【UFC JAPAN特集コラムVOL..1】UFCという格闘技は怪物です!
(構成・文:高須基一朗)

■大会名:UFC JAPAN
■開催日時:02月26日(日)10時00分開始
■会場:さいたまスーパーアリーナ
★大会詳細とチケット申込みはコチラ!

“女性にも会場に足を運んでもらいたい!”

来る2月26日に日本で開催される総合格闘技UFCの見所を思う存分に毎週1回ペースで5週にわたりwebページで連載となると、正直にいうとマニアックな思い入ればかりが脳裏を過る。それでは万人にわかりやすく伝えるためのこの紹介サイトを有意義に利用する事になりますので、ここはひとつ女性にも楽しめるように格闘技の魅力を分かり易く伝えられるように熟慮してみようと思う。やはり格闘技というと女性にとっては、野蛮なスポーツと位置付けることになるのだろうが、それは会場へ足を運んでみて、その熱気と狂気に入り乱れた観客と選手の一体化した会場の状況を見てからにしてもらいたい。

一度でも会場へ足を運び入れたら最後、本気で殴り合う選手たちの姿に強烈な印象を持ち、この魅力あるスポーツにどっぷりハマってしまうはずだ。1対1の真剣勝負で0.01秒の閃きの一瞬で勝敗の明暗を分け、生つば飲み込みながら口がカラっからになって楽しむというのが格闘技だ。さて、そんな格闘技というジャンルの中でも様々なルールが存在するが、本サイトで紹介するUFCは現存する総合格闘技において間違いなく世界最高の試合を出し惜しみなく提供してくれる大会である。アメリカ発祥のUFCは本国での大会を中心に毎月のように開催され、格闘技界のメジャーリーグーとして世界の頂点に君臨している。更に分かり易く紐解いていくと、選手のファイトマネーがこれまた破格である。世界チャンピオンクラスのファイターになれば約100万ドルのファイトマネーが一試合で払われるケースすらある。UFCのルールは5分3Rがベース。チャンピオンとの王座をかけたタイトルマッチにあると5分3Rとなる。単純計算15分〜25分で、それだけのお金を稼ぐのだから、一握りの選手とはいえ、アメリカンドリームがここにも存在している。


また、日本の総合格闘技だと、主流は4角形のロープのあるリングを採用するケースが多くあるのだが、UFCは8角形の金網の中で戦う。この金網の中で筋肉ムキムキの選手二人が殺意むき出しで戦うのだから、緊張感と臨場感が素晴らしい。逃げ場のない果たし合いの決闘場となるわけだ。また、急所攻撃(目潰し、金的攻撃)が違反行為になる以外は、なんでもありのルール。立っている状況で殴り合ってもよければ、相手を投げ飛ばして、倒れている選手を殴っても良い。金網の中にレフリングする審判が一人だけいるのだが、違反行為を見逃さないように見張っている以外は、ほぼ静観しているだけ。失神するか、対戦相手が降参するまでは、試合を止めることをしない。試合中の硬直=敗北を意味するUFCにおいて、常に動き回ることがセオリーであり、攻めと守りが目まぐるしく変わるので、瞬きすら許されない。観ていて欠伸(ルビ:あくび)をするような事は決してないのである。アクション映画観ているような感覚で大会を観ることが出来るので、女性でも観ていて楽しいはずだ。一人で心細いならば、彼氏や男友達を誘って観戦に行けば、さらに楽しめるはずである。


ちなみに余談だが、総合格闘技にエンターテイメント性を強めて世界に広めたのは、間違いなく日本である。日本で発祥した柔道が今は世界共通のJU-DOに変化を遂げたように、日本総合格闘技が世界水準レベルの底上げをしたからこそ、今のUFCが存在する。そして世界で通用する日本人選手が、この10年で多く育成されていった。それと並行してアメリカではUFCが根強いスポーツコンテンツに変化し、今ではアメリカ三大テレビチャンネルのESP-SPORTSで放送されているほどだ。


巨大化したアメリカ総合格闘技UFCが、かなりの力を蓄えて日本上陸となる。2月の大会は、世界で通用する日本人ファイター達が数多く出場する。とりわけ、知名度の高い、秋山成勲、山本“KID”郁徳などが、ここで世界屈指の強豪選手を相手に戦うので、やはり会場へ足を運び、歴史の一頁を垣間見るべきではないだろうか。次週は日本人ファイターの魅力をお伝えしていこうと思う。

“不動心”近藤有己、“戦うパンクラス社長”川村亮、“総選挙1位男” 佐藤光留、“女子プロレスラー” 木村響子参戦!

「PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR」 0 1月28日(土)ディファ有明大会
★大会詳細とチケット申込みはコチラ!

 パンクラスが開催する2012年第一弾興行であるディファ有明大会には、注目のカードが揃った!現在空位となっているミドル級の王者を決定するトーナメントが行われる他、パンクラスismから近藤有己、そして総合格闘技2戦目となる木村響子の参戦が決定している。 (構成・文:佐々木亜希)


■ミドル級キング・オブ・パンクラシストをめぐる戦い  

前王者の藤井陸平(和術慧舟會RJW)がベルトを返上し、空位となっていたミドル級ベルト。11代目王座を決定する4選手によるトーナメントに、“戦うパンクラス社長”川村亮(パンクラスism)が参戦する。 第4代ライトヘビー級王者の川村は、昨年より階級を落としてミドル級へ転向。このトーナメントを制すれば、自らの団体で2階級制覇する社長という、格闘技においてはきわめて珍しい存在となる。  

しかし、トーナメントに参戦する他の選手は、川村の2階級制覇をそう簡単には成し遂げさせてくれそうにない。トーナメント初戦で川村と対決する久松勇二(和術慧舟會横浜道場)は、40歳の大ベテラン。突進力と打撃で川村が勝負をかけても、久松がベテランの意地と技術で封じこめ、自らの試合ペースに持ち込んでしまう可能性は十分にある。  

トーナメントの片側には、ミドル級転向初戦で川村と対決し、ドローとなった一慶(チームクラウド)と、久々のパンクラス参戦となる佐藤光留が待ち構えている。パンクラスMISSON所属のプロレスラーとしてDDTやZERO1のリングへ活躍の幅を広げた佐藤は、昨年外様での参戦ながらDDT総選挙1位に輝いた。川村が社長という立場で人間力を磨いているなら、佐藤もまた、プロレスのリングという場で己を鍛錬しているのに変わりはない。川村と佐藤が互いに勝ち進めば、決勝は同門対決となる。パンクラスの至宝を賭けて、メインの決勝へ駒を進めるのは果たして誰になるのか。

■女子プロレスラー木村響子が総合2戦目に挑戦!  

昨年11月、パンクラスのリングで総合格闘技デビューした女子プロレスラーの木村響子(坂口道場一族)。ママさん女子レスラーとして活躍しながら、坂口道場で技術を磨いてきた木村は、藪下めぐみを相手に1RTKO勝利。3ヶ月という短いスパンでの第2戦となる。  
対戦相手の佐藤瑞穂(頂柔術)は、女子格闘技Valkyrie・無差別級で活躍。柔術家としての技術を兼ね備え、総合格闘技11戦の経験を持つ佐藤との対戦は、木村の実力を計る意味でも見逃せない試合だ。
 
また、女子重量級について語るなら、飛び抜けた知名度と実力を持っている中井りん(修斗道場四国)の存在を抜きにはできない。木村自身もデビュー戦後に「見た目ややっていることも興味深い」と語るなど、中井の存在をしっかり視野に入れていることを明かしている。対戦の実現を望むなら、中井が2度対戦し、勝利した佐藤に勝利することで可能性は高まるだろう。もちろん、佐藤にとっても木村を破ることが、リベンジのチャンスを手に入れるチャンス、そして女子重量級の現在の実力者としての証明に違いない。
 
勝利すればその先にチャンスが広がる反面、敗れれば対戦相手にも試合機会の獲得にも苦労するのが女子重量級の現状でもある。それだけに、この一戦に賭ける木村、佐藤の意気込みは計り知れないはずだ。男子選手同士の戦いに負けない迫力、内容が期待できる。

■“不動心”近藤有己、ウェルター級戦線へ再び名乗りを上げる!  

第10試合には、パンクラスismの近藤有己が登場。1996年にデビューした近藤は、その1年半後に当時のエースだった船木誠勝(現在は全日本プロレス所属)を倒し、第5代キング・オブ・パンクラシストの称号を手にした。  

これまでライトヘビー級(83.9-93.0kg未満)、ミドル級(77.1-83.9kg未満)でパンクラスのベルトを巻いてきた近藤だが、昨年よりウェルター級(70.3-77.1kg未満)に転向。しかしウェルター初戦となった11年2月の長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA)戦では判定で敗れ、試合後には減量の苦しさゆえか、脱水症状で病院に搬送されてしまう。この一戦はミドル級タイトルマッチで藤井陸平に敗れての再出発という意味合いもあっただけに、あまりにも苦しい結果となった。  

8ヶ月後、近藤は10月の中村勇太(和術慧舟會TEAM T-REX/T-REX JIUJITSU ACADEMY)との試合へ80.0kg契約で挑み、判定で勝利。2連敗を脱出して2011年を終えることに成功し、あらためてウェルター級戦線へ名乗りをあげた。かつて『PRIDE』で世界の強豪と戦い、パンクラスのリングで菊田早苗(GRABAKA)、郷野聡寛(GRABAKA→現在はフリー)らを相手に強さを見せつけてきた近藤。ウェルター級という新たなステージで、近藤はどう戦いぬき、どんな立ち姿を見せるのか。  

2012年は近藤にとって、デビュー15周年という節目の年。勝利によって道を切り開き、さらなる進化を遂げられるか。  

また、先日行われた公開練習では、第13試合に参戦するKEI山宮(GRABAKA)がプロレスラー・TAJIRIの必殺技・バズソーキックにインスパイアされた、トラースキックの投入を予告。パンクラスのリングでは、06年の佐藤光留vs桜木裕司戦で、桜木の繰り出した佐山サトル直伝のソバットが決定打となったこともあるため(倒れた佐藤に桜木がフットスタンプを繰り出し、レフェリーストップ)トラースキックによる決着も十分に考えられる。  

1月26日大会は全14試合+本戦一部4試合という見応えのあるボリューム。ここまで述べてきたように、ボリュームだけでなくひとつひとつの試合も魅力が詰まっているものばかりだ。ツアー開幕戦となる今大会の結果いかんによって、今年のパンクラスを牽引する主役の顔がはっきりと見えてくることになるだろう。


「PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR」 2012年1月28日(土)ディファ有明 開場14:45 第1部開始15:15(予定) 第2部開始16:00

<全対戦カード>
▽第2部
▼メインイベント(第14試合) 
ミドル級第11代キング・オブ・パンクラス1DAYトーナメント決勝戦 5分2R
一慶vs佐藤の勝者
vs
川村vs久松の勝者

▼セミファイナル(第13試合) 
スーパーフライ級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチ 5分3R
清水清隆(SKアブソリュート/王者)
vs
小塚誠司(FREEDOM@OZ/挑戦者・同級1位)

▼第12試合 
ウェルター級 5分2R
KEI山宮(GRABAKA/同級4位)
vs
田村ヒビキ(パラエストラ大阪)

▼第11試合 
スーパーフライ級 5分2R
安永有希(東京イエローマンズ/同級2位)
vs
廣瀬 勲(ストライプル/同級3位)

▼第10試合 バンタム級 5分2R
曹 竜也 (闘心/同級6位)
vs
滝田J太郎(和術慧舟會東京道場/同級7位)

▼第9試合 バンタム級 5分2R
大石真丈(フリー/同級3位)
vs
沼倉雄太(TRIAL/2011年ネオブラッドトーナメント同級優勝)

▼第8試合 バンタム級 5分2R
佐藤将光 (坂口道場一族/同級10位)
vs
斉藤正臣(高田道場)

▼第7試合 ミドル級第11代キング・オブ・パンクラス1DAYトーナメント第2試合 5分2R
川村 亮(パンクラスism/同級2位)
vs
久松勇二 (和術慧舟會横浜道場)

▼第6試合 ミドル級第11代キング・オブ・パンクラス1DAYトーナメント第1試合 5分2R
一慶(チームクラウド/同級1位)
vs
佐藤光留(パンクラスMISSION)

▼第5試合 ウェルター級 5分2R
近藤有己(パンクラスism)
vs
永木健二(WRESTLE-WIN)

▼第4試合 フライ級 5分2R
松永義弘(禅道会新宿道場/同級2位)
vs
タイガー石井(パラエストラ吉祥寺)
※初参戦

▼第3試合 フェザー級(64kg契約) 
アテナルール 5分2R?
木村響子(坂口道場 一族) 
vs
佐藤瑞穂(頂柔術)※初参戦

▼第2試合 フライ級 5分2R
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會/同級3位)vs
宇津木正和(パラエストラ古河)

▼第1試合 フェザー級 5分2R
なおKING(CORE)
vs
伊禮真也(いれい・しんや/和術慧舟會HEARTS)


▽第1部
▼第4試合 ライト級 5分2R
太田純一(GOKITAジム)
vs
平山敬悟 (パラエストラ八王子)

▼第3試合 フェザー級 5分2R
増田良太(GRABAKA)
vs
芦田崇宏 (Brave)

▼第2試合 スーパーフライ級 5分2
島袋 力(CORE)
vs藍 寛之(総合格闘技GROW/チームZST)

▼第1試合 バンタム級 5分2R
土佐健市(KIBAマーシャルアーツクラブ)
vs
CORO(和術慧舟會TLIVE)


2012年1月29日(日)『普天王引退 稲川襲名 披露大相撲』の開催決定!
稲川親方に聞く“これまで”と“これから”の相撲人生

■公演名:『普天王引退 稲川襲名披露大相撲』
■開催日:01/29(日)11時30分開始
■会 場:両国国技館
★詳細及びチケット申込みはコチラ!

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 普天王水(現・稲川親方)は1980年8月28日生まれ、熊本県玉名市出身。本名を内田水(うちだいづみ)という。
 初めて相撲に触れたのは小学校低学年の時だった。当時から身体の大きかった内田少年を見て、両親は「何かスポーツをやらした方がいい」と考え、相撲を始めさせたという。本人は「大会に出たらメダルをもらって、のぼせ上がってしまいました(笑)」と振り返る。
 力士になるのであれば1番を決める角界にできるだけ早く入った方がいいと考えた内田少年は、中学卒業と同時に入門しようとしていたが、「高校は卒業した方がいい」という両親の心配する声に促される形で、たくさんの力士を輩出している地元の文徳高校に入学。さらには名門・日本大学相撲部へと進み、アマチュア横綱にもなった。
 アマチュアで好成績を残した力士を優遇してデビューさせる幕下付け出しの制度で角界入りを果たし、出羽海部屋に入門。2003年1月に内田水の名で初土俵を踏む。わずか2場所で十両となり、普天王水に改名した。
 1年かけて入幕すると、2005年にはブログを開始し、大きな話題となった。同年5月場所では11勝4敗で敢闘賞を、続く7月場所では10勝5敗で技能賞をそれぞれ授賞。自身にとって最高位である小結にまで出世する。
 しかし、その後は苦しい闘いを強いられた。負傷の影響もあり、なかなか思うような相撲が取れない時期が続く。愚直に真っ向勝負を挑んでいたが、番付が安定せず、とうとう2010年には幕下に転落してしまう。それでも必死に前を向いたが、2011年の大阪場所が中止となったのをキッカケに引退を決意した。
 それに伴い、年寄・稲川を襲名することも決定。2012年1月29日(日)には両国国技館において『普天王引退 稲川襲名 披露大相撲』が開催される運びとなった。今回のチケットはイープラスでも取り扱っている。
 披露大相撲に向けて、普天王(現・稲川親方)はどんな気持ちでいるのか。現在の心境を聞いた。

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現役時代を一言で表すなら……、
やっぱり『真っ向勝負』ですね。

――今回のタイミングで引退を決意した理由は何だったのでしょう?
「2011年大阪場所の開催中止が一番大きかったですね。その頃、私は幕下に落ちていたのですが、応援してくださる方もいらっしゃって、復活して番付を戻したいと願っていました。ですから次の場所が早く来て欲しかったのですが、それが中止となり2ヵ月に1回の場所が無くなって、そこで緊張した気持ちが途切れてしまいました。
それがキッカケでしたが、こんな状態で土俵に上がるのは無理だし、気持ちが乗っていない状態で相撲をするのは、応援してくださる方々に失礼かと思いました」
――悔いはなかったのですか?
「それはないですね。自分の気持ちが途切れる前日まで一生懸命に稽古していましたが、決めた時は肩の荷が下りたというか、本当にスッキリして楽な気持ちになりました。もちろん申し訳ない気持ちもありましたが」
――最近のブログでは“現役時代の緊張感を思い出すと、気持ち悪くなる”と書いていましたが、それほどまで追い込まれるものなのですか?
「本当に追い込まれますよ。今は親方の仕事として本場所に行くのですが、自分の中に何も心労がないのです。逆に言うと、現役時代はそれだけしんどかったのだと改めて思います。命を削っていたと言ったら大袈裟ですが、それなりの覚悟で臨んでいましたから」
――他の格闘技であれば1ヵ月に1試合程度のペースですけれど、相撲の場合は15日間連続という特殊な部分がありますからね。1日だけならともかく、15日間常にMAXのテンションをキープするは不可能でしょう。
「個人差があると思うのですが、15日間常に同じ精神状態で臨むことは無理でしょうね。嬉しいことがあれば気分が乗るし、悲しいことがあれば落ち込む。それは勝負でも同じです。どうしようもなくて気持ちが乗らない日だってありますから」
――それをコントロールすることが求められるのでしょうね。この8年間の現役時代を一言で表すとしたら、どんな言葉を選びますか?
「難しいですね。いろいろありましたから……。でも、“真っ向勝負”ですかね。自分のスタイルはまさに“真っ向勝負”を実践してきました。立合い変化をしたことはないし、とにかく勝てればいいというわけでもなく、自分のスタイルで勝って番付を上げたいとの思いが強かったですから」
――正直、これまでにも辞めたいと思ったことはありましたか?
「過去に1度だけありました。プロに入ってすぐですが、首を怪我してしまったのです。身体はボロボロで動かないし、それでも相撲は取らねばいけない。稽古も休めないし……本当にきつくて、周りには言いませんでしたけど。ただし、相撲が嫌いになったことはなかったです」
――小学生の頃からずっと気持ちは変わらなかったと。
「そうですね。好きなことを好きなだけやって来れたという幸福感、充実感があります。
途中で脱落していく力士は多いと思いますが、私は7歳から始めて23年間ずっと好きなことを一生懸命やって来ました。それに関しては、支えてくれた人達に本当に感謝しています。ここまで好きなことをやれた人間ってなかなかいないと思いますから」
――辛いことや苦しいこともたくさんあったと思いますが、それでも“相撲が好き”と言えるなんて素敵なことですね。その分、いざ辞めることが決まった時はどんな風に感じました? 
「逆に言うと、相撲しかやったことがないから、何をしたらいいのか分からなかったのです。だから、これからが大変です。やりたいこと=相撲でしたから。今は、親方として部屋に残ることになりましたので後進を指導して、少しでもいい相撲をお客さんに見てらえたらなと思っています。引退相撲のこともありますし」

“もっと相撲を知ってもらいたい――”
その使命感からブログを始めたのです。

―現役時代はブログ力士としても有名でした。ここまで話していただいたような素直な心境を、現役時代にブログで綴っていたことが人気の秘訣だったと思うのですが、なぜブログを始めようと思ったのですか?
「当時はまだブログ自体が広まり始めたばかりの時期でしたが、友人に“始めてみたら?”と提案されたのです。一般の方からすると相撲は格式高いイメージがあるじゃないですか。そこを越えて、見ていただくためのキッカケ作りになればと思って始めたのです」
――当時はまだ20代前半だったのに、それだけ“相撲を見てもらいたい”という意識が高かったのですね。
「これはもう、人との繋がりです。自分がいくら“こうしたい”と願っても、アイディアを出してくれる人が周りにいなかったら実現しなかったでしょうから。それはブログの件だけではないので、本当にいい仲間を持ったな、いい人達に巡り会えたなと思いますよ。
良く“類は友を呼ぶ”と言うではないですか、日頃の自分の行いというか、自分の意識や生活、それらが、いろいろな方々を呼んでくるものと思っています」 

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――それだけ気持ちの中に伝えたいことがあったと。
「そうですね。意識が高かったかどうかは自分では分かりませんが、自分たちがやっていることを見てもらいたい、少しでも伝えたいという気持ちが形になったのがブログだったと思っています」
――ただ、始めた当初は反発もあったのではないですか?
「いえ、それが何も言われたことがないのですよ。怖いぐらい全くなかったです。反対に“いいことをやっているな”と言ってくれる人が多かったです」
――場所中も連日更新されていましたが、やはり精神的に書くのがつらいこともありました?
「場所中は必ず更新していましたが、やはりしたくない時もありました。でも、使命感でやっていたところがありました。自分個人を見てもらいたいだけなら“どうでもいい”との気持ちになっていたかもしれませんが、相撲を知ってもらいたい、相撲に興味を持ってもらいたいという使命感があったからこそ続けられたと思っています」
――時には顔文字を使ったり、流行ったギャグを取り入れたりしていて、今読み返してみても、“何かを伝えよう”という思いがヒシヒシと感じられました。
「現役時代、ページビューが20万アクセスぐらいを保っていた時もあり、いい活動ができたなと思っています。興味付けになったと思うし、見てくれていることが自分の支えにもなって、アクセスが伸びている時は楽しくブログに取り組めました。今後は何か違う形で現役の人達が発信して欲しいなと願っています」

今後、伝統文化を伝えていくのであれば、
相撲協会から発信しなきゃいけないのです。

――今まで経験してきたことがこれからの活動にも活きてきそうですか?
「根底にはずっと“相撲を見てもらいたい”という気持ちがあります。むろん、まず自分が一番先にやらねばならないことは後進の指導です。指導した子たちが少しでもいい相撲を披露してお客さんに喜んでもらえたら嬉しいじゃないですか。そういう取り組みが少しでも増えるように指導していくのが今後の課題ですね」
――それと同時に相撲界から発信もしていくと?
「相撲協会の在り方として、“伝統文化を伝えていく”という意味では、もっとできることがあると思っています。今の時代、受け身ではなく自分たちから売り込んでいかねばならないのかと。以前なら“お相撲さん!”と向こうから寄ってきて戴けた時代もあったと思いますが、今は違います。だから積極的に活動していけば、そのぶん認知されるだろうし、盛り上がると思うのです。例えばこの前、慶應大学の藤沢キャンパスに行って、スポーツマネジメントを学ぶ学生たちに講義をしてきました。今回は知り合いから依頼を受けてやったのですが、そういうことも協会から売り込んでいけばもっとできると思うのです。
若い世代はもちろんのこと、他の世代も対象にして発信していかねばという考えが自分の中にあります」
――ちなみにどんな講義をされたのですか?
「学生さんたちに“あなたがもし財団法人相撲協会の広報部に所属したら、どういう方法で相撲を広めていきますか?”という課題を出して、みんなに意見をもらいました。1年生から4年生まで凡そ150人ぐらいの学生がいたのかな。まったく相撲に興味がない人に“どうしたら相撲を見たくなるのか?”を考えてもらうなんて、どんな意見が出てくるか楽しみじゃないですか。それを纏めて、そのまま協会に持っていこうかと思っています」
――新しい時代を迎えて、相撲業界も転換期に差しかかっているのですね。
「同じ人が考えていても、やはり同意見しか出てきません。他の人達に話を聞かなくても良かった時代がありましたが、今は、変わっていく必要があると思っています。
相撲に限らず、サッカー、野球でも、お客さんの入りは厳しくなっていますが、相撲は特に苦戦しています。だから自分の方から動く必要があるのだと。いろいろな人と触れ合って初めて分かることもあり、今回の講義も物凄く面白くてやって良かったと思っています。こういう機会を増やしていきたいですね。知ってもらわないことには始まらないですから」
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――守っていかなければならない伝統がある一方で、変化も求められる。難しい問題ですよね。
「方針をどうするかですね。例えば、相撲文化を伝えるだけならお客さんからお金を取る必要もないと思います。変な話、大きいスポンサーを得て、無料で相撲を見せる形でもたくさんの人達に伝わりますから。どこにコンセプトを置くかが問題だと思っています」
――やり方次第だと。
「はい。例えば老人ホームでお年寄りを相手にすると、相撲はすぐにわかるからとても喜ばれます。そういう活動をもっとしてもいいですし、さらにはファン感謝祭を実行して、そこで得た収益を被災地に寄付したらいかがかと。それって最高ではないですか。そのようにドンドン協会から発信していってもらいたいと思っています」

断髪式では感極まって泣いてしまう人も多いのです。
でも、自分は悔いがないですから、たぶん……。

――引退相撲が迫ってきました。今が一番お忙しいのでは?
「そうですね。チケットを買ってもらうために活動をすること自体が初めてなので、身に染みていろいろと勉強させてもらっています」
――今までとはまったく違う忙しさですものね。
「そうですね。今までは稽古をやっていればいいという感じだったのですが、今は皆さんに“見に来てください”と呼び掛けるのが主な活動ですからまったく違います。それだけ充実している部分もありますが、今の時代に自分だけの興行なので、特に大変だなと実感しています」
――引退相撲と聞くと、断髪式だけなのかなと思いがちですが、他にも様々な催し物があるのですね。
「中心は自分の断髪式ですが、それ以外にも取り組みも行われますし、本場所の相撲では見られない初切(しょっきり)や相撲甚句(すもうじんく)、髪結実演も披露されます」
――具体的にはどんな内容なのですか?
「初切は相撲の禁じ手を面白おかしく披露してくれます。これをやってはいけません……例えば、相手の髪を引っ張ってはいけないとか、武器を使ってはいけないとか」
――なんとなく相撲のルールは分かりますけど、案外細かい禁じ手を知らない人は多いですからね。
「それをコミカルと言ったら変ですけど、分かりやすく見せています。禁じ手を理解しながら見ていただければ、相撲の見方も変わってくると思いますよ」
――そして、相撲甚句というのは?
「昔から代々伝わる相撲の歌を披露します。甚句会というのがあって、一般の人もやっているのですが、今回は力士が順番に歌います。節回しが独特で甚句ならではなんですよ」
――“どすこい、どすこい”という合いの手が面白いのですよね。続いて、髪結いの実演は?
「力士がテレビに映っている時間はだいたい髪の毛を大銀杏にしていますよね?」
――先端が銀杏の葉に似ているからそう呼ばれているのですよね。
「はい。その髪型を結っていく様子というのは普段支度部屋でやることなので、滅多に見られません。それを土俵の上で見てもらうのです」
――こうやってお話を聞いているだけでも興味深いですね。
「相撲にはいろいろと細かいことがあります。皆さん、なんとなく知ってはいても詳しいことは分からなくて、“これって何なの?”と感じていると思うのです。例えば、“塵を切る”って分かりますか?」
――土俵の上に座って、手を合わせてから両手を広げる動きのことですよね?
「そういう所作がたくさんあるじゃないですか。礼をして、塵を切って、四股を踏む。そういう全ての動作に意味があるのです。それが分かっていただけるようになると面白いのではないかなと思います」
――最後に断髪式が行われますが、その時どんな心境になるとご自分では思っていますか?
「まあ、やったことがないですし、最初で最後の経験だから今は分からないですね(苦笑)。結構感極まって泣く方が多いのですが、自分では絶対に泣かないつもりでいます」
――ある意味、そこも見所になりますね(笑)。
「こればっかりはどうなるか分かりませんね。むろんいろいろありましたが、現役を退くことに関して全く悔いがないので、泣かないだろうとは思っています」
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生まれ変わっても相撲をやるでしょうね。
今でも“どこを直そう”って考えちゃうんですよ。

――稲川親方にとって相撲の面白さとは?
「やはり見ていて、ハラハラドキドキするところですね。いい一番というのは、見ている方も力が入ってしまいます。それを見たら、誰だって“頑張っているなあ”と感じますね。そうしたら応援したくなるのです。だから、どこを見て欲しいという部分があるのではなく、一生懸命頑張る力士たちを応援して欲しいなと」
―― 一生懸命に真っ向勝負を続けてきたことで人の縁が生まれ、現役を辞めた後も続いていき、今回の引退相撲にも繋がっていく。とても素敵な相撲人生ですね。
「本当に相撲を頑張ってきて良かったなと今でも思います。いろいろなことがあったからこそ、いろいろな人に出会えましたしね」
――もしもう一度生まれ変わったとしたら、それでも相撲をやりますか?
「同じ自分だったらやるでしょうね。ちょっとこの部分を直そうとか、あのやり方を修正しようとか、今でも考えちゃうのです」
――未だにそうなんですか?
「最初からこういう形で相撲をやるのではなく、別の形にしようなんて思ったりします。それに力士の体型にはあんこ型(太った体型)とそっぷ型(痩せた体型)があるのですが、そっぷ型の相撲を今度は取ってみたいなとも思います。そうしたら、まあまあ人気が出るかなとか、売れるかなとか考えてしまいますね(笑)」
――本当に相撲がお好きなのですね。
「自分がやってきたのがたまたま相撲だっただけで、だからこそ好きなのです。こうやって長くやって来れたので皆さんに知ってもらいたいと思っていますし、もし別のジャンルだったら、そのジャンルを長くやっていたと思いますよ」
――このインタビューの読者には、“相撲に興味はあるけど、生で観戦したことはない”という方が多いと思います。そういう皆さんに『普天王引退 稲川襲名 披露大相撲』に向けてメッセージを。
「相撲をテレビで観戦された方は大勢いらっしゃいますが、力士と力士のぶつかり合いは『生』で見て『音』で感じて、だと思っています。ですから国技館に足を運んでいただけたらと願っています。ぜひ『生』の相撲を見てもらいたいですね。所作とか、理解できない部分も多いでしょうが、そのような相撲の文化にも興味を持って戴ければ嬉しいです。
1月29日は、ぜひ両国国技館で皆さまをお待ちしています」
大会名 :UFCレジスタードマーク JAPAN: EDGAR vs. HENDERSON
開催日時:2012年2月26日(日)開場:9:00  試合開始:10:00
会 場 :さいたまスーパーアリーナ
詳細とチケット申込みはコチラ!


UFCの世界進出
UFCおよび総合格闘技(MMA)は、紀元前648年の古代オリンピックの格闘技「パンクラチオン」を起源とするスポーツである。
UFCは史上最も早いスピードで成長中の世界的なスポーツ団体で、UFC公式HPのデータが示すとおり、その人気は世界的に高まり続けている。
2006年には米国外からのアクセスのトラフィックがわずか25%であったの対して、その5年後の現在では米国内と国外のトラフィックがほぼ同数になった。これは、世界中で需要が急増していることを示している。
文字通りUFCは、世界の総合格闘技のリーディングブランドである。
2001年1月、新たにUFCのオーナーとなったズッファ社のもと、UFCは、世界中の主要な規制団体と密接に協力して、MMAを高度に組織化および管理された格闘技として再構築した。
現在UFCは、米国外に大きな成長の可能性を見出している。
2011年現在、公式HPにおける米国外のインプレッション数が推定2億4,100万回に達している。このことは、国際市場において大きな成長の機会があることを示している。
すでにテレビ番組は全世界150の国と地域において22カ国語で放送され、約5億世帯が視聴可能である。
UFCは、全世界26カ国の選手が参加する真の国際的スポーツである。
現在7名のチャンピオンの内3人が米国以外の国の出身者である。
契約しているファイターは全員、格闘技の経験があり、その多くは世界チャンピオンやオリンピック選手である。
UFCは以前から、日本、中国、韓国、英国、ドイツ、カナダ、オーストラリア、ブラジル、メキシコを含め、海外市場にオフィスまたはスタッフの配置を行い、世界各地のファンの要望に応えてきた。
特にカナダでは非常に人気が高い。トロントで2011年4月30日に開催されたUFC129は、わずか数分で5万5,000枚のチケットが完売となり、史上最多の入場者数を記録した。
そしてUFCは、アフリカを除く世界のすべての大陸でイベントを開催している。
ブラジルでは、MMAはサッカーについで2番目に人気のスポーツだと言われている。
2011年8月、ブラジルはUFCリオデジャネイロ大会の熱気に包まれ、多くのファンがブラジル最強のスター選手達の試合を見ようと、雨の中にもかかわらず会場に詰めかけた。
2011年8月28日UFC134のブラジルでの放送は、およそ3,000万人に視聴された。
このように、UFCは国外で多くのファンを獲得することに成功してきた。
その証拠に、入場者数がUFC史上最多の10回の大会のうち6回は米国外で開催されている。UFCは、まずTV放映権の契約をスタート、次にUFCのファイターを派遣し新たなファンを獲得、そして最後に需要が頂点に達したところでイベントを開催し、海外での市場拡大の基盤を築いてきた。


UFCのアジア展開
UFCは、中国北京にアジア支部を開設。日本、中国、韓国、フィリピンそしてタイの市場を重視し、アジアの契約選手も日本で8人・韓国で3人と、その他も含めて積極的に獲得しており、アジアの主要地区やフィリピンでは大きな人気を博している。
そしてUFCは、日本へのカムバックとして、2012年2月26日に埼玉スーパーアリーナで大会を開催すると発表した。これは2000年以来初めての日本国内でのUFCイベントであり、ズッファ社にとっては初めてのアジアでの開催である。
この日本大会を皮切りに、2012年は中国のマカオ・韓国のソウルそしてフィリピンのマニラでの開催を目論んでいる。
一方、中国・インド・タイなどの東南アジアの国々ではテレビ放送の契約を達成している。
UFC大ブレイクの契機となったテレビのリアリティー番組「ジ・アルティメット・ファイター(TUF)」のアジア版も企画中で、フィリピンでは2012年に放送が予定されている。
このTUFの放送は、日本・韓国・タイそして中国でも交渉中である。


UFCと日本
日本は、空手・柔道など武道の母国として、伝統的な格闘技の成立に大いに貢献してきただけでなく、近代総合格闘技の発展にも貢献してきた。日本は、1997年から2000年にかけて4回のUFCの大会を開催しただけでなく、1997年から2007年にかけてPRIDEを開催し、放送したことでも有名だ。
ズッファ社社長のデイナ・ホワイトは言う。
「日本は、総合格闘技を今日の姿に発展させる上で重要な役割を果たしてきた。ランペイジ・ジャクソンやヴァンダレイ・シウバ、ミノタウロ・ノゲイラ、ミルコ・クロコップなどのUFCのスター達は、みんなPRIDEで有名になって、多くのファンを獲得した。キャリアの中で日本の熱狂的なファンの前で戦ったことのある選手はほかにも大勢いる。また日本は、秋山成勲、五味隆典、岡見勇信などの世界クラスのファイターを生み出してきた。彼らは、全世界のUFCのメインカードを飾るスター選手として、日本を代表して戦っている。」


UFCを大ブレイクさせた「ジ・アルティメット・ファイター」
米国で14シーズン目を迎える「ジ・アルティメット・ファイター(TUF)」というテレビのリアリティー番組は、現在放送中のスポーツ・リアリティ番組の中で最長寿番組である。
「ジ・アルティメット・ファイター」は、10,000ドルの賞金とUFCで戦う権利を獲得するために、新進のMMA選手が競い合う番組で、2005年の放送開始以来、UFCの人気急上昇に大きく貢献してきた。
現在、この番組の様々な海外バージョンを企画中で、前述の通りアジアでは2012年にフィリピンでの放送が予定されている。また日本・韓国・タイ・中国でも各国のバージョンの放送について積極的に交渉が進められている。


FOXとの契約
2011年8月、UFCは全米ネットワークのFOXと歴史的な放送契約を締結した。
放送開始は2012年だが、キックオフとして2011年11月12日のケイン・ヴェラスケスとジュニオール・ドス・サントスのヘビー級タイトルマッチが放送された。
また、この契約を通じて、「ジ・アルティメット・ファイター」やその他のUFC関連番組がFOXの系列チャンネルで放送される。
大会名 :UFCレジスタードマーク JAPAN: EDGAR vs. HENDERSON
開催日時:2012年2月26日(日)開場:9:00  試合開始:10:00
会 場 :さいたまスーパーアリーナ
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【アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(UFC)とは】
UFCのルール

・攻撃
基本的に打撃・投げ・絞め技・関節技といったすべての格闘技の技が認められているので、総合格闘技(Mixed Martial Arts=MMA)と呼ばれる。

・ラウンド
UFCではいずれの試合も5分3ラウンド(延長なし)で行われるが、タイトルマッチ及びメインイベントは5分5ラウンドで行われる。ラウンド間のインターバルは1分間であり、ラウンド終了時にはゴングではなくホーンが鳴る。

・勝敗と判定
試合は1名のレフェリーと3名のジャッジによって裁かれ、勝敗の裁定はノックアウト(KO)、テクニカルノックアウト(TKO)、サブミッションなどによる。また、判定は各ラウンドのポイントの合計で勝敗を決するラウンドマスト制を採用している。

・試合場
UFCの試合はオクタゴンと呼ばれるケージ(金網)で囲われた8角形の舞台で行われる。
直径は9mで、フェンスの高さは6フィート(約1.83m)である

・その他
選手はトランクス(スパッツ)と、規定に基づく4 - 6オンスのオープンフィンガーグローブ以外いかなるものも身に着けてはならない。



・階級と王座

階級/重量区分/現王者
ヘビー級/205lbs-265lbs: 93.0kg-120.2kg/ジュニオール・ドス・サントス

ライトヘビー級/185lbs-205lbs: 83.9kg-93.0kg/ジョン・ジョーンズ

ミドル級/170lbs-185lbs: 77.1kg-83.9kg/アンデウソン・シウバ

ウェルター級/155lbs-170lbs: 70.3kg-77.1kg/ジョルジュ・サンピエール

ライト級/145lbs-155lbs: 65.8kg-70.3kg/フランク・エドガー

フェザー級/135lbs - 145lbs: 61.2kg - 65.8kg/ジョゼ・アルド

バンタム級/125lbs - 135lbs: 56.7kg - 61.2kg/ドミニク・クルーズ