民センター大会における新海弘勝(北沢幹之)戦でデビューした藤波辰爾。その後、様々な激闘を繰り広げ、日本中を熱狂させてきたことはプロレスファンならご存知だろう。
昨年5月にとうとうデビュー40周年を迎えると、ホームリングであるドラディションを始め、IGF、レジェンド・ザ・レスリングなど様々な団体でメモリアルマッチを行ってきた。
その記念ロードも4月20日に開催されるドラディション後楽園ホール大会でいよいよファイナルを迎える。藤波はもちろんメインイベントに出場。長州力&初代タイガーマスクとトリオを結成し、新日本プロレスで一時代を築いたTEAM2000の蝶野正洋&ヒロ斉藤&AKIRAと対戦する。また、同大会には藤原喜明の参戦や前田日明の来場も決定している。充実した1年を締めくくる区切りの一戦を前に、藤波に現在の心境と今後の展望を聞いた。

「40年と言っても、まだ通過点という気持ちしかない」
――40年というのは途方もない時間ですが、改めて振り返るとどんな思いがありますか?
「本当にもう気が付けば40年という感じですね。自分の中ではデビューしたのが昨日の出来事のように思えていて、まだ通過点という気持ちしかないんだけど、関係者や知り合いからすると、“40年というのは凄いですねぇ”という話になるんですよ。確かに思い起こせば、1970年にプロレスの門を叩いた時はまだ16歳で、それからいろんなことがありましたけど、ただ当然まだ引退じゃないんで。これから続けていくわけだから」
――“私が生まれる前からプロレスをやっているなんて!”と驚いている若いファンも多いのではないかと思います。
「そうなんですよね、そういう人が段々増えてきていて。聞いた話によると、日本のプロレス界で継続して40年間も現役を続けている人っていないんだってね。僕はたまたま早くしてこの世界に飛び込んだから、40周年を迎えられたけど、今後も40年という人は出ないだろうし。まあ、入門した時に力道山先生はもういなかったけど、馬場さんや猪木さんが活躍した黄金時代から、ある部分ではプロレスをほとんど見てきたわけだから、いい時代を過ごしてきたと思いますよ」
――この1年間は40周年記念として積極的にいろんなタイプの選手と対戦してきましたよね。体調もそれだけいいんでしょうか?
「そうですね。やっぱり試合をこなせばこなすほど体調は良くなるし、シングルをやれば自分に自信も付きますしね」
――長州力、ミル・マスカラスといった往年のライバルとはもちろん、意外にも若手選手との対戦も目立ちました。
「僕が現役を名乗る以上、いつも顔見せじゃいけないんですよね。体力的にまだやれるのか。若手と肌を合わせることによって、なんて言うかな、自分自身をチェックするというか。例え、10分でも15分でも若い選手と対戦するのは、自分の中でのバロメーターですよ。そのつもりだから、あえて若手とのシングルマッチを入れているんですよね」
――若い選手の中には、藤波さんに憧れて対戦を希望してくる方も多いでしょうし。
「周りがそういう風に思ってくれる、そして肌を合わしてくれるなんて、本当に幸せですよ。僕もやっぱり猪木さんが現役の時にやれて良かったと思うし、反対に馬場さんともジャンボ鶴田ともできなかったけど、それには悔いが残っているのでね。レスラーである以上、先輩と1回肌を合わせたいというのはあるでしょうから」

「“これぞ、プロレス”という部分を残さなくちゃいけない」
――若い世代と対戦すると違いを感じる部分もありますか?
「今は積極的にドンドン飛び込んできますよね。僕らの頃は時代的にオーラみたいなものに圧倒される部分があったんだけど。先輩との初対戦となったら、自分は金縛りで身体が動かなかったんですよね。今は積極的に攻めてきますんで、“ああ、時代が違うな”っていう。昔は年功序列じゃないんだけど、お相撲の世界と同じように、先輩の付き人についてね。いろんな世話をしてから、やっと肌を合わせるわけだから、物凄い重圧感があったんだけど、今は付き人制度がないから、普通に対戦できるんですよね」
――それには良い部分、悪い部分があるんでしょうけど、今の藤波さんにとっては積極的な方がやりやすいのでは?
「今の僕にはありがたいですよ。変に気を遣って、遠慮されちゃうといい試合ができないですから。ここ数年で、現役バリバリでパワーのある大日本の関本(大介)君や、石川(晋也)君、あとは久々に戦ったAKIRA、大阪プロレスのゼウス君ともやったな。こうやって定期的にシングルをして、自分の身体をチェックするようにしてるんですよね」
――言い方はおかしいかもしれないですが、そうすることで若さを吸収すると言いますか(笑)。
「そうそう。40年もやっていれば、だいたい何でもやってきているから、自分の記憶だけで戦うことはできるんだけど、やっぱりそれだけに頼っていると反応が遅くなっちゃうんですよね。そういう意味では、若い選手を相手にしておかないと、とっさに身体が反応しないんですよ」
――若い世代と対戦していく中で、“自分の役目”を考える時もありますか?
「今、プロレス界は非常に難しいんでね。昔からもう、僕らは組織改革とか、協会作りとか、サミットとか、いろいろと提唱したけれども、結局はダメだったと。このプロレス界は非常に難しいところなんだけど、ただ“これぞ、プロレス”という部分は残さなくちゃいけない。それを言葉にするとしたら、なかなか表現しづらいんだけど、やはり“プロレスとはなんぞや”というのをね。言葉にするよりも肌を合わせて、若手に教えていくのがいいのかなという。今はどうしても時代の流れでね、総合格闘技とかいろんなものが出てきて、プロレスの良さをみんな忘れちゃっているから」
――それを若い世代に伝承してもらいたいと。
「受け継いでいくことが途中のあるところで途切れちゃったから。力道山先生がプロレスを創って、そこから馬場さん、猪木さんに伝わって。その下の僕らが教えてもらって、それからさらに下の人たちが入って。でも、僕らの下の時代は混乱期で、その繋がりが断たれてしまったからね。今、繰り広げられているプロレスは僕らが知っているプロレスじゃないもの。だからと言って、それが嘘だとかどうこうじゃなくてね。本来プロレスというのは、レスリングから入って、手を取り、足を取り。それで勝負がつかないから打撃技に入っていくというのが基本なんだけど、今はK−1じゃないけど、いきなり殴り合っていくとかね。今のプロレスは試合の組み立てとか、お客さんが見る部分を半減しちゃっているんじゃないかと思って。もっと奥が深いものなんだけどね、プロレスというのは」
――それを教えていきたいという気持ちもあるんですか?
「教えていくとは言いたくないんだけど、ただ“それを感じてくれれば”というね。プロレスというのは“古いか?新しいか?”ではないんですよ。今の時代の殴り合っているプロレスが新しくて、クラシックな動きが古い。そうじゃなくて、みんなレスラーのやることなんだから、古いも新しいもないんですよ。だから、本来のプロレスをもっともっと見直した方がいいよね」
――今のプロレスが失ってしまった部分ですね。
「ビル・ロビンソンの腕を取った時の切り返しであり、カール・ゴッチの関節技とかね。それが段々とスタン・ハンセンのラリアットだったり、今のような腕っ節だけのプロレスになっちゃったからね」

「未だにリングに上がるのが怖いんですよ」
――40年間プロレスを続けてこられた一番の秘訣というのは何なんでしょう?
「プロレスが好きだからこそだよね。お客さんが僕らに拍手をしてくれるのもあるし。みんなそれぞれプロレスラーを夢見て入ってくる選手ばかりなんだろうけど、僕はプロレスが本当に人生最大の目標であり、夢だったしね。だって、レスラーになれる要素がまったくゼロだったわけだから。格闘技の経験があるわけじゃない。身体に恵まれているわけじゃない。それに、押しかけ入門で入っているんだから」
――正直、これまでにプロレスを嫌いになったことは?
「無かったと言ったらウソになるだろうけど、それはリング上のことじゃないから。新日本にいた頃はいろんなドロドロした話があって、そういう時はプロレスから離れたいという気持ちは多少あったけど。でも、それはリングから離れたいというのとは違ったんだよね」
――プロレスラーになる前に戻れたとしても、他の職業に就きたいとは思わない?
「思わない。僕からプロレスを取ったら何もないもの。本当に何もない。プロレス界に入る前、中学校を出てから繋ぎとして一応手に職を付けようと自動車の専門学校に行ったけど、それはプロレスラーになるための準備期間であってね。それ以外は何もやってないから。ただ、僕の場合、プロレスラーになりたいと思ったのは、強くなりたいとか、リングに憧れたのだけじゃなく、海外に出たいという気持ちが物凄くありましたから。プロレスラーになってなくても、何らかの形で海外には出ていたでしょうね」
――“あの時、ああしておけば良かった”という後悔もないんですか?
「それもないですね。例えば、僕はまだ入門して半年足らずで、猪木さんに付いて新日本プロレスに行くか。それとも日本プロレスに残るか。それを選ばなくちゃいけない岐路に立ったんだけど、その時の選択も自分の場合は正解だったと思うし。もちろん猪木さんの付き人をやっていたから、自動的に迷うこともなくそっちに行ったんですけどね。1つ言わせてもらえば、現役からは引退しているけど、猪木さんはまだ存在しているわけじゃない。“元気ですか!?”って。リングに上がる上がらないは別として、まだ自分の心の中で猪木さんは1つの大きな目標でもあるんですよ。こんなこと言ったらあれだけど、もし猪木さんの存在がなくなったら、自分がどういう身の振り方をすればいいのか、それが一番怖いですよ。僕の場合は、猪木さんは嫌でも切り離せないからね」
――もし自分が藤波さんの立場だったら、猪木さんを嫌いになるんじゃないかと想像してしまうんですが(苦笑)。
「それはもちろん方向性が違ったりしたことは何回もありましたよ。でも、自分がどこから始まったのかを考えたら、それは猪木さんじゃないですか。嫌いだって意識するのは、裏を返せば好きなんですよ。その時その時の距離の取り様はいろいろあってもね」
――40年間で何千試合もやっている中で、どうやってモチベーションを保っているんですか?
「若い時と今は確かに違いますけど、僕の場合は未だにリングに上がるのが怖いんですよ。もともと格闘技を知らないで入っていて、バックボーンがないから、リングに上がる時はすぐ自動的に気持ちが変わっちゃうんですね。それは、“よし、頑張るぞ”というモチベーションじゃなくて、恐怖心だから。それが僕にとってはいい方にいってるんですよね。どんな小さな会場で、どんな選手と当たろうが怖いです」

「この大会で“金曜夜8時のプロレス”を復活させたい」
――4月20日に行われるドラディション後楽園ホール大会のポスターには“新たな挑戦”と書かれていますけれど、今回の試合でTEAM2000と対戦するというのは意外ですよね。
「意外でしょ? これは蝶野が突如参加を宣言したんだよね。蝶野が入ってない状態でポスターを作ったんだけど、それはまるまる全部使ってないの(苦笑)。参戦を発表した次の日に最初のポスターが完成したから、すぐに作り直してね。蝶野は僕の40周年を知ってて、彼も今は試合数が少なくなってるから、そこでやりたいことがあると。TEAM2000も新日本の時に自然消滅しているから、もう1試合して区切りを付けたいということでね。ちょうどこっちにもレジェンドとして、僕と長州力、初代タイガーマスクの3人がいたんで、そのままストレートに対決することになったんだけどね」
――このレジェンド3人が組むと、どうしても対戦相手にとって厳しい展開を予想してしまうんですが、そこにTEAM2000が入ると、“オッ?”と思いますよね。
「その名前が付くことによってね。他にも藤原(喜明)や関本たちも出る。みんなそれぞれ対戦カードが難しかったんだけどね。特別ゲストの前田日明をどこ出すのかも考えなきゃいけないし。“藤波さん、よくこれだけの選手を集めましたね”と周りがビックリしているんだよね」
――今回は前田さんとトークショーをやるわけではなく、別の形を考えているんですか?
「トークショーはないですね。6試合もありますし、前にもやっているんで。でも、前田もそれなりに良い形で登場させたいんでね。できれば、彼が裸で出てくるような場面も作りたいんですよ」
――以前から藤波さんは前田さんの現役復帰を熱望してますよね。
「僕の使命はそこですから。彼にレガースを付けて、リングに上がってもらいたいという」
――前田さん自身はあまり乗る気じゃないようにも見えるんですが(苦笑)。
「それは分かりません。人のことだからね。ただ、彼もお客さんの歓声を自分で感じているわけだから、それをどういう風にするか。彼はリングスで引退したんでしょ。僕からすると、それは引退じゃないような気もするしね」
――前田さんの登場の仕方は当日のお楽しみと。でも、もし一同がリングに並んだら錚々たるメンバーですよね。
「一応猪木さんにも声を掛けているんで、大会のことは耳に入っていると思います。まあ、猪木さんの場合は突如としていろんな用事が入るので、スケジュール的には分かりませんけど。でも、これでもし最後に猪木さんが登場してくれれば、“金曜夜8時のプロレス”がそこに復活するわけだから。だから、大会も金曜日に合わせたんだよね」
――ドラディションとしても久々の後楽園ホール大会ですし、インパクトを残す興行になりそうです。
「本当に“新たな挑戦”というぐらいだから、40年やってきて、“さあ、次は何をやろう?”ということだよね。5月5日には巌流島で試合もやるけど、これからは僕の試合1つ1つに、なにか付加価値というか、テーマを付けていかないと。やっぱりこれだけやってくると、惰性になっちゃう部分もあるんだよね。だから、メモリアルな試合をしていきたいなというのがあって」
――自分なりの終着点、ゴールを意識しています?
「僕の場合、引退セレモニーはしません。今後のリングに上がる回数は分からないけどね。でも、今はリングを自分から切り離すというのは頭にないね」

「まだ60歳にもなってないんだから、やって当たり前ですよ」
――年齢的にも肉体的にも現役としてのタイムリミットが迫っていると思いますか?
「思わないね。確かにきついといえばきついけど、どこかでそれを補うように、体力作りなりをしていって。その辺は試合数にしろ、調整すればいいことだよね。本当に“これから”ですよ。無茶な言い方かもしれないけど、プロレスラー・藤波辰爾の凄さを見せられるのはこれからだと思います。だから、僕は“新たな挑戦”と言ったの。20代から30代、40代と来て、そこからは段々下り坂になるって言うけど、僕はそこからさらに20年やってきたわけでしょ。年齢は58歳で、キャリアは40年。今までも含めて、一番凄いことを見せられるのはこれからですよ。だから、僕にとっては今後の方が楽しみですね」
――藤波さんが人生の中で一番の思い出を選べと言われたら、何を挙げますか?
「僕がアメリカからチャンピオンとして帰ってきて、今の女房と結婚して、それを皆さんに祝福してもらった時は、一番レスラー冥利にも尽きたし、人生最大の幸せだったね。それ以外だと、ある意味では一番自分にとって試練だったんだけど、猪木さんとアフリカに行って、置いてこられたことだね(笑)」
――テレビ番組の収録に付き人として同行していたんですよね。
「まだ19歳の時だよ。アフリカと言っても街中じゃなく、ジャングルの中にあるテントに置いてけぼりを食らったんだからね。これはもう忘れられないですよ」
――でも、先ほどの話で言うなら、この先にはさらにそれ以上の出来事があるかもしれませんね。
「そうだね。実はこの大会の後に、お世話になった方を招待して40周年のパーティーをやるんで、その時にお披露目というか、発表しようかなと思っていることがあるんですよ。もちろんプロレスを軸にしたことなんだけど、それを取り巻くいろんな活動をしていきたいんだよね。だから、“新たな挑戦”と入れたわけで。と言って、政治家になるんじゃないよ(笑)」
――今は世の中に不安を感じている人も多いでしょうけど、藤波さんは今後を見据えてウズウズしてると。
「不安は誰にでもあるけど、それはその時になってみなきゃ分からないんで。確かに先を読んで、いろんなことを計算しながらやるのもいいんだろうけど。その時になったら、自分がどうやってケジメを付けるかだよね。特にプロレス界は今が一番大変じゃないですか。僕らが新日本にいた頃と違って、今の方が不安な時代だし。でも、そんな中で自分がどう過ごしていくかですよね。興行的にきついのは当たり前。それはプロレスだけじゃなく、みんなそれぞれきついんだから、その中でプロレスをやれるという幸せを感じますよ。じゃあ、これからどう違ったやり方をするのかということで言えば、自分の中でちょうどいい転換期じゃないかって思います」
――今は20〜30代という若い層も考え込んでしまっていますからね。
「30歳なんてまだ子供ですよ。僕が36歳の時、猪木さんと60分戦ったけど、その時の猪木さんは何歳だったか知ってます? 46歳ですよ。あの時の猪木さんは化け物。僕は一番脂が乗っかった時期だから当たり前だけど、10歳年下の僕と60分戦った猪木さんの、あの負けん気とプライドの高さはただものじゃなかったですから」
――その猪木さんも元気なわけですから、藤波さんも負けていられないと。
「そうですね。僕もいろんな人の言葉であったり、書いた文章であったり、それを拾いながら自分のものにして、自分自身を元気づけたりするんですよ。さっき言った“本当の凄さを見せられるのはこれから”というのも、実は誰かの言葉であって。その人が言うには、70歳まではそれぞれ歳を取ってもいろいろとやれるけれど、70歳を過ぎると行動では頑張れなくなると。だから、70歳を過ぎてからやる全ての行動は“奇跡”になるんだって。それが本当の凄さなんだって言うんだよね。自分の場合はそれの受け売りで言っているだけなんですよ(苦笑)。でもね、僕はまだ60歳にもなってないんだから、やって当たり前なんです」

【大会概要】
ドラディション『40th ANNIVERSARY FINAL』
2012年4月20日(金)東京・後楽園ホール 開場18:00開始18:30
■全対戦カード
▼第6試合『レジェンドvs<復活!>TEAM2000』
藤波辰爾&長州力&初代タイガーマスク vs 蝶野正洋&ヒロ斉藤&AKIRA
▼第5試合
長井満也&田島久丸 vs 藤原喜明&アレクサンダー大塚
▼第4試合
関本大介 vs ベアー福田
▼第3試合
グラン浜田&ウルティモ・ドラゴン vs 南野タケシ&大原はじめ
▼第2試合『3WAYマッチ』
つぼ原人vs菊タローvsめんそ〜れ親父
▼第1試合
倉島信行 vs アミーゴ鈴木
■特別ゲスト 前田日明
■チケット VIP席10000円(完売)、S席8000円、A席6000円
■発売所 e+ イープラス
■お問い合わせ シーホースコーポレーシ
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「いつまでも“最強外国人”じゃない」=3.16リアルジャパンプロレス
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『DAYBREAK〜黎明〜』
2012年3月16日(金) 東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
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リアルジャパンプロレス「DAYBREAK〜黎明〜」(16日、東京・後楽園ホール)で
“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダーとの対戦が決まったタイガー・シャークが3月12日(月)、都内・興義館で公開練習を行った。
190cm、180kgというベイダーとの対戦が決まったシャークは、スーパーヘビー級対策として191cmの総合格闘家を招聘。まず打撃練習ではベイダー・ハンマーを思わせる軌道で飛んでくるフックをヒラリヒラリと牛若丸のようにかわし、ローキック、そして隙を見てローリング・ソバット、バックスピンキックをさく裂させる。

続いてベイダーのパワーに対抗するためパートナーを2人にした相撲の稽古のような押し合いも行い、4日後に迫ったベイダー戦へ熱のこもった様子を見せた。

圧倒的体格差で試練と言うべき一戦だが、シャークは「運がいいとしか言えない。ベイダーとやれる機会をもらえてすごく光栄」とむしろこの対戦を楽しみにしている様子。「初代(タイガーマスク)が名付けてくれた戦闘機F−20タイガー・シャークの性能を発揮すれば、どんな大きな空母も破壊できると思っている」とベイダー戦のイメージを語った。
イメージする攻略のヒントは練習内容にも隠されており、「つかまったら厳しいし、この体重差ではガードしても通用しない。飛んでもつかまったら押し潰されると思うので、打撃が主体になると思う。あとはうまく寝かせられれば、極め技があるのでベイダーといえども取れると思う」とシャーク。「大きい相手は末端から攻めるのが定石なので、ローキックから行くと思う。僕は跳躍力があるので上下にも揺さぶりたい」と試合の戦略は明確であるようだ。ベイダー最大の武器であるパワーに対しても「200kg級の選手と練習をやったことがあって、その持って行かれる感覚が体に残っているので活かせると思う」と不安を見せることはなかった。
昨年IGFで行われたベイダーの藤波辰爾戦を見ているシャークは「パワーは今も健在だけど、スピードとスタミナは自分の方が上」と分析。「長丁場に持っていければ」とも語った。
「いつまでも“最強外国人”じゃない」とベイダーを切って捨てたシャーク。はたしてその言葉通りの試合を見せるか、あるいはベイダーがいまだ衰えぬパワーで逆にシャークを粉砕するのか。


初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『DAYBREAK〜黎明〜』
2012年3月16日(金) 東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
■全対戦カード
▼第6試合 タッグマッチ60分1本勝負
初代タイガーマスク(RJPW)、ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
vs
大仁田厚(フリー)、矢口壹琅(フリー)
▼第5試合 タッグマッチ60分1本勝負
藤波辰爾(ドラディション)、佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
長州力(リキプロ)、ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
▼第4試合 レジェンド選手権試合 シングルマッチ60分1本勝負
[王者]スーパー・タイガー(RJPW)
vs
[挑戦者]長井満也(ドラディション)
▼第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダー(チーム・ベイダー)
vs
タイガー・シャーク(RJPW)
▼第2試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
折原昌夫(メビウス)、アレクサンダー大塚(AODC)、矢野啓太(フリー)
vs
石川雄規(フリー)、若翔洋(フリー)、間下隼人(RJPW)
▼第1試合 タッグマッチ30分1本勝負
スーパー・ライダー(RJPW)、グラン浜田(フリー)
vs
山本裕次郎(チーム太田章)、斎藤彰文(RJPW)
初代タイガーマスク&ザ・グレート・サスケvs大仁田厚&矢口壹琅がメインイベントに!
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス『DAYBREAK〜黎明〜』
2012年3月16日(金) 後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
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【本日発表対戦カード】
<第6試合 タッグマッチ60分1本勝負>
初代タイガーマスク(RJPW)、ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
vs
大仁田厚(フリー)、矢口壹琅(フリー)
<第5試合 タッグマッチ60分1本勝負>
藤波辰爾(ドラディション)、佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
長州力(リキプロ)、ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)

3月10日(土)、都内でリアルジャパンプロレスの平井丈雅代表が緊急記者会見を行い、3月16日(金)に後楽園ホールで開催される『DAYBREAK〜黎明〜』の全対戦カードを発表。矢口壹琅の挑発を受けて、メインイベントは初代タイガーマスク&ザ・グレート・サスケvs大仁田厚&矢口壹琅のタッグマッチに決定した。
大仁田のデスマッチ要求で問題が泥沼化。
「リアルジャパンプロレスとしては苦渋の決断でした」と苦しい心境を明かす平井代表。確かに、最初は驚くほどすんなり初代タイガーと大仁田のシングル戦は決定しており、ここまで混迷するとは思いもしなかった。
事の起こりは大仁田の行動だった。1月25日の会見に突然乱入し、初代タイガーとの一騎打ちをアピール。かなり強引な直訴だったが、持参した挑戦状に込められた思いは真っ直ぐで、それを真摯に受け止めた初代タイガーは「プロレスの人気を取り戻す起爆剤になれば」と対戦を決意。2人の対戦決定は大きな話題になった。
ここまでは順調に話が進んでいたが、大仁田が「俺は俺のスタイルを貫く。最後まで邪道を飲み込め」とデスマッチを要求したことで、話がこじれてしまう。“ストロングスタイルの復興”をテーマに掲げるリアルジャパンがそれを受け入れられるわけもなく、当初から一貫して「デスマッチや凶器の使用は断固として拒否する」という姿勢を示していた。
大仁田は「試合を見て判断してくれ」と自身のデビュー35周年記念ツアー第1弾興行となる2・24新宿FACE大会への来場を呼びかけたが、初代タイガーはそれを拒否。さらに、その大会で大仁田が「邪道軍団全員でリアルジャパンのリングを占拠する」と宣言したことで、両者の関係は悪化してしまう。
そして、8日の会見で決定的な亀裂が入ってしまった。平井代表と折原昌夫が今大会の追加対戦カードを発表していると、邪道軍団の矢口壹琅が有刺鉄線バットを持って乱入。平井代表に詰め寄り、「初代タイガーは俺から逃げてるんじゃないのか? 大仁田厚が出るまでもない。俺と初代タイガーを戦わせろ!」と要求したのだ。
もちろん平井代表は「すでに初代タイガーvs大仁田戦で決まっている」と言い返したが、矢口は聞く耳を持たず、「試合が組まれなくても関係ない。凶器を全部持って乱入する!」と予告。さらに、猫じゃらしまで持ち出し、「俺がリアルジャパンを舐めてるのかって? 舐めてるのはお前らだろう。初代タイガーマスクは虎じゃなくて猫。しかもナメ猫だよ。俺が猫じゃらしで遊んでやる」と徹底的に初代タイガーをこき下ろした。
会見後に大仁田サイドに厳しく抗議した平井代表だったが、後の祭り。折原は「プロレス界はこういうことが多いけど、場所が違う。こんなことがあったのを佐山先生が知ったら、大仁田の試合自体が組まれない可能性もあるんじゃないかな」と大仁田の参戦自体が消滅する可能性を示唆していた。
リアルジャパンが対戦カード変更を決意
すぐさま、平井代表は某所で合宿中の初代タイガー本人に連絡を入れ、さらに団体の顧問・スタッフたちと対応を協議。様々な意見が飛び出したが、「試合を楽しみにしているファンのためにも初代タイガーと大仁田の対戦は何が何でも実現させる」ことを重要視し、デスマッチなどの要求は受け入れないものの、矢口の参戦を認め、タッグマッチにカードを変更した。
「矢口選手の言動は見過ごせません。あそこまで言ったのだから、それ相応の覚悟があるんでしょう」と平井代表。初代タイガーも今回の会社判断を了承しているという。現在は大仁田戦に向けて合宿中のため、その心境は分からないが、大仁田サイドの言動に激怒しているのは間違いないだろう。
初代タイガーのパートナーを務めるのは、昨年の10・25後楽園ホール大会で一騎打ちを行ったザ・グレート・サスケ。先日の会見記事を見て、「私で良ければ佐山さんの力になりたい」と連絡が入り、今回の決定となった。サスケは1994年10月に大仁田と電流爆破デスマッチで対戦経験があり、昨年も何度かタッグを結成するなど、邪道ファイトを知り尽くしており、初代タイガーのパートナーとしては最適であろう。
また、セミファイナルとして、藤波辰爾&佐藤光留vs長州力&ウルティモ・ドラゴンのタッグマッチも決定。藤波と長州は5・5巌流島決戦(藤波辰爾&ヒロ斉藤vs長州力&大谷晋二郎)が発表となったばかり。大事な前哨戦になりそうだ。また、ウルティモは「この試合の結果如何よっては、言いたいことがある」と語っているとのことなので、こちらにも注目したい。
結果的に大仁田流のやり方に巻き込まれてしまったリアルジャパン。しかし、リング上ではそれを許すわけにはいかない。ストロングスタイルが強さを示すのか? それとも邪道ファイトが全てを飲み込んでしまうのか?
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『DAYBREAK〜黎明〜』
2012年3月16日(金) 東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
■全対戦カード
▼第6試合 タッグマッチ60分1本勝負
初代タイガーマスク(RJPW)、ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
vs
大仁田厚(フリー)、矢口壹琅(フリー)
▼第5試合 タッグマッチ60分1本勝負
藤波辰爾(ドラディション)、佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
長州力(リキプロ)、ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
▼第4試合 レジェンド選手権試合 シングルマッチ60分1本勝負
[王者]スーパー・タイガー(RJPW)
vs
[挑戦者]長井満也(ドラディション)
▼第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダー(チーム・ベイダー)
vs
タイガー・シャーク(RJPW)
▼第2試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
折原昌夫(メビウス)、アレクサンダー大塚(AODC)、矢野啓太(フリー)
vs
石川雄規(フリー)、若翔洋(フリー)、間下隼人(RJPW)
▼第1試合 タッグマッチ30分1本勝負
スーパー・ライダー(RJPW)、グラン浜田(フリー)
vs
山本裕次郎(チーム太田章)、斎藤彰文(RJPW)
『DAYBREAK〜黎明〜』
2012年3月16日(金) 東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
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【2012.3.08 リアルジャパンプロレス会見 全文】
■折原昌夫
「正直、いつものことなんですけど、僕の頭の中にはタイガー・シャーク(しかない)。彼の中にも折原昌夫が浮かんでくると思うんで。僕の中にはそれだけなんですけど、会社が今回こういうカードを決めたということで、決められたカードに対して全力で向かっていくという気持ちに切り換えて。今回はこのカードに全力投球していきたいと思います。このカードなんですけど、6人いる中の3人が元バトラーツ。たぶんファンの皆さんもバチバチの試合になるんじゃないかと予想するでしょうけど、勝手にそう決められちゃうとね。いろんな団体を渡ってきて、バリバリのルードを何十年もやってきた僕ですから。折原昌夫がここに1人入っているだけで試合の色が変わっていくというか。あえて変えてやる、そういう気持ちでいますね。この中でも大相撲から来た元・関脇の若翔洋。彼がリアルジャパンに顔を出した時から、僕はいつか対戦してみたいなと思っていたんですけどね。僕個人の楽しみとしては若翔洋と当たることがあります。もう1つ、約1年ぶりになりますかね、リアルジャパン一期生である間下君との試合。彼がどれぐらい場慣れしてきたか? プラス、先輩に対してどれだけ牙を剥いてくるか? 虎の牙が本当に彼の中にあるのかどうか? あえて久しぶりに実体験できるチャンスでもありますから。彼から言わせると厳しい試合になると思うんですけど、一期生だから、若手だからという意味で手を抜くつもりはないです。佐山先生には申し訳ないですけど、“ボッコボコのガッツガツ”にやるつもりです。まあ、石川さんに対してはね、もう何度も試合を重ねてきましたから。彼がどういう戦法で、どういう技を使ってくるかは僕の中にインプットされてます。その点に関しては、うまくクリアできるつもりです。若翔洋と対戦するのは正直ワクワクしてますね。身体が大きいのは見てわかるんですけど、折原昌夫に関しては身体の大きさは無意味かなと。プロレスですから、リングの上、リングの外、すべてのものが僕の中では有りということで。“あれもプロレス、これもプロレス”というジャイアント馬場さんの言葉を僕は今も通してますんで。もちろん勝負にこだわりますけども、若翔洋選手に焦点を絞って戦っていきたいです」

■質疑応答
――負傷していた首の調子は?
折原「去年3月……ちょうど1年ぐらい経つんですね、手術をして。首の骨を3本抜かれた僕なんですけど、毎回毎回大会の前にはそのことばっかり聞かれるんですが、今までの勝負に関しては首の調子が悪いから負けたとか、そういう風には思ってないんです。ただ、本調子でないことは確かです。今回に関しても、気持ちは切り換えてますから…」
<ここで会見場に突如として有刺鉄線バットを持った矢口壹琅が乱入>

矢口「おい、リアルジャパン! おお、折原もいるじゃねえか。久しぶりだな。社長はどこだ? 社長はあんたか?」
平井「私が代表の平井です」
矢口「自己紹介しなきゃな。オレサマは大仁田厚の邪道軍団の矢口壹琅だ。この間な、大仁田興行でこっちは“邪道軍団みんなで乗り込む”って話を振ってんだろ? なんだよ、カードが全然出てねえじゃねえかよ。もう1週間しかねえんだろ? なにやってんだ、この野郎」
平井「今は折原選手の記者会見なんで……」
折原「(割って入り)なんだ、お前は」
矢口「いいから、ちょっと待てよ」
折原「場所を間違えてんじゃねえのか?」
矢口「俺は社長に話があるんだ」
折原「じゃあ、日を変えてやれよ。出直してこい」
矢口「いいから、社長来い!(平井代表に詰め寄ると)俺が矢口壹琅だ。わかったな? 大仁田厚が出るまでもないんだよ。いいか、大仁田厚とデスマッチの象徴は、大仁田といつも一緒に戦っているこのオレサマなんだよ」
折原「帰れよ!」
矢口「一言だけ言わせろ。そうしたら帰るからちょっと待ってろ、オラ!」
折原「引っ張り出して帰らせろ!」
矢口「俺が言いたいのはな、初代タイガーは逃げてんじゃねえかってことだよ。俺とのカードを組め。矢口壹琅だ。簡単だろ?」
折原「出来るわけねえに決まってんだろ! 先生ができるわけねえだろ、お前よ」
矢口「いいだろ? リング上で話を付けてやるよ」
折原「そんなもん、持ち込んで来てよ。リアルジャパンのリングを舐めてんじゃねえよ、コラ」
矢口「うるせえよ。舐めてるのはタイガーマスクだろ? 舐めてんだから、ネコじゃないのか? ナメネコだよ」
折原「社長、早く帰せ!」
矢口「その舐めたタイガーマスクにいいおみやげを持ってきたよ。ホラ、ねこじゃらしだよ。おい。初代タイガーマスクに渡しとけ!」
平井「矢口選手は佐山先生と戦いたいと?」
矢口「当たり前じゃねえか!」
平井「大仁田選手との試合が決まっています」
矢口「関係ねえんだ、そんなものは! 殴り込むって言ってるんだからよ。カードが無くたって、俺はこの有刺鉄線バットを持ってリングに殴り込むぞ。わかってんのか? 佐山に言っとけ」
折原「待て、おら!」
矢口「16日の後楽園ホールでは、このねこじゃらしで遊んでやるから言っておけ。わかったか! それだけだ!」
折原「帰れ!」
矢口「うるせえ、折原」
折原「じゃあ、遊びに来い。お前はボコボコにされるからな」
矢口「あう、このねこじゃらしで遊んでやる」
折原「そんなものを持ち込まなかったら何もできないんだろ、お前は」
矢口「うるせえ。凶器を全部持って来てやるよ。リアルジャパン、舐めてんじゃねえぞ。言っておけ、佐山に(去っていく)」
折原「なんだよ……」
折原「おい、矢口! お前はでかい図体して凶器を持ち込んで。俺は記者会見をやってるんだよ。何が言いたいんだよ。ビビッてるのはお前の方だろうが! 佐山サトルがそんなんでビビるか。試しに遊びに来てみい! お前と大仁田? あんなやせっぽちな……過去の栄光だよ。ガッタガタのグッチャグチャだよ。なんだアイツは。後で事務所に連絡しておけよ」
平井「すいません。今、頭が混乱しているんですけど……。確かに大仁田選手の方から申し出があった“デスマッチを受けるのか、受けないのか”ということに関してハッキリ返答をしてなかったことは事実です。もちろんリアルジャパンプロレスはストロングスタイルを標榜してできた以上、デスマッチをすることはできないと私は思っております。ただ、矢口選手は妙なことを言ってて。“大仁田厚が出るまでもない。自分が佐山と戦う”と。これは承伏できるものではありませんので。とにかく事務所に戻りまして、今は合宿中で東京にいない佐山先生に電話で報告はさせていただきたいと思います。いきなりこういうことをされたら困るということは、向こうに抗議をしようと思います。確かに先週の大仁田さんの興行には、向こうが要望したように来場することはありませんでしたが」
折原「(話を遮り、憮然とした表情で)いいから、早く会見をシメろ」
――折原選手自らが矢口選手と戦おうという気持ちはある?
折原「そんなのはさらさらないよ。ただ失礼なヤツだなって。プロレス界にはこういうのが多いけど、場所が違う。俺は正直言って、今回のカードでシャークとの対戦から外されたことに対して怒っているのに。それでも気を取り直して、このカードで精一杯やっていこうと思っている矢先に……。アイツの気持ちがどうのこうのって関係ねえから。それは違う話だろ? さっき言ったように、舐めてるのはアイツの方だよ。まあ、リアルジャパンに一度も参加したことないから、当然と言えば当然だけどな。遊びに来るんだったら来いよ。逃げも隠れもしないでしょう、誰も。まあ、あれじゃないの。こんなことがあったのを佐山先生が知ったら、試合を組まれない可能性もあるんじゃないかな。これが起爆剤になって盛り上がるどうのこうのっていうのはあるかもしれないけど、リアルジャパンはそういうところじゃないでしょ? 鍛え上げられた肉体、技術をお客さんの前で、四角いリングの上で見せる。そこにはシビアな戦いがある。そういうところだよ。有刺鉄線のバットを持って、記者会見に乗り込んでくる……ふざけるんじゃねえよ。やられちゃうよ。やられちゃうから、あいつらはすぐ。恥をかくのはアイツだよ」
平井「とりあえず、今日の会見をしめさせていただきます」
折原「俺のカードに対して質問ねえのかよ! アタマ来るな」
■“皇帝戦士”ビッグ・バン・ベイダー(リリースにて発表されたコメント)
親愛なるジャパニーズプロレスファンとマスコミへ、
リアルジャパンプロレス国際部より、オファーを頂いた事を光栄に思う。
昔から、オリジナルタイガーマスク(初代タイガー)は、自分と同じ本物のファイターとして、非常にリスペクトしている。
今回は、彼の弟子であるタイガー・シャークとの対戦が決定したが、シャークのことは知らない。オリジナルタイガーマスクと同様に、本物のファイターであるかを、俺が確かめてやる。
3月16日(金)後楽園ホールでの、“ベイダータイム”を楽しみにして欲しい!
■追加対戦カード
▼第3試合 30分1本勝負
“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダー(チーム・ベイダー)
vs
タイガー・シャーク(RJPW)
【“皇帝戦士“ビッグバン・ベイダーからのメッセージ】
「親愛なるジャパニーズプロレスファンとマスコミへ。
リアルジャパンプロレス国際部より、オファーを頂いた事を光栄に思う。
昔から、オリジナルタイガーマスク(初代タイガー)は、自分と同じ本物のファイターとして、非常にリスペクトしている。
今回は、彼の弟子であるタイガー・シャークとの対戦が決定したが、シャークのことは知らない。オリジナルタイガーマスクと同様に、本物のファイターであるかを、俺が確かめてやる。
3月16日(金)後楽園ホールでの、“ベイダータイム”を楽しみにして欲しい!
▼第2試合 30分1本勝負
折原昌夫(メビウス)、アレクサンダー大塚(AODC)、矢野啓太(フリー)
vs
石川雄規(フリー)、若翔洋(フリー)、間下隼人(RJPW)
▼第1試合30分1本勝負
スーパー・ライダー(RJPW)、グラン浜田(フリー)
vs
山本裕次郎(チーム太田章)、斎藤彰文(RJPW)
■既報対戦カード
▼シングルマッチ
初代タイガーマスク(RJPW)
vs
大仁田厚(フリー)
※試合形式は未定
▼レジェンド王座選手権試合
スーパー・タイガー(王者/RJPW)
vs
長井満也(挑戦者/ドラディション)
■出場予定選手
藤波辰爾(ドラディション)
長州力(リキプロ)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
佐藤光留(パンクラスMISSION)
他
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『DAYBREAK〜黎明〜』
2012年3月16日(金) 東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
大会詳細とチケット申込みはコチラ!

“皇帝戦士”がリアルジャパンに初参戦!
既に初代タイガーマスクvs大仁田厚、スーパー・タイガーvs長井満也(レジェンド王座選手権試合)が発表されているが、追加されたのは3試合。
まず注目したいのは、“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダーの初参戦だろう。外国人選手が出場すること自体が珍しいリアルジャパンマットだが、設立したばかりのリアルジャパンプロレス国際部が動き、今回のベイダー招聘が決まった。対戦相手は成長著しいタイガー・シャークだ。
ベイダーは「昔から、オリジナルタイガーマスク(初代タイガー)は、自分と同じ本物のファイターとして、非常にリスペクトしている。今回は、彼の弟子であるタイガー・シャークとの対戦が決定したが、シャークのことは知らない。オリジナルタイガーマスクと同様に本物のファイターであるかを、俺が確かめてやる」と書面でコメントを発表した。
圧倒的な肉体、パワフルな大技、全世界で活躍してきた実績……。全ての面においてシャークが劣っているのは疑いようのない事実だが、だからこそ今の実力を測る試金石になるだろう。国際部が設立されたことによって、今後も大物外国人と対戦する機会は増えるはず。果たして皇帝戦士にシャークの攻撃は通用するのか?
折原は若翔洋との対戦に興味!
さらに、折原昌夫&アレクサンダー大塚&矢野啓太vs石川雄規&若翔洋&間下隼人、スーパー・ライダー&グラン浜田vs山本裕次郎&斎藤彰文の2カードも決定した。
リアル・ダーク解散後、シャークと激しい抗争を繰り広げてきた折原だったが、昨年10月25日の後楽園ホール大会で対戦するも(折原昌夫&ウルティモ・ドラゴンvsタイガー・シャーク&スーパー・ライダー)、レフェリーストップという不本意な形ながら敗戦。後縦靱帯骨化症という難病から復帰を果たした7月に大会に続き、シャークに2連敗するという結果となった。
会見に出席した折原は、未だにシャークへのこだわりを捨てきれないようだったが、「会社に決められたカードに対して全力で向かっていくという気持ちに切り換えたい」とコメント。まだ本調子でないことは本人も自覚しているだけに、会社から科せられたハードルを1つ1つ越えていく覚悟のようだ。その分、発言からも前向きな気持ちが伝わってくる。

「このカードに出場する6人のうち3人が元バトラーツ。ファンの皆さんもバチバチした戦いになるんじゃないかと予想するでしょうけど、勝手にそう決められちゃうとね。いろんな団体を渡ってきて、バリバリのルードを何十年もやってきた僕ですから、ここに折原昌夫が入るだけで試合の色をあえて変えてやろうという気持ちでいますね」
特に大相撲出身で元・関脇の若翔洋には前から興味があったという。
「彼がリアルジャパンに来た時からいつか対戦したいと思ってました。正直ワクワクしますね。身体が大きいのは見てわかりますけど、折原昌夫に関しては身体の大きさは無意味かなと。プロレスですから、リングの上、リングの外、全てのものが僕の頭の中にはあります。“あれもプロレス、これもプロレス”というジャイアント馬場さんの言葉を、僕は今でも貫いてますんで」
そして、リアルジャパン一期生である間下との対戦に向けての思いも語っていた。
「約2年半ぶりに間下とやるんですけど(2009年7月20日、相模原市体育館大会以来)、彼がどれぐらい場慣れしてきたのか? 先輩に対してどれだけ牙を剥いてくるのか? 虎の牙が本当に彼の中にあるのか? 久しぶりに実体験できるチャンスですからね。彼から見ると厳しい試合になると思うんですけど、若手だからといって手を抜くつもりはないです。佐山先生には申し訳ないですけど、“ボッコボコのガッツガツ”にするつもりですよ」
乱入した矢口が初代タイガーとの対戦を要求!
会見は質疑応答に移ったが、ここでいきなり、「おい、リアルジャパン!」という怒号が会見場に響き渡る。なんと有刺鉄線バットを手に持った矢口壹琅が乱入してきたのだ。

矢口は大仁田厚と行動を共にしており、2月24日に行われた大仁田厚35周年興行・新宿FACE大会にも出場。同大会の試合終了後、大仁田は自分たちの軍団全員でリアルジャパンの大会に乗り込み、リングを占拠すると宣言していた。
「こっちは邪道軍団全員で乗り込むって言っただろ? なんだよ、カードが全然出てこねえじゃねえか。いいか、大仁田厚が出るまでもないんだよ。いつも一緒に戦っているのはこのオレ。大仁田とデスマッチの“象徴”はオレサマなんだよ。初代タイガーは逃げてんじゃねえか。俺vs初代タイガーのカードを組め」
止めに入る折原を無視し、有刺鉄線バットを片手に平井代表に詰め寄る矢口。突然の乱入に戸惑う平井代表だが、それでも「初代タイガーマスクvs大仁田厚戦は決まっています」と拒否。折原も「リアルジャパンを舐めてんじゃねえぞ」と矢口を追い返そうと試みる。
しかし、矢口の舌鋒は鋭くなるばかりで、徹底的に初代タイガーを糾弾していく。
「舐めてるのはタイガーマスクだろ? 虎じゃなくて、ネコじゃねえか。舐めネコだよ。そんな舐めネコにいいお土産をもってきたよ。ホラ、ネコじゃらし!」

ネコじゃらしを使って挑発してくる矢口を見て、冷静さを必死に保っていた平井代表の表情にも怒りが滲む。
「殴り込むって言ってるんだから、カードが無くたって、この有刺鉄線バットを持って……凶器を全部持ってリングに殴り込むぞ。わかってるのか? 佐山に“16日はこのネコじゃらしで遊んでやるから”と言っとけ」
折原が対戦カード消滅を示唆!?
矢口は言いたいことを全部言って満足したのか、意気揚々と去っていく。
「じゃあ、遊びに来てみろ。お前はボコボコにされるからな。何が言いたいんだよ。ビビッてるのはお前の方だろうが! 佐山サトルがそんなもんでビビるか! 大仁田厚? あんなの痩せっぽちな“過去の栄光”だよ。ガッタガタのグッチャグチャにされるぞ」
怒り心頭の折原がそうまくし立てると、平井代表も大仁田サイドに強く抗議すると明言した。
「ストロングスタイルを標榜してリアルジャパンができた以上、デスマッチをすることはできないと私は思っています。矢口選手は“大仁田厚が出るまでもない。自分が戦う”と言っていましたが、これも承伏できるものではありませんので、向こうに抗議します。合宿中の佐山先生にも電話で今日の件は報告をしたいと思います」
シャークとの対戦が叶わなかったが、気持ちを切り換えて今大会に臨もうと会見でコメントしていた矢先の乱入劇だっただけに、折原の怒りはなかなか収まらない。
「プロレス界はこういうことが多いけど、場所が違う。リアルジャパンに一度も参加したことないから、当然といえば当然だけどさ。こんなことがあったのを佐山先生が知ったら、大仁田の試合自体が組まれない可能性もあるんじゃないかな。今回の試合が起爆剤になってプロレス界が盛り上がるかもしれないけど、リアルジャパンはこういうことをする団体じゃないでしょ? 鍛え上げられた肉体や技術を四角いリングの上で見せる。そこにはシビアな戦いがある。そういうところだよ。ふさけるんじゃねえ。あいつらはすぐにやられちゃうよ。恥をかくのはあいつらだよ」
平井代表、そして会見をぶちこわされた折原は態度を硬化しており、大会まであと8日と時間のない中、予断を許さない泥沼の状況になってしまった。
しかし、最終的な判断を下すのは初代タイガー本人。あくまでも大仁田1人の参戦を求めるのか? それとも、邪道軍団の出場自体を白紙にするのか? もしくは、全てを相手にしようとするのか? 対戦要求から様々な手を用いて、揺さぶりを掛けてきた大仁田たち。初代タイガーの最終決断は果たして……。
■追加対戦カード
▼第3試合 30分1本勝負
“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダー(チーム・ベイダー)
vs
タイガー・シャーク(RJPW)
【“皇帝戦士“ビッグバン・ベイダーからのメッセージ】
「親愛なるジャパニーズプロレスファンとマスコミへ。
リアルジャパンプロレス国際部より、オファーを頂いた事を光栄に思う。
昔から、オリジナルタイガーマスク(初代タイガー)は、自分と同じ本物のファイターとして、非常にリスペクトしている。
今回は、彼の弟子であるタイガー・シャークとの対戦が決定したが、シャークのことは知らない。オリジナルタイガーマスクと同様に、本物のファイターであるかを、俺が確かめてやる。
3月16日(金)後楽園ホールでの、“ベイダータイム”を楽しみにして欲しい!
▼第2試合 30分1本勝負
折原昌夫(メビウス)、アレクサンダー大塚(AODC)、矢野啓太(フリー)
vs
石川雄規(フリー)、若翔洋(フリー)、間下隼人(RJPW)
▼第1試合30分1本勝負
スーパー・ライダー(RJPW)、グラン浜田(フリー)
vs
山本裕次郎(チーム太田章)、斎藤彰文(RJPW)
■既報対戦カード
▼シングルマッチ
初代タイガーマスク(RJPW)
vs
大仁田厚(フリー)
※試合形式は未定
▼レジェンド王座選手権試合
スーパー・タイガー(王者/RJPW)
vs
長井満也(挑戦者/ドラディション)
■出場予定選手
藤波辰爾(ドラディション)
長州力(リキプロ)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
佐藤光留(パンクラスMISSION)
他




