2019年2月19日(火)、東京・両国国技館にて開催される「ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜」第2弾参加選手として、“仮面貴族”ミル・マスカラス選手、マスカラス選手の実弟“飛鳥仮面”ドス・カラス選手が来日、参戦決定。

さらに、W-1からは馬場元子さん社長時代の全日本プロレスに入団したカズ・ハヤシ選手、同時期に参戦していた東京愚連隊NOSAWA論外選手の参戦が決定。 両選手に参戦を打診した際、マスカラス・ブラザーズが参戦するなら是非闘いたいという希望を受け、協議の結果、対戦が決定した事も合わせて発表させていただきます。

なお、この試合は大会当日のセミファイナルを予定しております。

マスカラス、ドス・カラス、カズ・ハヤシ、NOSAWA論外各選手からのコメント

●ミル・マスカラス選手
「ミスター馬場のメモリアルと、ブッチャーの引退セレモニーに参加出来る事を、とても光栄に思っている。皆さん、両国でお会いしましょう。」

●ドスカラス選手
「今回、兄弟でオファーを頂いたのは、とても光栄です。日本に兄弟で行く事は、もしかたら最後になるかもしれない。我々兄弟のタッグチームを是非楽しみにしてください。」

●カズ・ハヤシ選手
「馬場さんの没20年をやって欲しいと元子さんがおっしゃっていたと聞き、今回のオファーを頂いた際にはすぐにお返事させていただきました。大会当日は馬場さんのメモリアルだけでなく、ブッチャーさんの引退に立ち会え、対戦相手にマスカラスさん、ドス・カラスさんとの試合が出来ると聞いて、大変嬉しく思っています。皆さんが見たいと思う全てを見せれる試合にしたいと思っています。」

●NOSAWA論外選手
「全日本プロレスにはケンドー・カシンさん、カズ・ハヤシさんに参戦するきっかけを作っていただいたのですが、当時社長を務められてた元子さんに頑張ってちょうだいね、と声をかけていただいき、認めていただけた事で日本に定着できるようになりました。今回、ハヤシさんと一緒にオファーを頂いた際、この大舞台で自分たちに何が出来るのか相談し、マスカラスブラザーズがくるのなら是非二人で闘いたいと実行委員会に伝え、認めていただいた事、感謝しています。個人的にはマスカラス兄弟と最後の対戦だと思うので、馬場さんの名前の大会でプロレスの歴史を感じたいと思います。」

■実行委員会:
坂口征二(新日本プロレスリング株式会社 相談役)
天龍源一郎(天龍プロジェクト)
秋山準(オールジャパン・プロレスリング株式会社 代表取締役)
株式会社 H.J.T.Production
(敬称略。設立順)

■参加団体:
新日本プロレス
全日本プロレス
大日本プロレス
プロレスリング・ノア
W-1

(敬称略。設立順)

【決定対戦カード】
<セミファイナル タッグマッチ 60分1本勝負>
ミル・マスカラス&ドス・カラスvsカズ・ハヤシ(W-1)&NOSAWA論外(東京愚連隊)

[その他参加選手]
新日本プロレス:棚橋弘至、本間朋晃
全日本プロレス:秋山準、宮原健斗、大森隆男、渕正信
大日本プロレス:グレート小鹿、関本大介
プロレスリング・ノア:丸藤正道
超硬派武闘集団和志組:宮本和志
鈴木軍:タイチ、金丸義信
プロレスリングA-TEAM:橋本友彦
フリー:太陽ケア
(敬称略。設立順)

[特別ゲスト]
スタン・ハンセン



■大会名:ジャイアント馬場没後20年追善興行〜王者の魂〜アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念〜さらば呪術師〜
■日時:2019/2/19(火)
■会場:両国国技館 (東京都)

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2018-11-14 14:57 この記事だけ表示

――昨年8月19日、東京・後楽園ホールでウルティモ・ドラゴン選手のデビュー30周年記念大会が全日本プロレスの協力でおこなわれました。あれから1年以上が経過しましたが、31年目はどんな1年でしたか。
「日本では昨年に引き続き全日本プロレスさんに出させていただいて、この1年はそれにプラスしてアメリカの試合を増やしましたね。メキシコ、アメリカ、そして日本の3カ国が中心になっています。ちょうどアメリカのWCWでやってたときみたいな感じですね」

――前年はワンマッチ興行でした。今年は4大会での『Lucha Fiesta Tour 2018(ルチャ・フィエスタ ツアー)』となりますが、ワンマッチからシリーズに拡大ということになりますか。
「そうですね。ミニシリーズですけども、全日本プロレスさんの方から、メキシコからせっかく何人も選手がくるのだからということで、なるべく多くの場所で見てもらいたいと。そういう話しから決まりました。ですから、前年から発展したような形になりますね。昨年の大会がおかげさまで好評でしたし、一年に一回くらいお祭り的なイベントがあってもいいんじゃないかと。こういうチャンスをいただいて非常に感謝していますね」

――11・3後楽園、11・4千葉、11・5名古屋、11・6大阪の4大会が4連戦で開催されます。シリーズはウルティモ選手の全面プロデュースということになりますか。
「そうですね。アメリカやメキシコから何人も来日するので、なるべく多く試合をさせてあげたいですしね。ただ今回はあまり大きな会場ではなく、中小規模な会場でやりたいと思います。メキシコの地方巡業だと小さな会場がたくさんあるじゃないですか。コンパクトにして、イメージとしては、むしろそっちの雰囲気を出したいなと思っています」

――今回、5選手が特別に参戦しますよね。スペル・クレイジー、エル・ディアマンテ、サム・アドニス、ウルティモ・パンダ、スペル・シウダダーノ。この5人を選んだのは?
「昨年もそうですけど、基本的に『Lucha Fiesta』はメキシコでやっている闘龍門MEXICO『Dragomania』の延長戦だと考えているんですよね、自分は。ローカルの雰囲気でありながら、ビッグマッチの延長として考えているんです」

――『Dragomania』は毎年5月にメキシコシティーの大会場、アレナ・メヒコで開催される闘龍門の年間最大ビッグショー(17,000名規模)ですね。今年は5月27日に『Dragomania Ⅷ』として開催されました。
「そうです。人選に関しては、スペル・クレイジーはちょっと別ですけど、他は『Dragomania』で頑張ってくれた選手たちです。そういったレスラーから選びました。クレイジーに関してはTAJIRIがいま全日本に出ているので、個人的にもTAJIRIvsクレイジーを見たいというのもあって、参戦してもらえることになりました」

――このカードといえば、アメリカのECW。
2000年あたりにECW世界TV王座を争った2人ですよね。
「そうですよね。その復刻版というわけではないですけど、また見てみたいカードですよ。いま、全日本プロレスさんも全日本プロレスTVという動画配信を始めて、もっともっと、いろんな国の人に見てもらいたいということなんですね。そのためにも一番伝わりやすいんじゃないですかね、このかつての名物カードは。それをいま全日本でできるというのが、ボクとしても非常に楽しみなんですよ」

――2人ともバリバリの現役ですし。
「そうなんです。かつてのECW世界TV王座戦がGAORA TV王座に形を変えて実現する。どんな進化を見せるのかもまた、楽しみですね」

――エル・ディアマンテは昨年の30周年大会で、初来日しました。
「彼はインディーの選手ですけども、テクニコもルードもできる万能選手です。両方こなせるってなかなかいませんからね、珍しいタイプじゃないですかね。ボクとしては、凄く楽しみにしている選手です」

――通常、メキシコの選手はテクニコ、ルードがハッキリしています。
「ハイ。でも彼の場合はどちらでもこなせるというのがすごいなと思ってるんですよ。ちなみにボクはルードできないですから。ボクにやれと言われても、ルードは無理です。ディアマンテはそれを瞬時に切り替えができる選手なんですよ」

――サム・アドニスは、こちらも昨年の30周年で初来日した選手です。メキシコでブレイクしたアメリカ人レスラーですよね。こういった選手もなかなか珍しい。トランプ大統領の顔写真が入ったアメリカ国旗を振りかざす。反米感情を煽ったことで一躍大ルードになりました。
「相変わらずトランプ大統領を崇拝しているみたいですけど、今年もまだそれが続くのかなって。どんな感じでくるのか、いまから楽しみにしているんですよ。彼とは5月の『Dragomania』で対戦して以来、会っていない。今年もトランプ派で来るのか、楽しみです」

――ウルティモ・パンダは?
「リングネームは似てますけど、ドラゴンではなくパンダ。ウルティモといってもボクの弟ではないんですけどね(笑)」

――『Dragomania Ⅷ』でのドラゴンスクランブル(時間差バトルロイヤル)に出場したパンダだそうですね。
「このパンダは、今年の『Dragomania』で一番お客さんのハートを掴んだ選手でした。お客さんにとって一番のビッグサプライズだったと思いますよ。べつに何かあるわけじゃないんですけど、とにかく良いオーラをもった選手なんです」

――とはいえ、体重が272キロって…。
「いや、それはたぶん、ちょっと、あれじゃいですか(笑)」

――盛ってる?
「かなり盛ってるでしょうね(笑)。さすがに272キロはないと思いますよ(笑)。」

――日本ではちょうどアンドレザ・ジャイアントパンダが話題なので。
「ああ、そうですね。でも、こちらはそういう“人”ではないですよ。(アンドレザと比べると)普通のサイズです(笑)」

――スペル・シウダダーノ。こちらも初来日の選手ですが。
「シウダダーノは、メキシコのすごい有名な選手、すごいレジェンドの息子さんです。彼は今年の『Dragomania』で実質の主役でした。メインでマスクとマスクを懸けて闘った。そして最後に勝った。ボクはいい意味でも悪い意味でもこれから若手にバトンタッチしていきたいんですよ。なので、シウダダーノは今後に期待の選手です」

――期待の若手、ということですか。
「まだ若いです、ハイ」

――闘龍門メヒコの常連選手ですよね。
「そうです。『Lucha Fiesta』はさっきも言ったように『Dragomania』からの流れにしたいんですよね。それで『Dragomania』の主役を呼ぶことにしたんです」

――今年の『Dragomania』のメインは、最初にウルティモ・ドラゴンとアドニスが組んでシウダダーノ&パタン組と対戦しました。あの試合の経緯は?
「要するに、ふたつの抗争をひとつにまとめたんですね。ボクとサム・アドニスの抗争、シウダダーノとパタンの抗争。ふたつの抗争をひとつの大会で終わらせなければならなかったので、敵対する者同士を組ませたんです。それをタッグマッチにして、負けた方のチームでシングルマッチをおこなう。そこで負けた選手が最終的にマスクを脱ぐなり、坊主にされる。ふたつの抗争に決着をつけるには、それが手っ取り早いかなと」

――メキシコでおこなわれる決着戦のひとつですね。
「そうです。それで今回、最後に勝ったのがシウダダーノだった。それで『Dragomania』の主役になったんですよ」

――それ以前にシウダダーノ選手は、15年から17年の『Dragomania』で、ドラゴンスクランブルに3年連続優勝しているんですよね。
「そうです。だからようやく熟したという感じですよ。闘龍門メヒコ一押しの選手と言っていいと思います。ですから満を持しての初来日ですね。彼も、ルードもテクニコもできるオールラウンドな選手です」

――シリーズの対戦カードを見てみると、11・3後楽園のメインでウルティモ選手は、シウダダーノと組みますが、もうひとりのパートナーがXです。相手がディラン・ジェイムス&エル・ディアマンテ&サム・アドニス組の6人タッグマッチ。Xは11・6大阪のメインにも参戦し、11・6大阪も同一カードが組まれています。このXというのは?
「いろんな人から誰かと聞かれるんですけど、Xはメキシコの選手ではないです。ディラン・ジェイムスとかサム・アドニスって体が大きいじゃないですか。ですから、その対策ですよね。ボクを守るためのパートナー。日本人ですよ。当日発表になります」

――なるほど。また、11・5名古屋は地元凱旋になりますが。
「そうですね。サム・アドニスとシングルで闘います」

――この試合はPWR世界ヘビー級選手権試合。ウルティモ選手が保持するベルトが懸けられますが、このタイトルについて教えてください。
「PWR(プロレスリングレボリューション) は、カリフォルニア州サンノゼを拠点とするアメリカのインディー団体です。そこのベルトで、ラスベガスでの大会で取りました。今年の9月1日だったかな。相手は、イホ・デ・トランプというヤツです」

――イホ・デ・トランプ!? トランプの息子で、しかもスペイン語のイホ(息子)?
「ハイ。その通り、トランプはトランプ大統領のトランプだと思いますよ。そんなの大丈夫なのかなって思いましたけどね(笑)。その彼がチャンピオンだったんですよ」

――トランプからベルトを奪ったときの反応はどうだったんですか。
「いやあ、正直、ビミョーでした(笑)。ただ、イホ・デ・トランプって実はアメリカ人で、インディー系のルチャ団体に上がるときだけのキャラみたいです。ホントはすごいちゃんとした選手のようですよ。実際やってみたら、いい選手ではありました。ふだんはインパクトレスリング(旧TNA)に別名で上がってるみたいで、そこそこ有名な選手みたいです」

――こんどのサム・アドニス戦は、何度目の防衛戦になりますか。
「2度目の防衛戦になりますね。こないだメキシコで初防衛をしましたので」

――サム・アドニス戦は、またトランプつながりですね。
「そうですね(笑)。サムとはメキシコでも何回も闘ってますからね。まあ、相手は誰にしてもベルトを持ったからには広めたいという気持ちがありますから。小さい会場であろうと、そのベルトを露出してあげるのが向こうのプロモーターに対してしてあげられることなんで」

――PWRという団体を知らしめると。
「そうですね。その団体のベルトの価値を上げていきたいですよね」

――ツアー全体の見どころは?
「100%ルチャリブレの興行というわけではなく、あくまでも全日本プロレスさんとのコラボなので、全日本の明るく楽しく激しいプロレスというキャッチフレーズに少しルチャのテイストを加えると。そういう大会にしたいと思います。ですから、各大会で全日本プロレスさんが現在行っている激しい闘いも見られます。セミ前まではいつもの全日本です。そしてセミとメインが『Lucha Fiesta (ルチャ・フィエスタ)』。ですから全日本プロレスさんの素晴らしさも見てもらいたいし、そちらも同時に伝われば、ボクとしてもうれしいですからね」

――今年の『Lucha Fiesta(ルチャ・フィエスタ)』は、全日本の年末の風物詩『世界最強タッグ決定リーグ戦』を前にしてのシリーズになります。本来の全日本プロレスにプラスしてルチャ。2倍堪能できることにもなりますね。
「そうですね。自分のいままで培ってきた経験とか、こういうプロレスもあるんだよというのをファンの人に見てもらいたいし、同じ業界の人たちにもこういうスタイルもあるんだなというのを見てもらいたい。プロレスのそういうところも知ってもらえたら嬉しいですね」

(取材・文:新井宏)



■大会名:全日本プロレス “世界の究極龍”ウルティモ・ドラゴン『Lucha Fiesta Tour 2018』supported by AJP
<東京>
■【開催日】11月3日(土・祝)開場:10時30分/開始:11時30分
■【会場】東京・後楽園ホール
<千葉>
■【開催日】11月4日(日)開場:12時00分/開始:13時00分
■【会場】千葉・Blue Field
<名古屋>
■【開催日】11月5日(月)開場:17時30分/開始:18時30分
■【会場】愛知・名古屋市山田地区会館(西区)
<大阪>
■【開催日】11月6日(火)開場:17時30分/開始:18時30分
■【会場】大阪・大正区民ホール

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2018-11-02 12:18 この記事だけ表示


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原点回帰プロレス実行委員会が10月24日(水)、記者会見を開き、12・6後楽園大会の一部対戦カードを発表。
世界マスクマン・トーナメント決勝戦に挑むブラック・タイガーJrがマスクを脱ぎ、正体が船木誠勝であることを明らかにし大会への抱負を述べた。
また、会見には初代タイガーマスクのほか、スーパー・タイガー、納谷幸男も出席し、大会への意気込みを語った。


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★新間寿プロデュース 初代タイガーマスク佐山サトル認定『原点回帰プロレス』第5弾〜世界マスクマン・トーナメント決勝〜
■開催日時:12月06日(木)開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:東京・後楽園ホール
【一部対戦カード】
▼世界マスクマン・トーナメント準決勝
ドス・カラスJr(UWAメキシコ)vsイホ・デ・ブラック・タイガー(UWAメキシコ)
▼世界マスクマン・トーナメント決勝戦
ブラック・タイガー Jr(UWA)vs準決勝の勝者
▼6人タッグマッチ45分3本勝負
ラ・マスカラ(UWAメキシコ)&マキシモ(UWAメキシコ)&ブラソ・デ・オロJr(UWAメキシコ)vsバイキン・キッド(UWAメキシコ)マスカラ・ディアブロ(UWAメキシコ)&エル・ペロ・デ・アキータ(UWAメキシコ)
※出場選手…スーパー・タイガー(第13代レジェンド王者/リアルジャパン)、間下隼人(リアルジャパン)、“大鵬三世”納谷幸男(リアルジャパン)ほか。
上記以外の選手、対戦カードは後日発表。
出場選手は変更となる場合があります。


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新間寿恒UWA海外国際部長が一部対戦カードを発表。
その後、初代タイガーマスクとブラック・タイガーJrがコメントを出した。
ブラック・タイガーJrは決勝への意気込みを述べる前に自らマスクを脱ぎ、正体が船木誠勝であることを明かした。
船木「(原点回帰プロレスで)7月と9月と正体を隠して、あえてブラック・タイガーJrとしてやってきたんですけども、今回、決勝戦になりました。なので、今回こうして正体を現わして船木誠勝のブラック・タイガーJrとして、ジャパニーズスタイルで、日本式の試合でルチャリブレのドス・カラスJr選手と闘いたいと思います。
自分はブラック・タイガー、いろいろ考えたんですけども、やっぱり、船木誠勝が中にいるということをわかっていただいた上で、今回はいろんな形ですね、日本式のいままで自分が持ってる技を出して、ルチャリブレに挑戦したいと思います。よろしくお願いします」


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――正体を明かしたが試合当日、マスクマン・トーナメント決勝戦はマスクを被って試合をする?
「被ります。もちろん被ります。ただ、いままで2試合したんですけども、意外と正体がバレないというか、自分なりに自分の技も使うんですけども、なんかどこからか来た外国人と間違えているというか、ホントになんか気づかれなかったので、もうここまできたら決勝ですから、中身は自分だよとわかってもらった上で、それでスタイルも自分なりにいろいろと考えた結果、本来のジャパニーズスタイルでルチャリブレと闘いたいという気持ちになりました」


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――マスクを被りながら違和感があった?
「そうですね。特別な形にならなければいけないという自分なりに感じてしまったんですけども、やっぱり自分は自分だということが一番ですから、ほかのものにはなれないなと」

――ドス・カラスJrと対戦したいとのことだが、イホ・デ・ブラック・タイガーが決勝に上がってきたら?
「そうですね、ブラック・タイガー同士でやるよりはドス・カラスJr(イホ・デ・ドス・カラス)とやってみたいですね。
お兄さんがいますね、ドス・カラスJr(をかつて日本で名乗った)、アルベルト・デル・リオ。その人と前に一回、何年か前に(WRESTLE−1で)やったことがあるんですけども、ドス・カラスの家系とはなにかしら縁があるんじゃないのかなっていう気持ちもあります。
自分はルチャリブレをやったことがないので、やっぱりルチャリブレと日本のスタイルが闘ったらどうなるのかなというのをちょっと見てもらいたいなと思いますね」


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――3月の後楽園で(ブラック・タイガーJrとは別のマスクマン)船鬼誠勝として出場。試合がノーコンテストになると初代タイガーマスクを突き飛ばす行動に出たが。
「復帰してもらえるかなという気持ちも込めて、やりました。
あとは納谷選手にもこれから先、トップでエースになってもらわなければ困るので、自分なりのエールを送ったつもりです。それはやっぱりマスクを被ってないとできなかったです。 マスクを被ったからなにかできた気がします。顔が見えないので」

つづいて納谷幸男とスーパー・タイガーがコメント。


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納谷「自分はいまWRESTLE−1さんにずっと参戦させていただいていて、その試合で培ってきたものというのを自分の団体でしっかりその経験を自分の団体で出して、いままでの自分とは違うぞというのをしっかり出したいなと思います」


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S・タイガー「今回、私はもうこのトーナメント初戦で敗退してしまいましたが、準決勝、決勝としっかりと対戦相手を見定めて、そのまた優勝者に必ず挑戦して、このリアルジャパンの中で真のストロングスタイルというものをUWAでもしっかりと見せつけていきたいと思っています。
今回、私も衝撃を受けたのですが、ブラック・タイガーJr選手が船木選手であった。
つい先日、船木選手の33周年の大会で真説タイガーマスクとタッグを組ませていただき、それがまた本当に驚きの中で、ちょうど先週ですかね、ドラディションさんの中でブラック・タイガーと闘ってマスクを破られ剥がされ、いろんな部分の因縁がこのブラック・タイガーの中には僕自身あるので、そういった部分もまた今後の闘いにつなげていきたい。
ブラック・タイガーは僕自身絶対に徹底的に潰していかなきゃいけない、そういった思いでまたこの12月も闘っていきたいと思います」


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初代タイガーマスク「船木さんが言われたように、僕もタイガーマスクのときに中身が自信があったので、外のなんであるかというのをあまり気にしていなかったというところがあります。
それをいま船木さんも一緒のことを言っていると思うので、船木誠勝は船木であるということをあらためて感じました。
素晴らしい試合になると思います。
意識してやっているのではないということですね。
素晴らしい試合になると思います。
船木さんが正体を明かしたときに、僕も実はドン・クロコダイルは僕でした…(笑)。
いい試合になると思います、全面的に出ると思います」


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船木「この言葉でおもいっきり試合ができます。
自分は今年33周年なんですけども、その締めくくりの試合として、これを33周年の最終試合にしたいと思います。よろしくお願いします」


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(取材・文:新井宏)



■大会名:新間寿プロデュース 初代タイガーマスク 佐山サトル認定『原点回帰プロレス』第5弾〜世界マスクマン・トーナメント決勝〜
■開催日時:12月6日(木)開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会場:後楽園ホール
■席種・料金:VIP席(特典付):12,000円/RS席:8.000円/A席:6.000円/B席5.000円/トライアルシート:3,000円
■主催:『原点回帰』プロレス 実行委員会
■特別協賛:WILL株式会社
■協力:UWA/リアルジャパンプロレス

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2018-11-01 17:54 この記事だけ表示

「ジャイアント馬場没後20年追善興行〜王者の魂〜アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念〜さらば呪術師〜」が来年2月19日、東京・両国国技館で開催されることになり、19日、会見会場のザ・キャピトルホテル東急(旧キャピトル東急ホテル〜都内千代田区永田町)に向かった。
同ホテルは旧いプロレス記者にとって本当に懐かしい。20数年前、我々プロレス記者たちはジャイアント馬場が行う記者会見のため、あるいは取材のために一階正面にあったレストラン「オリガミ」に幾度足を運んだことだろうか。
「オリガミ」は馬場が自宅のダイニングルームのように使っていて、記者だけではなく、あらゆるプロレス関係者が馬場に会うために出入りしていた。
そう。馬場に会いに行く、と言えば旧キャピトル東急ホテルだったのだ。
とくに昭和58年から昭和63年は事件が多く、馬場にコメントをもらう記者たちが足しげく通った。私もその中の一人だった。
その馬場が亡くなって、はや20年になろうとしている。ついこの間と思っていたのになんて月日の経つのは早いことだろう。同ホテルに入ると在りし日の馬場が目に浮かび、万感迫る思い。会見に臨む旧い記者たちの姿も散見されたが、皆そうに違いない。(安田拡了)

すべては故・馬場元子さんの「馬場さんへの思い」からスタートした

追善興行を主催するのは「ジャイアント馬場没20年追善興行実行委員会」で、そのメンバーは坂口征二(新日本プロレス相談役)、天龍源一郎(天龍プロジェクト)、秋山準(オールジャパン・プロレスリング社長)、(株)H.J.Tプロダクション。参加団体は新日本プロレス、全日本プロレス、大日本プロレス、プロレスリング・ノア、W-1が決定。そのほかの団体、フリー選手の参加については交渉中とのこと。会見には坂口征二、天龍源一郎、緒方理咲子氏、(株)H.J.Tプロダクション代表の緒方公俊氏が出席した(秋山は巡業中のため欠席)。

故ジャイアント馬場を慕うレスラー、関係者たちの熱い思いが実って「没20年追善興行」が行われる―――――。
それを聞いただけで胸を熱くする馬場ファンは今でも多いことだろうと思う。馬場はそれほど魅力的だった。レスラー馬場というよりも人間・馬場に惹かれた人も多かった。だからこそ、多くのレスラーが協力を惜しまず追善興行実現へ結びついていった。
きっかけは今年7月18日に同ホテルで行われた故馬場元子夫人の「お別れ会」だった。ジャイアント馬場と夫唱婦随の元子夫人が長い闘病生活の末に亡くなったのは今年4月。看病をし、最後を看取った姪の緒方理咲子さんが「馬場元子夫人の心残り」を晴らすべく思い立ったという。

以下、会見の緒方理咲子さんコメント全文。
「私は馬場元子(享年78)の姉の長女の緒方理咲子でございます。叔母は昨年6月1日に入院。闘病生活をしていましたが今年4月14日に天界の馬場正平のもとに上がってまいりました。その前日の13日まで叔母が常々、申しておりましたのが『来年は馬場さんの没後20年よね。どういうふうにしたらいいんだろうね』ということ。叔母は振り返ってみて、自分が馬場さんを大事にしすぎて、ファンの皆様にオープンにしてこなかったことを、すごく残念がっていたところがありました。ですから『馬場さんの没後20年をきっかけにまた皆様に馬場さんの存在を見ていただきたい』と毎日のように叔母は言っていました。
『来年、どうしたらよいかなあ。馬場さんはどうしたら喜んでくれるかなあ。馬場さんにまつわる方々にたくさん来ていただいて何か出来たらいいなあ』
と言葉を残して14日に亡くなりました。毎日、叔母からそういう話を聞いていた私としては、何が一番、叔父叔母が喜んでくれるかということで、今年7月18日、馬場さんのダイニング代わりでありましたキャピタル東急で「馬場元子さんお別れの会」並びに「馬場さん&元子さん永遠なる再会」という会を開催させていただきました。そこに馬場さんにまつわる方々にたくさんお集まりくださりまして、これをもしリング上でできたら、どんなに馬場さんの追善になるだろうかと感じました。
そして追善興行をすることで叔母の心残りだったことを晴らすことになるのではないか。それを行なうことは61年間、馬場元子の姪であることの感謝の気持ちの表し方になるのではないかと思い、皆様にお願い申し上げ、来年の2月19日に馬場さんの没20年を大同窓会という名のもとにさせていただければという思いで皆様のご協力のもとに今日の日を迎えさせていただいております。すべて馬場元子の馬場さんへの思いからスタートしたことです」

実行委員会のメンバーで故元子夫人が携わっていた馬場さんの肖像権に関する事業を継承し、それに基づいて(株)H.J.Tプロジェクトを設立した緒方公俊氏(31)も挨拶。
「馬場元子の又甥(またおい)の緒方公俊でございます。ジャイアント馬場さんは私が小学校6年の時に逝去されました。12年という短い期間ではありましたが、プロレスごっこなど一緒に遊んでくださいまして、たくさんのいい思い出が残っております。亡くなられて、早20年。馬場元子より、常々、来年は節目の年になるので追善イベントをやりたいということと、ジャイアント馬場さんの肖像権の権利を継承したいという旨を耳にしておりました。馬場元子より「ジャイアント馬場権利継承の確認書」が残っておりまして、このたび、株式会社H.J.Tプロダクションを設立いたしました。馬場さんの築き上げた『明るく楽しく激しいプロレ』をとってHはハッピー、Jはジョイ、Tはタフの頭文字。ジャイアント馬場さんの存在はとても大きくプレッシャーではありますが、愚直に励んでまいりたいと思っております」

坂口、天龍も「これをきっかけにますますプロレスが隆盛になってほしい!」と訴える

会見では猪木・新日本プロレスとのライバル関係の中で、馬場が敵味方関係なく信用した坂口征二も馬場への思いを語った。
「51年前、25歳の時に柔道界からプロレスへ転向しまして、そのまま馬場さんと一緒にハワイに行き、プロレス修業をしました。その間、馬場さんには弟のように可愛がってもらいました。一時は袂を分かちましたが、その後も本当に可愛がってもらいました。今、私がノウノウと生きていられるのも馬場さんのおかげと感謝しております。先般、元子さんのお別れ会にOBがたくさん集まってくれて、緒方さんから『来年は没後20年だから、それにふさわしいイベントをやりたいということで、その場でみんながぜひ協力しましょうということで話が盛り上がりました。プロレスファンが喜んでもらえるような、そしてプロレスがますます隆盛になるイベントになって欲しいと思っています。微力ではありますが、陰ながら協力させていただきたいと思っております」
「プロレス界は山あり谷ありで、きつい時代もずいぶん味わってきました。苦しい時代があって、またいい時代になるというのがプロレス界。そういう中で、このような明るい話題がありますと、またプロレスが世間的にも認められ大円してくれる方も多いと思います。ぜひとも大会を成功させていきたいと思います」

また馬場に育てられ、鶴田と鶴龍時代を築いた天龍源一郎は格別な思いでこう語った。
「20年経つのかというのは実感として胸に迫る思いがあります。馬場さんの追善興行を両国国技館で、新日本をはじめ多くの多団体の方が協力してくれるというのもまた、僕たちにとってもプロレス界にとっても嬉しい。この機会に力道山先生が亡くなって、馬場さんがアメリカから帰ってこられて頑張られて、今日までプロレスが継続しているという思いも僕の中にありますし、僕が相撲からプロレスに転向した時、世の中のしきたりとか物事を教わったのも馬場さんであります。陰になっていつも馬場さんを支えておられた元子さん。馬場さんのことをずっと思っておられた元子さんの気持ちが、微力ですが実行出来たら嬉しいと思いますし、微力ではありますが力添えできれば幸いと思っております。また会場が両国国技館。はじめて両国国技館を使わせてもらった時、ロードウオリアーズと戦ったのを覚えています。大きくて、どこからでも見やすいという会場で追善興行ができることを嬉しく思います」
「ちょうどいまプロレスがスポットライトを浴びている時。プロレスを継続する力を与えて下さったのが馬場さんだと思っています。若いファンの人、最近プロレスを見るようになった人にもジャイアント馬場という人がいて、今、これだけプロレスが隆盛になっているんだなと思ってもらえるためにも、この大会はいい機会だと思ってますし、馬場さんはニューヨークで戦っておられたから、アメリカンプロレスとはいえないけど、アメリカンプロレスに日本のプロレスを織り交ぜた、最初のキッカケを作ってくれた人だと思っています。皆さんの中で回顧していただければ幸いだと思う。今回は最高のタイミングだと思っています」

ブッチャーの引退セレモニー
座席にはブッチャー・シートも!

会見ではスタン・ハンセン(69)が特別ゲストとして招待が決定したこと、そしてアブドーラ・ザ・ブッチャー(77)の引退セレモニーが行われることが発表された。
主催者側に寄せられたブッチャーのコメントは以下だ。
「来年2月にミスター馬場のメモリアルショーをやるから来日して欲しいという要請を受け、是非参加したいと返事をした。それと同時に、あと何度、自分が大好きな日本に行けるのかという事も考えてしまった。それは、長年アブドーラ・ザ・ブッチャーというレスラーをサポートしてくれた日本のファンに、感謝の言葉を直接伝える機会が何度このあとやってくるのか、という事だ。
このビジネスを始めて57年。日本に初めて行ってから48年。そろそろコスチュームとフォークを置いて、リタイヤする時が今回のタイミングなのでは、と思ったのだ。
来年2月、また日本に行けるのなら、アメリカでもカナダでも行っていない、アブドーラ・ザ・ブッチャーの引退セレモニーを行う機会を与えて欲しいと、実行委員会、馬場ファミリーに伝え、了承してもらった。
もう試合は出来ないし、ミスター馬場を追悼する大会だというのは、もちろん理解しているが、日本のファンに心を込めた感謝のメッセージを送りたいという気持ちも理解してもらいたい。
1970年の真夏に日本へ初めて行き、ミスター馬場と大きなスタジアムで初めてシングルマッチをやった事を、今でも昨日の事のように思い出すよ。
ミスター馬場とはそれから20年以上にわたり、日本中どころか、シカゴやプエルトリコでも闘い、暴れすぎてミセス馬場には何度も怒られたな。ジャイアント馬場と一番血を流しあって闘ったのが俺なのは間違いない。それも500試合以上。詳しい数なんて覚えていない。だが、ミスター馬場は俺にとって最強の敵ジャイアント馬場であり、最高に信頼できるプロモーターであった。馬場夫妻にとっても、アブドーラ・ザ・ブッチャーという存在は、最高のドル箱レスラーだったはずだ。
いつかあの世でミスター馬場と再会したら、二人で試合して、試合後は最高級キューバ産葉巻をくわえながら、昔話をしたいもんだ。でも俺はまだまだこっちの世界で人生をエンジョイするつもりなので、あの世でトレーニングを続け、待っていてくれと伝えたい」

こんなブッチャーに対して、天龍は感慨深く語った。
「馬場さんの没20年追善興行に、奇しくもブッチャーが引退セレモニーをやりたいという気持ちが芽生えたというのも不思議な感じです。僕が全日本プロレスに来たときは馬場さんとブッチャーがメインを張っていたというのが感慨深い感じがします。たぶん、馬場さんの追善興行だということでブッチャーの中で『俺も踏ん切りをつけよう』と思ったのではないかと思います。それくらい、日本プロレス時代からの縁のようなものがあって、同じ日に引退セレモニーをやれるというのはブッチャーにとって最高のものだと思うので、日本のファンの前で最後に引退セレモニーがやれれば、僕もいいと思う。彼にも満足してリングを降りてほしいと思っています」
ブッチャーは馬場を慕っていたし、なるほど天龍の言うように「俺も踏ん切りを」と思ったのかもしれない。それが数々の激しい戦いをしてきたライバルの思いというものなのだろう。ブッチャーのライバル馬場に対する思い。それを見届けたい。
ちなみに前出した理咲子さんは40年ほど前にブッチャーが来日した時に『ブッチャー夫人のアテンドをして』と馬場元子夫人から頼まれて、はとバスで東京観光をしたり、おみやげの買い物を手伝ったことがあるという。
「ブッチャー夫人がブッチャーにおみやげを見せた時『いい買い物をしたね』と非常ににこやかな優しい表情をしていたのを記憶していて、それから40年たった今、そんな優しいブッチャーの引退セレモニーを執り行う。その歴史の流れのなかで不思議な感じがしています」(緒方理咲子氏)
また緒方公俊氏は「ブッチャーさんはジャイアント馬場さんのプロレス人生の中で欠かせない人物。最大のライバルでもありました。そんなブッチャーさんの引退に今回、かかわらせていただけたことを感謝しております」
ブッチャーの引退に合わせて、主催者はブッチャー・シートを企画した。
このシートは最前列で大会当日、ブッチャーセレモニーにおいてリング上で本人に花束贈呈ができるという特典付き。ブッチャーの引退セレモニーという一大イベントでの花束贈呈だけにプロレスファンにとっては極めつけの記念になりそうだ。

馬場元子さんの心残りだった馬場没20年のイベント。これを追善興行にと思い立った緒方理咲子さんは最後に「馬場さんの追善ということで心を一つにして往年の方々がいてくださったからこそ、いまのプロレスがあり、だからこそ昔からのファンの方がそこに顔を見せてくださり、あらためてプロレスってこんなに楽しいものなんだ、こんなに勇気をいただけるものなんだと、新しいファンの方々が生まれていく…。来年、平成から新しい元号に変わる中、2月19日はもう一度、みんなが“明るく楽しく激しい”日々をそれぞれ皆様が過ごされるきっかけになれば素晴らしいなと思っています」と抱負を語った。

会見が終わって、私は馬場への懐かしい思いにひたりながら「オリガミ」に行った。注文したのは馬場が好んでいたアイスティーとアップルパンケーキ。
アイスティーを飲み干すと、ウェイターがさっと新しいアイスティーを持ってきてくれた。あ、昔と変わっていない!
生前の馬場が「アメリカならタダでお代わりを持ってくるぞ」と忠告した。その日からオリガミではアイスティーのお代わりができるようになったが、いまだに馬場の教育が生きていたのだ。無性に嬉しかった。馬場の“遺言”を守ってくれているような気がしたからだ。
ジャイアント馬場没20年追善興行には馬場を慕う、たくさんのレスラーたちが心を一つにして集まってくる! もう、そう考えただけで心が躍ってくる。

●開催日の2月19日は「プロレスの日」
1954年2月19日は日本プロレスの国際試合初興行として、力道山・木村政彦組vsシャープ兄弟の試合が蔵前国技館で行われ、この日からプロレスブームに火が点いた。それを記念して、2月19日は「プロレスの日」となっていて「この日を馬場さんの築いた“明るく楽しく激しい”プロレスをもとに1980年、90年代のプロレス熱を再燃させる日にしたい。またファンの方々にとっても、家族、仲間、仕事の同僚たちにとっても久々に再会して、大同窓会になればないいなと思っています」と緒方公俊氏は話した。

●「ジャイアント馬場20thメモリアルイベント〜ジャイアント馬場展」(12月29日から2019年1月7日まで。10:00〜19:00)が渋谷東急百貨店本店3階イベントサロンで開催。入場無料。展覧会では馬場の愛用品、直筆の油絵、チャンピオンベルトが飾られる。また馬場展開催記念として、スペシャルゲストのトークショーや、福袋、記念品グッズの販売も行われる。



■大会名:ジャイアント馬場没後20年追善興行〜王者の魂〜アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念〜さらば呪術師〜
■日時:2019/2/19(火)
■会場:両国国技館 (東京都)

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2018-10-23 12:31 この記事だけ表示

「DEEP 86 IMPACT」(10月27日、東京・大田区総合体育館)ではDEEPライト級王者・北岡悟(パンクラスイズム横浜)が、デビューから1年、7戦無敗とハイペースで試合をこなし駆け上がってきた新鋭・武田光司(BRAVE)の挑戦を受けるタイトルマッチが行われる。
デビューから18年、5度目の防衛戦となるが、北岡は今も全くギラつきを落とさない。何より、そしてひたすら勝負にこだわる――そんな“北岡節”が存分に聞かれた。

――DEEPライト級王座5度目の防衛戦となる、「DEEP 86 IMPACT」(10月27日、東京・大田区総合体育館)が1週間後に迫りました(取材日は10月20日)。

北岡 練習は終わりでもうスパーはしないです。
松嶋(こよみ)のセコンドで1週間弱ジャカルタへ行っていたんですけど(※パンクラスイズム横浜所属の松嶋が9月22日のONE Championshipで元ONEフェザー級王者のマラット・ガフロフに初回TKO勝利)、それ以外はずっとやれたので、全然いいんじゃないかと。
“仕上がってないんじゃないか”とかそういう切迫感がある時もありますけど、今回はそれがないです。

――今回の試合は防衛戦となりますが、他の試合の時と心境が違ったりするのでしょうか。

北岡 あんまり気にならないというか、別に普通の単なる試合です。
ただ、DEEPに出る時は防衛戦じゃなきゃ嫌だという風に、もうベルトを獲った後ぐらいに言ったことがあります。

――その言葉通り、DEEPには前回の防衛戦(16年6月、下石康太に判定勝ち)以来、2年4ヵ月ぶりの出場となります。

北岡 あれがジム(パンクラスイズム横浜)を作って初めての試合だったんですよね。
あの時はジムを持って試合をするということが分からなかったから、その恐怖みたいのが、全否定される可能性がありました。

――その試合は判定勝ちで王座を守り、ジムとしても船出を飾った訳ですがいかがでしたか。

北岡 もう意地というか、“肯定するために勝ちたい“みたいな感じでした。でも、その年はよかったんですけど、去年が2連敗で、今年が1勝1敗。
ジムを持ってからで考えると4勝3敗で、まだとても肯定とは言えないなっていう話です。
最初に勝った時は“これで肯定された”みたいに思ったけど、結局戦いってずっと続いていくものだから、甘くはないなっていうところじゃないですか。

――ですが、ジム所属の選手たちは先ほど名前が出た松嶋選手のように結果を出しているのではないですか。

北岡 いや、ようやく松嶋がONEで一勝をあげてというだけで、まだまだ全然ダメでしょう。
逆に言うと3、4月はうちの選手がDEEPやパンクラスで3人タイトルマッチをやったんですけど、全員負けたんです。
だから、まだまだですけど時間の問題だとも思うし、結果を出すことはできるっていう自負はあります。
まだ途中なだけで、やるべきことをやって積み上げてきているから、結果がもっと出続ける時期も来るんじゃないかなとは思ってます。
僕自身は全然途上、途中っていう気持ちです。上がって行っている途中だっていう。

――ジムを持った当初、「選手たちには勝負にこだわってほしい」と話をされていたのが印象に残っています。

北岡 そうですね、今はそんな綺麗なレコードじゃないし、まだ力の至らなさを感じるけど、そこに対する思想的な部分は変わっていないです。
選手たちに対しては“絶対勝て”というより、勝利に対して頑張ってくれたら、ベストを尽くしてくれたらそれでいいかなとは思います。

――北岡選手のそうした勝負、勝利にこだわる気持ちというのはデビューの時から一貫してあったものなのでしょうか。

北岡 どうでしょう。どんどん磨かれていったものだと思います。
自分でこんなに長くやって、こんな風になるなんて思っていませんでした。それこそ20代で辞めちゃうぐらいに思ってましたよね。

――それが2000年10月のデビューからちょうど18年、キャリアも20年に及ばんかとしています。

北岡 そうですね、なってしまいますね。
パンクラスを一旦出たのが8年前、2010年の10月だったんですけど、もうその時に30で、もうそろそろ終わりだろうと思っていましたし。

――たしかにそういった種の発言をしていた記憶があります。

北岡 そういうつもりでしたよね。でも翌年青木と戦うことになって、思ったより早くクライマックスが来ちゃったし、まだ好きだし、他にやりたいこともないし、やろうみたいな感じで。
“もうラストスパートかな”みたいな気持ちで、5年前にまたパンクラスに戻るというか20周年興行に出て(13年9月)、その後で徳留(一樹)に負けて(15年11月)、あの時ももうラストスパートぐらいのつもりでしたよね。

――それが今も戦い続けて、先ほど途上・途中という言葉も聞かれました。

北岡 なんか結果的に終わらなくてっていう。ちょうど徳留戦をやる直前にここがなくなるっていう話を聞かされて、その時にふと自分が戻ってここでジムをやるっていうのが降りてきちゃったんです。
“これだ”みたいな。
“これが俺のやるべきことだ”みたいなのが、勝手にビビビみたいな感じですよね(苦笑)。

――ではジムを持ったことがその後の北岡選手のストーリーを続けさせることになったと。

北岡 そうですね、結果的に自分の続編みたいのを作っている状況ですよね。

――現在はどうでしょう、そういった段階を経てまたラストスパートという感じですか?

北岡 ラストスパート感はなくなりました。
でも、ラストスパートだと思っていた時が何回かあったけど、その頃よりも今は速度を上げて走っているっていう自信はあります。
だから面白がってもらっているのかもしれないですよね。
RIZINでは結局3連敗なんだけど、どうやら、また見たいって思われているようですし、それって、そういうスピード感だったり臨場感のおかげなのかなとは思うので、やっぱりそこのところはプロとしては胸を張っていますし、自負はあります。

――でも、まさに「ラストスパートの時より速度を上げている」ではないですが、北岡選手は今もずっとギラギラした感じが無くならないですね。

北岡 ありがとうございます(笑)。
それはメチャメチャあると思います。
もう意地やツッパリです(笑)。
ただ、ここでジムをやって近くで見て、僕の姿勢だったり僕の格闘技に対する姿勢をよいと思ってやってくれている選手たちがいる訳なので、それに対して恥ずかしいことはできないですよね。

――そういった中でデビューから1年で駆け上がってきた7戦7勝の新鋭・武田光司選手を相手に防衛戦を行います。
武田選手の印象を聞かせてください。

北岡 レスリングで培ったスキルやハートがあって、気合いの入った、頑張ることができる選手ですよね。
強いと思います。

――勝つためにキツいことをやる、頑張るというのは北岡選手の信条でもあると思いますがいかがでしょう。

北岡 そういう厳しい、シンドい試合だと思います。
18年やっていようが、1年やっていようが、本当に関係ない。
その時強い奴が勝つものなので。

――北岡選手はこれまでの発言で、一本や判定といった勝ち方にこだわりはない、とにかく勝ちたいと言われてきました。

北岡 それはどこでも変わらないです。何か熱い試合をしようとしているとか、そういう誤解をされている部分がありますけど、そういう気持ちは一切ないです。
僕の勝ちたいっていう執念が勝手に熱いものを作っているだけでしょう。

――勝つのであれば、勝ち方にこだわりはない?

北岡 勝ち方は問わないです。
DEEPのタイトルマッチで5ジャッジだから、3-2でも別に構わないと思うし。

――では、戦いはいつも厳しいものになると楽観視しておらず、今回の武田選手は頑張る選手ですから、なおさらハードな試合となりそうですね。

北岡 いや、すごくシンドい、きわどい試合になるんじゃないですか。

――では、そう思っているからこそしっかり練習してきたし、準備は万端だと。

北岡 はい、そうですね。前回ノックアウトされたのでどうなることかと思いきや、全然問題はなかったです。

――7月RIZINでの敗戦の後は、今後について「ちょっとどうしたものか」というコメントがあったので、気になっていました。

北岡 そうですね、そういう気持ちもありました。
でも、練習したらすぐにケロっとしていました。
試合(=日曜日)の後は水曜まで休んで、木曜日にはもう動いたんじゃないですかね。

――先ほど、かつての心境を表して「ラストスパート」という表現がありましたが、現在を言い表すとどうなりますか?

北岡 さっきも言いましたけど「途上」ですよね。「駆け上がっている」とは言わないですけど、上がっている最中。でも、それこそ、今度の挑戦者は駆け上がっている“つもり”なんじゃないですかね。
けど、どこにも辿り着かないだろ。

――DEEP王座5度目の防衛戦となる今回の試合へ向け、最後に改めて意気込みをお願いします。

北岡 結局DEEPのチャンピオンじゃなくても、“北岡悟”は“北岡悟”で活躍できるとは思うんですけど、僕は「DEEPのチャンピオン」でありたい。DEEPは好きだし、日本の格闘技のここ10数年のあり方を見せてくれている団体だから。 そこは誇張する気はないけど、僕の、だからこそのこだわりです。
(取材・文:長谷川亮)



■大会名:DEEP カーエイドpresents DEEP 86 IMPACT
■日時:10/27(土)
■会場:大田区総合体育館 (東京都)

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2018-10-22 18:35 この記事だけ表示